Shunsuke Kagaya

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最終更新日: 2025/06/06

Shunsuke Kagaya

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今回のnoteでは、実際にAIに対して何を話せばいいのかをお伝えします。今回は以下の4つのプロンプト（AIに対する指示）と、精神科医からみたポイント、そしてそれを使う際の「上手に使うコツ」をお伝えしていきます。 ①基本的な状況整理 ②対人関係に関する悩み ③自己評価に関する悩み ④感情の整理と対処有料記事ですが、メンバーシップがとてもお得です。ぜひAIとの対話を通じて、皆さん自身の心の声に耳を傾け、より穏やかで充実した日々を送るための一歩を踏み出してみてください。大きな驚きと、メリットをもたらしてくれるはずです。

2025/05/20に公開- 指定なし

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本日のプレミアム放送では、notebookLMを10倍効果的に使うためのプロンプトをご紹介しました。 ①ソースを集める際の有効なプロンプト ②そのままブログなどのコンテンツとして完成させるためのプロンプト ③トーク形式の音声概要機能で良質なアウトプットを得る秘訣とプロンプトこれらを知っているか、普通に使うかで結果が大きく変わってきます。是非プレミアムをご確認ください。そしてこちらのnoteでは、①-③を使って数分で作成したブログと音声を載せています。成果物を確認してみてください！無料ですが超強力な味方にできるnotebookLMを是非使いこなしていきましょう！

2025/05/13に公開- 指定なし

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今何か学ぶことがある人にとって、現時点で最強の方法を紹介します。受験や資格試験、ニュースの理解など日常的な学び、発信のネタ作り。これらは全て「データをどう扱うか」にかかっています。 Googleの無料AI「Notebook LM」をスマホでサクサク使って隙間時間にどんどん学びを深めることができるようになりました。これからの時代、地頭の差以上に私たちの人生を決定づけるのはAIリテラシーと、すぐに触ってみる行動力です。是非この機会にサクッと学び、実践してみてください。冗談抜きで人生、生活を変えるパワーを秘めています。 noteは単品で購入いただくより月500円のhttps://note.com/emanon_kagshun/membership が圧倒的にお得です。

2025/05/02に公開- 指定なし

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さて、恒例の読書記録を公開します！書くのに時間がかかりすぎてまじで途中で挫折しかけました。笑 3.4月で読んだ30冊、これほどバラエティに富んだセレクトもなかなかないのでは、、、？余裕で10000文字を超える気合いの入ったnote、是非ご参考にしてください。

2025/04/30に公開- 指定なし

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自分だけの孤独を抱きしめると、悲しみよりもむしろ温かな感情が胸の中を巡ることがある。どこか懐かしさにも似た、郷愁のようなものだろうか。私は孤独に強い方だ、そう思って生きてきた。一人でどこへだって行ける。バックパックを背負って世界一周にだって行くよ。持ち前の好奇心の強さで何だってやれてしまうし、誰かからの承認は必要ないと思って生きてきた。しかし、帰国後の私を襲った感情は一言で言えば虚無であった。未来が閉ざされたような感覚を忘れるために、予定を詰め込み、人と会い、酒に逃げた。こんなにも多くの人がいるのに、自分は世界でたった独りなのだという主観から逃れることは困難だった。時は流れ、今の私は孤独とは無縁の生活を送っている。幸せとはまさにこれだという瞬間に満ちている。妻と過ごす何気ない時間が愛おしすぎる。どこかへでかけるでもなく、近所の公園に行くだけで充足する。全力で愛を表現する愛犬の存在にも癒される。帰宅するとなりふり構わず一目散に愛を伝えにくる。昨年授かった息子の成長には日々心から幸せをもらっている。何一つ文句のつけようがない、どこにでもある、でもここにしかない幸せに眩暈がしそうだ。そんななか、数日間、妻が息子を連れて帰省している間、私は愛犬と2人で過ごした。会話もない、息子の笑顔と泣き声もない時間。時々の1人は気楽だが、やはりさみしく、落ち着かない。独り身のころは暇な時間は常に予定をいれ、釣りをしたりキャンプをしたり、旅行しては飲み食いしていたが、そのような気分も湧いてこない。愛犬を連れて散歩に出かけた。普段のルートから外れ、人の気配のない、寂れた公園へ向かった。そこには広瀬川が流れ、川岸に1人のホームレスが衣類を洗濯しており、側のベンチには若いカップルが腰をかけていた。とりわけ私の目を惹いたのは、1人の青年だった。10代後半だろうか。少しオーバーサイズのスウェットに緩めのバギーパンツ、頭にはニットキャップを身につけている。カゴつきの自転車の側で、立ち尽くしていた。彼の視線を追うと、ただ目の前の川を眺めているばかり。ただ、そこから動こうとしない。おそらくほとんどの人は彼に特別な意味を見出さない。ただ、私は彼から目が離せなかった。彼はかつての私自身だった。誰もいない場所へ行きたかった。高校時代に電車を乗り継ぎ、海辺へ向かった。若かった私には、家庭内の両親の不和や、恋人とのいざこざや、言葉にはできない不思議な苛立ちや、みえない将来への不安の多くは自分の手に負えないと感じていた。煮詰まると、海へ向かった。特に荒れた冬に。誰もいない砂浜で、激しい波の音だけが轟いていた。私は声にならない声を叫んだのだ。腹の底から、力の限り。波にかき消されるその声はどこにも届かない代わりに、私の中にある怪物を鎮めてくれた。哀しみを癒してくれた。私は孤独に癒されていた。自らその寂寞とした風景を求めていた。誰かに話を聴いてもらいたかったわけではない。無限とも言える孤独に抱きしめて欲しかった。孤独だけが私を癒してくれた。大人になった。社会に接続された私は、少しずつ孤独を避けるようになった。不安の種を一つずつ潰すように、安定を手にしてきた。もちろん仕事も家族も愛している。遅まきながら、自分のモラトリアムと決別し、生きる価値を見出している。きっと上手に生きれるようになったのだ。しかし、なぜこれほど川のそばに佇む青年に心を動かされたのだろう。続きはnoteで

