川口美保

川口美保

フォロワー数ランキング: 140,707 位

フォロワー数

先週比:-

1,939人

マイリストに追加一言コメント生成

ハシケンさんと。歌は、声なき声も響かせる。感動の夜でした。 #Repost @conte_okinawa with @use.repost ・・・先日は、「夜コント」ハシケンさんのライブにお越しいただき、誠にありがとうございました！ハシケンさんとはこれまで様々なスタイルでライブを開催していますが、今回は「一人で二人会」という初めての試みでした。一部は、アルバム『ひとつ』を中心に、「ギターと歌」でオリジナルとカバーを織り交ぜながらのライブ。ハシケンさんの歌声のふくよかさ、力強くも繊細な表現力は、ますます研ぎ澄まされていて、歌の物語の中に観客をグーッと引き込ませていく様は圧巻でした。そしてハシケンさんのすごいところは、声なき声、ゆらぎまでもが「歌」として聴こえてくるところだと思います。その中に、深い哀しみもあり、湧き上がるような生きる力もある。歌というのは、目には見えない心を届けることなのだと、改めてそんなことを思わせました。しみじみと沁み、そして、鼓舞されました。そして、二部は、ギターを三線に持ち替えてのライブ。沖縄民謡の唄者・照屋政雄さんを師に持ち、現在、奄美群島の沖永良部に暮らすハシケンさんは、沖縄、そして、奄美の唄の心を受け継ぎ今に伝える人でもあります。敬愛する嘉手苅林昌さんの「白雲節」は、歌詞を自身の言葉で訳し、また、奄美のシマ唄の代表曲とも言える「行きゅんにゃ加那」の歌詞を、そのメロディに重ねて歌うなど、ハシケンさんだからこその唄となっていました。また、講談を学んでいるハシケンさんがこの舞台にかけたのが、徳之島を舞台とした「ワイド節」の誕生秘話の「語り」。唄が生まれる背景にあった悲しい出来事、徳之島の闘牛場の熱気、そして唄を生み出される時の熱く込み上げてくる想いが、彼の語り口によって、臨場感を持って浮かんでくるのです。そしてその後に聴いた「ワイド節」の力強さに、胸つかまれる想いでした。素晴らしいライブだったと思います。最後、来ていただいたお客様に、CONTEでも何度も演奏してくれているからか、店の響きとハシケンさんが一体となっているような印象を受けたと言ってもらい、信頼を重ねてきたからこそと、嬉しく思います。ハシケンさん、心震える時間を、どうもありがとうございました！また、ぜひご一緒できたら！

2024/01/25に公開

3.76%

72

1

白黒、一周忌。もう一年。まだ一年。やっぱり寂しいな。可愛い可愛い白黒、いまも大好きよ。

2024/01/21に公開

7.53%

143

3

週に2回は買い出しに行く栄町市場。COFFEE potohotoをご縁に、たくさんのお店と知り合って、日々、店や家での食材を買ったりしている。パン屋さんもできてケーキ屋さんもできて、そしたら、今日、新しく鰹節屋さんが！さっそく削ってもらって、今日の夕飯は、土鍋でお米炊いて、美味しい卵と一緒にフワッフワの鰹節いっぱいかけて卵かけご飯にしよう、市場で白葱も買ったから味噌汁だね、とかなんとか、ワクワク。と、駐車場に戻ったら、車のエンジンがかからない。わーーーん。連れて行かれてしまいました。。。でも！　今日は午前中に屋敷うがんしたし、車は修理すればいいんだし、こうして誰も怪我もなく、ちゃんと元気。それでいいじゃないかー、ということにする！

