carapapita

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最終更新日: 2025/05/27

carapapita

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ガッサーン・カナファーニー著『ハイファに戻って/太陽の男たち』を読了。著者は1936年のイギリス統治下のパレスチナ生まれ。この本は1950〜60年代に発表された7篇の短編で構成されていて、自身も子供のころに難民となりキャンプに身を置いた経験が投影された物語などが含まれる。占領され国を追われたパレスチナの人々の悲しみや苦痛が物語を通して伝わってくる。ニュースだけでは伝えきれないことが小説だとより深く伝わる気がする。この物語が発表されてもう半世紀以上経っていて、そして、著者は1972年に車に仕掛けられた爆弾で36歳の若さで亡くなっている。

2025/05/26に公開- 指定なし

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先日の食事で韓国映画『ソウルの春』がすごくおもしろかった話を聞いたのでAmazonでレンタル。1979年12月12日に起きた粛軍クーデターを題材にしたフィクション作品。クーデターを率いるチョン・ドゥグァンと国を守ろうとするイ・テシンの軍人同士の攻防がスリリング、そしてラストの絶望感はなかなかなもの。韓国の民主化への道を描いた作品は多く、独裁政権に対する国民の抵抗と戦いの歴史だったとわかる。ハン・ガン著『少年がくる』という光州事件をテーマにした小説を数ヶ月前に読んだけど、以来受けた静かな哀しみはなんだかずっと残っている。

2025/05/25に公開- 指定なし

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今朝のベランダパトロールで唐辛子に蕾ができているのを発見。今年はたくさん収穫できると良いな。

2025/05/24に公開- 指定なし

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川上未映子著『黄色い家』を読了。親の保護をきちんと受けず貧困と孤独を抱えた少女が、唯一一緒にいてくれただけの、どうしようもない大人に依存していく様はなんだか理解できるような気がした。そして、似たような問題を抱えた少女たちと繋がり、その楽しさや喜びを知った主人公が、それを守りたいがためにいつのまにか犯罪に手を染めてゆく過程は、リアルで追体験をしているようで恐ろしかった。

2025/05/23に公開- 指定なし

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朝からチーズをたっぷり乗せたピザトースト。人間ドックが近づきそろそろ調整開始しないとならないけど、年々コントロールに苦戦するようになってきたな。

2025/05/22に公開- 指定なし

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昨夜は1ヶ月ぶりに歌舞伎町でゴミ拾い活動に参加。拾っても拾っても見つかるポイ捨てゴミ。どういう感覚で捨ててるんだろねぇ。

2025/05/21に公開- 指定なし

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楽しみにしていた『パディントン消えた黄金郷の秘密』を母と見てきました。パディントンは過去ニ作も母と劇場に足を運んでいるシリーズ。子どもの頃からのファンで無条件に大好きな作品です。今作はシスター演じるオリビア・コールマンが歌って踊るというお楽しみあり。そしてパディントンの予告で流れていた『映画クレヨンしんちゃん超華麗！灼熱のカスカベダンサーズ』が面白そうで気になっている。舞台がインドなんだよな。

2025/05/20に公開- 指定なし

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町田そのこさんの『宙ごはん』を読了。辛いことがあっても食べて生きていく、という力強さや優しさや温かさを感じるごはんの話。ごはんはパワーの源だな。それにしても、登場人物たちの家庭環境が厳しく複雑で、なんだかなぁ、という気持ちにならなくはない。気づけば『台湾漫遊鉄道のふたり』と『料理と人生』と立て続けに食に関わる本を読んでいた。

2025/05/19に公開- 指定なし

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デミ・ムーアがオスカーにノミネートされたことでも話題になった『サブスタンス』を鑑賞。予告の阿鼻叫喚ってこういうことね。ちょっとしたトラウマになりそうな映像の連続で、見終わった時には食欲が減退したかと思ったけど、その後しっかりガンジーで海老カレーを食べました。今思えばよく海老を選んだもんだ。

2025/05/18に公開- 指定なし

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このところ年に1、2回遊びに行く軽井沢は美味しくて素敵なレストランが多いので毎回どこに行こうか迷ってしまう。今回行ったのはこちら。 1. アフェネステラ。ピザがとっても美味しいお店。さらにここのカラスミパスタは絶品で家で真似をしてみたけど何かが違う。 2. ミカドコーヒーのモカソフト 3. アジアンテーブルモンカイの中華粥朝食セット。ホタテの出汁のお粥は最高。丁寧に作られた優しいおかずも食べるのが楽しい。 4. 中棚荘のはりこし亭の野菜天と胡桃蕎麦。野菜天には珍しいこの時期だけの葡萄の新芽が入っていた。胡桃蕎麦も珍しい胡桃ペーストが蕎麦に乗っているタイプ。濃厚。デザートは神津牧場のジャージー牛乳ソフト。さっぱりとした口当たり。

