Shinya Miyaura | 宮浦晋哉 , curator

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尊敬するテキスタイルメーカーさんたちから、約200反の生地の到着があり、どれも凄まじい生地ばかりで、メンバー総出で高まる気持ちで荷受けからのバックヤード整理。長年眠っていたヴィンテージの生地、世に出なかった開発反はやっぱりおもしろい。現物限りだけど、だからこそおもしろい。ファッション学生さんや、若いデザイナーさんたちはここから各地の産地の特徴に触れて、好きな生地、好きな産地、好きな工場を見つけていって欲しい。そして産地に通って欲しい。 @itohencurationstore 名前の通りの場として機能しはじめていて、協力いただいている皆さまに感謝です。バックオフィスがてんやわんやだけど、この場から想像する数年後の未来も楽しみ。 #糸編商店 #糸編キュレーションストア

2025/06/04に公開- 指定なし

https://www.instagram.com/explore/tags/糸編商店#糸編商店https://www.instagram.com/explore/tags/糸編キュレーションストア#糸編キュレーションストア

3.65%

174

毎週のように熱量の高い学生さんたちから連絡をもらい、進路相談会をしていて、産地で働きたい人が年々増えているのを実感してます。学生さんたちからそれぞれのイメージやビジョンを聞いて、合いそうな産地や工場さんをご提案してるけど、そろそろ情報を立体的に共有できる求人サイト的なものを簡易にでも作ったほうが機能する気がする。僕と一緒にサイト作りたい人がいたらご連絡ください。そして学生さんからの進路相談はいつでもどこでも歓迎ですので、僕にお役に立てることがありそうなら気軽にDMください。特別講義に毎年呼んでもらっていると、数年前に講義を受けていた学生さんが思い出したかのように何年か立って連絡くれるのも嬉しい。昨日の文化服装学院の特別講義には、桐生市の課長さんにはるばる来ていただいて感激。産地の皆さんに借りをつくってばかりの日々だけど、恩返ししていけるように若者たちに負けないように僕もがんばります。

2025/06/03に公開文化服装学院（Bunka Fashion College) 日本東京都

2.79%

132

テキスタイルの「ガレージショップ」は、ありがたいことに、開催を重ねるごとにオープン前の行列が長くなってきて、オープン日を増やした今月。テキスタイルを求めて愛知や大阪や長野からとんぼ帰りで来てくれるデザイナーさんもいて、入場制限もかかる熱気。アパレルだけじゃなくてインテリアや家具関係のデザイナーさんも増えてきて現場にいるのが楽しい。一目惚れした日本各地のテキスタイルが反物の面積で見ることができて、そんな生地たちに囲まれて、さらにそれを求めて熱量の高い方々が集まってくれるとても濃い空間。この場をつくってほんとによかったなぁとイベント中も噛み締めていました。イベント中にパタンナーさんや縫製工場の職人さんや社長さんやボタン屋さんも来てくれて、『昔のセコリ荘も毎週末がこんな感じだったよね〜』と閉幕後に珈琲を飲みながら話していて、なんだかこういう場づくりに自然と行きつくのかなぁと思いました。 5月は100反以上の生地を販売することができて、すべて一点ものだと思うと売り切れるのが切ない部分もあり、でも週明けは過去最大の150反の生地が、大好きなニッターさんや加工場さんから届く予定。すごく楽しみ。今月から新しく４人の運営スタッフに入ってもらったのだけど、混雑緩和のためにこれからオープン日を増やしたり、入荷する反物のさばきや撮影やPOS登録、海外からの来客の多言語対応など備えると、糸編商店のガレージショップの活動に共感してくれて一緒に船を漕いでくれる体力とパッション溢れる方がいたらご連絡いただけると嬉しいです。男性スタッフがいなくて、ツイードやヘビーオンスのデニムの50m巻きを持てなかったり、トライアンドエラーです。この数ヶ月で、日本中の服飾学生が集まってくれる場になってきたので、この場から新たにさらに熱を発して伝えて、つなげていけたらと思っています。いろんな学校の学生と話すの楽しいから、珈琲スタンドでもやろうかな☕️ #糸編商店 #ガレージショップ

