コンテンツ種別写真動画複数枚｢#PR｣つき投稿 関連投稿国 指定なし日本 スイス 関連都道府県 指定なし 並び替え投稿日順 ライク数順 コメント数順 エンゲージメント率順WATOWA ART AWARD 2023 ファイナリスト作品の紹介 唐來夏帆 「醸成」 キャンバス / 油彩画 / H910 × W730 × D30 (mm) あらゆる情報に溢れた日々の中で、外界と個人の狭間で生まれる感覚と、その感覚を呼び起こす『存在』は果たしてどのくらい重要な情報として扱われているのでしょうか。 例えばふと漂ってくる柔らかな香り、静謐な空気、数秒前まで誰かがいたであろう気配、蓄積されていくぼんやりとした記憶。 子供の頃にはもっと敏感に感じ取っていたはずなのに、大人になるといつの間にか気に留める回数が減り、とりとめのないこととして受け流していきます。かと思えばアウトドアやマインドフルネスなど、昨今人気を博しているアクティビティは意図的に感覚を刺激し意識を内に向ける要素が大きいと感じます。 そう考えると大人になるにつれシンプルに感覚に向き合うことが不要になっていくのではなく、状況によって優先度が下がってしまっているだけでやはり人には感覚を呼び起こす存在が不可欠なのだと思うのです。 そうした『曖昧で触れられない存在』を身近な風景に重ねて描き出すことで、存在そのものの考察と感覚を見つめ直すきっかけの創出を試みています。 今作では記憶と現在とが入り混じっていく様子を表現するために、日常の中で撮り溜めた空と木漏れ日の写真を複数枚重ねてピントの定まらないような画像を作成し、それを元に油彩画に変換する手法を取りました。いくつものレイヤーでイメージは曖昧になり、絵の具を薄く重ねながら具象性が薄れたモチーフを描き出そうとする一連の流れは、記憶の定着と想起の過程そのものにどこか似ているようにも感じました。 大自然の中に身を置くと肩の力が抜けて思考が澄み渡るのと同じように、作品を通して鑑賞者がささやかな心の機微にふと意識が向くきっかけになることを願っています。 作家来歴: 2015 多摩美術大学絵画学科油画専攻 卒業 2015 TARGET展 府中市美術館1階市民ギャラリー 2017〜 グループ展複数 銀座ギャラリーSIACCA 2022 丸善・丸の内アートフェア2022 丸善丸の内4階ギャラリー #ceramicart #contemporaryart #artexhibition #watowaartaward2023 #watowagallery #art #japaneseart #gallery #contemporaryart #asakusa #tokyo #アート #浅草 #アートギャラリー #アートイベント #グループ展 #現代アート #アート好きな人と繋がりたい https://watowagallery.com2024/01/12に公開- 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2023 ファイナリスト作品の紹介 tsumichara 「来島海峡大橋」 キャンバス/ アクリル画 / H1000 × W1000 × D24 (mm) 夜、散歩で訪れた東京タワーが、バーチャル背景に見えたことがあった。スマホからみた月は、リアルな月とはまったくの別物で、幻滅したこともある。リアルな体験をデジタルとの相対で感覚するこの時代、絵画に何ができるだろう。時間と労力をかけて制作する意味は何か。 絵画の物質性を考えたとき「サイズは固有である」という自明だがあまり意識されていない事実に注目し、作品の軸に据えた。つまり、絵画としてフィジカルにつくってしまえば、サイズは永遠に変わらない。仮に鑑賞者の身長を170cmと仮定すると17000cmの作品を作れば、鑑賞者は自分より100倍大きいモノに対峙することとなる。人間は、本能的に自分より大きなモノは怖いと感じるはずだが、スマホをよく見る昨今、デカいものをデカいまま、素直に理解する機会は減っている（映画なんかはその典型でどれだけインパクトのある映像をつくったとしてもスマホの画面で消費される）。なので、サイズに意識を向けさせる行為は、この時代だからこそ意味を成すと考えた。 あらゆる手法が過去の先人に試されている絵画において、マテリアルを含む作品のサイズは、テクノロジーに回収されていない、フィジカルのアクチュアリティ、希少なフロンティアかもしれない。作品がスマホで撮影されアルバムに格納、ピンチアウトされたとしても、作品と触れたときのインパクトは作家がコントロールできる数少ない要素のひとつでもある。 本作は原寸大の来島海峡大橋（*）の一部を1m角のキャンバスに描いている。ホワイトキューブで見られる（せいぜい数メートル離れた位置からしか見ない）としたら、この近距離からは巨大な「橋」と認識できない。100m離れた位置から見たとしても「橋」にはみえない。結局のところ、この絵は何を示し、鑑賞者は何を見ているのか。慣れ親しんだありきたりの橋でさえ、鑑賞する視点を変えるだけで、認識が揺さぶられ、ソノモノには見えなくなる。私たちが普段、いかに一義的な物の見方、認識をしているか。 作家来歴: 2007年3月 筑波大学大学院経営・政策科学研究科（MBA）修士課程修了 グループ展 2023年5月 Evolve Conceptual Art Exhibition 東京都美術館 2023年2月 Meet the 1st NFT COLLECTIVE 瀬戸内リトリート青凪（愛媛） 2022年11月 波の上フェスティバル 波の上うみそら公園（沖縄） 2022年9月 Crypto Art Week Asia 2022 DMM麻布サテライト（東京） 2022年7月 49:51 あかがねミュージアム（愛媛） アートプロジェクト 2023年9月 BANANA SHIBUYA 大和田第一ビル屋上(東京) 2023年2月 AONAGI 1st 瀬戸内リトリート青凪（愛媛） 2023年2月 JOSHUA COLLECTION ヨシュア工房（愛媛） 2022年12月 BANANA X 瀬戸内リトリート青凪（愛媛） 2022年11月 Skateboard PROJECT 一般社団法人日本アーバンスポーツ支援協議会（沖縄） 2022年11月 BANANA OKINAWA GALLERY HENZA（沖縄） 2022年10月 BANANA KYOTO 京都四条半（京都） 2022年9月 BANA NARUTO NFT鳴門美術館（徳島） 2022年8月 BANANA AOMORI 弘前れんが倉庫美術館（青森） 2022年7月 BANANA AKAGANE あかがねミュージアム（愛媛） アートフェア 2022年11月 KAZE PROJECT うるまシマダカラ芸術祭（沖縄） コミッション 2023年8月 パナソニック株式会社（東京） 2021年5月 EKINONEKI（愛媛） 受賞歴 2023年 QUICK Data Design Challenge 2023 ファイナリスト 2021年 SHIBUYA PIXEL ART 2021 ‘優秀賞’ 2020年 SHIBUYA PIXEL ART 2020 'Limited Pixel Art 賞’ #artexhibition #watowaartaward2023 #watowagallery #art #japaneseart #gallery #contemporaryart #asakusa #tokyo #アート #浅草 #アートギャラリー #アートイベント #グループ展 #現代アート #アート好きな人と繋がりたい https://watowagallery.com2024/01/12に公開- 指定なしhttps://www.instagram.com/explore/tags/artexhibition#artexhibitionhttps://www.instagram.com/explore/tags/watowaartaward2023#watowaartaward2023https://www.instagram.com/explore/tags/watowagallery#watowagalleryhttps://www.instagram.com/explore/tags/art#arthttps://www.instagram.com/explore/tags/japaneseart#japanesearthttps://www.instagram.com/explore/tags/gallery#galleryhttps://www.instagram.com/explore/tags/contemporaryart#contemporaryarthttps://www.instagram.com/explore/tags/asakusa#asakusahttps://www.instagram.com/explore/tags/tokyo#tokyohttps://www.instagram.com/explore/tags/アート#アートhttps://www.instagram.com/explore/tags/浅草#浅草https://www.instagram.com/explore/tags/アートギャラリー#アートギャラリーhttps://www.instagram.com/explore/tags/アートイベント#アートイベントhttps://www.instagram.com/explore/tags/グループ展#グループ展https://www.instagram.com/explore/tags/現代アート#現代アートhttps://www.instagram.com/explore/tags/アート好きな人と繋がりたい#アート好きな人と繋がりたい0.56%340WATOWA ART AWARD 2023 ファイナリスト作品の紹介 タブチ トヨアキ 「@arianagrande」 木製パネル / 蝋画 / φ500 (mm) 私は、ロゴマークやキャラクターなどの大衆的な既存のイメージを作品のモチーフにしている。