阿部早苗 / 映画ライター

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今回はU-NEXTで観れる。「実は〇〇だった… どんでん返しの海外映画」を3作品セレクトしてみました。どの作品も切ない結末の映画です。映画選びの参考になったら幸いです。･*:.｡｡.:*･ﾟ✽.｡.:*・ﾟ ✽.｡.:*・ﾟ ✽.｡.:*・ﾟ『エターナル・ドーター』映画監督のジュリーは、年老いた母ロザリンドを連れて人里離れたホテルを訪れる。彼女はこの場所で母についての映画を撮ろうとするが、創作の過程で次第に母の過去と秘められた記憶が浮かび上がり、現実と幻想の境界が曖昧になっていく。主演のティルダ・スウィントンが母と娘を一人二役で演じた注目作。ーーーーーーーーーーーーーーー『ブラウン・バニー』バイクレーサーのバド・クレイは、全米を転戦するレース巡業の途上、過去の恋人デイジーとの記憶に導かれるように西へと走り続ける。途中で立ち寄ったデイジーの母の家には、かつて二人の愛の象徴だった茶色い子ウサギが今も生きており、バドの胸に忘れがたい想いを呼び起こす。やがてロサンゼルス郊外のデイジーとの家へと辿り着くがーー。ヴィンセント・ギャロが脚本、撮影、編集までも手掛け、2003年のカンヌ国際映画祭で激しい論争を巻き起こした問題作。ーーーーーーーーーーーーーーー『The Son／息子』『ファーザー』のフロリアン・ゼレール監督が、自身の戯曲をもとに描く家族3部作の第2弾。弁護士のピーター（ヒュー・ジャックマン）は、新しいパートナーとの間に子どもが生まれ、幸せな日々を送っていた。そんなある日、前妻が17歳の息子ニコラス（ゼン・マクグラス）を連れて現れる。心に深い苦しみを抱えたニコラスは、父のもとで暮らしたいと願い出る。ピーターは息子を新しい家庭に迎え入れるが、親子の間に横たわる見えない距離は次第に彼の人生を揺さぶっていく。親子の愛とすれ違い、そして赦しを静かに描き出した感動の人間ドラマ。ーーーーーーーーーーーーーーー #配信映画　 #サブスク #unext #プライムビデオ #オススメ映画 #どんでん返し系 #映画レビュー #映画好きな人と繋がりたい #映画が好きな人と繋がりたい #ライター

2025/11/06に公開- 指定なし

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『爆弾』 🎬2025.10.31公開 137分原作は、日本最大級のミステリーランキング「このミステリーがすごい！2023年版」で1位を獲得した作家・呉勝浩によるベストセラー小説。『キャラクター」『帝一の國」などで知られる永井聡監替がメガホンを取った作品。やっと観にいけた… ーーーーーーーーーーーーーーーーSTORYー酔って暴行したことで逮捕された中年男・スズキタゴサクは、自ら「霊感で事件を予知できる」と語り、都内に仕掛けられた爆弾について予告をはじめる。やがて次々と爆発事件が起きる。ーーーーーーーーーーーーーーー原作は未読。東京を丸ごと巻き込む連続爆破事件となり、取調室の中でタゴサクが発言する全てがヒントとなる挑発的な謎解きへと繋がっていく本作。次なる爆発を防ぐために、タゴサクの言葉から場所を特定していく内容であったが、かつて自殺した刑事と家族の姿が明らかになると同時に登場人物それぞれの内面に潜む心の爆弾も描き出していく。清宮刑事（渡部篤郎）との「九つの尻尾」ゲームでは、子供とホームレス、どちらを救うか命の重さを天秤にかけられ、社会の不条理を突きつけられる。一方、類家刑事（山田裕貴）との対峙では息を呑む心理戦が繰り広げられるのだ。「刑事さんは本当はこっち側（犯罪者側）に来たいんじゃないか？」という挑発に、類家は「同類」と認めながらも「つまらないから行かない」と線を引く。その姿には、人としての倫理観を問う強さがにじむもので良かった。タゴサクを演じる佐藤二朗は、これまでのコミカルなイメージを完全に封印し、静かな狂気と哀しみをまとった人間爆弾として、対峙する刑事たちの心の中の爆弾を次々と爆発させていくような緊張感が見事だった。社会の外側に追いやられた男が、事件の鍵を握る明日香の真実を最後まで語らず、真犯人を演じきるという覚悟。そして背を向けるように消えていくその姿には、悪人を超えた痛みの信念が感じられた。観終わったあと、自分の中にも小さな爆弾が眠っていることに気づかされる。そんな作品でした。佐藤二朗さんの怪演が放つ静かな狂気と、繊細な心理描写によって人間の本質をあぶり出す展開が圧巻の作品でした。 #爆弾 #新作映画レビュー #映画が好きな人と繋がりたい #映画好きと繋がりたい #映画レビュー #映画鑑賞記録 #ライター #仙台市