2025/06/01に公開- 指定なし

https://www.instagram.com/explore/tags/糸編商店#糸編商店https://www.instagram.com/explore/tags/ガレージショップ#ガレージショップ

3.67%

171

今月も海外から16社のアパレル会社の社長やデザイナーを連れての団体産地ツアー。3日間で北陸〜尾州をバスでラウンドさせていただきました。新しく岐阜と愛知を結ぶ「新濃尾大橋」が開通したのでありがたく走ってきましたが、全長759mで絶景でした！今回のゲストは、単にテキスタイルを仕入れるだけではなく「日本の繊維企業の経営理念や職人さんの姿勢を学びたい！」という前のめりな方が多く、僕も産地概論のセミナーをさせてもらいました。次回は、日本で縫製まで依頼したいというブランドさんを集めたビジネスマッチングも計画中。年内は確定してるだけでも海外から８団体の訪日が決まっていて、国内のマッチングツアーよりも多くなってきたかも。いやいや、日本のデザイナー向けの産地ツアーももっと走らせていかねば。いつも海外からのゲストも快くお受けいただいているみなさんありがとうございます！

2025/05/31に公開- 指定なし

4.02%

191

Tokyo Textile Scope 2026SSが無事に閉幕。展示会の存在意義や機能が世界的に変わる中で日本のテキスタイル展を代表してきたPTJ/JCの新たな挑戦です。名前も会場も刷新しての初開催。2階〜5階に広がる多層空間は、ブースにも通路にも余白があって話せる展示会という感覚が心地よかったです。全国の繊維企業、ブランド関係者、海外のデザイナー、入場可能になった学生たちの姿も会場ではたくさん見られました。「産地フォーカス（今回はデニム）」やプルミエールビジョンとの連携展示、AIファッションの提案、注目素材に投票できる「What’s Next Textile」など、JFWとしての次を探る新コンテンツも充実。開催日数と面積が増えたことで、「じっくり話せた」という声と、「もっと密度がほしい」という声も。これから日本の展示会は海外ブランドへのアプローチ戦略が必須。たとえば海外バイヤーが150％に増えるだけでも、言語対応やその場で求められる海外商談の対応で、出展者は途端に忙しくなると思う。いい余白が残り、来場者同士の交流、出展者同士の交流、リアルの場だからこその化学反応が生まれる場になれば嬉しい。僕自身もJFWのテキスタイル委員としてセミナーや新コンテストの説明会など、裏方としても関わらせていただき、楽しかったです。今年はヨーロッパやアジアからのバイヤーの来日予定が続いていて、世界から日本の産地が再注目される中で、TTSも世界のデザイナーたちから見逃せない場所になっていくことを願ってます。新しく立ち上がる学生向けのファッションとテキスタイルのコンテストはまた改めてお知らせします！ #tokyotextilescope #TTS

2025/05/25に公開- 指定なし

https://www.instagram.com/explore/tags/tokyotextilescope#tokyotextilescopehttps://www.instagram.com/explore/tags/TTS#TTS

3.71%

177

@itohencurationstore 日本各地の産地の強みが発揮された表情豊かでユニークなテキスタイルが並ぶ。それぞれのテキスタイルからは産地の景色が垣間みえる。反物で並んで、この場で生地幅いっぱいで広げて触れられるのは最高に贅沢な空間。テキスタイルを反物でガレージに集める場所をつくって本当によかった。そして毎日めちゃめちゃ勉強になる。