2025/04/27に公開- 指定なし

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私たちは誰しも、手に入らないものに魅了される生き物だ。悲しいほどに。いつだったか、当時最新のiPhoneを手に入れた私は、箱から取り出し初めて電源を入れた瞬間に感じた高揚感が、わずか数週間で色褪せていくのを実感した。そして気づけば「Pro Max」の大画面と高性能カメラに心惹かれている自分がいた。一体これは何なのだろう？恋愛においては、もっと顕著だ。振り向いてくれない相手ほど魅力的で、胸が焦がれるような思いに身悶える。返信されないLINEを何度も確認し、「既読」の文字に一喜一憂する。これは単なる気まぐれではなく、私たち人間の脳の仕組みに深く根ざした現象なのだ。ぼくがこれほど、あなたに執着しているのは、たぶんあなたを、自分で勝手につくりあげているからだ —サン=テグジュペリこの言葉に初めて出会ったとき、胸を突かれる思いがした。サン=テグジュペリはいつも人生の本質を鋭く突いている。執着とは多くの場合、実在する対象への感情というより、自分が想像の中で創り上げた幻想への強い思い入れなのだ。大学時代のある雨の日の記憶が鮮明によみがえる。ディック、ブラッドベリ、カート・ヴォネガット、スタージョン…SF文学に心奪われていた20歳の私。宇宙や不思議の世界に、人の想像力の極致に没頭していた頃の話だ。雨宿りがてら立ち寄った古書店で、当時読み耽っていた海外SFものを物色していた。その棚の隅に、ひどく気になる鮮烈な表紙とタイトルの一冊を見つけた。「これだ！」と直感的に思ったものの、古めかしい割に不釣り合いな価格で、持ち合わせがなかった私は一度見送り、後日バイト代を握りしめて再訪するも、どうしても見つからなかった。その後必死に探し回るも、どうやらとうの昔から絶版で、どの店にも在庫がないようだった。当時の貧弱なインターネットでも見つからず、落胆したことを今も鮮明に覚えている。「あの本を手に入れていれば、きっと人生が変わっていたかもしれない」という妙な確信さえ抱いていた。馬鹿げているが、本当にそう思っていたのだ。「手に入らない」という事実が、その本の価値を私の中で異様なまでに高めていった。あの時すぐに買っていればと何度もその本を思い出しては地団駄を踏んだものだった。友人に話すと「そこまでこだわるなら、もっと探せばいいじゃん」と言われたが、その言葉が妙に腹立たしく感じた。「そんなことは百も承知だ、けれど見つからないんだ！」と。しかし半年後、同じくSFファンの友人がその本を持っていることを偶然知り歓喜。すぐさまお願いをし借りて読んだところ...正直、特別なものは感じなかった。なんなら途中で飽きて、最後まで読み通すのに相当な努力を要したほどだ。あの熱に浮かされたような執着は何だったのだろう？自分でも理解できない。科学的に見ると、この現象は脳内物質「ドーパミン」の働きで説明できる。味気ないって？「科学で片付けるな」って？でも本当のことだから仕方がない。ドーパミンは「欲求の化学物質」とも呼ばれ、未知のものを理想化し、手に入れるまでの過程と獲得した瞬間の興奮を最大化する。これは進化の過程で培われた仕組みだ。続きはnoteでプロフィール固定リンクからどうぞ！