2025/11/04に公開Movix仙台日本宮城県

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『SPIRIT WORLD スピリットワールド』 🎬2025.10.31公開 97分群馬県高崎市を舞台に、フランスの国宝俳優カトリーヌ・ドヌーヴと日本が誇る名優堺正章&竹野内豊が織りなす、死と再生の物語。監督はシンガポールを拠点に、世界を舞台に活躍するエリック・クーです。ーーーーーーーーーーーーーーーーSTORYー父・ユウゾウの死をきっかけに、高崎の実家を訪れたハヤト（竹野内豊）。遺品の中から、離婚して別々に暮らす母・メイコ（風吹ジュン）へ思い出のサーフボードを届けてほしいという父の遺言と、フランス人歌手クレア（カトリーヌ・ドヌーヴ）のコンサートチケットを見つける。その翌日、クレアが急逝したというニュースが届く。ーーーーーーーーーーーーーーー往年のシャンソン歌手クレアは、かつて娘を失い、天涯孤独となった女性。一方、ユウゾウはそんなクレアのレコードを愛聴してきた、元グループサウンズのミュージシャン。そんな二人を繋ぐのが息子のハヤトである。ハヤトは、両親の離婚によって父のもとで育ち、父とは疎遠に、母親には複雑な思いを抱えながら生きてきた。物語は、ユウゾウの死と、クレアの来日公演後の急逝から始まり、やがてこの世を去ったふたりの魂は、生者には見えない存在として仕事に行き詰まるハヤトの再生を見守る旅へと姿を変えていく。主演のカトリーヌ・ドヌーヴは、娘を失った喪失感、孤独な魂の彷徨、そして母性の残響…存在感という言葉では言い尽くせない圧倒的な佇まいを見せる。一方の堺正章演じるユウゾウは、過ぎ去った青春と後悔を滲ませながら、音楽という媒介を通してクレア、そして息子ハヤトと見えない糸で結ばれている。父へのわだかまりと癒えぬ喪失を抱えながら旅を続けるハヤトと共に、死者の想いと生きる者の想いが丁寧に交錯しながら、やがて静かな再会へと導かれる物語。俳優の斎藤工をはじめ、細野晴臣、久保田麻琴、鈴木慶一といった豪華ミュージシャンのカメオ出演も印象的で、特に、斎藤工が演じた死者の姿には、一瞬であったが、この世の生きづらと自死の苦しみを感じさせられるものでした。離婚や親子の確執といった繊細なテーマと共に、死んだら終わりではなく、死のあとに残る想いをそっと見つめさせてくれる。そんな物語に、観終わったあと自然と大切な故人の顔を思い出す温かな作品でした。 #スピリットワールド　 #竹野内豊 #新作映画レビュー #映画が好きな人と繋がりたい #映画好きと繋がりたい #映画レビュー #新作映画 #Movielover #映画鑑賞記録 #cinema #ライター #仙台市

2025/11/02に公開フォーラム仙台日本宮城県

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2025/10/31に公開- 指定なし

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2025/10/28に公開- 指定なし

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『ミーツ・ザ・ワールド』 🎬2025.10.24公開 126分原作は「蛇にピアス」で芥川賞を受賞した金原ひとみ。　監督を務めるのは『くれなずめ』『ちょっと思い出しただけ』などを手がけてきた松居大悟監督。ーーーーーーーーーーーーーーーーSTORYー擬人化焼肉漫画「ミート・イズ・マイン」に全力で愛を注ぎながらも、自分のことだけは好きになれない由嘉里。 27歳になり、結婚や出産といった別の世界に仲間たちが次々と離れていくのを見て、仕事と趣味だけで生きていく未来に、ふと不安と焦りを覚える。思い立って始めた婚活では、参加した合コンで惨敗。傷心のまま酔いつぶれた歌舞伎町の夜、彼女を救ったのは、希死念慮を抱えるキャバ嬢・ライだったーー。ーーーーーーーーーーーーーーー最近、価値観の違いや生きづらさとか自分らしく生きるといったテーマの作品に出会うことが多い。けれど、私はこういうテーマがとても好きなので、観てよかったと思えた作品でした。自己肯定感が低い由嘉里は歌舞伎町の夜にライと出会い、その出会いを通して、自分とは異なる価値観や生き方を突きつけられる。周囲の変化が、自分らしく生きることを妨げ、少しずつ葛藤を生む中で、ライとの出会いは大きな変化をもたらす展開だ。これまで知らなかった世界の住人に救われる経験を通じて、彼女の価値観は静かに変わっていく。本作の面白さは、自分自身が変わることや答えを見つけることではなく、人との違いを受け入れることにこそ意味を見出している点にある。ホストのアサヒ、作家のユキ、マスターのオシン、キャバ嬢のライ。それぞれの価値観が、由嘉里というフィルターを通して柔らかく映し出される。そんな出会いによって、自分を好きになれなかった由嘉里が心の奥にあった違和感を少しずつ手放していく。それは、誰かを救おうとすることでもあり、同時に他者との違いを受け入れるということでもあった。明確な結末は描かれないけれど、ほんの少しだけ未来の自分を好きになれそうな、そんな曖昧で確かな希望が残る。由嘉里が見せてくれたのは、自分を好きになるための小さな扉が開く瞬間でした。「ライのように美しい顔立ちだったら、人生は違っていたかもしれない」と出会った時に思った由嘉里。そんな彼女の価値観を否定せず、死と隣り合わせに生きるライ。この物語の魅力は、主人公以外の登場人物が生死観や価値観に対して決して否定しないところだった。大切な人に対して幸せになって欲しいとか、生きていて欲しいという思いは価値観の押し付けなのかもしれない。由嘉里以外の登場人物は、みんなライの価値観を尊重している。　ライに対して価値観の押し付け状態となっている由嘉里に向けられた言葉たちが私の心にも響いた作品でした。由嘉里を演じた花ちゃんの繊細な演技が本作の空気感にぴったりで、腐女子の役も見事にはまり役でした。 ☘️ 自分の考えや価値観が正しいと思う人ほど、異なる考えを持つ相手を批判してしまうことがある。だからこそ、自分らしく生きたいと願う人が生きづらさを感じる世の中になっているように思う。世の中十人十色だと思っている私。 10人いれば10通りの価値観や考え方があって、全く同じ人なんていない。だからこそ、新しい発見があったり、誰かと話すことが楽しかったりする。もちろん、同じ価値観の人に出会えたときは嬉しい。でも、すべてが同じということはない。それでも、お互いの違いを受け入れ、周りの価値観を尊重できる人が増えたら、もっと自分らしく生きられる世の中になるんじゃないかな。そんなふうに思う私です。ずっと観ていたいと思うほど、心地良い映画でした。 #ミーツザワールド #杉咲花 #板垣李光人 #新作映画レビュー #映画が好きな人と繋がりたい #映画好きと繋がりたい #映画レビュー #新作映画 #Movielover #映画鑑賞記録 #cinema #ライター #仙台市