2025/05/17に公開- 指定なし

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先日は軽井沢に遊びに。今回は山登りがいちばんの目的。水の塔山～東篭ノ登山を縦走する3-4時間のコースは気軽。天気に恵まれたので目の前に雄大な浅間山が望め、途中何度も遠くに富士山や北アルプスが見えてテンションが上がりました。頂上でのおやつはくるみ饅頭。下山後に行った高峰温泉がとても良かったな。

2025/05/16に公開- 指定なし

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マリーズ・コンデ著『料理と人生』を読了。クレオール文学の第一人者であり、カリブ海にあるフランス領グアドループ出身の著者の半生が世界の国々に行った経験と行った先々で食べた料理と共に語られる本。その多くが食べたことも聞いたこともない料理。カリブ海やアフリカの食文化を知れるのは楽しい。そして黒人であることで受ける差別などについても書かれている。芯があり自他に厳しいながらも繊細な印象を受けた著者の本。他も読んでみたい。

2025/05/15に公開- 指定なし

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今朝はサラダニソワーズに、クロワッサンは高幡不動のフジウさんのもの。香りも良いし美しいな。百名店にも選ばれている人気店で、久々に立ち寄りました。これまでケーキや焼き菓子しか買ったことがなかったけれどヴィエノワズリーも間違いないわ。

2025/04/13に公開- 指定なし

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『エミリア・ペレス』を劇場鑑賞してきました。いやいや、本当におもしろいエンタメ作品でした。賞レース途中に悪い印象を与えたことは残念だったけれど、女性になることを望んだメキシコの麻薬カルテルのボスを演じたカルラ・ソフィア・ガスコンは、演じたエミリア/マニタス共にとても魅力的だったし、セレーナ・ゴメスの存在感には画面に引き込まれました。そしてゾーイ・サルダナはオスカー受賞は納得で、彼女が踊るパーティーシーンは最高。全編スペイン語作品ってことも含め大変楽しみました。

2025/04/12に公開- 指定なし

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キム・ヘジン著『娘について』を読了。主人公は60歳前後の女性。非正規職員として介護施設で働き、身寄りのない老いていく入所者に十分なケアができず感じる理不尽さや怒り、娘が性的マイノリティである事実を受け入れることができない心の苦しみが描かれている。娘を大切に思う真面目なごく普通の女性なのに、こんなにも娘の性的嗜好を受け入れることは困難になるものか、と受け入れてもらえない側を思うと苦しくなる。この作品は映画化され2024年に韓国で公開されているのね。

2025/04/11に公開- 指定なし

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最近のお気に入り早稲田のカフェGOTOへ。この日は早い時間だったのでケーキの種類が豊富。悩んだ結果オーダーした洋梨のフランは洋梨がたっぷり。家庭的で素朴なところが魅力的だけど、特に硬くてフォークで食べるのが大変なレベルのタルト生地が懐かしい手作りのクッキーを思い出させるのが好き。

2025/04/10に公開- 指定なし

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早稲田にある漱石山房記念館に併設されたCAFE SOSEKIで読書。こちらは静かでゆっくり読書利用できる貴重な場所。館内には自由に読める本もたくさん。そして銀座に行かなくとも予約せずともカフェでは空也のもなかがいただけるのも嬉しい。『吾輩は猫である』で空也餅が出てくるからとのこと。読んだのが何年も前で覚えてなかったけれど。

2025/04/09に公開- 指定なし

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マギー・シプステッド著『グレート・サークル』を読了。ブッカー賞の最終候補にもなった作品だけど、手にしてまず800ページ超という長さに慄き、実際かなりの時間を費やした。 1914年に生まれたマリアンという、飛ぶことに魅了された女性飛行士の数奇な人生を、現代に映画で演じることになった女優ハドリー。マリアンやその周囲の人々と、現代のハドリーの視点から、時代を交互に描いている。現代パートで、ハリウッドで実在の人物や歴史的な出来事を物語として映画化するプロセスの裏側が垣間見えるのは個人的には面白かった。誰かの人生を他人が本にしたり映画にするけど事実とは違うことばかり。

2025/04/08に公開- 指定なし

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桜が散ってしまう前にお散歩がてら前から気になっていた江戸川橋にあるCafe 1 Partさんへ。いただいたのはカプチーノとバスクチーズケーキ。バスクチーズはこれまで食べてきたものと比較しても軽くクリーミーで滑らか。明るくて落ち着いた内装も十分な広さのあるカウンターテーブルも素敵だし、店主さんも感じがよく人気店なのは頷けました。

2025/04/07に公開- 指定なし

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お散歩がてら東京三大豆大福のひとつ、護国寺の郡林堂さんへ。相変わらずの大行列だったけれど順番はすぐに回ってきます。豆大福のほか、残りわずかだった鹿子と桜餅も運が良く買えました。桜餅は初めていただいたのだけど、塩味の効いた桜の葉と上品なこし餡のバランスが絶妙。今まで食べた桜餅でいちばん好きかもしれないなぁ。

2025/04/06に公開- 指定なし

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