平岩理緒@幸せのケーキ共和国

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フォーシーズンズホテル東京大手町では、 2025年10月25日より国立西洋美術館で始まるオルセー美術館所蔵の印象派作品の展覧会とのコラボアフタヌーンティーを9月より提供。自分も9月下旬に伺いましたが、こちらは美術展会期より終了が早く11月16日までなので、気になる方はお早めにどうぞ！ https://www.fourseasons.com/jp/otemachi/dining/menus/the-lounge-afternoon-tea/ ミケーレ・アッバテマルコ Michele Abbatemarco @micheleabbat シェフは、休日は美術館にいらっしゃるのがご趣味の1つと、アートがお好きな方。館内のフレンチレストランestでも、アート作品にインスパイアされたアシェットデセールを出されたりしています。そのため、今回のコラボのお話をとても喜ばれたそうです。様々な作品とリンクした手の込んだスイーツやセイボリーは、印象派の画家達の作品のように多彩で華やか。アート好きの方にはいっそう楽しめるアフタヌーンティーとなっています。季節のティーモクテルで始まり、ランダムで出品作の絵柄の紙コースターをいただけるのも嬉しい。アルベール・バルトロメ〈温室の中で〉に描かれたノーブルな紫色のドレスを纏うブルジョワ階級の女性の姿から、スイーツは濃厚なイチジクのコンポテを乗せたタルトに。ブラインドから漏れる光と陰のコントラストを、ストライプ柄で表現しているのも面白い。まるでスイーツのように見える可憐なセイボリーは、ベーコンクリームチーズを詰めたタルトレットに紫芋ペーストと豆乳クリームを絞り、セミドライアップルを忍ばせて。ピエール=オーギュスト・ルノワール〈ピアノを弾く少女たち〉は有名な作品ですが、柔らかな微笑みとくつろぎの表情、暖色基調の穏やかな気品を、クレームベルガモットを添えたバニラムースで表現。セイボリーも、花形に抜いたスモークサーモンとディルのリエットに赤と黄色パプリカのピューレが色鮮やか。やや落ち着いた色調のアンリ・ファンタン＝ラトゥール〈鉢にいけられたバラ〉は、バニラのババロアの中にクレームブリュレ、上にはイチジクコンフィチュールと薔薇の花びらを添えて表現。ギュスターヴ・カイユポット〈ヒナギクの花壇〉は、点々と描かれたヒナギクの花の明るい白と黄色に、緑の葉のコントラストが見所。その柄を施したマドレーヌのように見えるのは実は生菓子で、中からカモミールのババロアやバナナコンフィチュールがとろけ出す。ポークハムとごぼうクリームのサンドイッチは、ほうれん草のジュレとサフランのクリームで、緑に浮かぶヒナギクの花が描かれ、何とも可愛らしく。温かい状態で提供される一品も嬉しい。チキンと栗のパイ包みに、印象派の巨匠・クロード・モネゆかりのノルマンディー産リンゴを用いたカルバドスソースがけ。ピスタチオを散らした様子も美しく品格があり、鶏肉が秋の恵みの果実と混ざり合い、しっとり渾然一体となった旨味をパイ生地がしっかり受け止め、香りも豊か。大満足の一皿でした。同席した友人もアート好きで、印象派の中なら誰の作品が好きかといった話で盛り上がったり。ゆったりとしたひと時を過ごせます。味わってから美術展を見るか、見てから味わうか、どちらにしよう？と迷うのも楽しいですね。 #アフタヌーンティー #afternoontea #オルセー美術館 #フォーシーズンズホテル東京大手町

2025/10/20に公開Four Seasons Hotel Tokyo at Otemachi フォーシーズンズホテル東京大手町日本東京都

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令和アカデミー倶楽部 @academyreiwa の和菓子食べ比べ講座のため、京都の栗菓子買い回りに。聚洸さんには「焼栗」をお願いし、それ以外にお任せでお願いした季節の上生菓子セットは新幹線の中で自分のおやつに。こしあんをかけた楕円形の月見団子は、里芋の衣かつぎを模したもの。聚洸さんのこし餡は、淡い葡萄茶のような色で上品な佇まいがとても美しい。つやつやのお団子はもちもちとのびがよく、フィルムを剥がそうとすると柔らかすぎて難しかったので、そのままいただきました。 2025年の中秋、つまり旧暦の8月15日に当たるのは10月6日と例年より遅めなので、タイミングよくいただくことができました。十五夜の月には、ちょうど収穫期となる里芋をお供えしたり食べたりが定番で、芋名月と言われる。ただ、今年の「中秋の名月」は満月ではなく、翌日7日が満月だそうです。「後の月」である十三夜月を愛でる旧暦9月13日は、今年は11月2日。この時は栗名月とか豆名月と呼ばれ、収穫された栗や豆を供えいただく。両方を見ないのは片見月と呼ばれ、望ましくないとされています。今週はやや雲行きが怪しいのが気になりますが。糸巻のような小田巻きんとんは「秋の声」。薯蕷の口どけと香りが非常に嬉しい。「白菊」は、それはもう迂闊に触れることもためらわれるほど、ふわふわとろんとした羽二重生地。名古屋の芳光とご実家で修業された髙家さんならではだなぁと思わずにっこり。ややオレンジ色がかったきんとんは「みのり」という銘で、なんと、かぼちゃを使ったもの。10月だものね！と思わせる遊び心が楽しい。めちゃくちゃ久しぶりの訪問なのに覚えていてくださる、朗らかで心細やかな女将さんに、今夏の母校の卒業生向け講習会に塩芳軒5代目がいらっしゃるというので、今回は敢えて和菓子コースに参加し大変勉強になったことなどをお話しつつ。また伺える日を楽しみに！ #和菓子 #wagashi #京菓子 #上生菓子 #月見団子 #中秋 #十五夜 #芋名月 #聚洸 #羽二重

2025/10/05に公開聚洸日本京都府

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今年3月『ゴ・エ・ミヨ 2025』の表彰式が開催された際、ベストパティシエ賞を受賞された福井市のフランス料理店「ル・ジャルダン @lejardinfukui 」工藤隆浩シェフにお話を伺いました。実は昔、アシェットデセールコンテストに先輩が出場された際に手伝いにいらしていて、会場でお会いしていたこともわかったり。今度福井に行く時はぜひお店に伺いますね！と申し上げたのを9月上旬の取材に合わせてようやく実現。今回はディナーにしましたが、店名どおりハーブや花の植えられた庭が窓から見え、ランチもきっと素敵でしょう。工藤シェフご自身は青森のお生まれで岩手県の製菓専門学校の卒業生でいらっしゃるのですが、パレスホテル東京のエステール勤務時代の同僚だった堀内亮シェフの誘いで「ル・ジャルダン」のシェフパティシエに就任し、福井に移住されたそう。きっと福井の地元食材を活かしたお料理とデセールなんだろうなぁと楽しみにしていました。アミューズの後の前菜のよっぱらい鯖は、地元の酒粕に漬け込んだ鯖の切り身が酢橘のゼストをまとい、まるで泳ぎ出すかのように楚々として登場したのが何だか可愛く。さすが、鯖街道の出発地である福井ならではの始まり。重陽の節句を思わせる菊の花弁の華やかさも素敵。そして印象的だったのは、九頭竜舞茸と純鶏のラヴィオリクリームセップのソース。実に濃厚な秋の旨味！堀内シェフがいらした3つ星「レジス・エ・ジャック・マルコン」はきのこ料理がスペシャリテですが、それを福井県産素材で再現されているのだなと。アヴァンデセールの後、今回は特別に、工藤シェフのスペシャリテの1つである福井の黄金梅を使ったデセールを。本来は季節が終わっていますが、私も梅が大好きでとても気になっていたので、いただくことができて嬉しい！金継ぎのような大胆な柄のお皿も華やか。外側は薄いショコラのシェルで梅の実を模していて、パリンと割ると、中はとろけるような食感の二層仕立て。軽やかな梅のムースに、中から溢れ出す黄金梅のジュレ状ソースと、酸味もキュンと効いて、ショコラのシェルや爽やかなグラニテと共に全てを口にするとちょうどいいバランス。ああ、これは福井の初夏を彩るデセールに間違いない。初秋の季節の本来のデセールは、柑橘を効かせたリオレに地元の貴醸酒とショコラのソースを添えたものでした。福井はコシヒカリの名産地でもあり、秋の実りといえばリオレとなったのも納得。アマランサスのマイクロリーフの赤紫色、皮付きノワゼットの榛色といったぐっと落ち着いた色彩に、淡いロゼ色のフィンガーライムの粒々果肉がアクセントに。貴醸酒の香りの華やかさは、この地で提供するからこその存在感。また、まさに宝石箱のようなスタイルで提供された最後の小菓子も、1つ1つ手が込んで6種も並ぶというのが凄い。地方に行き、そこに根付く食文化を学ぶのは本当に面白い。だから自分は菓子店に行くのはもちろん、フレンチに和食店に寺社に城に博物館など諸々、その土地の歴史と思いの感じられる場所を訪ねるのが大好きです。「ル・ジャルダン」の皆様、福井の皆様、ありがとうございました！ #福井旅 #ゴエミヨ #gaultmillau #ベストパティシエ賞 #ルジャルダン @gaultmillau_japan