2025/10/26に公開フォーラム仙台日本宮城県

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『ゴールド』 🎬2025.10.25よりポレポレ東中野で公開 @chitaryo @gold.cinema_ 福井映画祭16THでグランプリと長編部門観客賞を受賞し、沖縄NICE映画祭3でも準グランプリを獲得するなど、各地の映画祭で高い評価を得ている本作。フォークシンガー、グッナイ小形の「きみは、ぼくの東京だった」のMVを手がけた知多良監督の長編デビュー作です。知多良監督よりご縁をいただきオンライン試写で鑑賞させていただきました。ありがとうございました。 ☘︎ーーーーーーーーーーーーーーー☘︎ ーSTORYー中小企業で事務として働くミキと、家事が得意で清掃のアルバイトをしている弘樹。二人は高円寺の路上ライブで出会い、恋に落ちた。ミキの芯の強さに惹かれた弘樹は自立した大人になろうと正社員の道を選ぶ。けれどミキは、弘樹に無理をしてほしくなかった。専業主夫でも構わない。ただ、笑顔でそばにいてほしかった。弘樹は男ばかりの職場で交わされる冗談に傷つき、夜ごと深いため息をつくようになる。一方のミキも、責任を他人に押しつける後輩や、悪気なくセクハラ発言をする上司の間で疲れ果て、気づけばビールの量が増えていた。稼ぎのない男との交際を反対する友人。「あるがままなんて甘やかしだ」と言い放つベンチャー企業の社長。非難を称賛に変えて笑う高円寺の飲み仲間。そして、「自由とはルールを知ること」と語るアーティスト。仕事と生活の狭間で、二人はさまざまな人々と出会い、酒を酌み交わし、言葉を交わす。それでもミキが願っていたのは、ただひとつ。弘樹と一緒に居たかった。同じ時を過ごしたかった。 ☘︎ーーーーーーーーーーーーーーーー☘︎ 生活と仕事の往復の中で、心に色を差してくれる特別な人との出会い。ふたりは、同じ景色を見つめて歩き出したはずなのに想い合うほど少しずつ足音がずれていく。ミキのために「ちゃんとしよう」と新しい職場で無理をする弘樹。一方でミキは「無理をせず笑顔でいてくれるなら、専業主夫でもいい」と願っている。愛は確かにそこにあるのに価値観の違いが、静かに心のあいだを揺らし、触れられるほど近くにいるのに、いつの間にか遠くなっていく。「ありのままでいい」という言葉は、時に優しく、時に残酷だ。ミキの優しさは弘樹を包み込もうとするが、その包容の中で彼は息苦しさを覚え、誰かのために生きようとする人の葛藤が静かに滲み出る。本作の魅力は、恋愛という枠を超え、現代社会に生きる人々の息の詰まるようなリアルを丁寧にすくい上げていることだ。男ばかりの職場で何気ない冗談に傷つく弘樹。「笑って流す」ことに疲れていくミキ。ありのままとは何かを問いつつ、人間の中にある多様性や価値観の違い、社会の理不尽さや職場の息苦しさを、日常の会話や沈黙の中にそっと忍ばせている。理不尽さに押しつぶされそうになりながらも、二人は今日を必死に生きる。その姿は、現代を生きる私たち自身の投影でもあるようだった。『ゴールド』は恋愛映画でありながら、仕事と生活の狭間でもがく現代人の姿を繊細に映し出している。だからこそ、セリフのひとつひとつが心に深く刺さる。恋愛とは、本来とても繊細で、儚いバランスの上に成り立っているのかもしれない。愛する人を思うほどに、すれ違ってしまう。その切なさが、静かに胸を締めつける。愛するがゆえに迎えたラストシーンで涙が溢れた。誰もが抱える矛盾と弱さをそのまま刻み込み、セリフは哲学的でありながら決して難解ではない。むしろ、誰もが心の奥で感じている生きづらさに、真っ直ぐ手を伸ばしている。知多良監督は自身の実体験をもとに、3年の歳月をかけて取材と執筆を重ね、本作を完成させたという。映像はとにかく美しく、主人公ミキの心の声は、言葉にしがたいほど胸に響く。そして、誰もがどこかで共感できる瞬間が、静かに散りばめられている作品だ。知多良監督、貴重な機会をいただきありがとうございました。観終えた後も、あのラストシーンを思い出すと涙がでちゃいます。そのくらい2人の恋愛模様や距離感、すれ違っていく姿がとてもリアルでした。今後の作品にも期待しております。 10月25日より公開です。 #ゴールド #知多良 #映画が好きな人と繋がりたい #映画好きと繋がりたい #映画レビュー #新作映画 #新作映画レビュー #オンライン試写 #Movielover #映画鑑賞記録 #cinema #ライター #仙台市

