白縫衣

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最終更新日: 2025/11/07

白縫衣

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この三連休、とても幸せな時間でした。店に一歩入った瞬間、こんなお店があったなんてと、目を輝かせて。「私のなりたい女性像が詰まっている」そう言ってくださった時の笑顔は忘れられません。大人になっても、服を選ぶ価値に共感していただける。休業まであと少しとなりましたが、セレクトショップを続けてきた中で忘れられない三連休となりました。選んだ服も、選んだ時間も、豊かな記憶となりましたら。残りあと少し、ここで皆さまとのご縁を楽しみにお待ちしております。 . ありがたいことにオンラインストアの商品は、ほぼ完売となりました。来週には今季お願いしていた商品が全て届く予定です。ぜひ、最後の機会に店頭でご覧いただけましたら幸いです。

2025/11/05に公開屋島日本香川県

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先日お越しいただいたお客様とは、瓦町の頃、まだどこか遠い距離感があったように思います。買い物を終えると、そそくさと商店街へ駆け抜けていく姿が印象的で、当時はどこか「用事を済ませるだけの買い物」に感じていました。けれど今は、その頃とはまるで違います。 買い物の時間も、その後に続く余韻までも。この場所に流れる空気が、過ごし方や服の選び方さえも、少しずつ変えてくれた気がします。先日おすすめしたのは、新鮮で、少し意外な一着。 今まで選んでこなかったと驚かれていましたが、袖を通した瞬間、ぱっと表情が明るくなって。 「今まで服をたくさん買ってきたけど、一番感動した！」 そう言って見せてくださった笑顔が、本当に輝いていました。瓦町ではきっと見られなかったであろうその表情に、胸がじんわりとあたたかくなりました。素の笑顔が見られる瞬間。環境は、人をやさしく変えてくれる。この場所だからこそ気付けたことが、いくつもあります。お客様と過ごす時間も、あっという間に残り2ヶ月。 どうかこの場所で、最後まで豊かな時間を共に過ごせますように。 pic1.2 屋島の店内 pic3 移転前、瓦町の店内

2025/10/25に公開屋島日本香川県

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私のセレクトを褒めてくださる方がいる。「人生が変わった」と、真っ直ぐな笑顔で。その言葉を胸に、来店前には必ず服を入れ替える。先日の土日は、すべてのお客様から嬉しい言葉をいただいた。なぜなら、オンラインで見ていた服とは、まったく違う一着を選ばれたから。予定調和ではない買い物。それこそが、新たな発見と価値を感じさせてくれる。セレクトショップの醍醐味は、まず「服の並び」を見てほしい。店主の意識や、今伝えたいことが、そこにすべて表れている。

2025/10/21に公開屋島日本香川県

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変わりゆく街の景色は、沈みゆく夕陽によって映し出される。寒さのヴェールを纏い、静かな変化を楽しむ。今年の秋冬は、こんな着こなしもどうだろう？と、ほんの少しのエッセンスを差し込んでみる。きっと、何かが変わる季節。だから寒い季節は好きだ。オンラインストアとエッセイを更新しました。

2025/10/09に公開Takamatsu, Kagawa 日本香川県

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お店を始めた頃は、度重なる展示会に身体を崩したことも。当時、毎週のように新宿へ向かう夜行バスは疲れを忘れるくらい、幻想的な景色を見せてくれた。たくさんの服を見ては記憶に残し、香川へ戻り、次の日にはお店を開ける。休みなく働くこと、なによりお客様の笑顔を見ることが一番の楽しみでした。この秋はお店を始めてから、初めて展示会に行きませんでした。なんだか、取り残されたような虚無感がありますが、初心に帰る大切な時間だと感じています。出会いもあれば、別れもあり、濃い経験をすることができたのも、大切なお客様やお取引先、幸運に恵まれたから。来年からの白縫衣は一旦立ち止まり、身体を休める時。長年の夢であった目標に向けて。あの日思いがけず撮った、夜行バスの窓から初心を振り返る。 . 休業まで残り３ヵ月。常設展"寒露" 10/4 sat - 26 sun 今週末より、店内を入れ替えお待ちしております。 *年内の営業スケジュールはホームページに公開しています。