2025/05/22に公開- 指定なし

1.99%

産地が「面」から「点」になり、再び新たな「面」を形成する時代に。和歌山産地の新しい挑戦を追いかけて、3月に続いて今月も訪問。来月も和歌山に来そう。各産地の会議に顔を出させてもらうことがありますが、産地ごとに色があってそれが魅力的。産地を形成してるのは産地で生きる人。世界の業界関係者が日本の繊維産業をおもしろがる側面はここにもある。そしてそして念願かなってエイガールズさんの秘密のバックヤードに入らせていただく。世に出なかった開発反は宝の山でしかない。エイガールズさんは、2004年のPremière Vision出展を皮切りに、世にないテキスタイルを常に生み出して世界に出続けてきた。ヨーロッパのブランドのデザイナーたちと話していても、そのクオリティをみんなが知っていて、上海や深圳の若手経営者にもファンが多くいる。糸編商店のテキスタイルガレージにもエイガールズさんの生地を並べさせてもらえる未来が近そうで、実現したら日本中〜世界中の学生さんやデザイナーさんたちに触れて欲しい。そして僕はそんな出会いから生まれていく服をたくさん着たい。日本で次々に立ち上がるブランド、みんなが想い想いに産地をまわる。ものづくりのストーリーの数だけプロダクトが生まれる。想いのこもったプロダクト、わくわくが詰まったプロダクトこそしっかり届いて愛されて続いて欲しい。

2025/05/10に公開Wakayama, Wakayama 日本和歌山県

2.95%

139

株式会社糸編は無事に8期を終え、9期目に入りました（創業からは13年目になります）。会社名は、“編集＝キュレーション”という手段を通して、産業と関わっていきたいという思いから「糸編」になりました。にんべんではなく「いとへん」の“編”です。創業当初は、ただ日本の産地を回りたくて交通費もなくて、自費出版の本を手売りしながら各地を巡っていました。その時期を思い返すと、いまこうして日本中の産地を飛び回れる日々があることが本当にありがたく、幸せなことだと感じています。日々受け入れてくださる皆さん、これまで関わってくださった皆さんに、心から感謝しています。皆さんに生かしてもらってきた分、これからも感謝を込めて歩みを続け、恩返ししていきたいと思っています。今日までに出会った方々とともにつくってきた場やプロジェクトが少しずつ広がりながら、新しい形を描きはじめている感覚があります。そして僕たち自身も、スタートラインに立っているような気がしています。まもなく「産地の学校」@sanchinogacco の新学期がスタートします。会社設立と同時に開校したこの学びの場には、これまでに650名を超える方々が参加してくださいました。常設の教室ができたことで、プログラム修了後の関わりも増え、再会の連続で毎日が本当に楽しいです。日本中に輪が広がっています。新学期をお待ちいただいている皆さん、ご案内までもう少々お待ちください。そして「糸編商店」@itohencurationstore は、産地を訪れるたびにバックヤードに入らせてもらい、生地を買わせてもらっていますが、今月はついに過去最大、200反以上の仕入れになりそうです。スペースに収まるかドキドキしつつ、わくわくしています。これからの糸編も、よろしくお願いします。今月からnoteの更新をリスタートしています📝 #株式会社糸編 #キュレーションカンパニー #9期目

2025/05/04に公開- 指定なし

https://www.instagram.com/explore/tags/株式会社糸編#株式会社糸編https://www.instagram.com/explore/tags/キュレーションカンパニー#キュレーションカンパニーhttps://www.instagram.com/explore/tags/9期目#9期目

