コンテンツ種別写真動画複数枚｢#PR｣つき投稿 関連投稿国 指定なし日本 関連都道府県 指定なし 並び替え投稿日順 ライク数順 コメント数順 エンゲージメント率順北杜市、のほほんBOOKSさんでの「雨と、本と、オカモチ」展、ゆるりとオープンしています。会期は6/14（土）まで。本日のみ店主在店中。2025/06/06に公開- 指定なし1.1%750【営業日についてのお知らせ】 6月より試験的に営業形態が変わるため、定休日などに変更がございます。 ［定休日］ 月＆木曜日 ／ 日曜不定休 ［オンラインショップの発送日］ 注文確定の1～3営業日後 ［オンラインショップの定期更新］ 金曜日または土曜日 以上が主な変更点となります。 実店舗の営業時間（13～17時）は変わりません。 週4日営業が主になることから、オンラインショップ業務全般（特に発送）がこれまでよりも少し遅めになります。 何卒ご了承いただけますようお願い申し上げます。 当面、数ヶ月の試験的なものとなりますので、今後また変更がある可能性がございます。 毎月の営業案内はハイライトよりご確認ください。2025/05/31に公開- 指定なし0.32%220【予約注文開始】 『Cello Tenderness』の予約注文を開始しました。 6/8先行発売予定。 前作までと同様、オリジナルポストカードを特典としてお付けしています。 作品ページへのリンクはストーリーズハイライト「16周年」にてご確認ください。 発送は発売日以降。他の商品を同時購入いただいた場合はまとめての発送となります。 ご注文お待ちしております。 ※6/6からの山梨出張販売でも販売します！2025/05/30に公開- 指定なし1.68%1150【6月出張販売のお知らせ その2】 出張販売、2025年6月後半は岡山県です。 美作市のJR美作土居駅すぐ前にあるカフェやまびこさんにて出張販売とトークイベントを開催します。 カフェやまびこさんは当店のファンと言っていただいておりまして、過去にも出張販売のご依頼をいただいていたのですがなかなか実現できず、今回晴れて開催の運びになりました。 これまで「旅」に関するイベントなどをおこなってきたカフェやまびこさんで、雨と休日も「旅と音楽」をメインテーマに、直近の新譜のほか、旅情や異国情緒、郷愁、空想の旅をイメージするようなCD作品を持っていきたいと思っています。 姫路や岡山市街、倉敷などからは少し距離のあるところですが、駅のほんとうに目の前にあるカフェで、（電車の本数は少ないですが）アクセスはしやすいかと思います。駐車場もあるとのこと。 今回トークイベントも企画していただきました。 6月29日（日）に開催いたします。 時間等詳細は決まり次第またお知らせします。 トークの内容としては、雨と休日について、お店を運営するうえで大事にしていること、の他に以前にもトークイベントでやりました「聴き方」、「買う」の次の「どう聴くか／響かせるか」についてもお話したいと思っています。 イベント参加ご希望の方はカフェやまびこさんのほうへお問合せください。 cafe yamabiko @cafe_yamabiko 「旅と音楽」 【期間】 6月25日（水）～7月6日（日） ※ 7/1(火)はお休みです 【場所】 岡山県美作市土居3010番地 TEL 090-1350-9598 駐車場あり 【営業時間】※会期中の営業時間です ［平日］10:00-16:00 ［土］10:00-22:00 ［日］10:00-17:00 【定休日】 期間中は火曜日のみ 【決済方法】 現金、クレジットカード 【雨と休日店主在店日】 トークイベント開催日、6月29日の午後に在店します。2025/05/28に公開- 指定なし2.37%1620【6月出張販売のお知らせ その1】 2025年6月前半は、北杜市にある書店、のほほんBOOKS & COFFEEさんにて出張販売です。 EACH STORYでご一緒し、当店でもスマホスピーカー「Wood Speaker」を販売しているアトリエヨクト @atelieryocto さんの人気商品「オカモチ」の展示受注会と併せての開催となります。 のほほんブックスさんは（東京から向かうと）そのEACH STORYの会場である五光牧場に行く途中にあります。 セレクトブックショップとカフェ、そして展示室であるSUBAKOなど、八ヶ岳の麓の広い敷地という気持ちのいいロケーションでお買い物を楽しんでいただけたらと思っています。 （雨と休日のCDは書店のほうで、アトリエヨクトさんの展示は書店とは別棟のSUBAKOで、となります） 「雨と、本と、オカモチ」をタイトルに、梅雨の午後、森の中の小屋で、オカモチに本とコーヒーを入れたポットを脇に読書を楽しむ。 そんな空気感に合うようなセレクトで30タイトルほどを販売する予定です。 店主は初日に商品と一緒に行きますので6日の開店時間ごろはまだ設営途中かと思います。ご容赦を。 のほほんBOOKS & COFFEE @nohohonbooks 「雨と、本と、オカモチ」 【期間】 6月6日（金）～6月14日（土） ※日曜日はお休みですのでご注意を 【場所】 山梨県北杜市大泉町西井出8240-8420 TEL 0551-45-9022 【営業時間】 10:00-18:00 【定休日】 日曜日 【決済方法】 現金、クレジットカード、電子マネー、QRコード決済2025/05/24に公開- 指定なし2.18%14905月17日。雨の休日です。雨の日サービス（レシートにスタンプ→次回の割引サービス券）実施中にてお待ちしております。今週末は日曜日営業デー。明日も開店します。写真は新入荷のビージー・アデールのスタンダード・ピアノ・トリオ作。2025/05/17に公開- 指定なし1.33%910幻想少女が見る夢よ猫よ ゑでぃまぁこん / Carpet Of Fallen Leaves - - - - - 音楽の中へ発つ幻想のセンチメンタルジャーニー。白昼夢であったり夜中寝られない時だったり…。ゑでぃまぁこんの音楽はひとりで考え事の渦の中に浸かっていくときに似ています。 2000年代初頭、姫路にてゑでゐ鼓雨磨と柔流まぁこんのデュオを核にスタートしたゑでぃまあこん。リリースは自主制作のCD-R（しかも多作）がメインのため名前は知っていてもちゃんと聴いたことがない、なんだか近寄りがたいという方が少なくないのでは。アングラな雰囲気がありますがその実、非常に繊細で、優しさ可愛らしさが滲んでくる音楽なので是非とも広く知られて欲しいグループだと思っています。あと愛猫家であるがゆえの猫愛が隠さず溢れてくる点も微笑ましかったり。 浅川マキや初期荒井由実（つまりファースト）、はちみつぱい、最近で言ったら青葉市子、海外ならLinda Perhacs、Vashti Bunyanなどを引き合いに出したら良いかなと。神戸の旧グッゲンハイム邸（中村祐子『私を連れていって』を販売中）で多くライヴを行なっていたりもします。 ま、長々と書いてもアレです、歌ものなのでとにかく一度聴いていただけたらいいかなと。曲のアレンジも非常に凝っているので1曲2曲聴いただけでは全貌は掴めない、5曲6曲と聴いていくとある種の中毒性があってハマっていく。 今年出された『Carpet Of Fallen Leaves』はドイツのmorr musicが編集したベスト盤的好内容コンピレーション。2002年から2022年までの音源を網羅しており、こうした盤を出してくれたのは本当に嬉しいこと。元高円寺（現在は彦根）「円盤」の田口氏によるバイオグラフィー、そしてディスコグラフィーを記した厚いブックレットは資料的にも重宝しそうなものです。 冒頭の「あみめ」や「波紋」などを聴くとアシッド・フォークな雰囲気が漂いますが、亡くなった愛猫ポコちゃんのために作った「少女」や、ラスト2曲といった最近の作品になるに従い、ソフトロック的な趣と凝ったアレンジが聴けるのがまた奥ゆかしく、彼らの才能を感じさせます。「ひまわり絶叫」はMVも良いですのでYouTubeで検索してみてください。まずは本作の後半から聴き始めても良いかと。 CDは500枚限定とのことで次の入荷はおそらく難しいのではと思いますのでお早めに。 さて『Carpet Of Fallen Leaves』のリリースに合わせて、過去作のプレスCD作品から雨と休日的な2タイトルを入荷しました。以下。 - - - - - 春から冬への心象風景 ゑでぃまぁこん / 眩暗眩花 - - - - - 真っ先にジャケットに目がいく本作は「くらくらくらげ」と読みます。7人編成のバンドで春から冬にかけての1年の流れがある13曲。春夏の曲にはちょっとシティポップ的な爽やかさがあったりしてそのサウンドの引き出しの豊富さには脱帽。間奏の作りまで秀逸なのはポップス職人と言えるぐらい。侮れません。 