⚠️timeleszで妄想⚠️ #timeleszで妄想 #寺西拓人で妄想 2026/02/12に公開9,608 回視聴 4.64%3792⚠️timeleszで妄想⚠️ 『っ…お前さ、それ俺のTシャツなんだけど。』 風呂上がり、リビングでくつろいでいる〇〇を見て、思わず声が出た。 あいつが着てるの、俺がお気に入りのやつだし。 サイズがでかいから、〇〇が着るとワンピースみたいになってて、その無防備な姿にドキッとした自分に気づいて余計に焦る。 「あー笑。めんどくさくてそこに置いてあったの着ちゃった。ごめん嫌だった?」 『嫌とかじゃねえけど。…ほかの男ではやんなよそれ』 「やるわけないじゃん笑」 ケラケラ笑うこいつは、俺がどんな気持ちで言ってるのか全く気づいてない。 自分の匂いがする服を好きな女が着てるって状況、男としちゃあ結構限界ギリギリなんだけど。 同居を始めてから1週間。 想定はしてたけど、やっぱり俺の理性は毎日試されている。 風呂上がりの無防備な姿、寝起きの気の抜けた顔、俺の服を勝手に着る図々しさ。 全部が愛おしくて、全部が危ない。 「あ、そーだ。明日ちょっと友達とご飯いってくるね。久しぶりに会うから楽しみ」 『おけー行ってら。ちな帰り何時?飲むなら迎えいってもいいけど』 余裕ぶって言ってみたけど、本音は心配で仕方ない。 誰と、どこで、何時まで。 小学生の娘に対する父親か俺は。 「まじー?でも飲まないと思う多分。そんな遅くならないし電車で普通に帰ってくるよ」 『了解。気をつけろよ』 「お父さんみたい笑」 『うっせ』 「急に冷た笑」 お父さん、ね。そう思われてるうちは安全だけど、俺は一生お父さんポジでいるつもりはない。 翌日、俺は仕事が少し長引いて、家に着いた時には22時を過ぎてた。 部屋の電気は消えてる、まだ帰ってねぇのか。 スマホを確認する。 連絡なし。 ま、久しぶりの友達なら話も盛り上がるか。 どうせ女同士でくだらない話で盛り上がってんだろ。 そう自分に言い聞かせて、風呂に入った。 時計の針が23時を回る。 流石に遅くね?「そんな遅くならない」って言ってたよな。 LINEを送ってみる。 「今どこ」「まだかかんの」。 既読がつかない。 だんだん、胸の奥がざわざわし始めた。 何かあったんじゃないか。 変な奴に絡まれたりしてないか。 24時。日付が変わった。 もう我慢の限界だわ。 通話ボタンを押して1回、2回、3回。 でない。不在着信の履歴が並ぶたびに、焦りと苛立ちが募っていく。 5回かけてもでない。マジで何してんだよ。 折り返しがかかってきたのはその数分後だった。 「もしもし?どしたの」 電話の向こうから聞こえてきたのは、少し呂律の回っていない、 楽しそうな声。あ、これ酔ってんな。 安堵したのと同時に、一気に怒りが湧いてきた。 『どしたのじゃねぇだろ。遅い。今どこ』 「今さっきいつものお店でたとこ。え?なに?なんで怒ってんの?」 この期に及んで「なんで怒ってんの?」ってなんだよ。こいつマジで…。 『危ねーだろ。女の子だけでさ』 「え?男だけど、」 は? 思考が一瞬停止した。男? 『…は?尚更ダメ。近くのコンビニで待ってろよ。迎えいく。拒否権ねぇから。』 「ねぇ心配しすぎ…え?ねぇ、もしもし?」 一方的に電話を切って、俺は車の鍵を掴んで家を飛び出した。 頭の中がぐちゃぐちゃだ。 男?なんで?友達って言ってたじゃん。 しかもサシで?この時間まで?飲んでた? そいつ誰だよ。 嫉妬と心配でどうにかなりそうだった。 アクセルを踏み込む足に力が入る。 指定したコンビニの前に、寒そうに腕を組んで立っている〇〇を見つけた。 