2025/10/24に公開- 指定なし

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今回は、プライムビデオで観れる「実は〇〇だった… どんでん返し日本映画」を3作品セレクトしてみました。ジャンルは違いますが、対象が恋人だったり夫婦だったりすると、ほろりとなる結末の映画です。映画選びの参考になったら幸いです。･*:.｡｡.:*･ﾟ✽.｡.:*・ﾟ ✽.｡.:*・ﾟ ✽.｡.:*・ﾟ『あの人が消えた』配達員の青年・丸子は、「次々と人が消える」と噂されるいわくつきのマンションに、毎日のように荷物を届けていた。そんなある日、怪しげな住人たちの秘密を知ってしまう。小説家を目指す職場の先輩・荒川に相談し、意見を仰ぎながら住人の正体を探ろうとする丸子だったが、いつしか2人は思いがけない大事件に巻き込まれていく。ーーーーーーーーーーーー『パーマネント野ばら』小さな田舎町に一軒だけある美容室「パーマネント野ばら」。そこは、町の女性たちが集まり、恋の悩みや心の奥に秘めた秘密を語り合う憩いの場だ。店を切り盛りするのは、娘を連れて実家に戻ってきたなおこ（菅野美穂）と、その母まさこ（夏木マリ）。なおこ自身もまた、高校時代の恩師カシマ（江口洋介）との恋に揺れていたが、その関係には人知れぬ秘密があった――。ーーーーーーーーーーーーーーー『今度は愛妻家』かつては売れっ子カメラマンだったが、今では仕事もせずプータロー同然の生活を送る俊介（豊川悦司）。健康マニアの妻・さくら（薬師丸ひろ子）は、そんな夫に日々ニンジン茶を勧め、子づくり旅行をせがんでいる。クリスマス直前、二人は沖縄旅行へと出かけるが、その日を境に夫婦の関係に微妙な変化が訪れる。･*:.｡｡.:*･ﾟ✽.｡.:*・ﾟ ✽.｡.:*・ﾟ ✽.｡.:*・ﾟ #あの人が消えた #パーマネント野ばら #今度は愛妻家　 #配信映画　 #サブスク #unext #プライムビデオ #アマプラ　 #アマプラ配信 #オススメ映画 #アマゾンプライムビデオ　 #映画レビュー #映画好きな人と繋がりたい #映画が好きな人と繋がりたい #cinema #ライター

2025/10/23に公開- 指定なし

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『おーい、応為』 🎬2025.10.17公開 122分飯島虚心の「葛飾北斎伝」と杉浦日向子の「百日紅」を原作に、『日日是好日』や『さよなら渓谷』などを手かげてきた大森立嗣監督がメガホンを取った作品。ーーーーーーーーーーーーーーーーSTORYー江戸の下町。絵にすべてを捧げる浮世絵師・葛飾北斎（永瀬正敏）の娘・お栄（長澤まさみ）は、絵師の夫と結婚するも、夫の才能を批判したことであっけなく離縁されてしまう。行くあてもなく父のもとへ戻ったお栄を待っていたのは、絵の具と紙にまみれた狭い長屋での暮らし。貧しくとも、絵に生きる父の背中を見つめながら、自らも筆を取り始める。次第に頭角を現し始めたお栄は、やがて父から「葛飾応為」という名を授かり、一人の絵師としての道を歩み出す——。ーーーーーーーーーーーーーーー大森監督は、俳優・大森南朋の兄でもあり、自身も俳優として活躍。人の心の奥に潜む静かな情熱を丁寧に描き出す名手でもある。そんな監督が手がけた本作は、ひとりの女性が自らの作品と真摯に向き合い、描くことにすべてを懸けて生きた人生の物語だ。父であり師でもある北斎に寄り添いながら、自分の絵を追い求める応為。その姿は、どんな時代にも通じる自分らしく生きるというメッセージに満ちていると言えるだろう。さらに、応為の姿と同時に見えてくるのが、父の北斎の姿である。北斎は生涯におよそ3万点もの作品を描き、93回もの引っ越しを重ねながら、30を超える画号を使い分けた。常識にとらわれず、絵にすべてを捧げたその生き方は、まさに自由そのものだった。応為の絵の才能と情熱、自由な生き方は、まさに北斎そのもの。彼女の恋や、父・北斎とのやり取りを通して浮かび上がる天才絵師・葛飾北斎という人物像。筆の音や灯りの揺らぎまで丁寧に描き出し、浮世絵に触れられる物語は、北斎の最期までを映し出す。長澤まさみさん演じる応為の、不器用だけどまっすぐな情熱と、永瀬正敏さんが纏う北斎の静かな熱が重なり合い、二人の掛け合いが絶妙で、笑いと涙が同居する心温まる作品でした。 #おーい応為 #葛飾北斎 #葛飾応為 #長澤まさみ #新作映画レビュー #映画が好きな人と繋がりたい #映画好きと繋がりたい #映画レビュー #新作映画 #Movielover #映画鑑賞記録 #cinema #ライター #仙台市