なぜなら、それらがもつイメージの表層や記号としての意味や強度、人の認識の流動性について興味があるからだ。 物事を〈見る〉こと、どう認識するかは、個人の価値観や社会通念などから違いを生み、また、地域や時代によって変化する。 マスメディアやインターネット、SNSなどで様々な情報に触れながら生活している現在、 それをどう解釈するかは人によって異なり 、また、それを拡散させていく段階では、さらに情報の在り方が多様化していく。 そこで、情報の＜正しさ＞とは何だろうか。 ある情報を個人が受け取り、発信することで、〈正しさ〉は無数に存在するかのように広がっていく。その無数の〈正しさ〉の存在は、イメージを認識することも同じではないだろうか。そしてそれは記号の強度に影響する。記号を本来提示されたとおりに正しく認識するときは、記号のもつ強度に繋がるが、正しさが無数にあるときは、記号としての強度は弱くなる。 だが一方で、過多な情報は物事の記号化を進め、よりスピーディに私たちに物事を判断させようとすることで、記号としての強度を強くしている。 記号の強度は流動的であり、それは人の認識のゆらぎに影響を与えているのではないか。 その強度と流動性を捉えることが今を読み解くことであり、制作にとって重要だと感じている。 SNSのプロフィール画像をモチーフにしたのは、そういった記号の摂取と伝播を行っている自分たちの状況を、直接的に表現するためである。 ひとつの画像は、特定のプラットフォーム上で個人のアイコン、〈顔〉として機能しており、そこから様々な情報が発信され、受け取り、共有されている。フォロワー数や共感という数の力や、個人の考えの強さなどがアイコンに強度を与え、一つの世界を形成している。 そのイメージ自体を絵画にすることで、認識の流動性、それがもたらす人との関わりや大衆性について、考察したい。 作家来歴: 2010年 京都精華大学 芸術学部造形学科洋画専攻 卒業 個展 2023年 masqu2 /ie 北海道 2017年 masqu/ギャラリーいのくま亭 京都 2012年 田渕豊明個展/ギャラリー16 京都 グループ展 2013年 科学のあとに詩をかくこと/京都精華大学7号館7-23ギャラリー 京都 2012年 視域/京都精華大学7号館7-23ギャラリー 京都 2010年 掴んだ雲-蓄積による軽さ-/ギャラリー16 京都 DON'T FREEZE/くずはアートギャラリー 大阪 #ceramicart #contemporaryart #artexhibition #watowaartaward2023 #watowagallery #art #japaneseart #gallery #contemporaryart #asakusa #tokyo #アート #浅草 #アートギャラリー #アートイベント #グループ展 #現代アート #アート好きな人と繋がりたい https://watowagallery.com2024/01/12に公開- 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2023 ファイナリスト作品の紹介 山田 慧 「the process of flowing out」 油彩画 H1120 × W1455 (mm) 森や山の中で奏者が楽器を演奏する映像を眺めるのが好きでした。環境の開放感と楽器の音と自然の音が重なり溶け合う様子に魅力を感じ旅に出たような癒しを貰います。この絵は、そこから音に合ったビジュアルが浮かび、描きました。まずハープという自然の音と相性の良い楽器の音を描きたいと思い、ぽろんぽろんと音が流れていくイメージを描きました。森や山で風が吹き、花が咲き、メロディがそれらと共鳴していく様子が思い浮かびました。 絶え間なく響く一音一音が重なり合い美しい色彩を感じたり、カラフルな色がくるくると回ったり、音が風に乗り木綿のように棚引いてどこかへ運ばれていったり、山のもっと奥のほうへ響いたりして朝の森の土と落ち葉の湿った匂いが感じられました。 イメージを放出する過程では、わりかし平面的に描き、森や山をそのままの景色として描くのではなく、ひとつひとつのモチーフに意味を感じさせ、モチーフを並べるようにも見える絵に仕上がりました。 背景のモスグリーンも絵の具をベッタリではなく、オイル多めで伸ばすように塗り、キャンバス地の存在感をある程度残し、山の湿ったようないい香りをイメージしました。サイズも、大きめのキャンバスに描き、その絵の中の空気感を体感できるような絵に仕上げました。 作家来歴: 1998 大阪府生まれ 武蔵野美術大学油絵学科油絵専攻卒業 2018 武蔵野美術大学油絵学科油絵専攻入学 2019 7月 「Tokyo art book fair」(東京都現代美術館、東京) 8月 「Shanhai art book fair 」(上海) 2020 1月「mau mau」(アーツ千代田、東京) 8月 「0.5」(東京) 9月 「Cross Over」 (台湾) 2021 4月「ACT大賞展」(art complex center、東京) 6月 「botanical hometown」(武蔵野美術大学、東京) 11月「botanical hometown mood」(River gallery、東京) 個展「Heater and Mosquitone」(powder room、東京) 2022 1月「外国の朝焼け(仮)」(武蔵野美術大学、東京) 2月 「東京五美術大学連合卒業・修了制作展」(国立新美術館、東京) 3月 武蔵野美術大学油絵学科油絵専攻卒業 「to the future本審査展」(長亭gallery、東京) 10月 個展「Near or Distant place」.(gallery b.tokyo、東京) 2023 1月 2人展「tamagawa has fog」(カミカワハウス、東京) 「芳ばしい香りがする2」アートギャラリーホーム入賞 2月 グループ展「EPIC PAINTERS Vol.11 」(the blank gallery、東京) 3月 FUTONstudio(安川麗とのアートアニメーションユニット)個展 「the quiet rhythm of plants」 (長亭gallery、東京) #ceramicart #contemporaryart #artexhibition #watowaartaward2023 #watowagallery #art #japaneseart #gallery #contemporaryart #asakusa #tokyo #アート #浅草 #アートギャラリー #アートイベント #グループ展 #現代アート #アート好きな人と繋がりたい https://watowagallery.com2024/01/12に公開- 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2023 ファイナリスト作品の紹介 高野勇二 「ウツシカミ」 キャンバス / ソルベントインク転写 / H1500 × W1200 × D40 (mm) YouTubeやInstagramなどのSNSで無限に広がる映像世界、それはスクリーンのなかにもう一つの世界が存在するかのように感じます。 画像生成技術の向上により現実をそのまま映すという写真の機能や信憑性は無くなり写真にたいする概念も変わりました。 これは写真の誕生以来、絵画が抽象化へと進んだ経緯と類似した側面があります。 仮想通貨や仮想空間が生まれ、現実とバーチャルの距離がなくなりつつある現代に、シュミレーション仮説やホォログラフィー原理と言われる問題があります。 これは、この世界は投影されたホログラムであり行為で作られたものであるという仮説です。 孔子が唱えた『胡蝶の夢』や、この世のあらゆるモノや現象は実体がないことを示唆する禅宗の『色即是空空即是色』など、まだコンピュータ技術が無くそれに適した言葉が存在しない時代に昔の思想家が伝えていた事と類似します。 資本主義社会の市場に価値観を合わせ、様々なものが規則正しく整備される社会で、新しいものを創作するには外部からある種のノイズを加えることが一つの方法であろう感じ、虚像とも言える映像の世界から切り取った画像にエラーと言うノイズで対応しようと考えに至った。ヒューマンエラーとは人間の行為によって意図しない結果が起こることを指します。 