2.12%

101

昨年末からリアルの場所をつくって、テキスタイルを繋いでいく活動を続けてきて、おかげさまで熱量の溜まる場に育ってきています。テキスタイルのガレージショップです @itohencurationstore 全国の産地から毎月100本ほどの生地を送ってもらい、時には車でも取りに行かせてもらう。 5月中旬は、過去最大種類のテキスタイルが並ぶ予定でワクワクしています。古着屋さんの買い付けのように、僕が産地を巡りながらバックヤードにお邪魔して、一期一会の直感で選ばせてもらってます。長年寝ていた生地や、生産のトラブルから偶然生まれてしまった再現できない生地もあったりして、この出逢いがまたおもしろい。生産現場から流通する予定のなかったユニークなアイデアが手渡しで次のアイデアに循環していく。産地のことや、テキスタイルのストーリーを来場してくれた方に共有していく。最近は、東京中の服飾学生さんが来てくれている気がします。まだ来ていない方はぜひ。もちろん都内だけじゃなく名古屋や北海道からも。そしてお客さんは、パリ、シンガポール、オランダ、カナダ、台湾、ロンドンと、海外からもはるばる来てくれて、友達たちが口コミで広げてくれていて本当に感謝です。とある台湾のデザイナーさんの同僚が、先日のバイヤーツアーに参加してくれていたりと、そんなサプライズも。テキスタイルを軸に、産地とデザイナーが線となってつながっていき、僕自身も世界中のデザイナーたちと新たにつながっていく感じが嬉しい。これが場所を持つ魅力だ。初期の頃はオペレーションも手探りで、たくさんお待たせしたりご迷惑もおかけしましたが、今月から運営メンバーも倍になったので、もう行列は作らせません。きっと。そろそろ予告オープンも復活しますので、懲りずにまた寄ってくださいね。僕もしっかり働きます！ #糸編商店 #テキスタイルガレージ

2025/04/30に公開- 指定なし

https://www.instagram.com/explore/tags/糸編商店#糸編商店https://www.instagram.com/explore/tags/テキスタイルガレージ#テキスタイルガレージ

3.0%

140

昨年末から議論を重ねてきた経済産業省の新しい事業で、海外市場を視野に活躍するファッションブランド、デザイナーの支援プログラムが発表されました。僕もメンターとして伴走しますので、ぜひ一緒に産地をまわり、国内での素材作り製品作りを追求していきましょう！予定されている産地フィールドワークに限らず、採択された方のマテリアルやテクニカルの壁打ちやアドバイスフォローを幅広くしていけたらと思っています！ #グローバルファッションIP創出プログラム

2025/04/11に公開- 指定なし

https://www.instagram.com/explore/tags/グローバルファッションIP創出プログラム#グローバルファッションIP創出プログラム

2.03%

綿花のリサーチをきっかけに、いつもミラノやパリでお会いしていた近藤紡績所さんの大町工場へ初訪問。北アルプスの麓、空気と水が清らかな地に42年前に大町工場を新設。信州大学との長年の綿の研究、自社での綿花栽培も10年以上と続き、専任の社員さんもいて驚きました。地下から汲み上げる北アルプスの伏流水は年間を通して12-13℃という定温。それが工場内の温湿管理にも使われ、まるで天然のクーラーとして機能して電力消費もナチュラルに抑えてくれます。糸づくりだけじゃなく、独自の糸の強みを活かしたテキスタイルラインもとてもよかったです。ちょこっと見せていただいた綿の経編がとても次の春夏の気分だった。来週開かれるテキスタイル展TEXTILE NETWORK JAPANで新作が並ぶそうなので是非です！また上田や諏訪や松本などゆっくりまわりたいので詳しい方、長野を教えてください🙏キャンピングカーでぐるぐるまわったときは、雪山の厳しさに早々に日本海沿いまで抜けてしまいました！

2025/04/05に公開Omachi, Nagano 日本長野県

0.98%

リトゥンアフターワーズの山縣さんチーム、東京藝術大学・アーツ前橋の宮本さん、ふふふの大小さんたちと一緒に桐生産地。気づいたら1日8箇所訪問の濃いツアーに。 13年前に全国の産地を突撃する形でまわりはじめた時からお世話になっている織物組合さん @kiryutextile ロンドン留学から戻ったばかりで無職のロン毛で怪しさ満開だったと思うけど、桐生取材にご協力いただき、その日に絶品釜飯を食べさせてくれたのが整染の阿部さん。夜も昔話に未来の話に花が咲いた楽しい1泊2日。「産地の学校」では1期生と10期生で産地遠征に来させてもらってまた来期も来たい。春に新学期の予定で準備中。 @sanchinogacco