2025/04/22に公開- 指定なし

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みなさんこんにちは！精神科医のkagshunです。突然ですが、AIで文字起こし、皆さんは使ってますか？議事録作成などではかなり生産性が上がりますし、職場で必須のスキルの一つになってきているようです。超有名どころだとtldvがまず挙がるかと思いますが(最近はGoogle Meet自体に議事録作成や文字起こし機能があるのでオンラインミーティングにはこの機能で十分だが) 最近妻が愛用しているPLAUDも素晴らしい。特に小型マイクのような小ささで身につけられ20時間連続で録音できるnotepinはかなり有用です。巷では第二の脳とも呼ばれ、ボイスレコーダーと文字書き起こしができるためアイディアが浮かんだらその場で独り言を話しておけば後で全てまとめて確認することができる、つまり僕たちが忘却するということが事実上なくなるというわけです。すげー時代だよ本当に、、、。ちなみにこちらは医療カルテのSOAP形式に一発で変換し、反映することもできるらしいけれど、個人情報の観点から音声から文字への変換はオフラインで行う必要があるのよね。この辺グレーで突っ走ってる医療機関も実は多そうだけど完全にアウトです。かなり格安のAPIもあるので、ローカル環境でLLM触れる状態にしておくのはクリニック運営する側にとってメリットは大きいだろうなあ。ちなみにPLAUDを使う上で個人情報の問題で想定できるリスクは以下のようにまとめることができます。気をつけて、便利さを享受しよう。［省略］しかしまあ、これだけ音声の文字起こしが容易になると、これから大切なことは「まとめる力」ではなく、「あらゆるデータを残しておく力」が大切です。取捨選択は後からすればいいのです、そしてAIはそんな地味で誰もやりたくない仕事を正確に素早くこなしてくれます。ただし多くの方にとってガジェットを追加購入するのはハードルが高いですよね。実際には無料で使用できるLLMの多くが文字起こしが可能ですし、podcastのような1時間超えも珍しくない超大量の音声であればやはりGoogleのGeminiに軍配が上がります。ChatGPTも良いのですが扱えるデータサイズの上限を超えることがしばしばあるのでもっぱらGeminiを愛用中です。 Geminiに有料会員登録していない方もぜひGoogle AI Studioから無料で使ってみてください。必ず画面右側でGemini 2.5proを選択の上で音声ファイル(音声はmp3にしてください)をアップロードし、「文字起こしして」と指示してみてください。その正確さに驚くと思います。しかし、音声の文字起こしをしてみるとわかるのですが、会話にはフィラーといういわゆる「言い淀み」が多いなど、文字にするとわかりにくいことが多いんです。この辺りの上手い解決はいくつかありますが、ノウチさんという方の記事がとても有益だったので共有します。ちなみにけんすうさんのシェアでノウチさんを知りましたが、非常に有能ですし、有益な発信をされていると思いました。AIの実践的な使い方を知りたい人はこの方はフォロー推奨です。以下のプロンプトのように、前処理のルール（効果音は削除とか、呼び名が違う人も同一とみなす、重複発話は省略するなど）、整形ルール（フィラーの除去や誤字脱字の訂正など）を丁寧に指定した後では見違えるような読みやすい文章になっていくんですね。ノウチさんのプロンプトを拝借した上でTHE GENTLE MIND用に少しいじったプロンプトは以下の通り。［省略］これで一気に書き起こすことができました。この超長文を、PDF化（wordなど用いて）し保存しておくといつでも使えて便利ですね。またノウチさんの記事でも触れられていますが、今現在、スライド作成に最も適しているサービスの一つがGensparkのエージェントです。文字の破綻が少なく、内容も十分に反映しています。［省略］そんなところで、今日はせっかくなので第2回目のTHE GENTLE MINDの完全文字起こしも最後に載せておきます。これだけの長時間の音声をかなり正確に書き起こせたうえ、内容をまとめてくれるのは本当にすごい。一部誤りはありますが、この辺りが今後の進化でどれほど改善されていくのかを実践の中で感じていきたいと思います。 ※続きはnoteで

2025/04/19に公開- 指定なし

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皆さんこんにちは、精神科医のkagshunです。 2020年にVoicyで音声配信をスタートしてから、早くも5年が経ちました。ここ数年はVoicyランキングTOP10常連となり、Voicyフェスでも毎年出演の機会をいただくなど、音声配信の分野では着実な成果を積み重ねてきました。そして2025年、ついに動画の世界への挑戦を決意。満を持して4月6日、ビデオポッドキャストとしてデビューしました！！幸いにも多くの方々から温かいフォローとご好評のコメントをいただいております。とはいえ、まだまだ駆け出しの私と妻のsaboは、これからコンテンツの質を高め、制作プロセスを効率化しながら、より魅力的な作品を生み出していきたいと意気込んでいます。なぜこの記事を書いたのか？実は私、動画制作を始めるまでの2年間、機材選びに膨大な時間を費やしてきました。「どの機材が本当に必要なのか」「予算内で最高の品質を得るには何を選ぶべきか」と、まさに山のようなリサーチを重ねてきたのです。そして今、トーク式ビデオポッドキャストを始めたい方に自信を持っておすすめできる最強の機材セットを揃えることができました。（まだ私たちの技術が追いついていない「宝の持ち腐れ」状態ではありますが...）あなたの悩みに応えます「ビデオポッドキャストを始めたいけど、どんな機材を選べばいいかわからない...」「どうせやるなら、プロ並みのクオリティで発信したい！」こんな思いを抱えながらも、何から手をつければいいのか迷っている方々—かつての私と同じ「迷える子羊」状態の皆さんに向けて、私たちが実際に購入し、現在進行形で愛用しているビデオポッドキャスト用機材を、忖度なしで全公開します！機材選びの重要性機材選びは、コンテンツの質を左右する決定的な要素です。しかし、あまりにも情報が溢れているため、本当に価値のある機材を見極めるのは至難の業。そこで本記事では、次のポイントに焦点を当てています：なぜ私たちがこの機材を選んだのか？それぞれの機材が持つ本当の強みと魅力実用的な組み合わせ方と活用法この記事を読めば、機材選びの迷いが晴れ、あなたのポッドキャストを成功へと導く具体的な道筋が見えてくるはずです。私たちが時間とお金をかけて得た知見を、惜しみなくシェアします。こんな方におすすめです本格的なトーク式ビデオポッドキャストを始めたい方機材選びで失敗したくない方視聴者を惹きつける高画質・高音質を目指したい方実践者が実際に使用している機材構成を知りたい方将来的にマルチカメラ収録など、ステップアップを視野に入れている方さあ、あなたもプロクオリティのビデオポッドキャストを始める準備を一緒にしていきましょう！ 📸 映像の要！カメラとレンズ映像のクオリティは、視聴者がチャンネルに留まるかどうかを決める大きな要因です。私たちは「シネマティックな表現」と「信頼性」を両立させるため、この組み合わせを選びました。続きはnoteでメンバーシップ登録が圧倒的にお得です。