2025/10/04に公開Le Jardin Fukui - ル・ジャルダン - 日本福井県

https://www.instagram.com/explore/tags/福井旅#福井旅https://www.instagram.com/explore/tags/ゴエミヨ#ゴエミヨhttps://www.instagram.com/explore/tags/gaultmillau#gaultmillauhttps://www.instagram.com/explore/tags/ベストパティシエ賞#ベストパティシエ賞https://www.instagram.com/explore/tags/ルジャルダン#ルジャルダン

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2025年9月13日土曜、梅島のラヴィアンレーヴ @lavieunreve 北西大輔シェフによる新店「ショコラトリーリス」が足立区竹の塚にオープン。場所は竹ノ塚駅から徒歩5-6分程。 lys（リス）は百合の花のこと。フランス王家の紋章は「フルール・ド・リス」と呼ばれ（アイリスがモチーフだったとも言われますが）、純粋、神聖などの意味を持ちます。北西シェフのチョコレートへの純粋な思いが伝わる店名に象徴されるように、様々なメーカーの産地特定シングルオリジンのチョコレートを中心に使っていきたいそうです。生菓子は、ラヴィアンレーヴで作って運ぶそうですが、ほとんどがこの店限定の品。店名を冠したショコラ＆ピスタチオ＆フランボワーズの「リス」や、ホワイトチョコレートと紅茶味と組み合わせた「リュクス」などのムース系をはじめ、底のカラメルのビターさとチョコレートがいいバランスのプリンや、しっとりホロッと軽やかなガトーショコラなど、やはりチョコレートを使ったものが豊富。書籍が置かれた扉の奥には、テーブルとカウンター席のあるゆったりしたイートインスペースが隠れています。クレープやガレット、デセールなどを提供していきたいとのこと。オープニング3日間は品物を絞ってのセール販売となりますが、徐々に本格稼働するのが楽しみですね！レセプションに、金沢の「ぶどうの森」の本会長がいらしていて、北西シェフご夫妻が実はあちらのパティスリーご出身だったことを知る。「あの子達は本当に頑張って活躍していて、、」と、大変に嬉しそうでいらして、私も心ほっこり。若い頃の修業先でお世話になった方々とずっと繋がりがあるって、素敵ですよね。この店の場所には、かつてトロワフィーユさんがあり、私も随分昔ですが、布留川裕之シェフをお訪ねさせていただきました。長年愛されたお菓子屋さんの場所が、全く違う業態になってしまうというのは寂しさを覚えますが、別の職人さんがお菓子屋さんとして引き継ぐというのは、町の方々にとっても、ありがたいことではないかと思います。という訳で、この近隣にお住まいで、以前にラヴィアンレーヴさんをご紹介したら喜んでくださった先輩に、早速、新店情報をお知らせしておきました！足立区西竹の塚2-4-16 #ニューオープン #ショコラトリーリス #ラヴィアンレーヴ #竹の塚 #竹ノ塚 #ショコラトリー #chocolat #chocolate

2025/09/12に公開- 指定なし

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2024年4月、多摩センターのサンリオピューロランド近くにオープンした「キカ洋菓子店 @kikalabo 」。オーナーの諸戸清貴シェフはTWO ROOMSのシェフパティシエ時代に「グラス（氷菓）を使ったアシェットデセール・コンテスト」等に出場してくださったことでご縁が繋がり、キンプトン新宿東京のエグゼクティブペストリーシェフになられてからも取材に伺いましたが、気づくと独立開業していらして、行かねば！と思っていました。農家さんのフルーツを使ったタルトやショートケーキやロールケーキが並ぶ様は、「季節のお菓子」「季節の果実」「季節の香り」を意味するという店名が表すとおりで納得。諸戸シェフのお菓子はご経歴的にもややアメリカンな素朴さがあり、やさしいお人柄を表すかのよう。まさに菓子は人なり。ちょうど、桃の仲間達や複数品種のぶどうを山梨県の農家さんに収穫にいらしたところだそうで、様々なお菓子になって並んでいました。かき氷やアイスもあり、アイスはシュー生地のサンドにも出来るというので、完成したばかりでこれからお店に出すというタイミングだった栗アイスをいち早く挟んでいただきました。お店の一画が2組まで利用できるイートインスペースになっていてありがたい。お勧めいただいたコーヒーがとても美味しく目を見張る。すぐ近くにコーヒー抽出の国内競技会で優勝されたバリスタさんの「珈琲屋黒子」というお店があり、そちらの豆をお使いだそうです。そのコーヒーをハンドドリップして表面に浮かべた角切りゼリーに使ったという「コーヒーのデクリネゾンプリン」は、ミルクコーヒープリンやコーヒー香るクリーム、カラメルと層をなし、様々な食感や口どけでコーヒーを満喫できます。テイクアウトしたら蓋にクリームがついて表面がちょっと荒れてしまいましたが、、このタイプの品はイートインした方がいいですね。タルトは、桃×ネクタリン掛け合わせの山梨県産スイートビーナスを。シンプルに見えますが、カスタードも桃の味、シャンティにフロマージュブランを合わせたり。そして使うフルーツにより合わせるパーツも使い分けている。黄金桃にはバニラクリーム、とか。全8？程の様々な品種のぶどうを使ったスペシャルぶどうタルトや、タルトサントノーレキャラメルシトラスなども気になりつつ。焼きっぱなしのバナナケーキが焼きたてで出来上がってきたので、そちらと、フィナンシェのバリエーションやプチサイズのクグロフを。スルガ甘夏など珍しいフルーツも使われています。バナナケーキは可愛らしいサイズのキャンディ包み。チョコチップも入りしっかり焼き切った香ばしさもありつつ、生地はもっちりしっとり。多摩センターは小田急線も京王線も利用可能。駅からも徒歩7-8分で近いので、また改めてゆっくり伺いたいです！ #キカ洋菓子店 #多摩センター #シューアイス #タルト

2025/09/09に公開- 指定なし

https://www.instagram.com/explore/tags/キカ洋菓子店#キカ洋菓子店https://www.instagram.com/explore/tags/多摩センター#多摩センターhttps://www.instagram.com/explore/tags/シューアイス#シューアイスhttps://www.instagram.com/explore/tags/タルト#タルト