2025/10/02に公開- 指定なし

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私にはこの道しかないと思っていても、視野を広げてみれば、今まで見えていなかった新しい道が見えてくることも。もしかしたら、自分で自分の道を狭めていることだってあるかもしれない。考え方を柔軟に。いつも瑞々しくあろうとする女性は、だからこそ素敵だと感じる一日でした。本日もお越しいただき、ありがとうございました。県外からもご予定を組んでくださりとても嬉しいです。お越しいいただくことが難しい方に向けて、休業までオンラインストアを公開しておりますので、ぜひこの機会にご検討ください。常設展"秋分" 9/28まで

2025/09/15に公開Takamatsu, Kagawa 日本香川県

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昨年の服が、何だかしっくりこなくなる。 別に全く似合わないわけではないけれど、どこか違和感がある。日々、小さな変化と向き合う。例え良いものであっても、その時も輝いているとは限らない。瑞々しくあるためには、意識を変えてみることも大切。「女性は35歳から40歳がもっとも美しい。なぜなら彼女たちは、人生の中で何度か戦いに勝利した経験があり、自分なりの生き方を心得ているからだ。しかし、40歳を過ぎた女性が自分の最高の美しさをいつまでも保つことは、とてもむずかしい。」クリスチャン・ディオールの言葉は、これからの私の指針。自然に任せるだけではなく、意識的に心身を磨き続け、年齢を重ねても自分らしい美しさを輝かせていきたい。

2025/09/09に公開Takamatsu, Kagawa 日本香川県

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このたびの休業のお知らせに、たくさんの温かなメッセージをお寄せいただき、本当にありがとうございます。 服やお店に対して、白縫衣なりの哲学を持って歩んできましたので、その思いを受け取っていただけたことを光栄に思います。体調を整え、いずれはまた…と考えておりますが、その時はきっと今とは違う在り方になると感じています。 「今は今だけの。そして未来は未来だけの。」 過去にとらわれず、先へ進んでいきたいと思います。そして、応援のお言葉もとても嬉しいのですが、できれば店頭で直接お話ししながら、この場所ならではの、服を選ぶ時間や着る楽しみ、気配を感じていただけたらと願っています。 残り4か月。白縫衣でのひとときを、みなさまとご一緒できることを楽しみにしております。

2025/09/05に公開Takamatsu, Kagawa 日本香川県

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【営業のお知らせ】常設展 "秋分" 9/6 sat - 28 sun 10:30 - 18:00 *来店予約制生地の重なり、存在感。引き立てあう、上質な気配を見つけた時、それは自分だけの宝物を見つけたかのような高揚をくれます。清く、凛々しく。秋の着こなしには、ほんの少しの意識の違いが大きく映ります。可愛いよりも、私は「素敵」と声を掛けてほしい。言葉は私らしい服を纏い、服は私らしい言葉を語る。何歳になっても、変化を楽しみながら。

2025/09/04に公開Takamatsu, Kagawa 日本香川県

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【白縫衣休業のお知らせ】拝啓　初秋の候、皆さまにおかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。平素より白縫衣をご愛顧いただき、また遠方より温かく見守ってくださり、心より御礼申し上げます。さて、このたび白縫衣は、本年をもちまして当面の間休業させていただくこととなりました。突然のお知らせとなり、皆さまを驚かせてしまいましたこと、深くお詫び申し上げます。体調を崩してからも「できる限り続けたい」と願いながら歩んでまいりましたが、今のままでは従来の営業や新しい挑戦が難しく、白縫衣として大切にしてきた芯を守り続けることができないと判断いたしました。自分の力不足によりこのようなご報告となりましたこと、大変心苦しく存じます。今後は体調や体制を整え、また皆さまに良いご報告ができるよう努めてまいる所存です。なお、休業までの残り四ヶ月間は、これまでと変わらず秋冬のお洋服を精一杯ご紹介してまいります。直接お会いしてお話できるこの機会に、ぜひお立ち寄りいただければ幸いに存じます。残された日々を一日一日大切に、皆さまとお会いできる時間を心より楽しみにしております。そして、ゆくゆくは新しい挑戦のご報告や、不定期でのイベント開催なども考えております。終わりではなく、白縫衣のこれからにも温かく注目していただければ嬉しく思います。末筆ながら、皆さまのご健勝とご多幸を心よりお祈り申し上げます。敬具令和七年九月白縫衣　大森