印刷技術に逆らい、画像として完成したものを壊す理由は規則正しくない汚なさのなかに自律性と生命を感じたからです。 作品はキャンバスに写真を拡大印刷したシートを転写します、メディアに付着したインクを溶かしていくと写真のときに存在した遠近感はなくなり平面的になります。 このプロセスにより彼写体のもつ視覚言語は変容し、浮かび上がるモチーフのイメージが表象します。 以前から遠近法を持たない日本の表現に宗教信仰が関係しているのではないかと考えていた私は画面の平面性に興味を持ち、空間と時間の視点移動という日本の宗教観から現在の画像の捉え方を抽象的に表現しようと活動しています。 また、この作品は押隈や魚拓のように実物の上からキャンバスを当てて写しています。 古くから武士の鍛錬に釣りが行われており、大きな獲物は「討ち取った敵将の首」に見立て魚拓にして藩主に献上されていました。 これは、御霊入れや御霊移しなど「うつす」という行為に特別な意味があったからだと思います。 作品の「ウツシカミ」も写真に映る世界を現実世界に移す儀式的な運動によりできた作品です。 作家来歴: 1984 神奈川県生まれ 2008年 バンタン グラフィックデザイン科 卒業 個展 2021 「不思議な戦慄」アートコンプレックスセンター 東京 グループ展 2023 「y-GenerationⅧ」西武渋谷店 2022 「WATOWA ART AWARD EXHIBITION」WATOWA GALLERY THE BOX TOKYO 2022 「FACE選抜作家小品展」REIJINSHAGALLERY 2022 一般社団法人日本アートテック協会「100人展」 2022 「FACE展 2022」SOMPO美術館 2021 「シェル美術展2021」国立新美術館 入賞歴 2023 「TOKYO FRONTLINE PHOTO AWARD 2023」多和田有希賞 2022 「WATOWA ART AWARD」山峰賞 2021 「FACE2022」入選 2021 「シェル美術賞2021」入選 2020「ACTアート大賞展」最優秀賞 #ceramicart #contemporaryart #artexhibition #watowaartaward2023 #watowagallery #art #japaneseart #gallery #contemporaryart #asakusa #tokyo #アート #浅草 #アートギャラリー #アートイベント #グループ展 #現代アート #アート好きな人と繋がりたい https://watowagallery.com2024/01/12に公開- 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2023 ファイナリスト作品の紹介 森田夏鈴 「米」 ミクストメディア/木製パネル/生機/アクリル絵具/エポキシレジン/米/ H1167 × W910 × D30 (mm) 作家来歴: 1993年 三重県出身 2016年 三重大学教育学部美術教育学科卒業 2020年 「日本文藝アートコンペティション」 奨励賞受賞 2022年 8月「Independent Tokyo 2022」出展 10月 「Monster exhibition 2022」入選 2023年 2月 「New green leaves」（DDDART）下北沢 5月「UP AND COMERS in SHIBUYA SCRAMBLE SQUARE」 （+ARTgallery）渋谷スクランブルスクエア 8月 「Independent Tokyo 2023」出展 9月 「Hello +ART Tokyu Plaza Shibuya」（+ARTgallery）東急プラザ渋谷 10月 「Dalston group exhibition -part5-」（Gallery Dalston）墨田区立川（予定） 日本には、自然を崇拝する「神道」に基づき「八百神の神（やおろずのかみ）」と呼ばれる様に、生物・無機物を問わず万物に霊魂が宿っていると考える「アニミズム」の精神があります。 私が生まれ育った三重県は、「八百万の神」の中心となる「伊勢神宮」があることから、日本書紀に記されている「美し国（うましくに＝満足すべき美しい国）」として、その土地の自然を崇拝し、恵みに感謝する文化が根付いています。また、豊かな自然からもたらされる美食の土地でもあります。 幼少期は、そんな三重県の里山の自然の中で過ごしました。山という大きな存在から、花や木の実、虫や小魚などの小さな存在まで、日常において無意識的にアニミズムの感覚に触れながら遊んでいました。その経験から「生と死と体（物質）」の関係に興味を抱き、作品制作をしています。 特に、私たちの命の源となる「食」という行為に対する興味を強く持っており、食べることや、料理をすることが好きで、現在は「食」を主なテーマとして活動しています。 #ceramicart #contemporaryart #artexhibition #watowaartaward2023 #watowagallery 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2023 ファイナリスト作品の紹介 吉高 ゆうき 「Still Waiting」 彫刻 ミクストメディア / H1455 × W970 × D30 (mm) 私はわたしの中で今までに起こった出来事、思い出、抱いてきた感情、それが本当に起きた事なのか、記憶が曖昧で夢や幻と混同しています。ただ、温かな感情や悲しい気持ち、幸せな記憶は確かにあり、その思いの中で自分は存在しているのだと思いたいです。たとえ不確かな記憶だったとしても、それがいつか消えてしまうものだとしても、少しでも忘れないように形として留めておきたいと思い、アートを通して表現することをしています。 記憶と化石のようなものを意識して表現しています。 記憶というのは、幼い頃から今までの自分の内側にある信じてきた現実、こうであったらいいなという空想や夢の中での出来事。また現実から目を背けたくなるような出来事も含まれます。私にとって記憶の化石とは、日々過ぎていく現実から自分の外側、実感を伴わない現実に埋もれてしまっている、大切にしなければいけない内側の感情のことを指します。いつどんな時に思い出すか分からない、だけど忘れていたとしても心の中に残り続けている記憶の化石が自分自身の内側を表現する事に繋がっています。 作家来歴: 2013 名古屋モード学園 インテリアデザイン学科 卒業 2015 Stockholm Furniture & Light Fair Greenhouse 出展 2017 IFFT/interior lifestyle living TALENTS 出展 2019 DESIGN TOKYO 2019 PLOT LAB 出展 2019 THE FAR EAST ARTS in PARIS 出展 2021 第3回ぎふ美術展 自由表現部門 入選 #ceramicart #contemporaryart #artexhibition #watowaartaward2023 #watowagallery #art #japaneseart #gallery #contemporaryart #asakusa #tokyo #アート #浅草 #アートギャラリー #アートイベント #グループ展 #現代アート #アート好きな人と繋がりたい 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2023 ファイナリスト作品の紹介 佐藤瞳 「DARK・EMPATH」 油彩画 / H1303 × W970 × D25 (mm) 他者と接することで見えてくる負のエネルギーや中に潜んでいる狂気性に興味持ち、それらに影響を受けて制作をしています。 人間はそれぞれ自身の肉体を持っていて触れることができることにより、他者の存在が明確になる。しかし会話をする中で、他者の持っている思想や感情が自分の中に流れ込んでくることにより存在というものが不確かなものになっていく。私自身が影響を受けやすい体質のせいか、自身の持つ思想の中に他者の人格が流れ込み混在すると私ではない像や人格形成が行われそれが憑依することにより新しいイメージが湧いてくる。 自身の深層部分を探りながら他者の精神性を投影することによって浮かび上がる不確かで不気味なイメージを絵の中で構築している。 今回描いた絵は、ジョーダン・ピール監督の「ゲット・アウト」という作品を観てインスピレーションを受けて制作しました。とてつもない凶悪な思想とそれらがもたらす危険性みたいなものがテーマになっていて、この映画の中には自分の核となるようなものをとても感じました。自分自身の持つダークな部分が増幅し、他者の思想そのものが流れ込み支配されていくようなイメージで描きました。 