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いわき市の「ゼリーのイエ」に。お取り寄せでは入手困難と言われる品も、現地に行けば買えるということは割とあります。こちらの場合、店舗で朝8:30、ネットで8:40から当日整理券の受付開始。店のオープンは10:00。朝4:30に家を出れば間に合うことを確認。もし何らかの交通トラブルがあったらネットに切り替えよ。湯本駅は昨夏も降りて「石炭・化石館ほるる」や「さはこの湯」などに行っているので勝手はわかるし、タクシーも多分いる。ということで8:35にはいわきFCパークに着き9番整理券入手。受付時にゼリーの希望個数を入力する必要があります。配送は8個以上から。故に8個入箱があり、16種類くらい並んでいるはずなので、その数にしておく。他の店舗もまだ開店前ですが、建物内には入れてトイレや飲料の自動販売機も利用可能。屋根の下の椅子テーブル席やベンチもあるので、持参した本を読んだり館内の展示を見たりしつつ待つ。お店は1988年に小名浜で創業。私がお菓子の仕事をし始めた20数年前の時点で既に、多数のメディアで紹介される品だった。この場所に移転したのは2021年。今は創業者の杉山洋子さんの息子さんである杉山修一さんが継承されている。開店し15分程待ち入店。18種類あった中から選びました。なお、色とりどりのゼリーを浮かべたゼリーソーダは予約無しで追加注文できます。店外にもテラス席があり、サッカー場のフィールドを見下ろしつつゼリーをいただくことができますが、屋根の下とはいえ暑い。1階の休憩スペースへ移動し、とりあえず8個賞味。久しぶりだなぁ。ゼリーはこの形で抜いて配送に耐えるくらいなので、硬めのプルプル食感。大別すると中にムース入りのタイプと、ゼリーが層になっているタイプがある。わー、アセロラミックスゼリーとかにじいろゼリーとか初めて。家から保冷剤と保冷シートを持ってきているので（保冷バッグ持参はデフォルト）、残りはがっちり固めて移動。しかし帰りはバスのない時間で、駅まで30分強、やむなく歩く。歩くのは苦ではないのですが、この時期は日差しと猛暑が辛い。まして生菓子の持ち歩きにはそれなりの用意が必要。しっかり無事にあと8個も楽しめました。自分の中では、シンプルな構成のムース入りタイプも意外と好みで、特にオレンジは酸味が効いていてかなり好き。裾の方に別のゼリー層が入ったブラッドオレンジやピーチヨーグルトも好き。あとミルクゼリーを合わせた抹茶ムースもよかった！この品が長く愛されている理由を改めて考えていましたが、著名人による紹介や、最近のレトロブームも当然後押ししているでしょう。あとは選べる楽しさかな。店頭だとリアルに1個ずつ選んで詰めてもらえるのがよりいっそう楽しいし、箱で届いても、わあーどれにしよう！とワクワク、皆でワイワイしながら選ぶ楽しさ。また、このいわきFCパークという施設が、単なるスポーツ競技場ではない、地域共生のコミュニティの在り方を模索して創設され、進行形で育てられている場ということなので、その点も興味深い。こういう、人が集まる人気店が入っているというのも、大きな魅力になりますよね。ぜひ一度は行ってみてほしいお店の一つです！ #ゼリーのイエ #いわき市 #いわきfcパーク

2025/08/24に公開いわき FC パーク指定なし

https://www.instagram.com/explore/tags/ゼリーのイエ#ゼリーのイエhttps://www.instagram.com/explore/tags/いわき市#いわき市https://www.instagram.com/explore/tags/いわきfcパーク#いわきfcパーク

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8月朔日、京都「茶房居雨/KYO」 @sabo.kyo_amahare へ。東京・白金台にある工藝ギャラリー「雨晴」の京都店「KYO AMAHARE」。その奥の中庭にある蔵の中に2024年3月に開業した茶房。日本茶と菓子、器にこだわったコースをいただけますが、お菓子は福井「昆布屋孫兵衛」17代目の昆布智成シェフ @tomo.kombu が監修。そして今夏、「甘雨（かんう）」という、季節のパフェが入るコースが登場しています。お茶は、茶司・德淵卓氏が監修。福岡の茶酒房「万 yorozu」 @yorozu.tea も再訪したい。最初に、木の器に収められた、これからいただくお菓子の見本を見せていただき、3種のうち2種の主菓子を選びます。麩嘉さんの麩まんじゅうも母が愛する品で大好きですが、ここはもちろん、昆布シェフによる2品を。そして季節の煎茶を選びます。「甘雨」コースからは、店で茶葉として販売されていない特別なお茶も含めた10種から選ぶことができ、これまた迷う。しかし、せっかくいただくならば、お土産に購入できないコース限定のお茶をいただきたい。八女の中でも「藤山」という山奥で見つかった希少な品種だという「藤緑」（後で調べたらこれは商標でした）を選びました。最初はウェルカムティーとして、濃厚な出汁のようなごく少量の冷たい伝統本玉露を。八女茶というのが、福岡を拠点とする德淵氏ならでは。昆布に黒糖をまとわせた「陰影」という昆布シェフによるお干菓子をお茶請けに、旨味の掛け合わせ。お菓子の1つは名残の「七夕」。淡い水色の錦玉羹の中に香り爽やかなレモンあん。仕上げにもレモンの皮を削っててより華やかに。目の前の水盤に絶えず雫が落ちる音と光の揺らぎを感じながら、お庭の緑の見える特等席。錦玉に光の透ける様も美しい。ここで御薄を。すぐ横で点てられ、釜鳴りや湯をそそぐ音も楽しい。夏らしい白磁の平茶碗に萌黄のように明るい緑色が映える。しかもこれ朝顔碗だなぁとしばし目をとめていると、この器もギャラリーで扱っているとのこと。素敵な器ばかりで欲しくなってしまう。お点前の道具も、ガラスの水指から漏れる光の加減の美しさなど、使うからこそわかる魅力に引き付けられる。そして季節の煎茶、「藤緑」は、苦味がほとんど感じられず、特に一煎目はとてもやわらかな甘味とさっぱりとした飲み口で、温度を上げながら三煎、変化を楽しむことができます。 2つ目のお菓子はパッションあんを包んだ練り切りの「蛇籠」。ちょうど先日、林原美術館の展示で見た。石を詰めて川辺に伏せ、護岸に使う丸い籠ですが、「蛇籠編む」と言えば夏の季語。お皿は和紙製なんですって。補強してあるため水洗いも問題ないとのこと。こういう出会いも面白い。季節のパフェは、桃とミントと緑茶でした。底の方に緑茶のパンナコッタ、クランブルの食感とミントゼリー。桃ソルベと桃ソースに、サクサクのメレンゲ。添えられたハーブ類も目に涼やかでこれらも共に味わう。グラスもやや小ぶりで愛らしく、コースの中で量もちょうどいい。ここで、最初にいただいた玉露の茶葉のおひたしと、いぶりがっこという箸休めが出てくるのも嬉しい。バタークリームと生地を重ねた三角形のひと口菓子、水羊羹のような味わいの生チョコも盛り合わせて。水菓子としてマンゴーと、季節の一煎としてカモミールの冷茶。本当に1つ1つ、器も含めて世界観全てを堪能できる。実山椒とカモミール緑茶、レモンと黒文字の釜炒茶をお土産に。ギャラリーで、作家さんごとの器や様々な道具を見ているだけでも飽きず楽しい。実に、季節ごとに訪ねたい場所です。 #居雨 #雨晴 #昆布屋孫兵衛 #和菓子 #wagashi #京都 #kyototrip

2025/08/14に公開- 指定なし

https://www.instagram.com/explore/tags/居雨#居雨https://www.instagram.com/explore/tags/雨晴#雨晴https://www.instagram.com/explore/tags/昆布屋孫兵衛#昆布屋孫兵衛https://www.instagram.com/explore/tags/和菓子#和菓子https://www.instagram.com/explore/tags/wagashi#wagashihttps://www.instagram.com/explore/tags/京都#京都https://www.instagram.com/explore/tags/kyototrip#kyototrip