2025/04/02に公開Kiryu, Gumma 日本群馬県

2.85%

136

今年も「TOKYO KNIT」の動画制作を担当させてもらっています。レポート動画や対談動画、今回のようなドキュメンタリータッチな映像はずっと観てられる職人仕事の美しさがあります。いつか1時間くらいの長回しのも作りたい。映像は僕の生まれ故郷でもある東京柴又で1901年に創業された丸枡染色株式会社さん。独自の感性で染色加工の世界を切り拓いてきたクリエイティブカンパニーです。ぜひTOKYO KNITのYouTubeからご視聴ください。振り返ると僕たちが動画制作を始めたのはコロナ禍で出張が止まり、スタッフ全員でPremiere Proをインストールしたところからなので5年くらい。最初はプロにご依頼する上で、制作工程など最低限の理解がないといい仕事もできない、という考えもあった気がする。ショート動画は現役のTikTokerの方にコーチングでついてもらったりもして。コロナが明けてもありがたいことに、たくさんのコンテンツ制作に関わらせてもらっていて、これからも誰よりも熱い産地へのファン目線と好奇心と愛をもって取り組んでいきたいと思います。そして、これからは単なる映像制作ではない、情報コミュニケーション的なところに本質的な課題と需要があることも肌感しているところです。「TOKYO KNIT」とは、江戸後期に武士の手仕事から始まった東京のニットの歴史を受け継ぎ、次なる時代のファッション産業のあり方を目指す、新しいものづくりのプラットフォームです。ウェブサイトがリニューアルしてTOKYO KNITのECサイトもオープンしました。産地単位の新しい動きです。 #TOKYOKNIT

2025/03/31に公開- 指定なし

https://www.instagram.com/explore/tags/TOKYOKNIT#TOKYOKNIT

1.93%

学校は絶賛春休み中だけど、文化服装学院から学科や学年をまたいで「テキスタイルを学びたい」と熱量を持った有志グループが集まってくれた。1年生から4年生までさまざま。デザイナーを目指すうえで足りてないのは、テキスタイルの情報と産地に行くこと。あらゆる情報がオープンになった結果、勘の良い学生さんがそんな思いで、僕らの秘密基地に集まってきている。学生で起業する人も年々増えてる。いつの時代も変わらない、ストイックな人は淡々とストイックで積み重ねていき、当然のように結果に繋がる。産地の学校の新学期も準備中です。 @sanchinogacco

2025/03/27に公開- 指定なし

3.35%

160

大正時代・中期にはじまった岩手のホームスパン。手紡ぎ・手織りの毛織物文化で、工芸であり美学。原毛染め、手紡ぎ、手織り、仕上げまでを手作業にて一貫で行う手紡ぎ手織りのホームスパンは、日本中から職人希望者が集まり、技術を学び、織り手として活躍されていて、地域に根づいています。素晴らしい技術なだけにもっと評価されるべき余白と同時に産業的な課題もある現場でしっかりインプットしたところで岩手のホームスパンをテーマにしたシンポジウムがあり研究者の方々と意見交換させていただきます。時々こんな風に、歩く事典のようなアカデミックな方々とも一緒に産地をまわったりオフラインオンラインで感覚や考えてることを交換させてもらえるのは嬉しい。オンラインシンポジウム「岩手県のホームスパン産業に関する研究」〜その始まりから現在、未来〜 2025.3.21 18:00-20:30 詳細はストーリーズからご確認ください。 #ホームスパン