作家来歴: 2023年 創形美術学校 絵画造形専攻 卒業 ＜展示＞ 2021 デザインフェスタvol54 2022 リビエラアートフェア 2022 Gallery美の舎「学生選抜展」 2022 NAAアートギャラリー「在校生&卒業生 作品展」 2023 Gallery美の舎 個展「魑魅魍魎」 ＜受賞歴＞ 2022 Gallery美の舎 優秀賞受賞 #ceramicart #contemporaryart #artexhibition #watowaartaward2023 #watowagallery #art #japaneseart #gallery #contemporaryart #asakusa #tokyo #アート #浅草 #アートギャラリー #アートイベント #グループ展 #現代アート #アート好きな人と繋がりたい https://watowagallery.com2024/01/12に公開- 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2023 ファイナリスト作品の紹介 yoko ichimura 「43.199,140.784_y_202308」 ミクストメディア(アクリル・樹脂・写真プリント） H800 × W860 × D30 (mm) 思い入れのある風景は普遍的なものであってほしいが、月日を経て変化していく。見るもの環境や人生観も反映され、その時々でさまざまな状況を纏いながら変化していく。 この作品は故郷の海の風景である。タイトルの数字は、地理的な場所を示す。私は風景（事実、実存するもの）にその時の個人的、または社会的な出来事によって生まれた心理的な状況を反映させ、風景を再構築し記録するかのように制作している。 地理的な場所は、事実を表す上で重要である。家族や学校の小さな集団から、民族や国といった大きなカテゴライズもそこから始まることから、個人の感情やアイデンテティもその土地から派生するもので形成されていく。その土地の風景は内面を含んでいることにとても興味がある。同じ風景を見ていても、感じることは人によって全く異なることもあり得る。 学生時代から（当時は理由もわからず）風景ばかり描いていた。制作を再開した2021年から、感情を込めずに、記憶にある風景や見た風景（事実、実存するもの）に含まれる内面や社会的状況を投影させ記録するように制作しているが、この作品は、より精神的な内面性を感じられるようにしたかった。 それはある出来事がきっかけである。 今年の春、娘（16歳）が私の故郷に向かった。彼女は年に2回は必ず帰ってゆっくりと寛いでくる。仕事で帰省がままならない私に変わり、容姿も雰囲気も私にそっくりな彼女が父と母に会いに行ってくれていると思うと有難異様な気もする。 彼女が海辺を散歩していた時に見つけたらしい、雪解けで出てきたであろうエゾシカの朽ちた姿。楽しそうに好奇心に溢れた声で電話をしてきた。私は写真を撮ってくるように頼んだ。写真の出来云々ではなく、彼女が、どんな心境でどのような写真を撮ってくるのか興味があったし、共有したかったのだ。 同じ頃、母から癌であるとの知らせがあった。高齢なので世間的には珍しくもない話だが、ショックだった。身近な環境が変化していくことに寂しさも感じた。 この作品は、変わりゆく故郷の風景、失われるつつあるものを、悲観的なだけでなく、脱却や未来へ向かって少しの悲壮感と儚さ、楽しさ、好奇心などプラスの方向の感情を取り入れた。変わりゆくことで得られるものがある。故郷の風景も自身の中でそのように変化をさせていきたいのだ。 作家来歴: 1978年 北海道生まれ 東京都在住 2003年 武蔵野美術大学造形学部油絵学科卒業 大学卒業後は一般企業に就職。2021年より制作を再開。 展示 1999 「011展」KEY Gallery & 青樺画廊/銀座 2000 「011展」KEY Gallery & 青樺画廊/銀座 2001 「011展」ギャラリー青羅/銀座） 2002 「011展」ギャラリーKUBOTA/京橋） 「第1回サッポロ未来展」時計台ギャラリー/札幌 2003 「011展」KEY Gallery & 青樺画廊/銀座 「第2回サッポロ未来展」時計台ギャラリー/札幌 「東京五美術大学卒業制作展」東京都美術館/上野 「第2.1回サッポロ未来展」南幌町 2004 「011展」ギャラリーKUBOTA/京橋 「サッポロ未来展」時計台ギャラリー/札幌 「トーキョーワンダーウォール」東京都現代美術館 2006 「Gelände」ギャラリーアートもりもと/京橋 2022 「Ergo VRサイト」出品 2022 KORERU/大井町 KORERU店舗内に作品設置 2022 「SHIBUYA ART AWARD」代官山ヒルサイドテラス 受賞歴 2004 トーキョーワンダーウォール 入選 2022 SHIBUYA ART AWARD 入選 #ceramicart #contemporaryart #artexhibition #watowaartaward2023 #watowagallery #art #japaneseart #gallery #contemporaryart #asakusa #tokyo #アート #浅草 #アートギャラリー #アートイベント #グループ展 #現代アート #アート好きな人と繋がりたい https://watowagallery.com2024/01/12に公開- 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2023 ファイナリスト作品の紹介 上樂博之 「THE FALL」 写真 /インクジェットプリント/H1189 × W873 (mm) デジタルデータに変換された情報はSNS、インターネットの存在によって広がる。 情報は民主化され誰でも情報が手に入りやすく発信ができるようになった。そのおかげで情報量は増加し、ありとあらゆる新たな情報は次々と降り注いでくる。情報は肥大しメタボリック化が進み高速で溢れ続け僕たちは情報の滝に打たれているように思えてきた。その中で僕たちは情報を選別し選別させられ、情報に鍛えられている。情報の滝修行のごとく。 ビルの窓がどこまでも連なる様はそれ自体が情報を具現化した形に見え、建築物、街の形状は情報のアイコンに思えてくる。 情報は絶えず新しい情報を求めて情報は情報の中に埋もれていく。 新しく生まれるビルや建築物。それまでそこに立っていた建築物の形状や存在は日々曖昧な記憶になり記憶は新たな情報の中に埋もれていく。 曖昧になる記憶の中の形と忘れていく存在、情報に上書きされていく記憶。 記憶はよく、薄れるとか言うけれど、薄れるではなく埋もれていくイメージが今の世の中にはあっているように思える。薄れていくゆったりとした時間を感じる間も無く街は拡張を続けていく。 日常的な街の風景、印象的だった街の形状はなぜ思い出せなくなるのか。イメージの中、輪郭さえはっきり思い出せない。僕たちの住んでいる街はずっと仮装空間なんだと思う。 作家来歴: 岐阜県立可児工業高等学校 卒業 2016年 第４回 New nature photo award 佳作 2019年 かがわ山並み芸術祭 出展 （香川県） 2020年 宇フォーラム美術館 個展 （東京都） Monster Exhibition2020 出展 （東京都） 高松塩江美術館 グループ展 （香川県） 2021年 第３回枕崎国際芸術展 入選 2022年 櫻ギャラリー グループ展 （徳島県） 高松市塩江美術館 グループ展 （香川県） #ceramicart #contemporaryart #artexhibition #watowaartaward2023 #watowagallery #art #japaneseart #gallery #contemporaryart #asakusa #tokyo #アート #浅草 #アートギャラリー #アートイベント #グループ展 #現代アート #アート好きな人と繋がりたい https://watowagallery.com2024/01/12に公開- 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2023 ファイナリスト作品の紹介 「空蝉」 写真 スローシャッター アルミ複合板 IJシート貼り迄 グロスラミ H1300 × W866 × D3 (mm) 4枚 H1300 × W642 × D3 (mm) 1枚 空蝉【この世に生きる人】 淡雪のように朧に存在する寿命は刻々と溶けていく。それらは可視化できず、私たちは日々を過ごす。しかしもし、消え行く生命力と見ることができたなら、それはどのような形や 色をしているだろう。どのように生命力は体から放出していくのだろう。霧のように空に昇華していくモノなのか、それとも氷のように液体となり地面に流れていくモノなのか。私はそれらを捉えることに試みた。シャッタースピードを1秒に設定する事で点として切り取られていた時間を面として捉えることによって生命の不確かな残像を可視化できると考える。 1秒という限られた時間から異なる情景が生まれる。 ある一枚は豪雨のように激しく、または水面のように静寂である。情景が異なる作品は、四季の如く個々に個性を持ち、それらは移ろい行き、紡がれていく。 放出される生命力は動作の輪郭に沿うように揺らぎ、縺れ、溶けていく。生命の消失に抗うことはできないが、その中で意味のある人生を生きることは私たちに与えられた貴重な機会である。