2025/10/22に公開Movix仙台日本宮城県

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『蘭島行』 🎬2025.9.20より全国順次公開 84分 10月24日まで新宿のケイズシネマで上映中です。監督は、実在事件をモチーフにした『YUMENO ユメノ』『TOCKA［タスカー］』で知られる鎌田義孝監督長編三作目となる本作でも、舞台は前作に続き、監督自身の故郷でもある北海道。 2025年2月には、世界三大ファンタスティック映画祭のひとつ・ポルト国際映画祭に出品され、監督週間部門で主演の木村さんが主演男優賞を受賞した作品です。ーーーーーーーーーーーーーーーーSTORYー東京でくすぶる売れないパンクロッカー佐々木芳夫（木村知貴）のもとに母が自殺を図ったという知らせが届く。芳夫は、妻のふりを頼んだ黒沢真紀（輝有子）を伴い、生まれ故郷の北海道・蘭島へ向かう。そこには、エリート建築デザイナーとして成功した弟・悟史（足立智充）の姿もあった。そんな中、芳夫は実家で母の思いが綴られた日記を見つける。そこには、末期癌を宣告されたことによる不安や孤独、そして「死んだら父の遺骨と一緒に海に散骨してほしい」という願いが記されていた。その願いを知った3人は、かつて家族で訪れた思い出の海へと向かうーー。ーーーーーーーーーーーーーーー鎌田監督自身の身近な出来事が色濃く反映されているという本作。遠く離れて暮らす親の自殺未遂というセンシティブな現実に直面したとき、家族は何を感じ、どう向き合うのか…。本作は、その問いを静かに投げかけながら、登場人物それぞれが抱える孤独を丁寧に映し出していく。ロッカーとして成功できずにいる主人公の孤独。息子たちと離れ、ひとりで暮らす母の孤独。結婚して幸せを掴んだように見える弟の心に潜む孤独。そして、天涯孤独の女は、自ら命を絶とうとする。それぞれが異なる場所で孤独を抱えながら生きている姿を描き出し、そんな登場人物の孤独は、どこか共鳴してしまうものでもあった。奇妙な関係から始まった男女の物語は、次第に母を気持ちを知りたいという兄弟の心の旅へと変わっていく。母の日記を通じて本音に触れる兄弟。家族の過去を振り返る旅となった散骨場所を探す瞬間は、確かにそこにあった愛情を再確認する瞬間となり、共に行動する真紀の心も変わっていく展開だ。まさに親の心子知らず。親は子を思い、子はその深さを知らぬまま大人になっていく。そして、親を見送る瞬間を迎えたとき、子は胸の奥に取り残されるものに気付かされる。人生の悲哀と、明日へのかすかな希望。それらが交錯する海辺の物語は、少ないセリフの中で登場人物の沈黙や視線の揺れで人間の内側を語る。遠く離れて暮らす親の現実を通して、誰もが抱える孤独や家族への想いを静かに見つめ直させる。心情の変化がとにかく秀逸な作品でした。 @kimura.tomoki さん、心に残る素晴らしい作品でした。声をかけてくださりありがとうございます。私の母も重い鬱病で何度も自殺未遂を重ねていた過去があります。生きる意味を失った母は、毎日死にたいといっていました。　その辛さを暴力でサンドバッグのように受けていた私は、小学生でありながら母が望むなら…と母の思いを尊重する考えでした。けれど、あの時、母が死んでいたら…今の私はどんな思いで生きているんだろうと、考えさせられる映画でした。木村さんや鎌田監督にもお会いできたのは一生の思い出です。ありがとうございました。後日、映画チャンネルでも別バージョンのレビューがアップされます。読んでいただけたら幸いです。多くの方に観てほしいです。 #蘭島行 #木村知貴 #映画が好きな人と繋がりたい #映画好きと繋がりたい #映画レビュー #新作映画 #Movielover #映画鑑賞記録 #cinema #ライター

2025/10/21に公開ケイズシネマ日本東京都

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映画『蘭島行』で主演を務めた俳優の木村知貴さんから声をかけていただき、18日の夜は急遽、新宿のケイズシネマへ。 ※写真追加で再投稿です💦 この日の上映後には、鎌田監督、木村さん、漫画家の新井英樹さんのトークイベントもあり贅沢な時間を過ごさせていただきました。今では多くの映画、ドラマ、CMに出演されており、名バイブレイヤー的な存在となっている木村さん。おこがましいと思いながらも、ツーショット写真とサインを頂いちゃいました。実は大ファンなんです…。木村さんのおかげで鎌田監督ともご挨拶させていただき感謝しかありません。映画は24日まで、新宿のケイズシネマで上映連日トークイベントが開催されています。詳しくは映画『蘭島行』公式サイトをご確認ください。後日、インスタにレビュー投稿、映画チャンネルでも深掘りしたレビュー記事をアップさせていただきますので、読んでいただけたら幸いです。一生の思い出になりました…。今後も応援させていただきます✨ #蘭島行 #木村知貴 #ライター #映画鑑賞

2025/10/21に公開- 指定なし

https://www.instagram.com/explore/tags/蘭島行#蘭島行https://www.instagram.com/explore/tags/木村知貴#木村知貴https://www.instagram.com/explore/tags/ライター#ライターhttps://www.instagram.com/explore/tags/映画鑑賞#映画鑑賞

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映画『ラスト・ブレス』レビュー記事がヤフーニュースにアップされました✨ 日々、コラム記事を執筆させていただきながらも、やはり映画のレビュー記事がアップされるのは嬉しいなと🥹 プロフィール欄のリンクにURLを貼ってます。実際に起きた潜水事故が忠実に描かれている作品です。 #ラストブレス #実話映画 #映画が好きな人と繋がりたい #映画好きな人と繋がいたい #ライター