2025/03/20に公開岩手県日本岩手県

https://www.instagram.com/explore/tags/ホームスパン#ホームスパン

2.03%

2025/03/19に公開- 指定なし

1.76%

先週末から上海に入り、日本での産地商談ツアーに参加してくれているデザイナーや経営者たちを訪ねて上海を東から西まで横断してきました。前回に続き、アパレル会社のアトリエや直営店、生産現場も案内してもらいました。こんな頻繁に東京と上海を行き来するとは考えてなかったけど、パスポート忘れてしまうくらい国内出張の感覚で来れる。上海の経営者たちは、親の会社を継いで祖業の紡績事業に加えてファッションビジネスも社内ベンチャー的に展開する二代目が多い印象。2000年以降に起業して一代でパワフルにスケールしている方ももちろん多い。上海に50店舗も直営店を展開しているファウンダーは、日本が大好きでGoogleマップの日本地図には訪れたい場所のピンだらけで、日本の繊維企業もかなり知っていて驚いた。中国国内では二極化するマーケットの中で、インポートからドメスティックブランドを探し、天然素材ベースでロングライフな高品質なものを求める層が年々増えているそうで、繊維産業も量だけじゃなく質を追求しないと未来がない、とお会いしたみんなが言っていた。ここで未来に向けて設備投資するタイミングだそう。このペースで通って勉強していきたいし、中国通の先輩たちにも色々教えて欲しいです。そして来月と再来月は、日本のテキスタイルを求めて来日してくれるので、最適な橋渡しができればと準備。上海からのゲストに限らず、デザイナーさんやバイヤーさんもなかなか多忙で、日本にきたらオフ日も必要とのことで、5泊くらいで来てもらっても伺える産地が限られてしまう。産地のインデックスのようなショールームを作らねば。

2025/03/16に公開上海ベトナム

1.42%

ジャパンテキスタイルコンテスト2024 審査員で入らせていただいて3年目。第33回を迎えた歴史あるコンテストです。全国から集まる実験的なテキスタイルを、目と指で審査していく僕にとってはご褒美のような時間。無記名審査なので生地と出展者さんの紐付けはできないけど、１点１点見させてもらいながら、「おお、これはあの工場さんの新作だよなぁ」「しばらく伺えてないなぁ」と心の中で独り言おおめに、たくさんの生地と向き合う幸せな時間です。授賞式では、順番に受賞コメントがあるのですが、「テキスタイル作りは分業で、受賞できたのは、いつも協力いただいている職人さんや協力工場さんのおかげなんです」と受賞者のみなさんがおっしゃっていて、なんだかすごくジーンときました。葛利毛織工業の大井さんは、言葉１つ１つ、丁寧に丁寧に紡ぎ出されていて大井さんの人柄が詰まった本当に素敵なスピーチでした。受賞されたヤクの生地、ものすごくうっとりしますので、まだ触れてない方はぜひです。 @kuzuri1912 画像は主催のFDCさん（bishu-japan.com）からお借りしました。 @ichinomiya_fdc 審査員長の皆川魔鬼子さんが推薦してくださったことで僕は2023年から審査員に入らせてもらいましたが、この役目に恥じぬよう皆川さんの期待にも応えられるよう、日々世界中のテキスタイルを圧倒的に見て触って、プロダクトやマーケットまで追いかけて、対峙したテキスタイルの価値や可能性を見抜いていけるように、工業の視点も商業の視点もオリジナルに鍛えていきたいと思います。今年も夏頃に2025年度の作品募集がはじまると思うので、プロの部も学生の部もどしどし応募いただけると、僕の審査時間もより幸せなものになるので嬉しいです。特に学生の部はまだエントリーしていないテキスタイルの学生さんや独学でテキスタイル作りにチャレンジしている学生さんにも積極的に出品して欲しいです。そしてこのコンテストの結果は秋の @jfw_textile_div にて、実物展示されてきているので、新生するテキスタイルの総合展TTSにもっと世界中からバイヤーが訪れる世界が実現できればこのコンテストの受賞作品の閲覧数も増えて、さらにおもしろい循環が生まれていくと思う。同時に課題感として、海外からブランド関係者が来日しても見に行ける産地は１つ２つだったりしていて、常設的なテキスタイルのキュレーションスペースをつくらないと紹介が機能しきらない。今月、来月は世界中から日本の産地にデザイナーやバイヤーがやってくる、すごいことだよなぁ。