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2025年8月8日（金）東麻布に「パティスリーオンディーヌ」 @ondine.patisserie オープン。11日（月）までの4日間は生菓子、焼き菓子ともセット販売のみですが、店内喫茶席もなるべく早めに稼働させたいそうです。最寄駅は赤羽橋。オーナーシェフの宮地弘毅氏は2020年から日本のアルノー・ラエール・パリのエグゼクティブシェフを約4年務めた方。共同経営者のオーナーパティシエ劉優華さんは音楽の専門家としての経歴を持ち、映画『蜜蜂と遠雷』の音楽監修も務めた方。縁あって日本のアルノー・ラエール・パリでフランス菓子に携わり、ヴァンドゥーズ資格取得後、店長を経てパティシエとして研鑽を積んでいるそうです。そのため、店名の「ondine」は難解技巧で知られるラヴェルのピアノ曲『夜のガスパール』3部構成の最初の曲から。水の精オンディーヌが人間に恋をして求婚するも叶わない物語ですが、流れるような音色の美しさと繊細できめ細かな表現が、パティスリーとして目指す姿勢と重なったそう。生菓子も音楽にまつわる名前が多く、「ノクターン」は夜想曲。宮地シェフにとっての“夜を想う時”は、家族や友人との食事を楽しむ光景。南仏でアペリティフ（食前酒）としてよく飲まれる薬草酒パスティスを題材に、スパイス香るジェノワーズアマンドショコラ、キャラメルのクリーム、パスティス香るムースショコラ、パイナップルのソテーにパスティスのナパージュ。難しい素材の組み合わせだなぁと思いましたが、とてもバランスがよく、パスティスやスパイスの効かせ具合も上品で、日本人も食べやすい仕上がりに。店で最も複雑な要素が絡み合う名刺がわりのようなガトーだというのも納得。ぜひ試してみていただきたい品です。他にも、イタリアで鐘を意味しリストの超絶技巧曲として知られる「ラ・カンパネラ」より、フランボワーズとマダガスカルバニラのクレームムースリーヌにショコラを加えた「カンパネラ」。タレガのクラシックギター曲「アルハンブラの思い出」より、いちじくとアッサム紅茶、シナモンと赤ワインを合わせた「アルハンブラ」など、音楽にまつわる名のガトーが多数。原曲を思いながらいただくとより楽しめますし、ガトーをいただいて曲に興味を持ち聞いてみるということもありそう。夏限定の「ポリフォニー」は、ギリシャ語で“たくさんの音”の意味。バッハのフーガのように、複数の異なるメロディが同時進行する意味。地中海のコルシカ島には「ポリフォニックスコルス」という伝統的な多声歌唱があり、柑橘栽培が盛んな土地をイメージし、グレープフルーツのムースにバジルのビスキュイ、ライチ果肉入りジュレを重ねた爽やかなガトー。表面のパンプルムースロゼの粒々入りグラッサージュもキラキラして美しい。ホワイトラム香るバナナのムースとブラッドオレンジのムース、ココナッツサブレという3要素を重ねた三角形のガトーが、三拍子の舞踏曲「メヌエット」なのもいい。そしてまた、クイニーアマンやカヌレなど焼きっぱなしの菓子類はクラシックで焼きのしっかりとしたタイプ。マダガスカルバニラを贅沢に効かせたアパレイユがトロッと、器の生地はサクサクのフランは、アルノー・ラエール氏から学んだ品をベースに更に研究。注文を受けてからマダガスカルバニラたっぷりのクリームを絞ってくれるシュークリームも、ザクザクのアーモンドクロッカンを添えて食感に一工夫。実は宮地シェフは釧路生まれ、札幌育ちの北海道ご出身。パティスリーシイヤさんでスーシェフをなさっていたと伺い、ムースの繊細さ、アンビベの効いたみずみずしい生地との一体感、洋酒使いの巧みさなどに合点がいきました。2019年に皆でお店を訪ねて椎谷シェフと共に撮影した記念写真をお見せしたら、この頃にお店にいました、と。7月の訪問で、フランボワジエとかポメロとかをいただき、そのみずみずしさや香りの美しさに非常に感銘を受けました。椎谷シェフは「極みの会」にもいらしていた方と知り納得。オンディーヌのお菓子でそれを思わせるのは、シイヤのガトーをそのまま再現した「アンブレ」という、その名のとおり琥珀色のガトー。キャラメルポワールに胡桃のダックワーズ。元はペルティエの菓子だったというイデミスギノのアンブル・ノワをふと思い出す。あれは胡桃とショコラのお菓子でしたが。シイヤさんはそれ以前から行きたかったお店でしたが、特に推してくださっていたのが結城市の板橋シェフ。そのため今回、そもそもの椎谷シェフとの出会いのきっかけを質問したところ、一緒に働いてはいないけれどトロワグロ繋がりと。しかし謎も残り色々と確認したいことがあるため、今度札幌に行ったら再訪したい。あの系譜を引く方の菓子を東京でいただけるとは素晴らしい。ご出身の北海道産とうもろこし、ゴールドラッシュを使ったクレームブリュレ「クレームマイス」は、注文を受けてからキャラメリゼ。なめらかで味わい濃いアパレイユに、とうもろこしの粒々感も楽しい！これも夏限定ですね。落ち着いたらぜひイートイン利用でゆっくりと伺いたいです。東麻布1-22-2 #パティスリーオンディーヌ #東麻布 #赤羽橋 #パティスリー #patiserie #ニューオープン #パティスリーシイヤ

2025/08/07に公開- 指定なし

https://www.instagram.com/explore/tags/パティスリーオンディーヌ#パティスリーオンディーヌhttps://www.instagram.com/explore/tags/東麻布#東麻布https://www.instagram.com/explore/tags/赤羽橋#赤羽橋https://www.instagram.com/explore/tags/パティスリー#パティスリーhttps://www.instagram.com/explore/tags/patiserie#patiseriehttps://www.instagram.com/explore/tags/ニューオープン#ニューオープンhttps://www.instagram.com/explore/tags/パティスリーシイヤ#パティスリーシイヤ

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2024年8月に兵庫県・摂津本山にオープンしたPâtisserie & Dessert Frais Senteur. （パティスリーアンドデセールフレサントゥール）の土日限定のアシェットデセールコース。8/2放映のカンテレ『ウラマヨ！』出演時に、最近のトレンドスイーツのキーワードの一つの事例として紹介していただきましたが、一瞬すぎたため補足します。大阪マリオット都ホテルで2021年からペストリーシェフを務めた山口祐氏が独立開業したお店。因みにご自身は北九州のご出身でこの地は奥様の地元だそうです。平日はパフェ→夏はかき氷、土日は要予約のデセールコースをカウンター席でいただくことができます。夏のコースは、ウェルカムドリンクのブルーベリーに始まり、パイナップルやスイカ、桃など、夏のフルーツをふんだんに使った内容でかなりボリューム大。最近、台湾にいらして福湾荘園チョコレートを訪問されたそうで、大胆にパイナップルを器にして台湾ヴァニラを合わせたクレームブリュレはその旅の思い出から生まれたデセールだそう。ペアリングの凍頂烏龍茶も相性抜群！飽きさせないよう、焦がしバター醤油味のアイスとカマンベールチーズの泡を合わせ、塩気も効かせた甘じょっぱいとうもろこしのポタージュがここで間に入るのも嬉しい。スイカのグラニテにフルールドセル、それにグリーンレモンの香りを合わせたデセールは新しい組み合わせの発見で、今回のコースの中で一番好きでした。桃は火入れをしない真空コンポートでフレッシュ感たっぷりに表現。ミニャルディーズでは、テイクアウトでは大きなサイズで販売しているクッキーアイスサンドもプティ仕様で。全体に、フルーツ本来の味や香りを引き出すことを大切に、他の素材を複雑に組み合わせるようなデセールではなく、シンプルで主役がはっきりわかるアシェットデセール達だなと思いました。1品ずつが単品で主役になり得るようなしっかりした存在感です。カウンターはかなり広い。作業スペース側を一段低くして、座っている客席側から一切の段差や仕切りもなく、フラットに仕事が見渡せるようになっているのも思い切っているなと感じます。置かれている器材や食器類も吟味され、見せ方も整然としている。単にカッコいいのではなく、お店の雰囲気になじんで心地よい空間となっている。店舗のデザインや内装なども、山口シェフを主体にご夫妻自身で決めていかれたそうです。また、山口シェフの所作が非常に綺麗なのに感銘を受けました。カウンターでデセールコースを提供なさるようなお店では、仕事をしながら柔らかな話術でお客様がワクワクするような説明もしてくださり、流れるような手際も見所の1つですが、これまで自分が見てきた中でもトップレベルの美しさだと思いました。一般的には、ドリンクの用意や下げ物をサポートするアシスタントのスタッフの方がいらっしゃることが多いと思いますが、ドリンクの提供も含めほぼワンオペで対応できていて、安定感抜群。席数を7にしているのもオペレーションを考えたうえだと思います。山口シェフは様々なコンテストにも挑戦していらして、2018年の「第4回内海会味覚コンクール」最優秀賞受賞作品を商品化した「パルファン」もショーケースに並んでいました。柚子の香りが主役のプティガトーで、薄いキャラメルのイタリアンメレンゲを加え甘さにキレを出したホワイトチョコレートのムースの中に、柚子ジュレとベルベーヌのシロップをたっぷりアンビベした生地、クレムー柚子の層。底のパンドジェンヌにも柚子を加え、しっとりさせると共に一体感を意識したとのこと。なお、17時以降はカウンター席でショーケースの生菓子とドリンクをいただくこともできます。この時期、要冷蔵品の持ち歩きは心配なので、ありがたいですね！お店はまだまだ始まったばかりですが、これからも試行錯誤しながら頑張っていかれることでしょう。 #フレサントゥール #アシェットデセール #デザートコース #カウンター席 #台湾パイナップル #スイカ #桃 #味覚コンクール