CD-R作品でもジャケットの装丁にこだわって作っているとの事ですが、本作ではCOCHAEによる切り絵アートがふんだんに盛り込まれていて、morr盤の解説にも出てきた武井武雄のような（ゑでぃまぁこんの）アート的嗜好が窺えます。 本作は直接ご本人（自主レーベルPong-Kong Records @pongkongrecords ）から仕入れているのですが、ゑでゐさんの手書きのメッセージがまた可愛らしくて…。 - - - - - ちいさくておおきなせかい ゑでゐ鼓雨磨 / 木陰のひわ - - - - - ゑでゐさんのソロとなる『木陰のひわ』は、ソロということもあり、より猫的視点？が増えているのかもなという印象。その歌詞にはときどき「誰の視点なんだろう？」と思う節があったりして、これは少女（あるいは少年）なのか、小さい生き物なのか、と思い巡らすのが楽しい。 演奏はギターとエレピと多重コーラスがメインですが、冒頭「くろがねもち」はシンフォニックとも言える広がりがあるし、「つぶつぶカプリッチョ」は内省的な世界に落ちていくようなスモールワールドが。と、そのスケールの幅広さにヤラレる1枚です。 ３点、是非是非楽しんでください。2025/05/13に公開- 指定なし1.55%1060毎年参加している野外音楽イベントEACH STORY @eachstory2025 のフライヤーが店頭に届きました。 今回のフライヤーは、「EACH STORYとはどんなイベントなの？」ということを皆さんに知ってもらおうと作られたもので、出演アーティストや出店などは記載されておらず、まずはEACH STORYの目指すところ、コンセプトを記したものとなっています。 実はこれ、去年のイベントの最後、主催の大形さんたちと話していた時にこういうの配ってみたら良いんじゃないですかね？と提案したものでして、作っていただき嬉しい限り。 EACH STORYは独自の美意識を持った他に類をみないイベントです。フライヤーは店頭で配布しておりますし、山梨、長野、東京など近隣のご注文にも封入します。是非ご覧ください。 #eachstory #音楽イベント2025/05/09に公開- 指定なしhttps://www.instagram.com/explore/tags/eachstory#eachstoryhttps://www.instagram.com/explore/tags/音楽イベント#音楽イベント1.64%1075ギターは微笑む Paniyolo / たまのこと - - - - - 「ギターの音色は満面の笑みではなく、いつもちょっと照れくさいように微笑んでいる。」 2015年の発売時に書いたライナーノーツに僕はこう書いています。また、 「パニヨロの作品は、春にリリースされることが多い。」 とも書きました。本作のオリジナルリリースは2015年の4月でした。この再発盤も4月。あれから10年なんですね。 パニヨロ・ギターを言葉にするとき、素朴さや優しさという、ちょっと照れくさい、使い古されているような言葉しか思いつきません。でも逆に、難しい言葉で表現できないということはとても珍しく、また有難いものなのでしょう。 パニ君 @paniyolo の音楽を聴くと、何と言うか感謝の念が湧きます。開店当初から作品を取り扱っているアーティストですし、何度かイベントもご一緒させてもらったり、呑みの席だったりと付き合いも長いのですが、それだけにいつまでも変わらず柔らかなギターを弾いてくれることにありがとうと言いたくなります。面と向かって言うのは恥ずかしいので代わりにここに書きますが。 ライナーにも書いたのですが、『たまのこと』は雨と休日がきっかけで出会ったアニー君（中村大史）@hirofuminakamura とのデュオがメインとなった作品で、個人的にも思い入れのある1枚です。ふたりの相性というのは本当にぴったりで、どちらかが強すぎる主張をするでもなく、絶妙なバランスでツイン・ギターの音世界を作り上げています（アニー君はマンドリンも少し）。楽しさも、軽やかさも、まどろみも、お互いが同じ時間の進み方をしています。最近でも一緒にライヴをやっているようで、長い息のデュオとなって欲しいなと思います。 最後に、録音場所となったguzuriさん。入間のジョンソンタウンでスタジオとカフェを運営していたguzuriさんですが、コロナの影響があったのか2020年で閉店してしまったそうです。東京に戻ってきて思い出したときにはもう閉店となっていたので行けず仕舞いでした。