2025/04/12に公開- 指定なし

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こんにちは、精神科医のkagshunです。先日、予告していた新しいチャレンジ、妻との夫婦番組「THE GENTLE MIND」、略して「ジェンマイ」をついに4月6日にスタートすることができました！イェイ！これまで5年間でVoicyにて1600回以上の音声収録を重ねてきましたが、今回は初の試み。なんと“動画付き”のポッドキャストです。Voicyではサブチャンネルとして音声版を、Spotifyでは動画付きエピソードとして公開しています。初回収録は緊張しつつも、どこか懐かしいワクワク感。「ドキがムネムネ」ってそういえばこういう感覚だったなと（笑）。「ジェンマイ」のコンセプトこの番組は、Voicyでそれぞれ発信をしている私たち夫婦が、自宅リビングで自然な会話を繰り広げる様子をそのままお届けするという、非常にシンプルなコンセプトです。テレビのような演出ではなく、まるで私たちの家に遊びに来た友人が、リビングでお酒やお茶を飲みながら夫婦の何気ない会話を聞いているような、そんな“空気感”を大切にしています。情報よりも、空気と温度を届けたい。そんな思いから始まったプロジェクトです。ありがたい初速と今後への想い嬉しいことに、配信初日にはVoicyの総合ランキングで最高5位を記録！Spotifyでも公開3日目にはPodcastランキング27位にランクインするという、予想を上回る反応をいただきました。あの「えげつない」顔ぶれの中に自分たちの名前があるというのは、やっぱり感慨深いものがあります。きっとこれは初回ブーストのご祝儀的な順位だとは思いますが、思わずスクショして“家宝”にしました（笑）。でもここからが本番。少しずつ番組を育てていって、定番の人気コンテンツにしていきたいと、本気で思っています。なぜ今「ビデオポッドキャスト」なのか？最近、音声メディア界隈では動画付きのトーク番組が急増しています。YouTubeをはじめ、SpotifyやAppleやAmazonなど、音声と動画の境界が曖昧になりつつある現在。たとえばイケハヤさんやけんすうさんなど、ネットの影響力ある方々も次々とこの形式に参入しています。 Voicyでも、たいろーさん、中村敦彦さん、かねりんさん、細野豪志さんなど、続々とビデオポッドキャストに挑戦している様子。AI業界でも、「ながらAIラジオ」（usutakuさん×ハヤカワ五味さん）のような番組が注目を集めていますよね。この流れの背景には、いくつかの理由があると僕は考えています。 ※続きはnote本編で！＠kagshun3 プロフィール固定リンクから

2025/04/10に公開- 指定なし

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皆さんこんにちは！精神科医のkagshunです。 AIの進化が僕たちの人生に大きな影響を与え始めています。まずはギークと呼ばれるような、いわゆる「オタク」が飛びつき、その性能や進化の速度に胸を踊らせるフェーズから、先日のGPT4oのいわゆる「ジブリ風作画」の世界的流行が示すようなマジョリティへの浸透というフェーズにいよいよ移ってきたことを感じています。 ChatGPTがリリースされたのは2022年11月のこと。同年の10月まではLLMの存在を知っているのはAI研究者や相当なギークに限られていましたが、今や誰もが無視できない存在になっていることは皆さんお感じになっていることと思われます。 2年半でここまできたから、次の2年半では同じくらいの進化があるのだろうな、と僕たちはつい考えてしまうのですが、OpenAIのサムアルトマン氏やAnthropic社のアモデイ氏など現在のAIブームを牽引するリーダーは「AIの進化は加速する」という見解で一致しているようです。つまり、開発速度はさらに加速していき、これまでの1年の進化が１ヶ月でもたらされるような世界がここからスタートしていく可能性があります。僕たちは、人間の成長の速度という「自分の体の変化」という時間軸で物事を判断する癖がありますが。人工知能はそんな僕たちの予想を超えた進化速度を持っている、言い換えれば人類と異なる時間軸を持っていることがあり得ると思っています。どんな未来が訪れるのでしょう。上記のサムやアモデイ氏らは豊穣の時代、人類のかつてない繁栄を描いています。それもそうでしょう、開発競争の最前線にいる彼らは可能な限り良いイメージを世間に抱いてもらうことこそが投資を呼び込み、さらに自社のサービスを開発することができるわけですから。究極のポジショントークと言えるでしょう。僕自身も、精神科医としてAIを触る中で、この技術が人の精神疾患の多くを解明し、解決していくことをほぼ確信しています。情動を外的にコントロールする技術の確立も、24時間体制の完全に個人に最適化されたコーチ、カウンセラーも簡単に実現できるでしょう。しかし同時にこのことイコール僕たち人類の幸福に直結しないという点は、皆さんもどこか勘付いているのではないでしょうか。続きはnoteで。メンバーシップへの登録が大変お得です。