無事な姿を見てホッとしたが、それ以上に怒りが収まらない。 車に乗り込んできた〇〇は、少し酒臭かった。 『いた。』 「あ、きた。」 『きた、じゃねぇよ。こんな時間まで連絡なしでさ、ガチで心配させやがって。』 「ごめんってー笑。鍵もってるし1人で帰れるのに。」 『そういう問題じゃないの。わかる?しかもなに。男だったの今日の』 「うん。普通に男の友達」 ヘラヘラ笑ってるし。 自分が置かれてた状況が全く分かってない。 悪びれもせず「普通の男友達」なんて言う神経が信じられない。 『何人で?どうせ飲んだんだろ。この時間だし』 「2人」 その言葉を聞いた瞬間、俺の中で何かがプツンと切れた。 男と二人きりで、深夜まで酒を飲んでた? 俺という同居人がいながら? 『………お前さ、少しは危機感ねぇの』 「危機感って笑」 『俺にもだけど。』 「え?」 きょとんとした顔。俺が何を言ってるのか、全く理解していないその顔。 もう、限界だった。 幼馴染ごっこは終わり。 これ以上、他の男の影に怯えるのはごめんだ。 俺は車を路肩に停めた。 ハザードランプの点滅音が、静まった車内に響く。 真剣な目で〇〇を見つめた。 いつものふざけた俺じゃないことをわからせるために。 『お前さ、本気で俺をお父さんみたいな男友達だと思ってんだったら、新しい家探した方がいいよ』 〇〇の表情が固まる。 『俺好きだから。〇〇の事。』 言っちまった。 心臓がうるさいくらい鳴ってる。 これまで築いてきた関係が壊れるかもしれない恐怖。 でも、それ以上に、こいつを俺だけのものにしたいという欲求が勝った。 長い沈黙の後、〇〇がおずおずと口を開いた。 「今の家気に入っちゃったから。…家だけじゃないけど。」 え? それって…。 顔を真っ赤にして俯く〇〇を見て、俺は全身の力が抜けた。 なんだよそれ。反則だろ。 嬉しさと、安堵と、愛おしさで胸がいっぱいになる。 これからは、もう遠慮しねぇからな。 覚悟しとけよ。 #timeleszで妄想 #菊池風磨で妄想 2026/02/08に公開9,357 回視聴 5.54%4532⚠️timeleszで妄想⚠️ 風磨と同居を始めて一週間。 正直、こんなに馴染むとは思ってなかった。 昔からずっと一緒にいたから、今さら生活リズムを合わせる苦労なんてない。 脱ぎっぱなしの靴下を見つけて「ちょっと、これ片付けてよ」なんて言うのも、なんだかんだ楽しい。 お風呂上がりに、面倒で適当に手に取ったTシャツ。 風磨の匂いがして、すごい落ち着く。 『っ…お前さ、それ俺のTシャツなんだけど。』 「あー笑。めんどくさくてそこに置いてあったの着ちゃった。ごめん嫌だった?」 『嫌とかじゃねえけど。…ほかの男ではやんなよそれ』 少し低い声でそう言われて、不意に心臓が跳ねた。 幼なじみ。家族みたいな存在。 そう自分に言い聞かせているけれど、時々見せる「男」の顔に、私はずっと気づかない振りをしていたのかもしれない。 「やるわけないじゃん笑」 「あ、そーだ。明日ちょっと友達とご飯いってくるね」 『おけー行ってら。ちな帰り何時?飲むなら迎えいってもいいけど』 「まじー?でも飲まないと思う多分。そんな遅くならないし電車で普通に帰ってくるよ」 『了解。気をつけろよ』 「お父さんみたい笑」 『うっせ』 「急に冷た笑」 こんなやり取りをするといつも少しだけ風磨の口角があがる。 そのこしゃくなえくぼがちょっとだけ、可愛い。 ______________________________________ 「じゃーねー」 [終電あるん?