『たまのこと』再発の嬉しさの反面、ジャケットにたくさんの写真が載っている本作がこの場所の記憶の記録となってしまっていることに寂しさを覚えます。 この再発盤は初回仕様のボックス版のような豪華さはないですが、あたたかな陽射しの中、石油ストーブを囲んでギターを弾くふたりの写真をジャケットに、小さく愛らしい作品として、たまのこと＝sometimes＝ときどきで良いので手に取って末永く聴き続けていただけたら幸いです。2025/05/07に公開- 指定なし2.52%1711【オンラインショップ情報】 トップページを《初夏のおすすめ》に衣替えしました。 爽やかな風と、湿度を感じさせ始めるこの季節におすすめのアルバムたちです。 （トップページは季節のおすすめ作品からランダムで表示されます）2025/04/29に公開- 指定なし0.83%570囁くような歌声に呼び起こされる記憶 呼吸 / Being on the road [LP] - - - - - 「呼吸」という名のデュオ。2022年に配信されていたシングル曲「祈り／それから」を人づてに知り、音からくる距離感に親近感を覚えしばらく愛聴していました。今年アルバムが作られ、暫くしたらお二人が店に来ていただき、「呼吸というアーティスト名で…」「あ、呼吸！聴いてます！」「え！？」となった次第。 「祈り」と「それから」はフォーキーな佇まいの歌でしたが、アルバムを通して聴くとどうもそれだけでない…つまりドメスティックな感じではない、何だか異国の雰囲気がします。特に深い響きを持ったエレクトリック・ギターの音色。瞑想的でもあるし、インド音楽のラーガ的な響きも聴けます。 と思ったら本作のリリース前にインドで演奏旅行をされたとのこと。その記憶が本作のモチーフになっており、ジャケット裏にもガンジス川を写した写真が使われています。かといってインド的な音楽要素が濃いわけでは無く、例えばA-4「Femme Fatale」はヴェルヴェット・アンダーグラウンドのカヴァーですし（トレイシー・ソーンも歌ってましたね）、純粋にここ（日本）とどこか（異国）の対比的な意味合いではないかと感じました。 記憶を辿る、その道中にいつも在ること。 『Being on the road』は取扱店も少ない非流通の自主制作盤です（2025年4月現在）。深い色合いのジャケットはフィジカルで持っていたいと思わせますね。アナログでは特にB面の流れが気に入りました。 メンバーの廣瀬さんと高野さん、お二人とも当店のファンと言っていただきまして嬉しい限り。廣瀬さんは意外にもキャリアが長く、様々なサポートやイギリスのSarah Recordsに影響を受けたh-shallowsというユニットで活動されています。ギターの高野さんは常連さんでもあり、坂ノ下さんに弟子入りしたって話も聞きまして、そんなわけで雨と休日としても是非皆さんに知って欲しいユニットです。 @kokyu.band2025/04/15に公開- 指定なし4.39%3000バリトン・ヴォイスに包まれる居心地の良さ Johnny Hartman / Thank You For Everything 愛しい人を近くに感じていたいと願う恋心 Marlene VerPlanck / I Think Of You With Every Breath I Take - - - - - 今回再発されたのはオーディオファイル（Audiophile Records）というレーベルのもの。設立は1947年と長い活動をしているレーベルですが、主にCDの時代になってから積極的なリリースをしているなぁという印象です。そんなオーディオファイルからいくつか再発されたのですが、その中から雨と休日的にこの２枚を。80〜90年代の雰囲気が感じられるジャケットデザインが今逆にイイ感じ。ジョニー・ハートマンのほうは20曲60分というボリュームなのもCD時代ならでは。 ジョニー・ハートマンと聞くとジャズ・ファンならジョン・コルトレーンとの『John Coltrane And Johnny Hartman』が真っ先に浮かぶかと思いますが、本作『Thank You For Everything』はよりリラックスして聴けるおすすめ盤。某ECサイトのレビューで「いい湯加減」って書かれてあったのが言い得て妙。歌も伴奏もちょうどいいぬるさで、地味なんですがずっと浸かっていたいアルバムです。 