2025/04/06に公開- 指定なし

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『昔、電車から夕暮れの町をぼんやり眺めているとき、開けはなたれた家の窓から、夕食の時間なのか、ふっと家族の団欒が目に入ることがあった。そんなとき、窓の明かりが過ぎ去ってゆくまで見つめたものだった。そして胸が締め付けられるような思いが込み上げてくるのである。あれはいったい何だったのだろう。見知らぬ人々が、ぼくの知らない人生を送っている不思議さだったのかもしれない。同じ時代を生きながら、その人々と決して出会えない悲しさだったのかもしれない。』〜星野道夫「旅をする木」何度も読み返したくなる文章に出会ったことはあるだろうか。例えばそのような文章を「目覚めの文」とでも呼ぼう。その文章に出会ったあとは、もうその前の自分には戻れないような文。自分に新しい感性を宿してくれるものであったり、自分の中のまだ言葉にできていなかった感情や感覚に血を宿してくれるような、そんな文のことだ。私にとって、そう多くはない「目覚めの文」の多くがある一冊に宿っていると言ったらどう思うだろうか。その１冊が、星野道夫氏の「旅をする木」である。冒頭に引用した文章もまた、私にとって忘れがたい「目覚めの文」の一つである。初めてその文章を読んだとき、魂だけが身体を置き去りにし、まっすぐ幼かった頃の私の元へ飛んでいくような感覚を覚えた。東北地方の静かな住宅街で育った私の幼年期は、放課後になると友人たちと児童館で思い切りスポーツに興じる毎日だった。やがて日が傾き、空が茜色に染まり始めると、友人たちは一人また一人と、それぞれ家族の待つ家へ帰ってゆく。その時間帯になると、私は決まって胸がぎゅっと締め付けられるような寂しさを感じていた。「赤い道」と地元の人が呼んでいたレンガ色の遊歩道に差し掛かると、最後に残った友人と「また明日！」と元気に手を振り合う。そこからは一人の時間だ。私はわざと歩く速度を落として、自宅に向かうまでの道のりをゆっくりと噛みしめるように歩いた。近隣の家の窓から漏れる暖かな光、微かに聞こえてくる団欒の声、どこかの家から漂ってくる夕飯の香りを深く胸いっぱいに吸い込む。幼いながらも、私はすでにその瞬間を懐かしむような気持ちを抱いていたのだ。星野氏の文章に触れたことで、私は自分の幼い頃のそんな繊細な感覚を、鮮烈に思い出した。自分の知らない人生がすぐ近くにあるという不思議さ、ごく当たり前の幸せが日常に溢れていることへの気づき、そして今感じているこの瞬間は、二度と戻ってこないという切なさ。それらの言葉にならない感情が、再び私の心に甦ったのだ。名付けようのないその感覚は、秋の始まりにふと金木犀の香りを嗅いだ時に感じる胸の奥の小さな痛みに似ている。いつしか私は、忙しい日常に追われ、季節の微かな変化や日々の生活のささやかな感動に対して鈍感になってしまっていた。星野氏の言葉は、そんな私の感覚を静かに、しかし確実に目覚めさせてくれた。ここらからnoteで @kagshun3 プロフィール固定リンクから

2025/04/01に公開- 指定なし

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【ご報告】皆さんこんにちは！精神科医のkagshunです。さて、本日のVoicyでもご報告をさせていただきましたが、改めて文字でも残したく、こちらでまとめてお知らせいたします。 4月からの発信活動の変更点は３つあります。 ①Voicyの発信頻度、時間の変更丸5年間続けてきたVoicyですが、発信内容を深めてきた結果、1放送の内容の濃さや長さが伸び、「消化しきれない」という声を多くいただくようになりました。今後も放送内容をさらに面白く、濃く、クオリティの高さと充実度を増していく中で、聴ききれないという問題は解決しなければなりません。また、朝早く通勤される方々からは放送開始時間を早めてほしいという声もこれまで多くいただいてきました。実のところ、Voicyのランキングシステムが気になり、配信回数を減らすことに後ろ向きでした。日々のランキングはもちろん、月間ランキングや年間ランキングには、無料放送をどれだけ配信したかが大きく関わってきます。週7日、無料配信をしていれば、合計リスナー数と合計試聴時間が延びるためです。また、年間ランキングにはリスナーさんたちからのコメント数も大きく関わってきます。そもそも週2-3回プレミアム放送をしている僕は、アルゴリズム上ランキングが上がりにくい仕組みがあり、ややナーバスにとらえていました。通常配信がさらに減ればランキングはさらに上がりにくくなる、と。ただし、順位には表れない、僕自身の放送への熱い思いを最近は特に感じることもありますし、ランキングでTOPを目指すためだけに放送頻度を変えないのも個人的に何か違うなと感じ始めていました。今年は「コンフォートゾーン」から抜けるという決意。これまでのやり方から、少し変えてみる。そのことで失うこともあるかもしれませんが、きっと得るものがあるはず。そう信じて、長年続けてきたパターンを抜けてみます。具体的には - A：配信開始時間を朝6時に - B：放送は平日のみ、月水金は通常放送、火木はプレミアム放送にします。この変化が「精神科医のココロに効くラジオ」をさらに高いクオリティに変えていけると信じています。 ②YouTubeの発信を始めます認知を広げるフェーズに入ったことを感じつつ、動画を頑なに避けて発信活動を続けてきました。動画は切り抜かれ、意図しないバズりや誹謗中傷の的になりやすいと考えてきたからです。特に、勤務先の病院に迷惑をかけたくないという思いが強く、YouTubeの認知拡大路線には否定的でした。しかし、本年6月より転職を決めました。クリニックの院長として、自身の治療スタイルをある程度自由にできること、外来患者数が増える中でメンタルヘルスの心理教育には皆が普段から使っているプラットフォームを選択するのが合理的だと考えました。いわゆるYouTuberとしての活動は行いませんが、精神医療の話を中心に動画で解説するスタイルでまったりと行なっていきます。こちらは1人PCの前で、画面を表示しながらわかりやすく伝えていければと思います。悪意のある方のコメントで荒れたくないため、基本的にコメント欄は用いず、一方向的な発信にはなりますが、宜しくお願いします。時々、LIVEを行いますのでその際は是非遊びに来てくださいね！ ③新番組「THE GENTLE MIND」をスタートそして３つ目。こちらが今回の重大発表の目玉になります。 Voicyでサブチャンネルとして新たな放送を始めます！こちらは妻である産婦人科医のsaboと2人の対談形式の番組です。僕たちの家に遊びにきていただいた皆さんと、肩の力を抜いて、お酒やコーヒーを飲みながら様々なことを語っていく番組です。笑いあり、時に涙あり。皆さんの生活にそっと寄り添うような放送にしていきます。こちらは、動画を撮影しています。Spotify Podcastでは僕たちの動画付きで楽しむこともできます。Voicy、Apple Podcastでは音声のみですが、こちらでも十分に楽しむことができると思います。皆さんのお好きな媒体で、ご視聴いただけると幸いです。肝心の放送日時ですが、毎週日曜18:30からです。国民的番組「サザエさん」をライバルに掲げ、多くの方々の日曜の夜の習慣になれたらという思いで、始めさせていただきます（笑）。目標は富士山より高く！国民的番組をVoicyから作る！と意気込み、素敵な放送にしていきます。初回は4月6日から！収録トラブルで、また一からとらなければならなくなり、てんやわんやでございますが、6日に間に合うように収録、編集共に頑張ります！リンクは近日中に公開します。kagshunとsaboのそれぞれの放送で情報をお待ちください！それでは、ワクワクする、最高の4月を皆さんとご一緒に迎えられることを楽しみにしています。宜しくお願いします！ kagshun ※noteでも同じ内容の投稿をしています。