2025/08/03に公開- 指定なし

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京都ナンポルトクワへ！メロンのグラニテを添えた自家製北海道ミルクソルベと共に、夏の定番になっているというパイナップルのタルトを店内でいただきました。りんごのタルトはお休みですが、それともまた違って甘酸っぱさによりメリハリがあり、また、水分が落ちて生地の底がキャラメリゼされるようで、パリパリ、カリッとして、それが美味しいこと！このお菓子、常温で持ち帰りできるそうで、それもまたこの季節に貴重！西原裕勝シェフと杏菜さんにもお会いできて嬉しかったです。 #京都スイーツ #ナンポルトクワ #パイナップルのタルト #夏の京都

2025/08/02に公開N'importe quoi ナンポルトクワ日本京都府

https://www.instagram.com/explore/tags/京都スイーツ#京都スイーツhttps://www.instagram.com/explore/tags/ナンポルトクワ#ナンポルトクワhttps://www.instagram.com/explore/tags/パイナップルのタルト#パイナップルのタルトhttps://www.instagram.com/explore/tags/夏の京都#夏の京都

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岡山にて予定が巻けたため、ノシズカフェにも寄り、やはり突然の訪問で驚かせるのでした。大熨昌樹シェフが淹れてくださるコーヒーメニューの中で、Newマークがついていたエスプレッソトニックを。トニックウォーターで割り少量のエルダーフラワーのコーディアルを加えているそう。ローズマリーを添えているのもポイント。ほんのり甘く香り清々しく、猛暑に爽やかな1杯！スイーツにもNewメニューとしてプリンがあり、えっ気になる！とオーダー。わあああ！めちゃくちゃ可愛らしい喫茶店のプリン来ました。なめらか系と書いてありましたが、しっかり自立する頼もしいプリンではないですか！カラメルの具合もほどよく、つややかなフレッシュのさくらんぼの甘酸っぱさと合わせて、濃厚なプリンとのバランスがちょうどいい具合。パティスリータダシヤナギでの後輩である、ときわ台プティサパン @petit_sapin_n の成田博史シェフに画像を送ったところ、「プリンに天使の羽が生えてますねー！」と先輩を讃える詩的で素敵なコメントを返してくださいました。お近くの菓匠梅田屋さんにようやく伺えたことをお話ししていると、梅林保明シェフが、現在は長野県の佐久平でPâtisserie chocolatier Yasunori Okada @patissier_yasunori_okada を開業されたタダシヤナギOBの岡田泰憲シェフと、パリのサダハルアオキ時代ご一緒に働いていらしたことも判明。両店のご夫妻の画像をお送りしたところ、元気なお姿を喜んでいただけてよかったです。こういうやり取りが年200回以上はある気がする。人と人を繋ぐことで生まれ得る、何らかの縁や絆。それらが醸し出す温かな雰囲気が好きなのです。またゆっくりお伺いさせていただきます！ #ノシズカフェ #岡山カフェ #喫茶店のプリン #プリン #エスプレッソトニック

2025/07/30に公開Noshi’s cafe ノシズカフェ日本岡山県

https://www.instagram.com/explore/tags/ノシズカフェ#ノシズカフェhttps://www.instagram.com/explore/tags/岡山カフェ#岡山カフェhttps://www.instagram.com/explore/tags/喫茶店のプリン#喫茶店のプリンhttps://www.instagram.com/explore/tags/プリン#プリンhttps://www.instagram.com/explore/tags/エスプレッソトニック#エスプレッソトニック

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2025年7月29日火-30日水「ヒラタフードフェア in KOBE 2025」開催。各ブースの講師陣の皆様の実演は、それぞれが今のパティスリー業界の課題に向き合う内容でとても勉強になり、時間被りに悩みつつ駆け回っています。私はスイーツジャーナリストとして、「パティスリーの未来図〜SNS・商品・店づくりの最前線〜」というテーマで登壇させていただいています。 #ヒラタフードフェア #神戸 #パティスリー尾形剛平シェフ @kohei_ogata_ 動画シェアありがとうございます！

2025/07/30に公開- 指定なし

https://www.instagram.com/explore/tags/ヒラタフードフェア#ヒラタフードフェアhttps://www.instagram.com/explore/tags/神戸#神戸https://www.instagram.com/explore/tags/パティスリー#パティスリー

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2025年3月にリニューアルオープンされた、15年目のラ・ロシェル山王。外観は赤い扉ですが、内装は江戸鼠（えどねず）の色彩を基調に、よりシックな雰囲気に。こちらのシェフパティシエの清水美紀さん @mikipremium_sweets は、4月のデザート・スイーツ＆ドリンク展で開催されている「グラス（氷菓）を使ったアシェットデセールコンテスト」にも、先輩の背中を追うように複数回挑戦してくださり。2024年7月開催のチョコレートイノベーションコンテスト2024や、11月開催の「第13回スイーツコンテスト／Cake-１グランプリ」にも。その時、お店のリニューアルについて伺い、再オープンしたら伺いますね！と約束していたのでした。お料理は、フレンチながら和食を思わせる「新・懐石フレンチ」がコンセプト。楠野大シェフによる5月上旬のメニューは、「春和景明」と題された5種のアミューズでスタート。浅利のロワイヤル梅のソース、春の山菜のフリット、スペシャリテのラムレーズン豆腐ブリオッシュノワゼット、サヨリのマリネ桜のVinaigrette、パテ・ド・カンパーニュミモザ仕立て。日本の豊かな四季の恵みへの感謝の念が沸き起こります。温かな春蕪のポタージュにはふきのとうの泡を添えて。白姫えびと春人参のデグリネソンにはルビーグレープフルーツという意外な組み合わせながら、山椒のソースと爽やかな柑橘のニュアンスでまとまります。桜鯛の香ばしいポアレに桜海老とサフランのソース。肉料理はプリフィクスで和歌山県紀州うめどりのヴィエノワーズにホワイトアスパラガスの藁焼きを添えた一皿をチョイス。部位別の食べ比べが出来るのも嬉しく、しっとり感に敬服。記載されている以上に春野菜がたっぷりで嬉しい。そして清水さんの担当へ。柑橘を使ったアヴァンデセールと、やはりテンションの上がるワゴンのシャリオデセール！彼女が手描きしたイラスト入りの説明が可愛らしく温かい。一押しという「極みプリン」を筆頭に、やはり全種類選ばなくっちゃ。このスタイルでデセールを提供するレストランは最近は多くはなく、その理由も幾つか想像できるのですが。作り手の技はもちろん、美しく切り分けお皿に並べてくださるサービスの方の技術もすごいと思います。工事でレストランが休業していた間も、他のレストランやパティスリーやホテルで研修をされていたという、勉強熱心な清水さん。これからも日々、お客様を笑顔にされながら、ご自身で見つけられる様々な目標に挑戦し続けていってほしいなぁと思うのでした。またお会いいたしましょう！ #ラロシェル山王 #ワゴンデザート #シャリオデセール #リニューアルオープン