送ってくわ] 「大丈夫大丈夫!あると思う」 [ふーん、じゃあまた連絡するわ] スマホを確認すると24時。 あれ、思ったより時間経ってた。 最初はご飯だけで済ませる予定だったのに、久しぶりにしのに会ったから、結局飲んでしまった。 まぁ、楽しかったからいっか! あ、 通知の履歴には、不在着信が5件。 全部、風磨から。 慌てて折り返すと、数回も鳴らないうちに繋がった。 何かあったのかな。 「もしもし?どしたの」 なるべく平静を装って声を出す。 でも、返ってきた風磨の声は、聞いたことがないくらい冷たかった。 『どしたのじゃねぇだろ。遅い。今どこ』 怒ってる。あからさまに。 いつものいじりっ子な風磨じゃなくて、もっと刺すような、鋭いトーン。 今までだって遅くなることはあったのに、なんで今日に限ってこんなに? 「今さっきいつものお店でたとこ。え?なに?なんで怒ってんの?」 『危ねーだろ。友達は?女の子二人でさ』 「え?男だけど、」 『…は?尚更ダメ。近くのコンビニで待ってろよ。迎えいく。拒否権ねぇから。』 「ねぇ心配しすぎ…え?ねぇ、もしもし?」 電話切れてるし、謎にキレてるし。 なんで??? 怒らせた申し訳なさと、理由がわからない困惑。 これ以上怒らせたくないし、仕方ないから大人しくコンビニで待つことにした。 心配症なんだから。前からそうだったけどさ。 足早に向かったコンビニの前に、見覚えのある車が停まった。 『いた。』 助手席の窓が開いて、風磨と目が合う。 笑ってない。目がマジだ。 「あ、きた。」 『きた、じゃねぇよ。こんな時間まで連絡なじでさ、ガチで心配させやがって。』 「ごめんってー笑。鍵もってるし1人で帰れるのに。」 『そういう問題じゃないの。わかる?しかもなに。男だったの今日の』 「うん。普通に男の友達」 『何人で?どうせ飲んだんだろ。この時間だし』 「2人」 『………お前さ、少しは危機感ねぇの』 「危機感って笑」 いつもこんな風に受け流して、少しウザイけど、本当は本気であたしを叱ってくれる大事なひと。 なんて言ったら風磨は得意気になるから、褒めたりはしない。 私はいつものように笑って流そうとした。 そうすれば、また明日も、明後日も、今まで通りの「ふざけ合える二人」でいられると思ったから。 でも、風磨は車を停めた。 ハザードランプの規則正しい音が、私の鼓動と重なる。 『俺にもだけど。』 見透かされたような気がした。 私がずっと蓋をしてきた、この心地よい関係の裏側にある熱に。 「え?」 『お前さ、本気で俺をお父さんみたいな男友達だと思ってんだったら、新しい家探した方がいいよ』 冗談を言っているような顔じゃない。 いつものふざけた「菊池風磨」は、どこにもいなかった。 『俺好きだから。〇〇の事。』 心臓が、耳元で鳴っているみたいにうるさい。 「好き」という言葉が、すとんと胸の奥に落ちてきた。 これまで風磨がしてくれた意地悪も、優しさも、過保護なまでの心配も、全部がパズルのピースみたいに繋がっていく。 私、わかってたんだ。 風磨が私にとって、ただの幼なじみじゃないこと。 「……今の家、気に入っちゃったから」 震える声を、一生懸命絞り出す。 俯いて、風磨の顔を見られない。でも、伝えなきゃいけない。 「家だけじゃないけど。」 本当は、もっと前からこうなる予感がしていた。 風磨の着古したTシャツに袖を通した時も。 「おかえり」って言われるのを待っている自分に気づいた時も。 不意に、大きな手が私の頭を乱暴に、でも優しく撫でた。 『……今の、ガチで言ってる?』 