アルバムを作る目的ではなくラジオ用に録音されたという音源で、コール・ポーターとビリー・ストレイホーンのふたりの作品集のようなかたちになっています。有名な曲もちらほら。「Warm Valley」に至っては作詞家違いの2ヴァージョンを収録してて面白いです。歌詞カードが無いのが残念ですが。 マーレーン・ヴァー・プランクの『I Think Of You With Every Breath I Take』は、もともと1955年にサヴォイ（Savoy Records）からリリースされていた音源をオーディオファイル独自のジャケットで再発したもの。同じ内容だけどジャケ違いが存在するのは古い作品ではよくあることで、オリジナルが良いとか再発盤の方が良いとかあったりしますが、この作品は断然この再発盤。オリジナル盤のジャケは野暮ったさがあるのですが、こちらはチャーミングで溌剌とした雰囲気があり中身と合っているように感じます。フォントなどデザインはいかにも80年代風だけど音は50年代、とちょっとバグるんですけどね。でもこの笑顔にやられます。 10曲中8曲がスローな曲（アップテンポな2曲も速すぎず）。中でも冒頭の01「I Think Of You With Every Breath I Take」は彼女の吐息と言いますか、"breath"という曲名からも想像する「息づかい」を感じさせる歌唱がGOOD。あと、レナード・バーンスタイン作の04「Some Other Time」がおすすめです。バーンスタインは指揮者じゃないの？と思う方もいるかもですが20世紀アメリカの重要な作曲家のひとりでもありますし、この曲はビル・エヴァンスも弾いていましたね。名曲です。2025/04/12に公開- 指定なし1.08%740春から冬へ Rie Nemoto / 言葉をもたない歌 - - - - - 平凡と非凡の違い。 根本理恵のヴァイオリンを聴くといつも考えます。 ヴァイオリンを演奏する人はほぼ100％クラシック音楽の教育を受けてきています。そのせいか、ヴァイオリン奏者が作るクラシックでないソロ作品には、何と言うか今一つクラシック以外の世界の経験が浅く、視野が狭いために表現の幅に乏しい印象を受けるのが多いのが事実。その点において理恵さんが作る作品には（haruka nakamuraなどとの共演歴もあり）非凡なものを感じます。稀に例外となる才能を持った人がいまして、こないだのデュオ・ウニケコのお二人なんかはまさにそう。非凡と平凡。何が違うのかなんて言語化できませんが、そこには確かに違いがあると思います。 さて、本作『言葉をもたない歌』。 「白読」は、赤坂にあるクラフトビールのバー「sansa」がお店の一角で開催している音楽イベント用のスペースの名前です。 2016年ぐらいだったと思いますが某ビール会社のクラフトビールを特集したウェブサイト（現在は閉鎖）の企画でビールに合う音楽を選ぶというものがあり、その時僕は会場となったsansaさんに初めて訪れました。ビール会社の方と広告代理店の方に囲まれ3～4種類のビールを飲み比べながら一人だけ赤ら顔で音楽をチョイスする…というなかなか貴重な体験をさせていただきまして。緊張してましたがビールはもちろん美味しかったです。 閑話休題 根本理恵の2作目のアルバム『言葉をもたない歌』は、その白読で定期的に開催している演奏会で発表した曲を、発表の順番どおりに収録しています。 この発表の順というのが肝要。春から発表し始め曲から始まり冬で終わる、アルバムの中に1年の流れが生まれることになりました。（発表順と聞いた時に心の中で拍手しました） 理恵さんはヴァイオリン奏者として知られていますが、本作ではピアノで演奏される曲が多く収録されています。それは白読にピアノがあることも関係しているのかと思いますが、彼女自身ヴァイオリンの音から少し距離を置いたような創作を試しているように感じます。ご本人曰く、ピアノ曲が多いことに言われて気づいた、とのこと。そのピアノの音色も、ヴァイオリン同様瑞々しく優しさが滲むもの。それぞれの季節に彩りと潤いを与えてくれるかのようです。 ファースト・アルバムと同じサイズのブック仕様のジャケットが嬉しいですね。イラストはムラタトモコ @murata_____tomoko によるもの。 @rie_nemoto_ @hakudoku.hall @sansa.space2025/04/11に公開- 指定なし2.56%1750【出張販売ご依頼受付中です】 出張販売、今年の予定は後半が徐々に埋まってきていますが、前半6〜7月に空きがございます。 