2025/06/05に公開ラ・ロシェル山王日本東京都

https://www.instagram.com/explore/tags/ラロシェル山王#ラロシェル山王https://www.instagram.com/explore/tags/ワゴンデザート#ワゴンデザートhttps://www.instagram.com/explore/tags/シャリオデセール#シャリオデセールhttps://www.instagram.com/explore/tags/リニューアルオープン#リニューアルオープン

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4月に遡りますが、2024年10月に宇都宮にオープンした「Konditorei Weisheit（コンディトライヴァイスハイト） @kon.weisheit 」へ。秋山知晴シェフのお店は、かつて宇都宮のクロッシュを訪ね、2011年10月に京都でマルクパージュとして新たにスタートされてからも折々に訪ねていましたが。故郷の宇都宮に帰られ、オーストリア菓子の焼き菓子店を開業されることを伺ったのが昨春。“weisheit（知恵）”の名を冠し新たに始められたお店のInstagramに「水道山の8合目」とあったので、えっ登山？と慄くも、丘の上という感じの綺麗な住宅地で、戸祭台循環バスで行けました。しかし自分、Googleマップにここでバス停降りて徒歩と言われたのを信じ坂を登り始めたら、そのまま行先にスイスイ登っていく赤いバスを見ながら、罠か、、と震えました。しかし世の中に無駄なことはなく、自分にとって歩くということは、食べた分のカロリーを消費するうえで必要不可欠なファクターなのです。登った先に見えた庭の先の可愛らしい建物、紫色のひさしに胸が高鳴る。こんにちは！と突然現れて驚かせたような、でも意外と驚かれていないような。京都の時も、ご連絡してから行こうかどうしようかと迷いつつ、DMとかご覧にならないのはわかっていたし電話も憚られるし、まぁ定休日でなければといつも突然訪問していました。今回も同様に。しかしそもそも、お店には電話が引かれていないことが判明。それでも、お店としてLINEを始められたそうで、店に行った人だけがそのQRコードを読み込めるという。店内のアンティーク家具と、さりげないうさぎアイテム達にほっこり。それにひそかに隠れたクロッシュ当時の看板も！焼き菓子ばかりなので持ち帰りはやや気楽。デコポンのマーマレード入りヘーゼルナッツのパイ「ハーゼルブレッタークーヘン」は、名からすると本来は切り菓子スタイルなのでしょうか。ラズベリージャム入りの「リンツァートルテ」に、「ツヴェチゲンヌストルテヒェン」とはZwetschgen nuss törtchenよね。西洋すももとナッツ3種の小さなトルテ。3種並べましたが、清々しく茶色い、、（笑）そしてあの、可愛らしい釣鐘形クッキーは、ドイツ語でうさぎを意味する「カニンヒェン」。ドライイチジクの赤ワイン煮と椿茶を使ったという「ファイゲンザントクーヘン」も残り1本を。椿茶とは珍しい。うちにはちょうど沖縄産のヤブツバキ茶100%のティーバッグがありますが、独特の苦味があります。私はクロッシュ以来のレアチーズ「フロマージュクリュ」や、マルクパージュで冬場に出会うとよく選んだ「柚子のカーディナル」とかも大好きでした。タダシヤナギとリリエンベルグとを経ていらした軌跡が感じられる生菓子がいただけないのは、少し寂しくもありますが、、。ずっと、お庭を作りたいと思っていらしたのだそうで、アプローチや花壇など手作りで少しずつ整えていらっしゃるそう。またお伺いする時には、お庭もより素敵になっていることでしょう。楽しみにしています！ #宇都宮 #オーストリア菓子 #焼き菓子 #コンディトライ #konditorei

2025/06/04に公開- 指定なし

https://www.instagram.com/explore/tags/宇都宮#宇都宮https://www.instagram.com/explore/tags/オーストリア菓子#オーストリア菓子https://www.instagram.com/explore/tags/焼き菓子#焼き菓子https://www.instagram.com/explore/tags/コンディトライ#コンディトライhttps://www.instagram.com/explore/tags/konditorei#konditorei

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5月初頭、名古屋に行った際に、かねてより伺いたかったアシェットデセール専門店Lyrique（リリック）へ。江戸時代には商人町として栄えた那古野（なごの）に2020年に移転。地下鉄国際センター駅が最寄りですが、丸の内駅から向かったため、木花開耶姫神を祀る浅間神社から伝統的な町並み保存地区の四間道の雰囲気が味わい深い。しかしこの日は豪雨の中で端午の節句菓子を買い回っていたため、ゆったり散歩という感じではなかった、、。オーナーパティシエの近藤祐香理さんは、パリの老舗「ラペルーズ」や東京のビストロ「ブノワ」で経験を積んだ方。噂は耳にしつつ、三越日本橋本店のフランス展でエンメの延命寺美也シェフとコラボなさった時に初めてお会いし、素敵な方だなぁ、いつかお店に行きたいなと思っていたのでした。さらにこの4月に開催された「グラス（氷菓）を使ったアシェットデセール・コンテスト」にお店から吉田有希さんが出場してくださって。ご本人が頑張っていらしたのはもちろん、それを応援してくださるオーナーや同僚の皆様の気持ちも嬉しくありがたく、ますます行きたい！と。 1階がお寿司屋さんでびっくりしつつ、吹き抜けの階段を昇ると、花を飾った白いドアの向こうに、カウンターとテーブル席を備えた素敵な雰囲気のお店が。開店時刻を少し過ぎた午前中にも関わらず、豪雨の中でも沢山のお客様がいらしていました。「いちごとアールグレイベルガモットのパフェ」を召し上がっている方が多く、それも気になりましたが、皿盛りデセールの「春よもぎのジェノベーゼと熟成梅酒ジュレ、和ハーブアイス」が魅力的すぎる。ここはやはりメインのデセールを選べる本日のコースで！とウキウキ。アヴァンデセール（アイス盛り）が既にパフェかと思うようなお洒落さ加減！自分、濡れねずみ気味だったので、アイス多すぎると寒くなるかな？とちょっと心配だったのですが、下に敷かれた何とも香ばしいクランブルが冷たさをほどよく緩和してくれとても好ましい。なお、最初のスパークリングワインはノンアルに変更可能です。メインのデセールは、様々なグリーンの色彩の重なりが初夏らしく見目も爽やか。よもぎハーブアイス／梅酒ジュレ／梅ソース／ライスラビオリ/ずんだジェノベーゼ／抹茶オイルと、よもぎとハーブと梅を筆頭に、好きな素材が満載です。ライスラビオリは、いわば米粉のセンヤイ的な、日本だと葛切りのようなイメージ。甘酸っぱい梅のソースやジェノベーゼが絡んだつるんとした口当たりが嬉しい。様々なハーブをブレンドしたアイスは何とも爽やかに仕上げられていて、よもぎの醸す春感もしっかり。ずんだの粒々感あるジェノベーゼも面白い！締めはミニャルディーズと温かい紅茶でほっこり。ポピーシード入りのサブレなど、いずれも生地の焼きがしっかりしていて芳しいフールセック類と、サクッと軽やかなメレンゲカフェ。ううむ焼き菓子が美味しいなと改めて思い、何種かテイクアウト販売されているので、ラムレーズンのサブレとバニラマドレーヌをお土産にしました。デセールの内容は季節で入れ替わっていくので、一期一会の出会いですね。伊勢丹新宿店6階で開催の催事「マ・パティスリー 2025」にもいらっしゃるのですね。5月30日(金)～6月1日(日)のみの提供だそう。エンメさんともまたコラボなさる予定と伺い、それも楽しみ！またお会いできましたら幸いです。 #リリック #デザート専門店 #アシェットデセール #パフェ #名古屋スイーツ #那古野