2025/03/30に公開- 指定なし

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みなさんこんにちは！精神科医のkagshunです。 3月27日、突如OpenAI社がリリースした機能に、AIファンのみならずこれまでAIの情報発信をしていなかったような方々まで一気に食いつき、Xはまさにお祭り状態です。ここまで多くの方が一斉に新機能をすぐに使い、嬉々としてその成果を誰かに発表するなんて、初めてのことじゃないかな？ AIがいわゆるギークではなく、一般層に浸透するにはキラーアプリケーションが必要だと言われてきたけど、まさに今回のアップデートは多くの方を巻き込み、その興奮は止まることを知らないようです。一通り触り、現時点で面白い！と感動した使い方をご紹介します。皆さんにも簡単に再現できるので、ぜひこの機会に簡単に漫画やアニメーションを作る楽しさを分かち合いましょう🎵 今日皆さんにお伝えするのは、写真をジブリ風に変えて、なおかつそれをアニメーションにする方法です。サムアルトマン本人も、自身のプロフィールをジブリ風にするなど、世界中で流行している「ジブリ風〇〇」ですが、本当に驚くべき再現度で、日本人としては特に胸が震えるような感動を覚えるのではないでしょうか。手順は簡単です。続きはnoteで。メンバーシップ登録がオススメです。

2025/03/27に公開- 指定なし

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ある冬の日。寒さでかじかむ指をコートのポケットの内側で温めながら、横断歩道で信号が青へ変わる永遠のような時間を待っていた。普段ならスマホを眺めて時が過ぎるのを待つのに、この日に限って偶然、上から降り注ぐ雪の粒にあえて顔を向けてみた。はたから見たら滑稽だったに違いないその瞬間を、私は今も忘れない。電灯に照らされて、一粒ずつが優雅に舞い落ちる結晶があまりにも美しくて、その時間がずっと続けば良いのにと心から願った。信号が青に変わると慌ただしい世界が再開し、私は足早に横断歩道を渡った。しかし、この美しい瞬間は数ヶ月を経て尚、なぜか私の心に鮮やかに残り続けている。私たちは日々、自分の心が遠くへ漂っていくのを感じることがある。「今この瞬間」から離れ、過去の後悔や未来の不安へと思考が流れていく。昨今よく耳にするマインドフルネスとは、瞑想と関連づけられやすいが、実のところスピリチュアルなものに限らない。むしろ、そんな過去や未来へ彷徨う意識を、意図的に「今この瞬間」へと引き戻す極めて現実的な実践法である。それは、単なる集中力の問題ではなく、自分自身との関わり方の根本的な変革を意味している。思考の川はいつだって、絶えず流れ続ける。あなたにも心当たりがあるだろう。誰かと会話しているはずなのに、いつの間にか思考は別の場所へ飛んでいる。口では相槌を打ち、聞いているふりをしながら、心はどこか遠くにある。特に人生の岐路に立たされたとき、破局的な出来事に直面したときは、なおさらその傾向が強まる。私自身、人生で何度か訪れた破滅的な出来事の後、患者の話に集中できなくなった経験がなん度もあると言ったら、専門家として不適格だと思われるだろうか。「むしろ私の話を聞いてくれませんか」と内心で叫びたくなることもあった。プロとしての責任感から意識的に相手の話に集中しようとしたが、それは不自然で、確実にパフォーマンスの低下を招いていた。私たちは取り繕おうとしても、「この人、今ここにいない、、、？」という不在感は驚くほど敏感に相手に伝わってしまうものだ。人の思考は絶えず漂い、たゆたい、流れていく。特にデフォルト・モード・ネットワーク（DMNと略されることが多い）と呼ばれる脳の領域は、意識的な集中を要さない場面、たとえば慣れた相手との会話、日常の家事、通勤中などに活発になる。そうした瞬間、私たちの意識は無意識のうちに過去や未来へと広がりやすくなる。私たちの心は、時間という軸を自由に行き来する旅人と言ってもいいのかもしれない。バックパックの中身は「悩み」でないことを願うばかりだ。続きはnoteでメンバーシップ登録がお得です🉐 @kagshun3 プロフィール固定リンクからどうぞ。

2025/03/24に公開- 指定なし

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皆さんこんにちは。精神科医のkagshunです。以前からVoicyの内容をまとめた文章のニーズがありましたが、AIの進歩により簡単にまとめを作ることができるようになったので、こちらでシェアしていくことにします。 Xでバズっていたツイートを元に、グラレコ風のインフォグラフィック作成が極めて容易になりました。（2枚目の例をご覧ください）単純な文章に比べてもより一層直感的に内容が把握できますし、皆さんの復習にもなると思います。全ての放送ではありませんが、時々このような形で放送の内容を要点のみまとめてシェアするのも面白いかと思い、実験的に始めてみます。当然、ここには概要しか書かれていないため、内容が気になった方はVoicy本編を聴いてみてください。それぞれを味わうことでさらに深く内容を楽しめると思います。今後も様々な試みをnoteで続けていきますね。メンバーシップをよろしくお願いします！