出張販売の詳細についてはハイライト「出張販売について」のリンクからご確認のうえ、気軽にお問い合わせください。2025/04/10に公開- 指定なし2.11%1440機織りの伝統を音の向こうに見る AOKI, hayato / すいと - - - - - お待たせしました。青木隼人新作です。と言うのも「雨とＱ日」2月号で入荷予告してたら結構フライングだったようですみません。 タイトルは『すいと』。 「す↑いと」（すにアクセント）でしょうか「→すいと」（平坦）でしょうか。イメージを自由に膨らませられるタイトルです。 奄美の伝統的な織物の「大島紬」。「大島紬美術館」と織元である母体が経営しているホテル「THIDA MOON」 @thidamoon_hotel_official のために作られた音楽。 アコースティック・ギターだけでなくバンジョーで演奏されている曲が何曲か。現地で録音された機織りの音や染物の時の音、あとは水の音などが数曲背景に流れます。その音には、織物の文化が生むもの、人の生活、自然、それらの密接な関係が大事なことであると教えてくれるかのような佇まいがあります。 実際にホテルのBGMとして流されているそうで、この（効果音が主役にもなる）音がBGMとして成り立つのは伝統が生きる地ならではのことだと思いますし、それを踏まえてデザインする青木隼人の才でもあると感じます。 青木隼人の過去作品に比べるとやはりバンジョーの存在が大きいですね。その音色のおかげかブルースだったりカントリー音楽の匂いが少しだけ漂います（奏法を倣っている訳ではなさそうなので少しだけ、です）。同時にギターには奄美の島唄の音階もほんのりと。 （そういえば奄美からはちょっと離れますが八重山のシンガー大工哲弘の話を青木さんとしたことがあります） その場、その地。 地の特色、その場所だけが持っているもの、それらを自分の作品の一部として作り上げていく青木隼人のスタイルの面目躍如と言いますか、奄美という（東京から見て）遠い場所の空気や生活感すら身近に感じるようなアルバムです。 青木作品の中に常に内在する、芯の強さ、小さい中の音の圧、乱れぬ美的感覚。 それでいて心地いいという。（ここ重要） 森ゆに、みどりや雨と休日オリジナルリリースの高木正勝『静かな雨』などの、これまで他者／他レーベルへの提供だった封筒型のジャケットが自らのアルバムで初めて採用されました。ジャケット表には自身の水彩画が貼り付けられています。お買い上げの方には同じもののポストカードをお付けしています。水色から緑、茶、青は、そのまま土地の色なのでしょう。 音を通じて青木隼人は幾つもの物事を発しています。2025/04/01に公開- 指定なし3.04%2080人を「静」に留まらせるもの Kiev Acoustic Trio / Moment [LP] - - - - - ウクライナのジャズ・トリオ、キエフ・アコースティック・トリオ。ジャズと言ってはいますが本作『Moment』はジャズの範疇に収まらない音楽性を持ったアルバムです。2017年にresonance music @resonancemusic2015より国内盤CD化されたときに、ライナーノーツを担当しました。その時はまさか今のような国際情勢になるとは思いもしなかったです。 今回レコード化されるにあたり、そのライナーノーツを少し（時系列的な部分に）手を加え、CDの時と同じく中川ワニさん @___wa2_coffee___ の文章とともに載せていただきました。resonance musicの吉本さん＆中正さん、デザイナーのschole菊池君にもなんだか褒めていただいたりして、良いライナーを書けたのかもなと思っています。 CDは数年前に完売しておりますが、田辺玄のリマスタリングによってレコードも深みと柔らかさがある良い音に仕上げられています。 ８年の歳月が過ぎて変わってしまったこと。resonance musicから真摯なリリースがありますのでお読みください。 ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ ［Kiev Acoustic Trioの “Kiev” 表記について］ 美しい文化が息づく国であったウクライナの状況が一変して３年になります。現在の首都はKiev ではなくKyivと国際表記が変更され、ウクライナ独自のアイデンティティを尊重する状況となっています。