2024/01/17に公開

4.8%

93

0

笑福亭べ瓶さんの独演会。沖縄では初とのこと。いやあ、素晴らしかった！　「時うどん」「太閤の猿」、そして、まさか「錦木検校」が聞けるとは思わなかった！枕の話も、用意された話ではなく、沖縄に合わせて、「いま、面白い」ホンマにあった話で、いまここでしか起きえない笑いが生まれるところは、さすが鶴瓶イズムを受け継いでる！　開いておいて、自分の世界にぐっと引き込ませる。さすがー！そして、ちゃんと上方落語家としての自負も感じられる「時うどん」、笑った笑った！三度破門になったこともしっかりネタになってるし、兄弟子の笑瓶さんの話は、笑瓶さんへの敬愛をしみじみ感じて、笑い泣き。いや泣き笑い。「錦木検校」は、今は喬太郎さんと鶴瓶さんくらいしかやってない根多。私も鶴瓶さんが演ったのを10年ほど前に観たきりかも。とにかく噺自体、とてもいい話なのだけど、それをただ「いい話だったね」ではなく、ちゃんと感情が伴った人情噺として「聞かせる」べ瓶さん。これもまた、鶴瓶イズムを受け継ぎつつ、鶴瓶さんの「錦木」とはまた違う、いまのべ瓶さんだからこその熱演で、それぞれの役への入り込み方が鬼気迫るものがあって、格三郎の最後の涙にはグッときたな。いいものを観せていただきました。もっとべ瓶さんの落語を観たい！　そう思わせるのがもうその噺家の実力だ。沖縄にも時々来ているそうなので、みなさん次回はぜひ！ですよー。写真は公演終わりで、アコーディオン奏者、ラジオのパーソナリティもやられている山原麗華さんと。

2024/01/17に公開

5.31%

101

2

平敷兼七ギャラリーで開催中のNew photographer’s Okinawa U-30 workshop 2003 成果展「HERE WE GO」。野村恵子さん、石川竜一くん、大湾朝太郎くんが講師となって昨年開催した、若き写真家のためのワークショップがあって、その受講生たちによるグループ展。12名それぞれの可能性を感じさせる力作ばかり。なにげない日常の風景でも、いま、そこにあるもの、そこに生きる人、そこにある光、に、しっかり向き合って撮っているのが伝わって、写真の煌めきを感じたし、展示方法もそれぞれの試行錯誤、創意工夫が見えて、それもよかった。そして当たり前だけど、そこに沖縄が写ってる。なんだかすごいことだと思った。そして先生たちの作品がまた、気合い入ってて、もう！さすがー！でした。この人たちのワークショップだもんな、覗き見したかったな。今年もやるのかな。グループ展は21日まで。

2024/01/15に公開

3.4%

66

0

大友良英さんがメンバーでもある「音遊びの会」の『OTO』というアルバムを聴く。これは、知的障害を持つ人たちと、即興音楽の分野で活躍する音楽家や音楽療法士が中心となって2005年に発足したプロジェクト。以来、多くのワークショップや公演を重ねてきているそうだが、きっと、おそらく、一つとして同じ音楽はなくて、毎回が特別で、毎回が驚くほどに新しさに満ちているのだろうと、聴いた瞬間、わかってしまうという凄さがあった。実際、アルバムを聴くと、命の輝きが飛び交い、ぶつかり合い、重なり合ったり重ならなかったりして、めちゃ面白い。思わず、ひゃー！と、自分からも思いもかけない声が出て、ほくそ笑んでしまう。なんてすごいアルバムなの。これが、自由の感触、なのか。聴く側も、自由にしてしまうのね。ねこーはソファに眠っていたが、このアルバムかけたら、なんだよーという顔で目を開けた。 #ねこーの記録

2024/01/13に公開

#ねこーの記録

3.2%

61

1

今日のまかない。久しぶりの、豚と島蛸の煮込み。フェンネルとかパクチーの根っことかも一緒に煮込んでる。途中でライム絞って、味変。揚げたジャガイモも美味しい。 #CONTEのまかない

2024/01/12に公開

#CONTEのまかない

2.99%

58

0

さくら猫の２号。ここ数日、涙目と目やにがひどく、猫風邪を疑い、去勢以来病院へ。7歳か8歳。しっかり診てもらうのは初めてなので、気になっていることを伝え、健康状態をチェックしていただいたが、歯がほとんど抜けていたのには驚いた。3本しか残ってなかった。それももうそろそろ抜けそうだ。歯肉炎か。よくヨダレ出ていたのはたぶんそのせいだろう。それでも食欲もあり、痛がりもせず、逞しい。白黒が亡くなってもうすぐ一年。２号は白黒にどんどん似てくる。白黒の分まで長生きしてほしいのだよ。 #首里さくら猫