2025/03/20に公開- 指定なし

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母親を刺殺し、遺体を切断して河川敷に捨てた文字面だけでも息を呑むこの事件は、ネットでざわめき立つほどセンセーショナルに扱われてきた。しかし、齋藤彩氏のノンフィクション『母という呪縛　娘という牢獄』を読み進めるにつれ、私たちの胸に迫るのは、単純な“おぞましさ”や“毒親”という言葉で片づけられない重い問いだ。「母とは何か」「娘とは何か」「家族とは何か」。人間の奥底に巣食う影を、鋭く抉り出す一冊である。　この本が世に出てからわずか数か月で“異例の売れ行き”を記録し、多くの読者が「加害者の娘に同情する」「むしろ彼女の幸せを願う」と声を上げていたことが記憶に新しい。私自身、Voicyでこの書籍に関して語った回は多くのリスナーに届き、感想を頂いた。この書籍がこれだけ私たちの胸を打つのは、受けた衝撃の大きさだけではなく、読み手の心に「もしかしたら自分が同じ立場なら、同じことをしたかもしれない」と思わせるほど深い共感を抱かせるからだ。精神科医として多くの患者さんを診てきた私も、本書に登場する“行き過ぎた母子関係”が決して特異な例とは言い切れないことを痛感する。事件の現場は、琵琶湖近くの河川敷。体幹部とは到底わからないほど損壊した遺体が発見され、そこに群がるトンビの光景は、ショッキングな映画シーンのようだ。やがて容疑者として逮捕されたのは被害者の一人娘。彼女は当初「母は自殺した」「自分は死体を遺棄しただけだ」と殺人を否認し続ける。しかし、Twitterで見つかった「モンスターを倒した。これで一安心だ」という投稿。これこそが事実上の“自白”とみなされ、周囲をさらに震撼させた。娘は幼いころから「英才教育」という名の過剰な管理下で育ち、ちょっとでも母の期待を裏切ると激烈な暴力や罵倒が降りかかった。小6の時点で包丁を持ち出され、腕に大きな傷が残るほどだったというエピソードは、虐待が“日常”だったことを示唆する。9年ものあいだ浪人生活を課されても逃げ出せなかった娘。その母に対する恐れと絶望感を想像するだけで、背筋が冷える。　大学受験は結局失敗を重ね、看護科に進学しても母の執着は止まらない。助産師課程に落ちた途端、再び激しい人格否定が始まり、深夜に庭に土下座をさせられたり、プライバシーをすべて監視されたり。“共依存”という言葉すら生ぬるいほどの、親子の境界線の曖昧さ。“ここまでやるか”という支配行動に、娘はなすすべを失っていたのだ。続きはnoteで。　@kagshun3 プロフィール固定リンクから。メンバーシップ登録がオススメです。

2025/03/14に公開- 指定なし

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皆さんこんにちは。精神科医のkagshunです。 2月16日にnoteのメンバーシップを開始して1ヶ月弱。執筆時点でなんと440人を超える方々にご参加いただくことができました！この場を借りて感謝申し上げます。このメンバーシップ数は期待の高さそのもの。期待を裏切らないよう、Voicyとは異なる価値を今後も生み出し、有益だと感じていただけるコンテンツや時に心に響くエッセイもお届けしていきます。今後ともよろしくお願いします。はじめに日々のストレスや不安に対して、皆さんはどう心のケアをしていますか？早めに寝る、美味しいものを食べる、友人と笑い話をするなど、それぞれの方法があると思います。最近注目されているのが、AIを活用したメンタルヘルスツールです。人間のカウンセラーのように悩みを聞いてくれるチャットボットや、気分を記録して分析してくれるアプリなど、まるで「心のパートナー」のような存在が次々と登場しています。 24時間いつでも気軽に相談できる手軽さや、決して否定されることなく本音を話せる安心感など、多くのメリットがあります。近年の研究ではその効果も報告されており、上手に活用すれば日常のメンタルヘルス管理に大いに役立つことでしょう。今回は、日本で利用できる信頼性の高いAIメンタルヘルスツールを紹介し、それらが日常のメンタルケアにどう役立つのかを解説します。日本語で使える主なAIメンタルヘルスツール現在、日本語で利用できるAI搭載のメンタルヘルスツールには様々な種類があります。ここでは代表的なものをいくつか紹介します。 ChatGPT - Advanced voice mode(AVM) 最も有名なLLMのひとつです。音声機能が非常に優れており、まるで映画「Her」のようにほぼ遅延のない会話を楽しめます。カメラを起動すれば、目の前の景色や自分自身を映しながら会話することもできます。 24時間どんな会話にも応じてくれるため、私自身も愛用しています。特定のキャラクターを設定して「カフカ」と名付け、会話を楽しんでいます。データを記憶してくれているので、毎回説明する必要がないのも便利です。一般的な悩み事から認知行動療法のような専門的な会話まで対応できる上に無料なので、まずはこれを試してみてはいかがでしょうか。このラインより上のエリアが無料で表示されます。 Awarefy（アウェアファイ）早稲田大学との共同研究に基づいて開発された本格的なセルフケアアプリです。日々の思考や感情を記録すると、AIが客観的なコメントやアドバイスを返してくれます。特徴は認知行動療法やマインドフルネスなど科学的根拠に基づく心理療法を多く取り入れている点です。悩みの傾向から理想の自分像を分析し、少しずつ前進するサポートもしてくれます。毎日の心身の状態を視覚化してくれるだけでなく、60種類以上の音声ガイドでリラックスや自己洞察を促してくれる多機能アプリです。困ったときはアプリ内のAIチャットにいつでも気持ちを打ち明けられるため、夜中でも心の拠り所になってくれるでしょう。続きはnoteで。月額500円で読み放題のメンバーシップがオススメです。