2025/10/05に公開- 指定なし

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『秋が来るとき』 🎬2025.5.30公開 103分映画『8人の女たち』『スイミング・プール』などのフランソワ・オゾン監督が幼少期の思い出から着想を得たという本作は、毎年訪れていたというブルゴーニュが舞台となっている。主人公ミシェルを演じたのは、女優エレーヌ・ヴァンサン。その娘役を『スイミング・プール』のリュディヴィ−ヌ・サニエが演じています。物語は、老後を自然豊かな場所でのんびり暮らしている主人公ミシェルの姿を映し出す人間ドラマかと思いきや、休暇を利用して帰ってきた娘親子の帰省でガラリと変わる。徐々に明らかになるミシェルの過去その過去によって人生を狂わされたと恨み続ける娘は、離婚という苦しい現状によって金銭面は親に頼りっきり。そんな中とある事件が起きてしまう。それによって愛する孫にも会わせてもらえなくなったミシェルを見てられない親友の息子ヴァンサンがとある行動にでる。人生というのは人それぞれ様々な過去がある。人生終盤に差しかかっている80歳のミッシェルもそうだ。そんな過去を抱えながらも強く生き抜く姿。そしてサスペンス要素もある展開に垣間見える女の怖さが印象的でした。この映画、考察好きには堪らないセリフ少なめの演出で個人的にはかなり好みの作品。　真実は映し出さずに雰囲気で伝え、伏線を回収すれば真実は見えてくる。けれど決して雰囲気を壊さない。そんな作品でした。 #秋が来るとき #ミニシアター系が好き #フランス映画 #映画が好きな人と繋がりたい #映画好きと繋がりたい #映画レビュー #新作映画 #新作映画レビュー #Movielover #映画鑑賞記録 #cinema #ライター #仙台市

2025/06/01に公開フォーラム仙台日本宮城県

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今回は"実の親子が共演"の作品をセレクトしてみました。 ※各ピックアップ作の画像は自動で切り替わります🙇‍♀️ ーーーーーーーーーー『せかいのおきく』 ※U-NEXT独占配信『一度も撃ってません』 ※レンタル配信のみ『KOTOKO』 ※U-NEXT&アマプラ見放題『犬神家の一族』2006年度版 ※U-NEXT&Hulu&DMM見放題ーーーーーーーーーー個人的にはCoccoさんと塚本監督が好きなので『KOTOKO』を推したいですがなかなか重い内容です。作品の詳細については、画像にアップしています。映画選びの参考になったら幸いです。 #アマプラ見放題 #U-NEXT #配信映画 #映画レビュー #映画好きな人と繋がりたい #映画が好きな人と繋がりたい #映画鑑賞記録 #映画鑑賞レビュー

2025/05/29に公開仙台市日本宮城県

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#映画館鑑賞『サスカッチ・サンセット』 🎬2025.5.23公開 88分どこかにいるであろうサスカッチ族？の仲間を探す一家の姿をドキュメンタリータッチで描いた異色作。『ミッドサマー』などのアリ・アスターが製作総指揮に名を連ねている作品です。そんな本作のキャスティングは、ジェシー・アイゼンバーグ、ネイサン・ゼルナー、ライリー・キーオ、クリストフ・ザヤック=デネクがサスカッチ一家に扮している。話し方に特徴のあるジェシーが主演だが、本作では言葉を話さないため正直、誰がジェシーだったのかいまだに分からない。笑物語は、この一家の営みや寝床の準備、食料を探したりといった日々を春夏秋冬を通して映し出しつつ、3までしか数えられない、何でも食べちゃう、興奮したら何処でも交尾しちゃうといった本能のままに生きる彼らの姿をドキュメンタリータッチで描いている。観ている私は、途中まで「何を見せられているんだ(ΦдΦ)」的な感覚になるも、自然界に生きていれば必ず直面する脅威も存在していて、なかなか深くも感じた。そんな本作、製作陣の中にアリ・アスターがいたので普通の映画ではないだろうなぁって思ったけど、ただただ未確認生物が逞しく生きる姿の映画でした。ただ、ラストのオチは秀逸です。年配の方が多かったけれど、猿の惑星みたいな深いものを期待していたのではないかなと予想…。　こういう異色作は好きなので私は楽しめました。入場特典でステッカーいただけます。 #サスカッチサンセット #映画が好きな人と繋がりたい #映画好きと繋がりたい #映画レビュー #新作映画 #新作映画レビュー #Movielover #映画鑑賞記録 #cinema #ライター #仙台市

2025/05/23に公開Movix仙台日本宮城県

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#映画館鑑賞『ガール・ウィズ・ニードル』 🎬2025.5.16公開 123分第1次世界大戦後のデンマークで実際に起きたダグマー・オーヴァーバイの連続殺人事件から着想を得たという本作。主人公が犯人かと思いきや、知らぬ間に加担していたという女性目線の物語です。ーーーーーーーーーーーーーー（story）舞台は第一次世界大戦後のコペンハーゲン。戦場に行った夫が帰らず、貧困だったカロリーネは、針仕事で生計を立てていた。雇い主である工場経営者と禁断の恋に落ち妊娠するも、身分の壁は越えられず、彼女は無慈悲に捨てられ、職も失う。堕胎を試みるも失敗。途方に暮れる中、彼女は密かに養子縁組を斡旋する謎の女主人・ダウマと出会うことで、運命の歯車が静かに狂い始める。ーーーーーーーーーーーーーー冒頭から不穏な雰囲気を漂わせつつ、幸薄そうな主人公カロリーネの不運とも言うべき状況が続くダウマとの出会いは彼女にとって救いのようで、実は知らぬ間に犯罪に加担しているという展開その犯罪というのがダウマにとって歪んだ正義感なのであるこの映画、カロリーネを通じて当時の戦時戦後の社会情勢とともに、望まぬ妊娠に苦しむ女性の救世主となっているダウマだけど実は、その裏では…という、善と悪は紙一重の展開を強烈に映し出すイメージしていた作品とは全く違った社会派映画でしたでも、光を感じたラストがとても良かったです。北欧映画の鬱々しい雰囲気が大好きで、かつモノクロ映画も大好きな私。かなり好みの映画でしたが二日酔いの日に観たことを後悔… 堕胎を試みるシーンで吐きそうになってしまった… でも、良き作品でした（説得力なし🙇‍♀️） #ガールウィズニードル #北欧映画 #実話映画 #映画が好きな人と繋がりたい #映画好きと繋がりたい #映画レビュー #新作映画 #新作映画レビュー #Movielover #映画鑑賞記録 #cinema #ライター #仙台市