2024/01/11に公開

#首里さくら猫

3.2%

62

0

茶道の先生である叔母が、生前整理として私に用意していたのは、茶会の懐石に使う大徳寺重と、黒い漆の蓋付き吸物椀と飯碗、それぞれ10セットずつ。昨年受け取ったのだけど、なかなか店では使う機会もなく、家に眠っていた。昨夜、店で貸切で新年会があり、せっかくならばと取り出した。ありがたい気持ちが湧いてきて、ああ、時々こういうふうに使おうと思う。

2024/01/08に公開

5.11%

99

0

昨日は、ヴィム・ヴェンダースの『PERFECT DAYS』を観た。しみじみと、いや、ハッとするような、とてもいい映画だった。毎日毎日、判を押したような決まった暮らしの中にある、悲喜交交、光と影、揺らぎ。だからこそ、毎朝空を見上げ、それが晴れてようが雨だろうが、いつも微笑む姿にグッとくる。ああ人生よ。役所広司がやっぱり凄すぎた。もちろん音楽も良すぎたので、今日は仕込みしながら、ずっとパティスミスやルーリードやら、そこから流れで70年代のロック聴いてました。いろいろなことが起きているからこそ、また沁みるのよ。

2024/01/03に公開

5.21%

101

0

大晦日、元日と、CONTEではお正月のオードブルをたくさんお渡しし、ようやく私たちの年が明けたなあ、新年のご挨拶でも書こうかなと思った矢先、地震速報。震度7という大地震、そしてすぐさま、大津波警報。心がざわついた。大津波警報という言葉を前に、あの時の津波の映像、そして多くの方々が亡くなったこと、海岸沿いの街の甚大な被害、あの時感じた自然への脅威と、人間の無力さ、どうしようもない悲しみを思い出さずにいられなくて、急に足がすくんでしまった。ニュースを見ると、逃げろ、逃げろ、との呼びかけ。ほんとうにほんとうに、お願いだから、みなさん逃げて、と祈った。津波による被害は少なかったようだが、一夜明け、どんどん明らかになっていく被害の様子に、言葉も出ない。大きな火災も。容赦ない自然の無情さよ！（正月とかも関係ないんだ！）。余震もしばらく続く中で、避難した人たちの今とこれから。ああ、できることは何だ。（←今ここ）いろんな形で、いろんな時期で、支援ができる。今必要なことと、1ヶ月後、1年後、5年後必要なことは違う。人それぞれの役割分担を思う。それもまた、東北の復興から教わったことだ。いつか何か必ず関わっていけたらと思ってる。ほんとうに、こうやって関わってつながって生きているのだから。

2024/01/02に公開

5.88%

112

2

ずっと作りたかったオリジナルのクッキー缶がようやく出来上がった。絵はBEBICHINさん、デザインはCONTEのロゴ周りを作ってくれた中村知香子さん。うちの店をよく知ってくれているBEBICHINの絵も最高に可愛いし、それを甘すぎず仕上げてくれた中村さんのデザインはさすが。CONTEの「CON」と「TE」を分けたアイデアは中村さん。「CONTE」はフランス語で「物語」だが、「CON TE」はイタリア語で「あなたと一緒に」となる。しかも「TE」はお茶の意味もあるから「お茶をともに」という意味合いにもなる。言葉に意味を持たせながらのプロダクツ作り。大切。しかも３色ともに微妙な色の組み合わせがかっこいいと思ってのことだが、それゆえなかなか色味が思ったように出ず、缶の印刷には正直苦戦した。何度かサンプルを出してもらい、調整を重ねた。根気よくつきあってくれた加藤製作所の職人さんたちには感謝している。つくづく缶の印刷は紙の印刷とは訳が違うんだなあと知ったし、手仕事ゆえ個体差もあるし、なんと言っても、色というのは人によってこんなに見え方が違うのかという発見もあった。いい悪いじゃなくて、微妙な色のセンスの違いによって、たどり着くところが全く違ってしまうのだから、その擦り合わせが一番難しかったと言える。でもそれは紙の印刷でも同じ。うちの雑誌の印刷の担当者は、前職からの長い付き合いで、私の好みの色の方向性をわかってくれているから、初校で上手く色が出なくても、指示すると劇的に良くなる。ああ、これね、と、打てば響く。ひとつのものをつくるときのチーム感は本当に大事。今回、缶づくり自体が初めてだったので、時間もかかったが、ともかく！ようやく！クッキー缶ができた！わーい！ CONTEのクッキー４種類を詰め合わせて、ギフトなどにご活用ください。この缶に合わせて、これまでの３種類のクッキーを４種類にしたくて、スタッフと一緒にあーだこーだ試作しながら４種類ができたので、ぜひお試しあれ。カードも２種類作った。「THANK YOU！」か「BEST WISHES！」どちらかお好きな方を入れてね。裏には「PEACE！」と入れた。どんなことを差し置いても、平和であることを願っている。