2025/03/15に公開- 指定なし

3.75%

179

年に一度の「JAPAN YARN FAIR」の名物企画である特別トークショーに出させていただきました。主催のFDCさんに、一緒にお話ししたいデザイナーさんについて尋ねられたときに真っ先に顔が浮かんだ「POSTELEGANT」の中田さん。2024年の大型イベント「BISHU THE SHOW」の総合プロデューサーも務めました。 1月のパリ展にも2月の東京展にも行かせてもらって、でも細かい打ち合わせはせず、たくさんお話はさせてもらっての本番。対談中に急に立ち上がる僕に驚く中田さん（写真２枚目）尾州でのこの特別トークショーには、愛知や岐阜の服飾学生さんもたくさん来ると聞いていたので、この地域の出身である中田さんのデザイナーとしての軌跡をたどるように、幼少期の視点、デザイナーになるために必要な感覚やトレーニング、日本とパリでの服飾教育などを振り返り、今に繋がる産地との出会い、そして今回のテーマである産地に必要なことに広げようと、公開インタビューのイメージで挑みました。普段あまり表に出ない中田さんが尾州でのトークショーに出るということで、このために県外からも来てくださった方もいて、会場の事前予約の150席が埋まり、椅子が追加で並べられていきました。最前列から業界の大先輩がたの顔ばかりで緊張感ありました。デザイナーになるためにどうしたらいいのか。どうして中田さんはいまのような服が作れるようになったのか。留学した方がいいのか。これからの服飾教育に必要なことはなんなのか。産地に必要な要素は。会場の疑問に僕が聞きたいことをのせて気ままに聞いていきました。トークショーが終わったら熱心な学生さんが中田さんに囲み取材。「そこにある可能性を当然、最大化させていきたい」という感覚が中田さんも僕もおそらく根本シンクロするところで、なんだかまだうまく言語化できないけど、産地や工場に魅力され続けて、そこに芽生えていった自身の使命感のようなものもあるけど、でも圧倒的に主体的で。今日の1日を本気で努力して、それが明日の変化に繋がることも信じているし。中田さんの新しい挑戦がとても楽しみ。素敵な機会をいただいたFDCさんに感謝です。東京から出張を組んでくれた中田さんありがとうございました。また産地の学校にもきて欲しいです！ #japanyarnfair