生命の不確かな残像の輝きは、寿命が刻々と溶けていく現実を受け入れながら、自分の人生を豊かにすることができる結晶である。それらの美しさを伝えることで鑑賞者の深い感情を呼び起こすことができると考える。 また、色調は媒体によって変色する。 色は作品とレンズの距離によって色変わりしていき、肉眼では認知することはできない色をレンズと通すことで認識する。 人や時間という不可逆的な複雑さと儚さ。脆さや強さ。リアリティーとイマジナリーが矛盾した平面空間が鑑賞者の心に触れる。人の生命の美しさ凍結した作品である。 作家来歴: 2022 3月 多摩美術大学環境デザイン学科卒業 2023 University of the Arts London Graduate Diploma Fine Art合格 9月入学予定 【受賞歴】 2022多摩美術大学優秀作品卒業制作選抜 2022多摩美術大学最優秀卒業制作学内展示選抜 2022多摩美術大学卒業制作最優秀作品web掲載 2022近代建築6月号別冊 全国123大学建築系卒業設計優秀作品150選 掲載 【出展歴】 2023グループ展 ’’そぞろ’’ Gallery33 東京 2023「茶菓円山」京都 2022「多摩美術大学環境デザイン学科卒業制作展」横浜赤レンガ倉庫 2022「多摩美術大学卒業制作展・大学院修了制作展2022」多摩美術大学 2018九州産業大学九州高校デザイン学科卒業制作展展示 【コンセプト】 幼少期から現在に至るまで続けてきたサーフィンで、海を通して自然と向き合う時間が多く、私の生活、作品作りの考えの中心にはいつも自然があった。足を運べる限り世界の海や自然を見て触れ、その地で呼吸し、それらの存在を体感してきた。私の心の中に生きる自然があり、空間がある。 その内なる自然と、現在自身が触れて感じている自然との調和、両立を図ること。それが私にとっての芸術表現であると考えている。 #ceramicart #contemporaryart #artexhibition #watowaartaward2023 #watowagallery #art #japaneseart #gallery #contemporaryart #asakusa #tokyo #アート #浅草 #アートギャラリー #アートイベント #グループ展 #現代アート #アート好きな人と繋がりたい https://watowagallery.com2024/01/12に公開- 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2023 ファイナリスト作品の紹介 せきぐちうしお 「自画像」 ミクストメディア/シリコンによる立体作品/H980 × W960 × D60 (mm) 咀嚼や嚥下をテーマにした歯型などの身体の痕跡を残す表現を、立体と平面を中心に様々なアプローチで制作しています。 食道アカラシアという嚥下が困難になる難病を患い、健康な時にはほとんど無意識に行ってきた咀嚼や嚥下が阻害された影響から、それまで楽しみとして行ってきた食事が非常に苦痛なものになりました。そのせいで咀嚼と嚥下はある意味リハビリやトレーニングのようなものになってしまい、言う事を聞かない肉体と付き合っていく中で、意識が肉体に対して絶対的に優勢であると傲慢にも思っていた事に気づく事になり、その経験が今までの肉体を通して感じる感覚と全く違うものとして自身の中に記憶されました。 昭和、平成と幼い頃から飽食の時代を生きてきた中で、病という予想外のアクシデントを経験したことで、自分の内側にある臓器という命を維持する機能にあらためて注目し、咀嚼と嚥下という当たり前のように行っている習慣が実は命を繋いでいるという根本的なことを認識するとともに、この世の仮初の住処である肉体と意識のつながりを探る方法を模索することが私の作品の原点となっています。 1979年 埼玉県越谷市生まれ 2004年 多摩美術大学 絵画学科版画専攻 卒業 2006年 多摩美術大学 大学院美術研究科絵画学科版画研究 修了 2004年 木版画１００年展アンデパンダン展（名古屋市美術館） 第１０回鹿沼市立川上澄夫美術館木版画大賞展 入選 第７２回 版画協会展 入選（東京都美術館） 第３回 福光棟方記念国際版画展 入選（福井県立福光美術館） 2005年 第３回 山本鼎版画大賞展 入選（上田市立美術館） 第１０回 浜松市美術館版画大賞展 入選（浜松市美術館） 全国大学版画展 買い上げ賞受賞（町田市立版画美術館） 2006年 第１４回プリンツ２１グランプリ展 新日本造形賞受賞 2007年 鹿沼市立川上澄夫美術館木版画大賞展 準大賞受賞 福光棟方記念国際版画大賞展 準大賞受賞 （福井県立福光美術館） 2008年 USHIO SEKIGUCHI EXHIBITION （MOTT gallery） analytic limits RED (MOTT gallery) TEMPTATION OF RIQUID AGE part1 (AISHO MIURA gallery) 第５回池田満寿夫記念芸術賞 入選 第７６回 版画協会展 準会員推挙 （東京都美術館） 第４回 山本鼎版画大賞展 入選（上田市立美術館） ７seasons展 （銀座 ギャラリー 青羅） 2009年 関口潮 新作展 （AISHO MIURA gallery） 「IDENTITY」LONDON&TOKYO (AISHO MIURA gallery) 挑戦する表現者たち展 （名古屋松坂屋画廊） 2010年 Print Composition展 多摩美術大学版画の４０年展（多摩美術大学美術館） 2011-2018年までKAMISM株式会社で壁画、水墨画の技術を習得。数々の大型作品を手掛ける。 2017年 第１０回高知国際版画トリエンナーレ展 入選（いの町紙の博物館） 2018年 FEI PRINT AWARD 入選 (FEI ART MUSEUM YOKOHAMA) 2019年 アートオリンピア２０１９年展 入選（神奈川県人間国宝美術館） 2020年 シェル美術賞 入選 （六本木 国立新美術館） Multigeneration Square/交錯する世代、対峙する絵画（銀座 藍画廊） ＜収蔵＞ 町田市立版画美術館 多摩美術大学美術館 鹿沼市立川上澄夫美術館 福光美術館 #ceramicart #contemporaryart #artexhibition #watowaartaward2023 #watowagallery #art #japaneseart #gallery #contemporaryart #asakusa #tokyo #アート #浅草 #アートギャラリー #アートイベント #グループ展 #現代アート #アート好きな人と繋がりたい https://watowagallery.com2024/01/12に公開- 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2023 ファイナリスト作品の紹介 はるたさら 「Princess Weaving the Stream」 パネルに白亜地/ピグメント/アクリル/色鉛筆/金箔 H1167 × W727 × D30 (mm) 絵画は「妖精」たちとの邂逅の場である。「妖精」とは西洋のいわゆるフェアリーではなくより多義的な存在であり、日本人が山野に見出してきた祖霊や精霊の姿である。また、アンリ・コルバンのいうイマジナル概念でもあり、我々の意識の深層にすむ原型像でもある。私は「妖精」たちと出会うため、また彼らの姿を見たいがために絵画を描き、彼らの安寧の地を画中界として顕現させる。 アンリ・コルバンは「イマジナル概念」を質料のない世界に実在するものだと考えており、現実世界の方こそそれらの影であるとする。「天使」とも呼ばれるこの存在は我々のいる次元とは異なる位相に確かに実在しており、それは私が「妖精」について考える実在性と同じである。「妖精」たちは、「妖精の世界」という空想世界に棲んでおり、それは人類の空想する異界だといえる。 さらに、それらを遡ると人類の最も根源的な知覚領域＝神の領域に到達する。つまり、絵画は神の片鱗にふれるために描かれてきたといえる。私はその片鱗に少しでもふれるため、集合的無意識の深層と表層の中間地帯に漂う「妖精」をとらえ結晶化し、できるだけ多くの「妖精」を可視化したいと考えている。 そのためには、「妖精」を画中によびこむ儀式として、シュルレアリスムで重要になるような偶然性が必要となる。様々な画材、特にピグメントを粒子として用いながら、絵画にコントロール不可能な未知の作用を呼び込むことで、この偶然性はもたらされる。これによって、画中の深層から妖精の姿が浮かび上がるのだ。私はそれらを慎重にとらえることで「妖精」を結晶化し絵画に永遠にとどめることができる。 岩絵の具や石膏の粒子、色鉛筆のつぶといった”ピグメント”によってもたらされる不可思議な色彩や模様は、まるで太古の昔から自然界に存在していたかのようだ。私が画中をじっと見つめるにつれ、絵具のしみや描画層の重なりが、何かの生き物の姿にみえてくることがある。それらが蠢いているかのような、ほとばしる躍動を感じることすらあるのだ。わたしはそれらをすこしだけ象ることで、絵の向こう側からあらわれる「妖精」と邂逅することができる。 