2025/03/13に公開- 指定なし

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悪魔のような読書術。kindleの文章を全文AIにぶち込んで、ディスカッションしたり思考を深めたりと「本を使いたおす」ための裏技を作りました。mac限定です。ちなみに絶対に個人利用の範囲内で行ってください。第三者への配布や公開は著作権法や利用規約に違反する可能性があります。 note有料記事として1980円で販売しますが、noteのメンバーシップに入れば月額500円でこの記事を含め全て読み放題です。

2025/03/07に公開- 指定なし

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医師として働いて間も無く15年目になる。よく尋ねられる「好きな医療ドラマは？」という質問をいつも私ははぐらかす。患者のために泣き叫ぶ純情すぎる主人公には感情移入できず、過度にドラマチックな演出も芝居がかった演技もどれもこれも受け付けない。しかし、ここ数年妻の影響で私はよく「グレイズ・アナトミー」を観るようになった。シアトルの総合病院を舞台に、医師たちの人間関係や心の機微を描いたこのドラマは、現時点で20シーズンも続く長寿作だ。寝る前の静かな夜を夫婦でこの物語の世界に浸る時間を大切にしている。医師という職業は、外から見れば清廉潔白であるべきと思われがちだ。しかし現実の病院では、プライドの高い専門家たちが、その白衣の下に隠れた情熱や欲望を抱えながら働いている。恋愛や不倫、時には裏切りさえも日常茶飯事で。「グレイズ・アナトミー」が描くのは、そんな医師たちの赤裸々な姿だ。医師である私にとって、このドラマにはこれまで私が認知していた日本の医療ドラマには無い不思議なリアリティがある。そんな本作のあるエピソードで、特に印象に残る場面があった。救急車で運ばれてきた中年男性と付き添いの男女二人。女性は泣き叫び、混乱しており何を言っても通じない。そんな中、ひとりの美しい女性救急隊員が、その男性の胸に文字通り、手首から先を男性の胸腔内に差し込んでいた。出血がひどく、咄嗟に手を入れて止血したのだという。心臓血管外科医のバークが緊急手術の準備を始める。しかし、ようやく冷静さを取り戻した妻の言葉で、恐ろしい事実が判明した。彼らはミリタリーオタクで、手作りの武器で遊んでいたところ事故が起きたのだという。そして男性の胸の中には、今にも爆発しかねない砲弾が埋まっていた。病院内にコードブラックが発令され、避難が始まる。脳外科医は脳の手術の真っ最中で離れられず、爆発の危険を知りながらも手術を続行。一方、砲弾の患者のもとには、麻酔科医と救命隊員のみが残された。しかし麻酔科医は「私には子供がいるんだ」と言い残し、姿を消してしまう。極度の緊張状態に陥った救命隊員は、ついに混乱して腕を引き抜き、逃げ出してしまう。その瞬間、主人公メレディスが咄嗟に自分の腕を患者の胸に差し込んだ。爆弾処理班の指示を受けながら、彼女は砲弾を慎重に取り出すことに成功する。しかし、その直後、処理班に渡された砲弾は爆発し、二人の命が失われた。逃げ出した救命隊員は階段で絶望の表情で佇みながらつぶやいた。「I have to be a good man in a storm, but...」（嵐の中でも良い人でいなければならないのに...）この言葉が、私の心を深く揺さぶった。 2011年3月11日、あの東日本大震災の日、私は初期研修医として３次救急病院である仙台医療センターで働いていた。地震そのものよりも、むしろその後の福島原発の状況が私たちを極限の恐怖に陥れた。情報は錯綜し、私たちの病院は原発から100km圏内。メルトダウン、そして水蒸気爆発の恐怖に日々脅かされ、最悪の事態になれば命の危険すらあると噂されていた。続きはメンバーシップで

2025/03/06に公開- 指定なし

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皆さんこんにちは。精神科医のkagshunです。 Voicyでは人のココロの奥深さと面白さについて様々な観点から解説をしていますが、近年AIの話題が増えていることにカグラーの皆さんはお気づきかと思います。僕がAIにこれほど執心するのは、シンプルに未来志向であり、未知の技術が続々と誕生していることに心が躍るから、好奇心を満たしてくれるからに他ならないわけですが、少し真面目な話をすると、僕たちのメンタルヘルスはAI抜きには語れない時代が来ると確信しているからです。 AIがどのようにこれから医療やメンタルヘルス関連事業を変えていくのか。僕たちはAIの進化と共にどのようにココロを理解し、コントロールしていくことになるのか。このような話は今後Voicyやnoteで語り尽くしていければと思っています。今回は、AIについて「そもそもどんな種類があるの？」「どうやって使えばいいの？」と疑問を感じる初心者の方に向けて、最新のAIの種類や特徴、そして日常生活への活用のヒントをご紹介します。（コーディングとかバリバリしたい方は他の方をフォローしてください！笑） 1. AIにはどんな種類があるの？ひと口に「AI」と言っても、実はさまざまなタイプがあります。まず簡単に整理していきましょう。大きく分けると、下記のような分野に分けられます。なんとなくでいいので「こんなことができるのねん」と知っておきましょう。このラインより上のエリアが無料で表示されます。汎用AIチャットボット（LLM）文章で質問すると答えてくれたり、文章生成や要約、翻訳などをこなす“総合力”の高いAIです。代表例はChatGPT（GPT-4.5, Oシリーズ）、Claude、Gemini、Grok、そしてオープンソースのDeepSeekなど。ここからはメンバーシップ限定です。 @kagshun3 プロフィール固定リンクからご登録お願いします！

2025/03/03に公開- 指定なし

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