2023/12/21に公開

6.91%

127

7

ここ数日ずっと天気が気がかりで、予報では曇りと雨だったのに、思いがけず晴天となった昨日。陶芸作家の香月礼さんのオブジェを、南部の海と森と城跡を舞台に撮影。動かないのに動き出しそうなオブジェたち相手に大人4人が悪戦苦闘する姿は、なかなかに面白かった。ハードな撮影だったけど、ふふふと笑いが込み上げる楽しさが満載で、自然の中でのロケってやっぱり面白い。東京からアートディレクターの宮古美智代さんも来てくれて、写真は大湾朝太郎くんでした。まだまだこれからですが、どんな本になっていくのか。来年はつくりたい本、どんどん始動させてくぞーと思ってる。

2023/12/20に公開

3.46%

65

2

戦争を止めるためには、戦争の悲惨な写真を見せるのではなく、それぞれの美しい暮らしを見せていくことの方が近道なのではないか、と、とある作家が言ったとか言わないとか。先日、うちのお店によく来ていただく方が、そんなことを帰り際に言い残していって、ああ、ほんとうにそうだなと思ったので、書き留めておこう。もちろん、戦争がいかに愚かでいかに悲惨なことかを伝え続ける意義も充分わかった上で。 #ねこーの記録

2023/12/15に公開

#ねこーの記録

4.85%

94

0

ちょっと過ぎたけど、12/12はナキの4歳の誕生日でした！保護猫なので、正確な誕生日は知らないので、こちらで決めた誕生日ですが。今帰仁（なきじん）で保護したのでナキ。心優しい猫です。いまだに先住猫のねこーとは仲悪いけど、私たちはナキが来て、より一層楽しくなったよ。ありがとう。ずっと元気でいてね。 #今帰の記録

2023/12/13に公開

#今帰の記録

4.49%

83

4

笑瓶さんが落語家として生きた証。楽しませていただきます！

2023/12/13に公開

3.66%

71

0

鶴瓶さんの落語会、沖縄公演千穐楽。鶴瓶さんが2014年、初めて沖縄で落語会を行ってから、毎年のように沖縄に来てくれて、きっと沖縄の落語熱もどんどん高まってきて、成熟してきたのかなと思う。そもそも落語は江戸と上方の芸能であるから、沖縄には落語の文化がなくて、沖縄の落語ファンは落語に飢えているところがある（私がそうであるように）。それゆえ、求める熱も強い。今日の落語会はそんなお客さんのエネルギーがとてもいい感じで、笑いが笑いを呼び、最初の鶴瓶噺も、一席目の「癇癪」も笑いの渦で、「芝浜」はグッと入り込んで聞いていて、鶴瓶さんもノッていて、本当に素晴らしい会だった。今日、宇木マネージャーのそばで見せていただいたのも、すごくよかった。宇木さんは私が出会ったもう15年くらい前からずっと、マネージャーでありながら誰よりも鶴瓶さんのファンで、誰よりも楽しそうに鶴瓶噺にも落語にも笑っている。鶴瓶さんの宇木さんの噺はもう鉄板の落語そのもので、2人の関係はほんとうに素敵だなと思う。宇木さんのプロデューサーとしての腕も磨かれていて、今回は笑瓶さんと鶴瓶さんとの師弟愛も伝わって、グッときた。人は誰しも死ぬ。死ぬことで人生は完結し、だからこそその人の生き様がハッキリとするけれど、人は生きている以上、つねに途上。「死んだら終わり、人は生きている限り何度でも再生できる」、鶴瓶さんの言うそのメッセージは、亡くなった方々への懸命に生きて死んだことへの賞賛であり、最大の敬意であり、そしてまだまだ途上の私たちへの励ましでもあった。松鶴師匠と弟子との関係を描いた「癇癪」も、この噺が生まれたときから何度も聞いているが、笑瓶さんが亡くなった今、その意味合いがより深まっているのがわかって、グッときた。そして「芝浜」。「芝浜」は江戸落語の大根多。それを上方の落語家が演る意味を想う。鶴瓶版「芝浜」は、夫婦の再生の噺。いや、人は生きている限り、何度でも人生をより良いものにできるのだというメッセージ。短いながらに、ぎゅっとそこにメッセージを詰め込んだ鶴瓶さんの「芝浜」、ああ、このタイミングで聞けて本当によかったな。大変な世の中、それでも今、生きることへの勇気をもらった。打ち上げでは、喬若さん、べ瓶さん、真打となった三遊亭とむさん改、錦笑亭満堂さんとも再会。べ瓶さんは来年1/16にゆかるひで落語会に来るそうで、それも楽しみ！もっともっと沖縄で落語が盛り上がりますように！たぶん、それが、鶴瓶さんの、ひいては、松鶴師匠の願いのような気がします。友人のスタイリストのマッキーとも写真家の大西さんとも会えて嬉しかった！胸いっぱいです。命ある限り、懸命にこの生を全うしようと思えた夜でした。 @shofukuteitsurube @tomusuetaka @stylist_macky @ukimasahiro @f.onishi