2025/03/13に公開一宮市総合体育館 DIADORAアリーナ日本愛知県

https://www.instagram.com/explore/tags/japanyarnfair#japanyarnfair

2.49%

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テキスタイルの「ガレージショップ」の活動を本格的に始めて数ヶ月が経って、僕たちの役割としてやはり感じているのは、全国の産地のバックヤードにある魅力的な生地をどんどん見つけて買わせてもらって、しっかり次に繋いでいくこと。これまでもこれからも、産地企業の数だけ開発反は生まれていくし、傷や染めムラも発生する。バックヤードで生地が寝ているのは作り手の愛情の蓄積だったりもする。だって何年も何十年も保管してきているので。衣料品の余剰在庫とは構造が違う。産地のバックヤードにある生地は、年代ものや開発反もあるし、展示会に出してみたけどその時は引き合いがなかったり、量産には不安があったものなんかもあって、市場にはなかなかないおもしろい生地も多い。だけど人の目に触れないからバックヤードにステイするほかない。そういった生地を僕らが買わせてもらうと、職人さんたちのアイデアが時を経て世に出ていくことにもなるし、寝ていた生地も嬉しいだろうし、東京でユニークな産地の生地に触れられるデザイナーさんや学生さんたちも嬉しい。生地を通して産地を知るきっかけにもなるので、将来的に好きな企業と結びついてもいける。この循環を作っていくことこそが僕らの役割だし、根本的な僕のモチベーションになっている。その環が欠けると違和感になる。産地の魅力の伝え方のひとつ。あと産地の職人さんの「おもしろい生地」と、僕が感じる「おもしろい生地が」、いい感じでずれていることがあって、これもキュレーターとして僕が現場に行かせてもらう必然になってくる。これからの時代、「産地の在庫やデッドストックを活用したい」みたいな話が多くなっていくけど、企画が立ち上がるタイミングで生地担当さんやデザイナーさんが生地を探しにいくには無理がある。日常的に産地企業に行く理由がある僕がバイイングもするのが理にかなっていて無理がない。出張のたびに買わせてもらって東京で場をつくる。一歩遅れて廃棄されてしまった…なんてことがないように、常にアンテナを張り続ける。現在はガレージスペースに350種類ほどの反物を取り扱いながら、行く先々で生地を買わせてもらい月100反ほどの仕入れをさせてもらっている。毎月100反くらい買ってもらっている。ほとんどが現物限りの生地だし、中にはわけあり箇所もあったりするけど、デザイナーさんたちは理解してくれて、そういった生地を美しく活用してくれるから、毎月100反ほども動いている。企画するのも大変だと思う。ガレージショップのイベントの時は僕もできるだけ現場にいて、デザイナーさんや学生さんとお話しさせてもらってきたけど、これまで買ってくださったたくさんの方々のおかげで、この循環が作れていてしっかりとリアルで、本当に感謝です。僕らのこの活動にいちばん最初に共感してくれて生地をたくさん買ってくれたのは奈良の中川政七商店さんの企画チームで、そこから大好きです。逆に中川さんの生地開発をお手伝いさせてもらって、全力で恩返ししていきます。生地を求める方は想像以上に多くて、デザイナーさんからお母さんや学生さんや海外からもたくさんの方が来てくれて、本当に気持ちのこもる活動になってきていて、みなさんに感謝です。定期的に開催していたイベントですが、たくさんの方が集まってくれるようになってきていて、とても嬉しい反面、近隣の方へご迷惑になってしまったり、狭い会場なのでお客さんの安全の確保、スタッフの休憩が回せないこともあって、現在はアポイント制でガレージショップを開いています。毎週のように希少な生地が日本中から届いていますので、ぜひお気軽にアポください→ @itohencurationstore そして活動のコンセプトに共感してくださる産地企業の方がいて、バックヤードにも入らせてもらえましたら、飛んでいきますので、ぜひご連絡ください！ Instagramの文字投稿の限界まで長々と書いてきましたが、この糸編商店のガレージショップの活動は、毎月100本の生地を各産地から送ってもらいます。時には車で取りに行きます。そこから検品、撮影、ラベル作り、値段設定、レジ入力などの膨大な準備が必要です。一緒に運営してくれる仲間がいないとこれ以上の活動拡大が難しいので、このコンセプトに共感してくれて、重い反物を運んだり1日8時間の地味な作業を一緒にやってくれる方がいたらご連絡ください。イベントでは休憩を回せないかもしれないし、裁断しすぎて腱鞘炎になる可能性もありますが、僕が買い付けてきた生地が売り切れる前の状態で見れるメリットがあります。糸編商店までDMください。また準備をしっかり整えて春にはガレージショップイベントを開きたいと思いますので、開催を楽しみにしてもらえたら嬉しいです。次のイベントに向けて全力で買い付けます！桐生や高野口の生地がないので、今月〜来月は富士吉田、桐生、高野口、岩手、長野、福島、石川、福井、尾州と行かせてもらって生地を買わせてもらう予定です。どんな生地が集まるか僕にもわからないので、楽しみです〜！ #糸編商店 #ガレージショップ

2025/03/06に公開- 指定なし

https://www.instagram.com/explore/tags/糸編商店#糸編商店https://www.instagram.com/explore/tags/ガレージショップ#ガレージショップ

3.9%

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