2025/09/04に公開Takamatsu, Kagawa 日本香川県

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爽やかな白いシャツにも、カシミヤのニットに合わせても。シンプルな装いを引き締める、存在感のあるバッグは、静かな品格を感じさせます。誰かと会うときや自分のための休日に、お出かけの気分を高めてくれる存在です。ヌの鞄３型を白縫衣ホームページにてご紹介しています。 8月末まで受注を承っておりますので、この機会にぜひご覧ください。(お届けは11月末〜12月頃を予定しています。)

2025/08/23に公開屋島日本香川県

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“西洋の文化や価値観の中で発展してきたジュエリーという存在を、東洋的な視点や感性で、日本人である私たちにとってより愛せるものに。” 清らかさを纏わせてくれる、そんなmederu jewelryの意識に私は惹かれています。今季、mederuが着目した「カルセドニー」という、聞き馴染みのない石はとても不思議です。一見、透き通るような白さを湛えていますが、光の加減によって、青みを帯びた表情へと変わる。実際には青い色素は存在せず、石の内部にある微細な粒子が光を散乱させることで、神秘的な青い光が現れるのです。その曖昧さや静けさは、言葉にできない美しさとして、私たちの感性にそっと語りかけてくる何かがあります。 @mederu_jewelry exhibition 7/19 sat - 8/3 sun *来店予約制

2025/07/18に公開Takamatsu, Kagawa 日本香川県

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心が反応する色には、その人の今の気分や心持ちが映っているように思います。この夏、私は鮮やかなブルーに惹かれました。清らかさと、まっすぐな力強さ。初めて見たとき、「きっと私には似合わない」と思いました。どこか強すぎて、扱いが難しい色だと感じたのです。けれど、袖を通した瞬間、思いがけず心の奥が静かに揺れました。「この服を着て、苦手な夏を過ごしたい」と、ふとそんな気持ちが芽生えたのです。少しだけ背中を押してくれるような、そんな色との出会いでした。「この色を纏うことで、私はどんな女性になれるのだろう」 そう思った瞬間、不思議と姿や佇まいが、心に浮かび上がってきました。最初から「自分には似合わない」と遠ざけているうちは、きっと何も変わらない。服を通して得られるものは、単なる装いを超えて、自分の可能性を静かに照らしてくれる何かだと、今は思います。 . 過ぎゆく夏の記憶 "humoresque" 展 6/14 sat - ６/29 sun *来店予約制『もうひとつの静かな展示室』では展示に先駆け情報を公開しています。

2025/06/10に公開Takamatsu, Kagawa 日本香川県

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年齢を重ねることは、世界との向き合い方を深めること。その日々の中で選び取る服には、心の在りようが自然と滲み出る。 humoresqueの服には、そうした静かな意思を感じます。しなやかで、やさしく、けれどどこか揺るぎない強さがある。自分らしさを無理なく受け入れてくれる服はそう多くはありません。 . 過ぎゆく夏の記憶 "humoresque" 展 6/14 sat - ６/29 sun *来店予約制『もうひとつの静かな展示室』では展示に先駆け情報を公開しています。

2025/06/09に公開Takamatsu, Kagawa 日本香川県

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【展示のお知らせ】遠く届かないはずの、波の音。揺れる裾に、ふと蘇る記憶。蒸し蒸しとした梅雨の雨が過ぎ去り、刺すような夏の日差しもやがて、乾いた秋の風へと移り変わってゆく。今、この瞬間だけの、かけがえのない夏。きっと数年後、ふと立ち止まったとき—— あの夏は、こんなにも美しかったと、思い返す。そんな季節の欠片を詰め込んで、お待ちしております。 . 過ぎゆく夏の記憶 "humoresque"展 @humoresque_humoresque 6/14 sat - ６/29 sun 来店予約制