《Princess Weaving the Stream》という作品は、そうした方法によって「妖精」が象られた作品である。私ははじめ、膠と石膏によってつくられた真っ白な地のうえに顔料をこぼしたり、蜜蝋を塗ったりしながらそれがあらわれるのを待っていた。やがて標（しるべ）のような光がみえたので、いつも一緒に遊んでいる妖精のひとりを黒と緑で描きはじめた。黒と緑の少女は森のなかにすんでおり、私が子どもの頃からときどきあらわれては消える存在だった。彼女を描くにつれて色彩や層が複雑になり、左右に二柱の脇侍のような女神があらわれた。やがて彼女の姿がただの少女ではなく、貴神の分神であるともいえる「せおりつひめ」という神霊のように感じられたので、彼女の右手に貴神の剣をもたせた。 作家来歴: 2023 東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程美術研究領域（油画）専攻修了 2019 東京藝術大学大学院美術研究科修士課程絵画（油画）専攻修了 2017 東京藝術大学絵画科油画専攻 卒業 1993 愛知県瀬戸市生まれ Exhibition 2023 藝大神話 GEISHIN／藝大アートプラザ／上野 2022 東京藝術大学博士審査展／東京藝術大学美術館／上野 2022 コミテコルベールアワード2022／東京藝術大学美術館／上野 2022 絵画の筑波賞展2022／スタジオ’Ｓ／茨城県 2021 Young Artists’ Show 2021／GalleryA8T／仙台 2020 神山財団 第六回卒業成果展（受賞作品）／AXIS Gallery／六本木 佐藤美術館 第29回奨学生美術展／佐藤美術館／新宿 2019 第67回東京藝術大学卒業・修了作品展／東京藝術大学／上野 神山財団 第五回卒業成果展／FEI ART MUSEUM YOKOHAMA／横浜 小さな絵画展／藝大アートプラザ／上野 オルタナペイント／電気文化会館／名古屋 4clover 展／銀座スルガ台画廊／銀座 2018 第52回レスポワール展／銀座スルガ台画廊／銀座 call feeling/trappis&cookie／スローギャラリー／国分寺 Award 2017 2074、夢の世界／東京藝術大学美術館／上野 TUASUKI／新宿眼科画廊／新宿 2016 乙女展／Gallery 子の星／代官山 2015 空中にて／アーツ千代田 3331／秋葉原 Award 2019 修了作品・帝京大学買い上げ賞 公益財団法人佐藤国際文化育英財団 佐藤美術館奨学生 神山財団第五回卒業成果展 「優秀賞」 2017 台東区長賞、O氏記念賞 神山財団芸術支援プログラム 奨学第4期生2024/01/12に公開- 指定なし1.2%730WATOWA ART AWARD 2023 ファイナリスト作品の紹介 KENTA TODA 「sin」 吊り込み式スニーカー/ H663 × W512 × D240 (mm) これはスニーカーをアートの文脈に持ち込むための試験的な作品です。 トレーナーやTシャツ、バックパック、ソックス、ストリートブランドのショッパーなど、スニーカーの文化的な価値を高める中でその補佐として重要な役割を担ってきたストリートカルチャーのアイテムを分解して一足のスニーカーを製作しました。 ただし、これをスニーカーが本来置かれる水平方向にディスプレイしたままでは、ただのハンドメイドスニーカーでしかありません。アートとしてプレゼンテーションされることをあからさまに表現するため、水平方向ではなく額縁に入れて垂直にディスプレイし、伝統的な平面作品と同じようにディスプレイされることで、このスニーカーの持つ意味を融解し、鑑賞者の中で一時の混乱をもたらします。 前述したストリートアイテムから抽出されたパーツは糸も剥き出しで荒々しく縫製され、誰も気に留めることがない服の内側にあるタグも剥き出しの状態です。この暴力的な印象とアスレチックスニーカーとしてのデザイン意匠の間にスニーカーカルチャーがこれまで築き上げてきたものの功罪や疲弊を表現しています。 あらゆるブランドアイテムを引き裂き、盗用しながら制作したこの作品自体に感じる私の内的な罪と、この作品自体が存在する所以としての外的な罪を同時に体感していただければ嬉しいです。 作家来歴: 1996年 兵庫県生まれ 2019年 関西学院大学国際学部 卒業 芸術教育や専門学校のバックグラウンドを持たず、独学でスニーカーの製作技術を学び、2022年からインディペンデントシューズメイカーとして東京を拠点に活動。オートクチュール型のスニーカーを製作し、広告や映像作品の美術としても数々のスニーカーを提供。非常にハイコンテキストな基準で作品が評価され、一部の人間にしか価値が判断できないスニーカーカルチャーとアートシーンの構造的な類似性に着目し、スニーカーを新たな作品メディア/フォーマットとしてアートシーンに持ち込むことで、コモディティとマーケティングの世界からの脱出を目指す。形状、機能、素材、流通、製作手法、使用方法など、多様な側面からスニーカーを脱構築することで、資本主義と大衆文化の象徴としてのスニーカーに内在し、我々の生活を薄く支配する文化的な記号、意味を問い直す。また、Virgil Ablohが実践したプロダクトのオープンソース化を継承すべく、スニーカーの二次創作および企業ロゴの脱商標化を推奨。スニーカー専門誌「SHOES MASTER」のライターも務める。 グループ展 2023年 「100Sneakers100newMakers 2023”Journey”展」東急ハンズ、東京 2023年 「自然とアートがたなびく展 環 -Cycle-」北千住マルイ、東京 #ceramicart #contemporaryart #artexhibition #watowaartaward2023 #watowagallery #art #japaneseart #gallery #contemporaryart #asakusa #tokyo #アート #浅草 #アートギャラリー #アートイベント #グループ展 #現代アート #アート好きな人と繋がりたい https://watowagallery.com2024/01/08に公開- 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2023 ファイナリスト作品の紹介 森島善則 「unreality flows」 写真印刷/ H1030mm×W728mm×D40mm 私は都会の川沿いを歩き川の表層、「光の反射する水面」写真を撮る。 現実の川の表層には葉や木の枝、花びらから、ゴミ袋やチリ、泡まで浮かび人々の生活用水によって濁った色が漂い流れている。 山から流れる透き通った美しい湧き水の川と違い、都会の河川は透過しない濁った水によって多のモノを反射する。 河川を覗き込むと虚像できあがったさまざまな色のカタチ作るモノの線や面が歪んで見える。空、高層ビル、植物、街並みを彩る赤、青、黄、緑、オレンジなどさまざまな色彩の質と量が歪み、カラフルな補色は感覚的に美しい「何か」を創り出す。 虚像として実像を歪めその歪んだカタチや色の重なりは表層で揺らめき決して混ざる事はない。離れて鑑賞しても近くで観察しても、抽象絵画のように描かれ、写真でしか描くことのできない瞬間を切り取る。 脇道にある街灯の柱に陽の光が反射し水面に１本の光線が映り、川底まで届くかのように流れと共にくねくねと曲がり、透過しながら揺らいで沈んでいく。 その「何か」の世界はリアルに存在しているが、私が見つめる流れる世界は、水面を境に特別でむかし描いていた絵画の色使いの快楽と90 年代後半に眺めていた名前の知らない実験映像の一場面を思い出す。 作品について 作品には合成や加工は加えず、「光の反射する水面」を切り取った写真作品となっている。 作家来歴: 1983. 京都府出身 2008. 京都精華大学 ビジュアルコミュニケーションデザイン学科卒業 展覧会/ exhibition 2019. 4月 写真展 水面のヴィジョン-Visions from water reflection- [ANEWAL Gallery] [KG＋2019参加展] 2022. 11月 インスタレーション「やぎの停留所」[みかのはら～と] 2023. 3月 写真展 ”unreality flows” [galleryMain] 8月 Independent Tokyo 2023 記事掲載 2023. artscape4月号 https://artscape.jp/report/review/10184045_1735.html 大学在籍中に広告写真の勉強を始め、卒業後大阪の写真スタジオでアシスタントを勤める。2009年よりフリーランスフォグラファーとして仕事を始め、ファッション、food、企業イメージ、イベントなど幅広く撮影。また大学の友人やアートディレクターと共に、社会における芸術・デザイン・文化活動のプロデュースを行う。 2018年ごろから写真家としても作品をつくり始める。自然や都市にある水をモチーフした作品などを制作しています。 現在は京都、奈良周辺で社会福祉とアートに関わる仕事を行い、写真以外の現代アートの手法や伝統工芸を身近におき、新しい何かを試行錯誤している。 #ceramicart #contemporaryart #artexhibition #watowaartaward2023 #watowagallery #art #japaneseart #gallery #contemporaryart #asakusa #tokyo #アート #浅草 #アートギャラリー #アートイベント #グループ展 #現代アート #アート好きな人と繋がりたい https://watowagallery.com2024/01/08に公開- 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2023 ファイナリスト作品の紹介 Embeli Lea 「142106_thrown」 ミックスメディア画/油絵具、アクリル絵の具、デジタルプリント / H550 × W910 × D40 (mm) 女性像は歴史の中で何度も解体され、再構築されてきた。 新しいメディアが誕生するたびに、このようなことが起きている。フェミニズムは、こうした新しい現実や新たな課題に適応することを余儀なくされ、サイバースペースにおける不平等に対処するサイバー・フェミニズムの台頭を見た。 最近では、サイバー・フェミニズムの子孫として、現在の現実を扱うゼノ・フェミニズムが誕生し、ジェンダーの概念が解体され、再構築されつつある。 私たちは、ジェンダーや人種、その他現代の社会的構成要素から自由を得るために、人間を改造し、変容させるためにテクノロジーが使われているのを目の当たりにしている。 AIが広く利用されるようになったことで、私たちは新しい女性像を目にするようになり、それは非知覚的な存在の目を通したものであるため、客観的であるべきだという印象を私たちに与えている。 しかし、この存在は人間が管理する既存のデータベースに基づいて訓練されているため、女性やジェンダー全般を取り巻く偏見から作られたイメージを私たちに与えている。 これは、現実なのか、それともシミュラクルなのか、つまり、テクノロジー業界をリードする人々が認識する女性の姿に置き換えているのではないかという疑問をもたらす。 生成された画像がデータベース内で混同された場合、部分的に架空の資料に基づく画像はシミュレーションになってしまうのか？そして最後に、これは今日の社会で女性がどのように見られているかにどう影響するのだろうか？ 作家来歴: 1994年セルビアのパンチェヴォ生まれ。2017年にベオグラード藝術大学応用芸術学部応用絵画学科を卒業、2018年に修士課程を修了。 教育・科学・技術開発省とセルビアの若い才能のための財団より奨学金を授与される。学業成績優秀者に贈られる アレクサンダル・トマシェヴィッチ賞、応用絵画分野の ULUPUDS賞、若手アーティストに贈られるヴチュコヴィッチ賞を受賞。 2021年、文部科学省の奨学金を得て、東京藝術大学油画研究科に研究生として留学し、2023 年に2 度目の修士 課程に進む。 絵画のほか、2016年からは「Zavod」や「Kreativni centar」、フランスの出版社「Fleurus」などで本の挿絵を手がける。また、セルビアのToBlink StudiosやポーランドのAnimoon Studiosなどのスタジオでキャラクターデザイナーやコンセプトアーティストとしてアニメーションの仕事にも携わる。 また、2019年から2020年まで、ベオグラードの応用芸術学部で絵画技法のティーチングアシスタントを務めた。 主な展覧会 : 2017年「This changes everything」、ニシュ・アート・ファウンデーション、ニシュ、セルビア 2018年「Festum」、学生文化センター、ベオグラード、セルビア 2019年「Out of touch」 個展、Ostavinska ギャラリー、ベオグラード、セルビア 2020年「私的価値」スイスレジ デンス、ベオグラード、セルビア 、「芸術の秋ビエンナーレ」ソンボ ル(セルビア)、「どう思う？」個展、X Vitaminギャラリー、ベオグラード、セルビア 2021 年「第 51 回芸 術サロン」国立美術館、パンチェヴ ォ、セルビア 2023 年「どこにいて も、そこが家」JR 上野ギャラリー、 東京、「未来展」日動画 廊、東京 #ceramicart #contemporaryart #artexhibition #watowaartaward2023 #watowagallery #art #japaneseart #gallery #contemporaryart #asakusa #tokyo #アート #浅草 #アートギャラリー #アートイベント #グループ展 #現代アート #アート好きな人と繋がりたい https://watowagallery.com2024/01/08に公開- 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2023 ファイナリスト作品の紹介 島内 秀幸「filtration」 写真 / 漂白 / H594 × W841 × D2（mm） 私はこれまで資本主義社会の中で溢れてしまった無数のイメージを対象に制作してきました。 主に、道路などに廃棄されている新聞紙やチラシといった印刷物に記載されている写真、街やオンライン、SNSなどで目に入る消費活動を目的とした広告写真のイメージを転用し、それらの表面を物理的に手作業で漂白し消去する事により、個とメディア、またそれに付随する写真との関係性を捉え直す事をテーマにしています。今作はその制作を発展させた作品です。 提出作品は、これまで数年間漂白によって表面を剥離させて立体となったモノ、つまり広告としての意味伝達といった機能性や情報価値を失ってしまった元イメージたちの群れを集めて、スキャニングにより別のイメージに変換した写真作品です。 この変換によって、元の印刷物や広告に対する漂白の純度が最も高くなるとすれば、資本主義の脆い身体を写真化したと言えるのではないでしょうか。 作家来歴: 1985年佐賀県生まれ。 グラフィックデザイナーとして活動後、2019年より写真を素材に制作を開始。 受賞歴 2022 TOKYO FRONTLINE PHOTO AWARD 港千尋氏と小山泰介氏から審査員賞 主な展示 2024 Missing link (syndicate、香川) 2023 引き裂かれた幻影 (HECTARE GALLERY、東京) 2023 亡霊のジレンマ (229 GALLERY、東京) 2023 コートヤードHIROO 2023 META FAIR #2 (ソノ アイダ#新有楽町、東京) 2022 I count three bodies (ソノ アイダ#新有楽町、東京) 2020 I Never Read, Art Book Fair Basel (シャウラガー美術館、スイス) #ceramicart #contemporaryart #artexhibition #watowaartaward2023 #watowagallery #art #japaneseart #gallery #contemporaryart #asakusa #tokyo #アート #浅草 #アートギャラリー #アートイベント #グループ展 #現代アート #アート好きな人と繋がりたい https://watowagallery.com2024/01/08に公開- 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ART AWARD 2023 ファイナリスト作品の紹介 Andrew Weir 「You'd Better Hold Onto Chekhov's Gun, She Said, You Never Know When You Might Need It」 Mixed Media on canvas /アクリル画 H1200 × W1000 × D40 (mm) チェーホフの銃は演劇の法則で、ストーリー又は演劇中の小さな事が全体的な物語に貢献するということが、絵画において全てのマーク、印が全体に貢献しているという所と通じる所からきています。普段の私の作品は様々な色を使っています。 しかし、この作品に関しては黒、白、ピンクの系統に狭めることで自分自身への挑戦としました。狭まった色の幅の中で違った素材を使用することは本当に楽しいものでした。また、描画(インクブロットで描いたゴッホの椅子や北斎の百合)の側面、活版(typography)、その周りの純粋な抽象画とのバランスを見つけ出す作業はとても興味深いものでした。 私の作品へのアプローチは私が住んできた国(スコットランド、オランダ、日本、ハンガリー、ドイツ)に影響されています。2005年以降、英語を第一言語としない国に住んできました。何が書かれているのか、話されているのか(少なくとも住み始めた当初は)分からない街に住んだ経験が私の絵に反映されています。具象と抽象、知っていることと知らないこと、の相互作用を作り出すことを楽しんでいます。 記号(言語、神話の象徴等)とそこに含まれる多様な意味の関係は素晴らしいと思います。