そのためレコードをリリースするにあたりアーティスト名を変更すべきか熟考しましたが、最終的にオリジナルの名称でリリースすることを決めました。内容はそのままであるにも関わらずアーティスト名を変更することは、彼らの歴史を塗り替えてしまう側面があると考え、オリジナルの名称を採用することを選びました。ご理解をいただけると幸いです。 ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ CDの時のライナーに、彼らはトリオの活動を続けるとのことで新作にも期待…というようなことを書いていました（今回ライナーで削除した部分のひとつ）が、現在、残念ながらベースのセルゲイ・マカロフが早世された（戦争とは関係ない病死だそうです）ことでトリオは解散。『Moment』が唯一の作品となってしまいました。もともとこの作品はパーカッション奏者のアレクサンドル・ベレゴヴスキーの亡くなった妹さんに捧げることが発端。そのためジャズ作品には珍しい類の静謐さを持った音楽となっているのですが、今回のLP化がセルゲイを追悼する意味に重なるようにも思います。 最初の輸入盤CDのリリースが2013年。そこから12年を経ても、『Moment』に刻まれた音楽の魅力は不変であると実感します。この素晴らしいジャケットの魔法もまた多くの人を虜にすることでしょう。 変わるものと変わらないもの。 ひとつの音楽作品ですが、そこから広がるものはとても多い感じさせる作品です。 ※実店舗ではこの作品を知るきっかけとなった中川ワニさんの「ジャズブック」（売り物ではないです）を一緒に置いています。2025/03/29に公開- 指定なし3.31%2260古きも新しきもただ美しく Mitsuko Arai / Classica Nova - - - - - チェロ奏者、新井みつこによる自主制作盤です。 新井さんはこれが初めてではなく、以前、永見行崇＋新井みつこ名義のCD-R作品『雨の森』（完売）を取り扱っていました。そこでも美しいチェロを聴かせてくれていましたが、本作の3曲目にあるエドゥ・ロボの「Beatriz」も収録されていました。ベアトリスという名の女性（女優？）を描いたこの美しい曲はもう本当に隠れた名曲と呼ぶに相応しいものです。 『雨の森』は2017年の作品で本作『Classica Nova』はリリースこそ2023年ですが録音はさらに前の2010年のもの。「Beatriz」だけに関して言えば『雨の森』の演奏の原型とも言えます。個人的にもお気に入りの1曲です。 伴奏の須藤信一郎はタンゴやジャズを得意とするピアニストということで、なるほどピアソラの06「Chris-talin」では流石のリズム感を聴くことができます。 簡素な紙ジャケットですが、滲みを表したようなデザインが秀逸。アルバム・タイトルの意味をジャケットでも表現していると感じます。 古いも新しいも関係なく、ただ良い曲は良い！と言っているかのような自然体の演奏。ちなみに16周年で準備しており只今制作中の『Cello Tenderness』にも本作から収録したいと思っています。 チェロの作品、意外と良いもの（雨と休日に合うもの）がなくてですね、チェロの音色が好きな方には飛びついて買って欲しいなと思う1枚です。 （ちなみに今回の作品からオンラインショップの商品画像の解像度をちょっとだけアップデートしています。本格的に解像度の高い画像にするには少しシステムをいじらないといけないのでまだ先になるかと思いますがお待ちくださいませ。）2025/03/27に公開- 指定なし1.57%1070店主個人的なお知らせです。 友人であり元同僚の梶丸君がやっている鎌倉のワインバー「時間」で開催されるレコード即売会に参加します。 今回、雨と休日としてではなく個人所有の中古レコードを、たぶん30枚ぐらいかと思いますが持っていきます。古いポップスとかジャズを中心にブラジル、ヨーロッパ、日本のものなどをチョイスして簡単なコメント書いて出品します。好きで買った盤ばかりなので手放したくはないなあと思うのですが、アナログレコードを聴く時間がいま減ってしまっていて、僕よりも日常的に聴いていただける方に貰ってもらった方がレコードのためになると思いまして、旅立たせたいと。 「時間」は鎌倉駅西口（八幡様じゃないほう、江ノ電の改札があるほう）から歩いてすぐ。 他の出品者さんたちも粒揃い！