2025/05/22に公開アシェットデセール専門店 Lyrique 日本愛知県

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2025年5月6日〜8日に決勝審査が行われた「第7回ダルメインWorld マーマレードアワード＆フェスティバル in Japan」結果発表記念！審査員達によるマーマレード対談、インスタライブのアーカイブです。・今年の作品について・マーマレードとは何ぞや？・上位に入るマーマレードとは？などなど。ありがたいことにご好評いただいたので、また11月頃に第2弾を企画したいと思います。 ※最初に接続不良で一度仕切り直したため、冒頭が唐突ですみません！ #マーマレード #ダルメインworldマーマレードアワード #八幡浜市

2025/05/16に公開- 指定なし

https://www.instagram.com/explore/tags/マーマレード#マーマレードhttps://www.instagram.com/explore/tags/ダルメインworldマーマレードアワード#ダルメインworldマーマレードアワードhttps://www.instagram.com/explore/tags/八幡浜市#八幡浜市

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フォーシーズンズホテル東京大手町39階の「THE LOUNGE （ザラウンジ）」では、2025年5月1日より、梅雨から初夏に向けて咲く花々をイメージした「フローラルアフタヌーンティー」がスタート。今回は何と！「Equal（イコール）」「PATH」オーナーパティシエの後藤裕一氏と、ホテルのダイニング「est」のペストリーシェフでもあるミケーレ・アッバテマルコ氏とのコラボが実現！共にフレンチの名店「トロワグロ」で腕を振るわれたお2人。そちらで代々受け継がれてきた「ガトー・ベシャメル」のレシピを基に、アフタヌーンティー用に特別にアレンジした品が登場するというので、非常に楽しみにしていました。実はこの品、2024年9月11日に開催されたフランス農事功労協会（MOMAJ）菓子講習会で、寺井則彦シェフと後藤裕一シェフが講師を務められた際、トロワグロの思い出のデセールとして、後藤シェフが作られたもの。とてもシンプルに見えて非常に味わい深く、一見すると持ち帰れるガトーのようにも見え、食後にはちょっとヘヴィーでは？と思いきや、みずみずしく軽やかでふわふわの食感と深みあるカラメルのほろ苦さがたまらない、、素晴らしいデセールだなと感動したのでした。4-5枚目の画像がそれです。ベシャメルがベースという考え方もレストランっぽくて素敵！あれがどんなふうにアレンジされたのか、、ホールでなく1人分サイズで焼かれているので、食感とかはどうなるのだろう？と気になっていましたが、みずみずしいしっとり感は健在！カラメルのほろ苦さも嬉しい！さらにアレンジとしてアプリコットコンフィチュールを加えることで、より華やかに、ミケーレシェフの繊細な品々ともより親和性が増しています。説明には書いてありませんが、実はこの甘酸っぱさにより奥行きを与える日本ならではの隠し味ブレンドが加えられていることを、後藤シェフからこっそり教えていただきました。私にとっては、好きなもの同士の掛け合わせ！アート鑑賞もお好きなミケーレシェフならではの、紫陽花をイメージしたまるで絵画のようなタルトも美しい！赤ルバーブのサクサク感ととろりとしたフランボワーズジュレの中の種のプチプチ感、芳しいピスタチオのクリームの対比や融合がさすがです。他の品々、スイーツもセイボリーも1つ1つ丁寧に手間ひまをかけて作られていて、セイボリーは、帆立のマリネと夏みかんコンポートにヨーグルトシャンティと胡瓜のサラダ添えとか、パプリカのババロアと空豆クリームチーズのタルトレットに透明のトマトジュレとパウダーをのせたものとか、味はもちろん、見た目もスイーツのように愛らしく仕上げられているのもキュンとします。窓から見渡せる皇居エリアの新緑も含めて、本当に贅沢な時間、、。人気すぎて午前と午後2回に収まらず、最近18時半からの部が始まったというのも納得です。6月30日まで。ぜひお見逃しなく！ #アフタヌーンティー #afternoontea #フォーシーズンズホテル東京大手町 #トロワグロ #troisgros #momaj #フランス農事功労章協会

2025/05/15に公開Four Seasons Hotel Tokyo at Otemachi フォーシーズンズホテル東京大手町日本東京都

https://www.instagram.com/explore/tags/アフタヌーンティー#アフタヌーンティーhttps://www.instagram.com/explore/tags/afternoontea#afternoonteahttps://www.instagram.com/explore/tags/フォーシーズンズホテル東京大手町#フォーシーズンズホテル東京大手町https://www.instagram.com/explore/tags/トロワグロ#トロワグロhttps://www.instagram.com/explore/tags/troisgros#troisgroshttps://www.instagram.com/explore/tags/momaj#momajhttps://www.instagram.com/explore/tags/フランス農事功労章協会#フランス農事功労章協会

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令和アカデミー倶楽部での折々の和菓子食べ比べ講座・端午の節句菓子編2025年版は、名古屋を中心にご紹介しました。以前に京都編をやった時は、白味噌餡の柏餅も色々と召し上がっていただきましたが、名古屋ではあまり見つけられません。粽を作っていらっしゃるお店は、ういろう製がやや多く見られましたが、葛を入れたものも。まぁ菓子はどこで作られているかということ以上に、作り手のルーツが決め手で、名古屋のお店でも京都で修業され京菓子店を名乗っていらしたら、当然その流れになるので。さらに名古屋には黄飯という端午の節句の祝い食の風習があり、これを食べ比べるというのは相当マニアックな企画でした。基本的にクチナシで染める黄色の濃さや、混ぜ込まれた黒豆の量ややわらかさ、味加減などが店によって異なり、塩味がほんのり効いたものやほっくり自然な甘さのものなど、これだけシンプルな食べ物でも違いが出ているのが面白い。因みに黄飯という食べ物自体は大分県の臼杵にも見られますが、名古屋のそれとは内容が異なります。そして今回は、サルトリイバラの葉、漢方で言うところの山帰来を使う端午の節句菓子についても熱く語り、ちょっと珍しい品として、鹿児島のあくまきと共に、かからん団子も召し上がっていただいたのでした。この後、マーマレードの審査のために愛媛入りし、柏の葉を使っていない柏餅に出会えて嬉しかったのはThreadsに投稿したとおりです。次回の講座は、6月末の週末に水無月編を考えています。 #端午の節句 #柏餅 #粽 #ちまき #黄飯 #和菓子 #wagashi

2025/05/08に公開- 指定なし

https://www.instagram.com/explore/tags/端午の節句#端午の節句https://www.instagram.com/explore/tags/柏餅#柏餅https://www.instagram.com/explore/tags/粽#粽https://www.instagram.com/explore/tags/ちまき#ちまきhttps://www.instagram.com/explore/tags/黄飯#黄飯https://www.instagram.com/explore/tags/和菓子#和菓子https://www.instagram.com/explore/tags/wagashi#wagashi