人間が創り出し、修正し、忘れてしまうこれらのコミュニケーションシステムは儚いものです。個々の言葉は使用者により、本来の意味を失い、意味が変わり、他の意味を持ちえます。全ての言語は消滅し、発見され、また創り出されます。 昔はタブーだったり斬新だった記号がそうでなくなる。これらの相反する、変化する思想は私にとって混乱、ユーモア、幸せを感じるところです。私の作品はこの感覚を共有するための方法の一つで、伝統とコンテンポラリーを混ぜた手法を用いながら、レイヤー、モチーフ、物体、文字を重ねてインパクトのある、生き生きとしたものを作りたいと思っています。 私は普段、私の作品の説明をすることは積極的に行いません。私ができる最も重要なことは作品そのものへ最善のものを入れ込むプロセスだと思っています。もしかしたら芸術の本当の価値や意味は受け手側の頭の中にあるのかもしれません。 作家来歴: スコットランド生まれ。スコットランド アバディーンにある2003年グレイズスクール オブアート(ロバートゴードン大学)にてBA (Hons)を修め卒業。学位の一環として マーストリヒト ファインアート大学(オランダ)でも学位を修める。 2017年、フルタイムのアーティストとして活動することを決意。欧州、オーストラリ ア、アジア、北米のギャラリー・展示会にて作品を展示、世界各地のコレクターに販 売している。 オランダ、ハンガリー、ドイツに住んだ後、2023年1月より日本へ移住、東京にスタ ジオを構え、アーティストとしての活動を続けている。 出展歴: 2023年3月 韓国 プサン BAMA Busanにてグループ展示 2022年5月 香港 Art Central Hong Kongにてソロブース展示 2022年3月 アメリカ ニューヨーク Affordable Art Fairにてグループ展示 2021年11月 スイス ローザンヌ MARUtCHA まる茶 thé japonaisにて 浮世 絵にインスパイアされた’landed’シリーズをソロ展示 2020年9月 アメリカ アイダホ州ケチャム The Gail Severn Galleryにてソロ エキシビジョン"An Arduous Study on Happiness"実施 2019年4月 韓国ソウル Jinsan Museumにてソロエキシビジョン'Hidden Stories'実施 2018年4月 ドイツ ベルリン Geo Art Galerieにてソロエキシビジョ ン’Agnostic Forms’実施 #ceramicart #contemporaryart #artexhibition #watowaartaward2023 #watowagallery #art #japaneseart #gallery #contemporaryart #asakusa #tokyo #アート #浅草 #アートギャラリー #アートイベント #グループ展 #現代アート 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2023 ファイナリスト作品の紹介 伊藤夏葉 「波 WAVE」 染色/墨流し H803 × W652 × D30 (mm) 着物の染色技法（主に「型染め」と「墨流し」）を用い工芸作品という枠から出て美術作品を制作しています。 着物の型染め用の型紙が美術作品に使用された例では尾形光琳（1658～1716年）の代表作である国宝「燕子花かきつばた図屏風」などが挙げられます。 今回の作品は「墨流し」という技法で、起源は平安時代の王朝貴族の遊戯だと言われています。川の水面に墨をおとし、川の流れによってつくり出される偶然の模様を楽しんだ所から派生したと考えられています。 江戸時代中期の浮世絵師・鈴木春信（1725-70）も墨流しを背景に用いる作品を作っています。 背景として使用するのではなく、墨流しという技法そのものに焦点をあて水の性質や流れを写し出した作品です。 作家来歴: 24歳で染色工房「藤本染工芸」䛾藤本義和氏を師事。型染めを学ぶ。 【カタコト䛾会】という染織団体に所属し、着物䛾染色技法である「型染め」・「墨流 し」を軸に着物、帯、タペストリーなど䛾作品を発表し続けている。 2023年から染色作家 福本潮子氏や竹工芸四代田辺竹雲斎氏䛾作品䛾影響を 受け日本䛾染色技法を用いたアート作品䛾発表を始める。 『グループ展』 2018 「カタコト䛾会展」 東京松屋 2019 「カタコト䛾会展」 東京松屋 2020 「カタコト䛾会展」 東京松屋 2021 「カタコト䛾会展」 東京松屋 2022 「カタコト䛾会展」 東京松屋 2023.2 「japonesque」ドイツ文化会館 2023.6 「砂漠䛾水アートプロジェクト 0→1」東銀座クイントビル 『受賞歴』 2011〔日本伝統的工芸展〕入選 2013〔世界蘭展 工芸部門〕入選 #ceramicart #contemporaryart #artexhibition #watowaartaward2023 #watowagallery #art #japaneseart #gallery #contemporaryart #asakusa #tokyo #アート #浅草 #アートギャラリー #アートイベント #グループ展 #現代アート #アート好きな人と繋がりたい 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2023 ファイナリスト作品の紹介 MIRANDA YOKOTA 「MADRAS NIGHT!!」 ミクストメディア/アクリル、メディウム、エアブラシ SIZE:H803 × W652 D30 (mm) この作品を描いたきっかけは、コロナ禍で世間が分断されて人との繋がりが希薄になり、事件性があるから挨拶禁止をする地域もあったり、たとえコロナ禍じゃなかったとしてもSNSで繋がっているから勝手に会ってる気がするから繋がっているという錯覚が多くうまれた世の中になっているなぁという事をふと感じた時に描き出した作品です。私が作品を作るスタイルとしては、今自分がリアルに感じている感情や考え、願望を絵に描き出すといった日記のような感覚で描くことが主となります。 この作品の意味は、人とのつながりの構築はとても難しく、突然切れてしまうこと、意図的に切ってしまうこと、希薄になり切れてしまっているような状態になる事など簡単に繋がりは切れてしまうほどつながりというのは難しい。そしてもろい。しかし人間は人との繋がりの中でしか生きていけないので、より大切にしなければならないという思いを持つことが生きてく上で重要であるという事がおおまかな意味である。 作家来歴: 2019 中央大学、文学部人文社会学科東洋史学専攻卒業。纏足を研究。 【個展】 2021 “IGNORANCE IS BRISS” 中目黒MDP ギャラリー “IGNORANCE IS BRISS” 鎌倉MDPギャラリー 2020 “OR x TWELVE ARTISTS ×OTAQUEST+DA.YO.NE” 渋谷OR Tokyo 2019 “POP UP” 渋谷PENTHOUSE 2019 "The FACTORY TOKYO 4th anniversary” ライブペイント、The FACTORY TOKYO 2019 六本木PULPLISM にて個展 2018 “FOCUS” ライブペイント、渋谷HARLEM 2018 “世にも奇妙なMI乱DAレコード” サナギ新宿 【グループ展】 2023 赤塚不二夫コラボ展『コラボしたのだ‼展～赤塚マンガは自由のココロ～』中目黒MDPギャラリー 2022 ”横浜市主催ミナトのアート” あまねギャラリー 2020 “COVID-19 ART PROJECT” 世界の17人によるコロナのアート企画、HYPEBEASTの企画 2020 “Lucien Smith fashion week”curates SERVING THE PEOPLE 2020 “Lucien Smith Serving the People Digital GROUP SHOW 2 ” curates SERVING THE PEOPLE 2019 “OKINAWA ART MARKET” に出展 沖縄北谷町デポアイランドシーサイドウォーク 2018 “麻布十番海岸” 麻布十番パレットギャラリー 2017 “COCALERO︎ GATOSANO HIGH LIFEアートコンテスト " に選出 原宿GATOSANOにて 3mの壁画制作 2017 “吉本京都国際映画祭” の吉本興業主催のアート部門に選出、元立誠小学校にて展示 #ceramicart #contemporaryart #artexhibition #watowaartaward2023 #watowagallery #art #japaneseart #gallery #contemporaryart #asakusa #tokyo #アート #浅草 #アートギャラリー #アートイベント #グループ展 #現代アート #アート好きな人と繋がりたい https://watowagallery.com2024/01/07に公開- 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