2023/12/13に公開

12.27%

238

0

枕元で寝てたねこー。朝の光の眩しさを手で隠す。おはよー。 #ねこーの記録

2023/12/12に公開

#ねこーの記録

3.56%

68

1

COFFEE potohotoで、今日から3日間、今津聡子ちゃんの写真展がスタート。コーヒーの香りに包まれながら、畳の2階スペースに座ってじっくり一枚一枚を堪能。写真家としていろんな国を旅しながら彼女が撮ったコーヒーのある場所、コーヒーのある時間がその場所場所のノイズや話し声とともに見えていく感じ。コーヒーを飲む時って、ひとりの時も、誰かとともに飲む時も、コーヒーがひとつの装置となって、動き出す物語があるから、写真一枚一枚の中にドラマを感じます。そのワンシーンが並べられたオムニバス映画のような写真展だなと、しみじみ。さとちゃんとは、東京時代に本当にいろんな撮影をともにしました。Switchはミュージシャンや俳優といった名のある方々のインタビュー雑誌だったので、どうしてもその被写体が表に出てくるけれど、同じアーティストを撮っても、やはり写真家によって見え方が変わってくるのは当然のこと。私はいつも、そのアーティストの名前だけが浮かぶ写真ではなく、誰々が撮った誰々の写真、になるといいなとずっと思ってて、さとちゃんにお願いするときは、その現場の空気の中にいる、その人の自然、を撮ってもらいたいと思ってお願いすることが多かった気がします。今回、さまざまな国のコーヒーのある風景の写真を見て、そこに同じ自然を感じました。だからそこに写る人たちの物語が動き出す。 12/11−13はCOFFFE potohoto 14、15はプラウマンズ、 16、17は宗像発酵研究所にて。それぞれの店によって店が育んできた雰囲気があるから、それぞれまた違った見え方になるんだろうと思います。（実際、12/8−10に展示していたrokkanとは違ったので）今回沖縄の滞在中に彼女が撮っているコーヒーとともにある時間の数々、いつかまとめて見てみたいなあと妄想も！ぜひどこかでみなさん行ってみてくださいー。

2023/12/11に公開

2.78%

50

4

「おきなわいちば」の夜と朝の時間という特集で、夫婦での夜の過ごし方的な取材を受けた。編集者の方からご依頼いただいた時、これはもしかして、素敵な夜の過ごし方を求められているのかもしれない！と思ったので、「毎日仕事終わって、風呂入って、寝巻きでテレビ見ながら晩酌するだけで、おしゃれでもなんでもないのですよー」と伝えたのだが、それでいいという。とはいえ、写真を撮られるのだから、寝巻きというわけにはいかない。風呂上がりというわけにもいかない。頭にタオル巻いたままというわけにもいかない。その日はしっかり家の掃除をして、いらんものは片付けて、普通に服着て、準備してのぞんだ。まあ、撮影とはそんなもんだ。写真はG-KENさんだったので、実際に友人が遊びに来て写真を撮ってくれた感じになっててとてもありがたかったが、夜の過ごし方、うちはほんとうに普通なんですよ。だけど、そんななんてことない日常がほんとうに大切、という話。

2023/12/08に公開

14.18%

271

4

コンテンツをCSVでダウンロード