2025/06/02に公開Takamatsu, Kagawa 日本香川県

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夏の美しさは、それぞれ感じ方が違うと思います。そもそも夏は、暑さゆえに苦手と感じる方もいらっしゃるでしょう。けれど —— しっとりと汗ばむ肌が、纏う服によってふと涼やかに感じられる瞬間があります。そう、夏は瞬間的なのです。一瞬一瞬を駆け抜けていく。だから夏は、その一瞬を纏うように過ごしたいなと。夏の服を選ぶとき、私が大切にしているのは、心が躍るかどうか。装飾的かどうかではなく、たとえシンプルでも、 "研ぎ澄まされた芯があること" 滴る汗さえ美しいと感じる。風が吹き抜けていく夏の一瞬を込めて。 . 【常設展”立夏”6/1まで】一週間だけのオンラインストア5/31-6/8 *詳しくはホームページExhibitionをご覧ください。 (ご好評につき、4日で掲載を終了いたしました。) "もう一つの静かな展示室"では商品や展示の雰囲気をご紹介しています。

2025/05/29に公開Takamatsu, Kagawa 日本香川県

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情報の速さや喧騒から少し離れ、季節の光や、日々の感覚に静かに目を向ける時間。この小さな展示室では、装いをきっかけに生まれる思索や、ふとした瞬間の美しさを、言葉とともに綴っています。装いとの出会いの“きっかけ”としてそして、店頭でのさらなる体験への一歩目として。扉のその先でお待ちしております。　ホームページより、ご覧いただけます。

2025/05/28に公開Takamatsu, Kagawa 日本香川県

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今、求められているのは何を買うかではなく、「自分にとって、何が本当に相応しいのか」という問いかけだと思います。 "対話を重ねながら選ぶ" 何を大切にしているのか。どんな時間を過ごしたいのか。そうした感覚の一つ一つに寄り添いながら、装いをご一緒に探求していく時間を白縫衣は目指しています。 . 映像にご協力いただいた、Fさまは初めの頃と比べるとたくさん感覚を共有してくださるように。今では服を選んだ後のお話しする時間の方が長く、時には迷いながらも新しい選択を毎回楽しみにされているような気がしています。 Mさまは20代で、まだ考えなども定まっていないとお話しされながらも、一歩一歩未来に向けて変化を楽しまれているような気がします。白縫衣で過ごす時間が唯一の落ち着ける時間と、県外にも関わらずいつも足を運んでくださることが嬉しいです。この場所では対話から何かへ繋がっています。店頭でも、そしてオンラインでも。白縫衣だからできることを大切にしたいと思います。 ▶︎ホームページ内Voiceにて、お客様たちとのエピソードを綴っています。

2025/05/22に公開Takamatsu, Kagawa 日本香川県

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買い物をする前は、様々な不安がよぎることがあります。 本当に似合うのだろうか？サイズは？首の開きやシルエットは？不安を挙げればきりがなくて、気になる服と出会っても何か買わない理由を探してしまう。でもこの場所では、 “買わない言い訳”よりも “買ってみたい理由”を探してみてほしいなと思います。「なんとなく惹かれる」 「こういうの、着てみたかった」 その直感の中に、新しい視点が隠されているかもしれません。似合うかどうかは、試してみてから考えればいい。 思い込みを手放したところから服と、そして自身と向き合うことが始まります。

2025/05/18に公開Takamatsu, Kagawa 日本香川県

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思い立ったが吉日という言葉があるように、ここに行ってみたい、着てみたいと、心の赴くままに動いていく。今日はそんな白縫衣への想いを感じる温かな一日でした。 . 大人になると、時間の感じ方が少しずつ変わっていきます。  かつては楽しいことをたくさん詰め込んで、 お店を巡ったり、カフェで過ごしていた時間もありましたが、気づけば、海や山、自然の中に、言葉にならない「なにか」を求めていた気がします。今は、ただ癒されるよりも心が整うような、学びある時間を過ごしたいと感じています。埋められない気持ちを、きちんと言語化してみたい。それができなくても、静かな場所で、丁寧に装いを選ぶような時間が、少しずつ背中を押してくれるのではないかと思います。

2025/05/17に公開Takamatsu, Kagawa 日本香川県

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