2025/05/18に公開フォーラム仙台日本宮城県

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今回はミニシアター系映画から私がオススメする洋画の3作品をピックアップ。ミニシアター系は、感想も賛否分かれやすいジャンルではありますが、あくまでも私個人の主観です。映画選びの参考になったら幸いです。･*:.｡｡.:*･ﾟ✽.｡.:*・ﾟ ✽.｡.:*・ﾟ ✽.｡.:*・ﾟ『ジャンプ・ダーリン』カナダの田舎町を舞台に、そこで暮らす祖母とドラァグクイーンとして生きる孫との心の交流を描いたヒューマンドラマ。世界各地のLGBTQ+映画祭で高い評価を受け、数々の賞に輝いた作品。『私の大嫌いな弟へ　ブラザー＆シスター』これまでも多彩な家族の姿を描いてきたアルノー・デプレシャン監督が、今作では長年断絶してきた姉と弟の関係に焦点を当てる。姉を演じるマリオン・コティヤールと、弟を演じるメルヴィル・プポーが織りなす緊張感あふれる演技は、互いに深く傷つき、憎しみ合う姉弟の空気を生々しく映し出しています。『君は行く先を知らない』イランの荒野を旅する4人家族と1匹の犬。無邪気な次男と沈黙を守る長男、歌を口ずさむ母、ギプス姿で冗談を飛ばす父。それぞれの思いを胸に、彼らはトルコ国境を目指す。だがこの旅には、家族の誰もが言葉にできない“ある目的”が隠されている。　行く先を知らない次男とは裏腹に、心穏やかではない両親と兄の行先にイランの社会情勢を突きつける一作です。重々しい作品なのに、ラストの歌うシーンは感情が追いつかない感じでした。･*:.｡｡.:*･ﾟ✽.｡.:*・ﾟ ✽.｡.:*・ﾟ ✽.｡.:*・ﾟ #アマプラ #アマプラ見放題 #洋画好きと繋がりたい #映画レビュー #映画好きな人と繋がりたい #映画が好きな人と繋がりたい #映画鑑賞記録 #映画鑑賞レビュー

2025/05/15に公開仙台市日本宮城県

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#映画館鑑賞『リー・ミラー彼女の瞳が映す世界』 🎬2025.5.9公開 116分『シビル・ウォーアメリカ最後の日』の主人公リー・スミスのモデルとなったリー・ミラーの伝記ドラマ。監督は「エターナル・サンシャイン」などの撮影監督を務めたエレン・クラスです。トップモデルとして人々を魅了し、報道カメラマンに転身してからは、戦場のリアルを伝えてきたリー・ミラーの従軍記者時代を中心に描かれている本作。ポスタービジュアルにもなっているのはヒトラーが自死した日、ミュンヘンにあるヒトラーのアパートの浴室の一枚。どこまでも真実を伝えるために命をかけた1人の女性。その姿、私の胸を熱くしました。物語は、リーが自身の撮影した写真を見せながら、ジャーナリストに過去を回想する形で進んでいく。時代は1938年の第二次世界大戦真っ只中 "傷にはいろいろある。見える傷だけじゃない" この言葉の通り、リーは戦場で次々と写真を撮り続けていく。それは傷つかない人がいない戦争などないことを知っているからだ。その見えない傷を世に伝えるために第二次世界大戦渦中に従軍記者兼写真家として飛び込んでいく姿から目が離せなかったでも、彼女には常に苦しみも同居している。それでも、真実を伝えようとする姿には心打たれます。劇中では、リー本人が撮影した写真も使用されているそう。特にダッハウ強制収容所の写真は心を抉られます。　この収容所の存在は世に知られていない状況の中で、雑誌に掲載されるのか…という点も見どころ。　※ストーリーではアウシュビッツ収容所と明記しましたが、私の勉強不足で他にも収容所があったことを知りませんでした🙇‍♀️ 今の時代も戦争は終わらず、多くの人間が犠牲となっています。悲劇しか生まない戦争は、始めるのも終わらせるのも人間。今の時代に向けた警鐘のようにも感じた作品でした。時間は2時間弱でありながらも、全く時間を感じないほど終始緊迫していて、リーの苦しみが伝わってきて無意識に涙が。こんな経験初めててした。さらに本作、ラストの展開が衝撃で久々にエンドロールで放心状態… ちなみに、リーの実の息子さんも劇中に登場しているそうです。（全く気づかなかった(ΦдΦ)）　ケイト・ウィンスレットの貫禄ある演技は圧巻！　私がこれまで観てきた映画の中でトップ3に入るほど良かった。入場特典ではステッカーいただきました。多くの方に見て欲しい作品です。 #リーミラー彼女の瞳が映す世界 #映画が好きな人と繋がりたい #映画好きと繋がりたい #実話映画　 #映画レビュー #新作映画 #新作映画レビュー #Movielover #映画鑑賞記録 #cinema #ライター #仙台市