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5/5に13周年を迎えたアステリスク。おめでとうございます！最近登場した新作のケイクココパッションは、好きな果物TOP3にパッションフルーツが含まれる自分は実に好きそうだなぁと、気になっていたのです。ナッツの粒々が散りばめられた薄いショコラブランのグラサージュからサイドがうっすら透ける仕上げ方も素敵。トップのデコレーションもシンプルで華やか。パッションの鮮やかな黄色と種がわかりやすく夏っぽい。夏に食べたくなるドゥミセックというのは強いなと思うのです。しっとりやわらかいけれど、ココナッツファインのサクサクがたっぷりの生地がいい。3層サンドしてあるパッションのクリームが甘酸っぱく、口どけなめらか。トロピカルな酸味とまろみのあるココナッツの香ばしさの対比とバランス。やはり好きな組み合わせでした。プティガトーには、最近登場したジュピターとプランタンを。ジュピターは久しぶり！2007年発刊の和泉光一シェフのご著書『主張する生地』と見比べながらいただきました。最後にいただいたのは16年前だったはず。ジュピターと言えばホルストの曲が有名ですが、ギリシャ神話のゼウスに相当。太陽系の中でも最高神の風格。和泉シェフのジュピターは茶色系の層になっているのも木星っぽいよなと、スリジェの頃から思っていました。底には極薄のサブレショコラ、フィヤンティーヌとプラリネ、ナッツの軽快な食感。軽やかなクレームショコラにみずみずしく口どけのよいショコラのジェノワーズ、なめらかな口当たりのカフェのクレームブリュレ。基本的な構成は変わっていない気がするのですが、沢山のマイナーチェンジをされているそうです。私は元々、ショコラとは対比的なフルーツとの組み合わせが好きで、コーヒーとの組み合わせの菓子はオペラのような伝統菓子以外、あまり積極的には選ばないのですが。抜け感、軽やかさがあり、自分にも食べやすいなと改めて思うのでした。プランタンは、今食べないと間もなく入れ替わる、、と。アガパンサスやハナミズキの姉妹品とのこと。原点はリスの花シリーズだなぁと、これもまた書籍を見ながら復習。 4月に、宇都宮で1972年創業のクイーン洋菓子店 @patisserie_queen にて、3代目を継ぐ大濱協シェフとのコラボによるスイーツサロンイベントが開催されました。地方の有名店には積極的に行きたい人間なので、それはよい機会！と伺ってきたのです。元々イタリアンの料理人でいらして、ご実家に戻られることになり、和泉シェフから約1年半かけてお菓子を習ってきたという大濱シェフ。今はイベントの時にだけ使うことがあるというサロン席は、広くゆったりした贅沢な空間でした。カポナータをはじめ得意のイタリアンの前菜はなんと豪華な7種盛り合わせ！素材の旨味をシンプルに生かした温製ポタージュスープと併せて大満足でした。デザートのパフェは栃木の春に敬意を表し苺を選択。トークも含め、大濱シェフが和泉シェフにすっかり魅せられ慕っていらっしゃる様子が微笑ましかったです。お店のショーケースにも、コラボ特別品として、和泉シェフから習っていらした新作の生菓子が多数並んでいましたが、この日はすごく暑かったので、ムース系の生菓子は無事に持ち帰れる自信がなく断念。クリアカバーがかかっている安心感から、基本的には秋に食べる派ではありますが、和泉シェフ直伝モンブランを。一方、比較的破損しにくそうなお店伝統のレアチーズも買って帰りましたが、これも非常に好みのタイプの二層タイプの濃厚かつ爽やかなチーズケーキでした。和泉シェフが30代当時のコンクール最前線時代から拝見してくると、長めの準備期間を経て開業され、自店はもちろんのこと、こうして国内外を問わず多くの業界関係者から信頼され憧れられて、若い世代を育てていらっしゃるのはすごいことですし、菓子業界にとって如何に貴重な存在でいらっしゃるか、ということを心から思います。しかも走り続ける方なのですよね。今年もまた新たな挑戦を。これからも、益々のご活躍を楽しみにしております！ #asterisque #アステリスク #クイーン洋菓子店

2025/05/08に公開Asterisque 日本東京都

https://www.instagram.com/explore/tags/asterisque#asterisquehttps://www.instagram.com/explore/tags/アステリスク#アステリスクhttps://www.instagram.com/explore/tags/クイーン洋菓子店#クイーン洋菓子店

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遅くなりましたが、2025年の「ポワソン・ダブリルの集い」のご報告です。4月1日のエイプリル・フールは、フランスでは「ポワソン・ダブリル」（Poisson D'Avril＝「4月の魚」）と称し、この日に魚の姿のパイを食べる風習もあったそう。そんな行事菓子の由来と魅力を学ぶ会を続け18回目。今年は以下のお店に作っていただきました。タイスケエンドウ　遠藤泰介シェフ（東急東横線・学芸大学）サルカラ　大井博司シェフ（東急田園都市線・三軒茶屋）マテリエル　林正明シェフ（東武東上線・大山）パティスリーキャロリーヌ　中川二郎シェフ（大江戸線・練馬春日町）キャロリーヌとマテリエルでは、以前から、毎年この時期にポワソンダブリルを販売されていました。キャロリーヌは、苺を鱗に見立てた王道のスタイル。参加人数が多かったので、通常よりも少し大きめサイズでお願いしました。クレームディプロマットの上に苺スライス。パイ生地の上に桜あんが薄く塗ってあり、やさしくどこか懐かしい印象。これは桜が咲いている時期限定のアレンジだそうで、ベストなタイミングでした！マテリエルの定番ポワソンダブリルは、りんごの薄切りを鱗のように並べ、ほのかにシナモンが香るベイクドタイプ。今回はサイズを大きめに、内容もアレンジしていただいた限定特別版でした。通常版はクレームダマンドにレーズン入りで、パイ生地の上にレモンのコンフィチュールを敷いて焼いていますが、今回はレーズンでなくドライフルーツのいちじくを混ぜ込み、オレンジコンフィチュールを敷いたものに。いちじくとオレンジの凝縮感がコク深く、大人の味わい。フレッシュフルーツをのせたポワソンダブリルも華やかですが、焼き菓子の範疇でこのように魅力的な表現をされるのは、さすが林シェフ！と唸るばかりです。あとの2店舗は、4月1日を初めて迎えられた新店。遠藤シェフには、以前、銀座にいらした際にもお願いしましたが、今回は又新たに。アンヴェルセのパイ生地にクリスタルシュガーを散らし、中身は下がクレームパティシエール、上にピスターシュのガナッシュモンテ。トップにベリー類を飾り、グリーンと赤が華やかな春らしい組み合わせ。2台お願いしていたのですが、やや小さめになったからと、小ぶりなお魚を追加してくださって、計3匹。パイ生地の魚の形はフリーハンドで切り出したそうで、1台ずつ微妙に形が異なっていました。パイ生地の焼き色が渋いのは、サルカラの「ポワソンダブリルプラリネノワゼットシトロン」。この向きで目がこの位置ということは、ヒラメではなくカレイになるのかな・・？アンヴェルセのパイ生地ににオレゴン産ヘーゼルナッツの自家製プラリネのクレームムースリーヌ、オレゴン産ヘーゼルナッツの自家製プラリネ、瀬戸内レモンのコンフィチュール、柔らかい塩キャラメルをサンド。カリフォルニア産アーモンドというのはよく聞きますが、オレゴン産というのは珍しいなと大井シェフに伺ってみたところ、日本での流通量はまだ限られていますが、ナッツがとても大ぶりで香りも良く、イタリアのピエモンテにも引けをとらないと、気に入って使われているそうです。 2011年以降、会費の一部から被災地や戦地への復興支援に寄付をしていますが、今年は参加者も多く、計72000円を捻出することができました。加えて、前年に並木麻輝子先生のオリジナルクーベルチュール“NAMIKI”を使ったお菓子をシェア購入していただいた販売金を繰り越して、計82000円に。今年は、3月28日にミャンマー中部で起きた地震への支援として「特定非営利活動法人国連UNHCR協会事務局」宛と、日本国内で相次いだ山林火災の被害を受け、今治市の山林火災支援として、手続き代理に名乗りを挙げていた自治体の1つ利府町（こちらも東日本大震災の多大な被害を受けた所）宛にそれぞれ寄付をしました。素敵なポワソンダブリルを作ってくださったお店の皆様、ご参加くださった皆様、今年もどうもありがとうございました！ #ポワソンダブリル #poissondavril #キャロリーヌ #マテリエル #タイスケエンドウ #サルカラ

2025/04/21に公開- 指定なし

https://www.instagram.com/explore/tags/ポワソンダブリル#ポワソンダブリルhttps://www.instagram.com/explore/tags/poissondavril#poissondavrilhttps://www.instagram.com/explore/tags/キャロリーヌ#キャロリーヌhttps://www.instagram.com/explore/tags/マテリエル#マテリエルhttps://www.instagram.com/explore/tags/タイスケエンドウ#タイスケエンドウhttps://www.instagram.com/explore/tags/サルカラ#サルカラ

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