当日は僕もお酒片手に会場にいる予定なので、お時間ある方は是非お越しください。楽しみです。 ちなみに商品ラインナップはXの店主個人アカウント（@ameto_terada）で後日紹介する予定ですのでもし良かったら覗いてみてください。雨と休日で売ってる新品レコードも少し持っていくかもです。 #Repost @kamakura_jikan_onari with @use.repost ・・・ 春。出会いと別れと花粉の季節。 さて4/6日曜日のレコード即売会ですが追加出品者が決定したのでお知らせです！ ・寺田俊彦さん(雨と休日) 東京の八王子(最寄りは北野駅)「穏やかな音楽を集める」というコンセプトのCDショップを営む寺田さん。 今回は雨と休日としてではなく個人のコレクションからレコードを放出していただけることになりました。寺田さんは私のようにひたすら数を買うタイプではなく、少数精鋭派なタイプ。量より質のタイプなので期待大です。 ・TANGOさん 李ペリーさんとたじりさんのDJコンビTANGOさんも出品決定！ ちょいちょいインスタで流れてくるDJを見ていても面白い音楽・いい音楽たくさん知ってるお二人なのでこちらも期待大です。戦前ジャズなどを選曲したミックステープ(CD？)の販売もあるそうで、こちらも楽しみ。 寺田さんは15年くらい前に同じ職場で働いた元同僚。TANGOさんは5年前くらい？にたまたま行ったFUNFUNFUNレコードで知り合った仲。つくづく出会いに感謝なのです。 4/6、桜は咲いてるかなぁ。 楽しい会にしましょうね。 よろしくお願いします。2025/03/22に公開- 指定なしhttps://www.instagram.com/explore/tags/Repost#Repost0.92%630【16周年のお知らせ】 雨と休日は16周年を迎えました。いつもご贔屓にしてくださっているお客様、素晴らしい作品を作ってくださるアーティスト様、本当にありがとうございます。 さてここ数年アニバーサリーにはコンピレーションアルバムを発売しているのですが、今年は制作が遅れてしまっておりまして、取り急ぎ発表のみとなります。 今回はチェロです！ 『Cello Tenderness』 （画像2枚目） ピアノ、ギターときたらチェロでしょう、と盛り上がったので三部作というかたちになりました。只今鋭意制作中。 ジャケットはシリーズ前作から引き続きスタジオアッシュ太田昌宏氏の写真を。写っているのはピンクヘイズというやや淡いピンク色のシングル咲きのバラです。 ピンクのバラの花言葉は「上品」「しとやか」「温かい心」など。濃淡によってまた違いがあり、淡いピンクは「優しさ」「恵み」、ミディアムピンクは「祝福」「癒し」という意味もあります。 （バラは1本とか2本という本数によってまた意味が変わるそうですが割愛） さて肝心の発売時期はというと、おそらく５月になってしまうかと思います。まだいろいろと確定しておりませんが告知用の商品ページを設置しました。 告知用商品ページ→https://shop.ameto.biz/?pid=185076920 ※ハイライト「16周年」よりリンクをご確認ください 同ページのポップアップに出る再入荷通知機能に登録いただけましたら発売日にお知らせいたします。 （もちろんSNSやメールマガジンでもお知らせします） 後日、収録予定音源を試聴できるようにしますので是非チェックしてください。発売情報は随時更新してゆきますので、首を長くしてお待ちいただけましたら。 以上、16周年のお知らせでした。17年目もどうぞ宜しくお願いいたします。2025/03/01に公開- 指定なし5.75%3912【衣替え】 オンラインショップトップページを《春のおすすめ》に衣替えしました。 春は始まりの季節。静かな予感。希望を胸に。2025/02/22に公開- 指定なし0.88%60012>次へ×インフルエンサーコンテンツCSVダウンロードフォロワー総数、フォロワー増減数、エンゲージメント数、エンゲージメント率ダウンロード※ データには投稿ID, キャプション, LIKE数, コメント数の他、投稿日, 投稿URL, Reel再生数, Reel動画尺, スクリーンネーム, 名前, 自己紹介, フォロワー数, ユーザーURLが含まれます。 コンテンツをCSVでダウンロード
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