2025/05/09に公開フォーラム仙台日本宮城県

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#映画館鑑賞『うぉっしゅ』 🎬2025.5.2公開 119分永六輔の孫でもある岡﨑育之介が監督を務めた本作。ソープ店で働く主人公の加那が、母親の入院をきっかけに1週間限定で認知症を患う祖母・紀江の介護をすることになるというもの。祖母とは8年ぶりの再会となる主人公の加那は親には内緒でソープ嬢をしているそんな彼女の罪悪感と共に会うたびに初対面の反応をする祖母に対して "どうせ忘れてしまう"と思いつつも精神状態の起伏のある祖母に対して葛藤するという家族視点で描かれている作品認知症家族を支える家族や隣近所元ホームヘルパーの視点から認知症を患う本人に関わる立場を映し出しそれでいて本人についても決して置いてけぼりにはしていない祖母が発する言葉にはバッググラウンドが大きく関係しているという点も丁寧に描いています。この映画、しっかりと認知症というポイントを押さえつつエンタメ感も強いそれでいて、認知症家族に寄り添っていると感じさせるのは、祖母役を演じた研ナオコさんの演技が圧巻だったからだと思います実は先週公開作の中で、こちらの作品が本命だった私。というのも、私自身、結婚するまで認知症専門棟で 3年ちょっと勤務していました。認知症について力を入れている施設で私自身、痴呆症から認知症と名前が変わった理由から認知症を患う本人の心情と苦しみ病気のこと、接し方認知症家族を支える家族の思いなど様々な勉強と研修を重ねてきました。ということでちょっと違う視点で観ていたのも事実ですただ、本作の中で、元ヘルパーが言っていた貴方が忘れたから本人も忘れてた…という話そこだけは違うと思っちゃったんですよね。認知症を患うご本人は、頭では忘れてしまうけれど心は覚えている決して家族のことを忘れることはありません。認知症家族を支えていて辛いことも多々あると思いますけれど、心の記憶だけは残っているこれは認知症の方達関わってきた介護士の立場だからこそ感じたことでした。色々語ってしまいましたが、在宅介護のリアルが垣間見れるけど決して重すぎず軽すぎないソープ嬢の現実問題にも触れ祖母との介護を通じて成長もあるとっても素敵な作品でした。 #うぉっしゅ #映画が好きな人と繋がりたい #映画好きと繋がりたい #映画レビュー #新作映画 #新作映画レビュー #Movielover #映画鑑賞記録

2025/05/06に公開Movix仙台日本宮城県

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今回は、私も大好きなミニシアター系の作品をセレクト。実はこのピックアップのテーマに悩むこともありまして… 随時「こういう特集をして欲しい」というのを募集してます🙇‍♀️ お気軽にDMください。さて、GWも残すところ1日… 私は昨日も今日も執筆に追われていますが、明日はダラダラしたいので、残り2本頑張りたいと奮闘中でした🫠　皆様、良い休日をお過ごしください。･*:.｡｡.:*･ﾟ✽.｡.:*・ﾟ ✽.｡.:*・ﾟ ✽.｡.:*・ﾟ『階段の先には踊り場がある』夢や恋に悩む若者たちと、将来に迷う大人たちの心の揺れを描いた恋愛群像劇。元カレと同棲を続けるダンサー志望のゆっこ、親友に惹かれる多部ちゃん、結婚に踏み切れない大学職員の滝など、複雑に交錯する人間関係がユーモラスな会話劇で展開する。リアルな会話と巧みな時間構成が秀逸で、特に先輩役の平井亜門の存在感が印象的。軽やかでありながら人生の本質に迫る、会話劇の妙が光る一作。『愚鈍の微笑み』森の中で静かに暮らす3人の少女たちが、突如として戦争の脅威に直面する姿を描いた60分のファンタジードラマ。バーベキューや音楽を楽しむ平穏な日常が、自衛隊員の警告とともに一変する。台詞のない冒頭22分では、俳優たちの表情と動作で感情が丁寧に表現され、観客を物語に引き込む。美しい自然と戦争の恐怖の対比が印象的で、平和の尊さを静かに訴える作品です。『青春ジャック　止められるか、俺たちを2』 1980年代の名古屋を舞台に、映画への情熱を抱く若者たちの奮闘を描いた青春群像劇。ビデオの普及により映画館離れが進む中、若松孝二（井浦新）はミニシアター「シネマスコーレ」を立ち上げ、支配人に木全純治（東出昌大）を任命。木全は若松に振り回されながらも、持ち前の明るさで困難を乗り越えていく。映画に魅せられた金本法子（芋生悠）や井上淳一（杉田雷麟）らが集まり、彼らの青春が交錯する。「これから、これから」という言葉が、夢を追う者たちの背中を押す本作は、笑いと涙が交錯する物語である。･*:.｡｡.:*･ﾟ✽.｡.:*・ﾟ ✽.｡.:*・ﾟ ✽.｡.:*・ﾟ #アマプラ #アマゾンプライムビデオ #アマプラ見放題 #ミニシアター系 #洋画好きと繋がりたい #映画好きな人と繋がりたい #映画が好きな人と繋がりたい

2025/05/05に公開仙台市日本宮城県

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