顔を上げると、そこにはいつもの、ちょっとだけ照れたような、こしゃくな笑みを浮かべた風磨がいた。 でも、その瞳は熱を持って私を見つめている。 『……お前さ、もう逃げらんねぇかんな?』 「逃げるわけないじゃん」 今までで一番贅沢な、特等席。 幼なじみという肩書きを捨てた先にある、新しい毎日。 少しだけ意地悪で、誰よりも優しい私の大切な人が、隣で幸せそうに笑っていた。 #timeleszで妄想 #菊池風磨で妄想 2026/02/08に公開7,095 回視聴 5.74%3621⚠️timeleszで妄想⚠️ 午後8時半。 夜、居酒屋の暖簾をくぐると、先に着いていた原ちゃんが見えた。 前まではタンクトップで「おーっす!」なんて言っていたの、今日は少し大人っぽい小洒落たシャツを着ている。 最近原ちゃんはなんか、少し変わったというか、前より少しオシャレになった気がする。 『よっ』 「原嘉孝おでましだ。」 少し照れ隠しにそう言うと飛んでくるのは原ちゃんのいつもの笑い声。 『そーだよ。おでましだよ?』 『あ、そーだ。昨日共演者さんとこの舞台好きだって話でめっちゃ盛り上がっちゃってさ。俺も好きだったからまじ激アツ』 知ってる。 原ちゃんが好きなも舞台も映画も全部観たし。 その舞台、私も好きだって前に言った。 でも、彼は覚えていないんだろうな。彼の「好き」の中に、私の欠片はひとつも残っていない気がして、胸がギュッとなる。 「へー、そうなんだ。いいじゃん」 『まじこれいーんだよ。観てみ』 曖昧なまま ただ時間が流れてゆく。 会話は弾んでいるはずなのに、どこか虚しい。 原ちゃんにとっては、私はただの聞き役で、気の合う「ツレ」の一人。 この一緒に過ごす時間名前をつけてほしいだけなの。 もう苦しいだけ。 全部原ちゃん次第なんだよ。 ふと、原ちゃんの隣の席に目が移る。 原ちゃんの隣の席が空いてるのがこんなに違和感だなんて。 この状況は慣れてるはずなのに。 『…でさぁ、…聞いてる?』 「…あぁ、聞いてる聞いてる」 『なに?テラがいないのがそんなに寂しいわけ?笑』 「いや?」 『なんだよーたまには2人もいいかなって思ったのに』 なにそれ。いつもは言わないのに急にそんなこと言って。 「そんなこと思ってくれてたんだ?へー、原ちゃん結構私の事好きじゃん」 冗談めかして言うと、彼は一瞬視線を泳がせて、乱暴に頭をかいた。 『ちげーし。テラの方が好かれるのはなんか…なんかちげーだろ。』 思ってる反応と違くて、手が汗ばむ。 茹だってる様な、これはお店が暑いからじゃない。 特別感というより、バレたくない。 「原ちゃん泣いちゃう?泣いちゃう?笑」 『泣かねぇわ!笑』 負けず嫌いな原ちゃんらしい言葉。 でも、その顔が少しだけ赤く見えるのは、お酒のせい? それとも、私の自惚れだろうか。 ピロン、とスマホが鳴った。 原ちゃんが画面を確認した瞬間、顔が険しくなった。…気がした。 寺西拓人 [今日〇〇ちゃんと飲んでるんだっけ?今終わったから俺も行っていい?] あ、テラくんだ。 そう思った瞬間原ちゃんがため息を着いた。 『…あーもう、わかったよ。きてほしいんだろ?』 それから数十分、原ちゃんは珍しく不機嫌そうに、でもどこか落ち着かない様子でジョッキを傾けていた。 なんでこんな不機嫌なんだろ。 いつもはテラくんがいたほうが楽しそうじゃん。 [お疲れー] 『おう。』 [ん?笑。なにお邪魔だった?] 『別にー?そうじゃないけどさ。』 「テラくんが遅いから拗ねてたんだよ笑」 テラくんに気を使わせたくないし、原ちゃんに機嫌も直して欲しかったからそんな冗談を言った。 『はぁ?!それはお前だろ!』 [ふふ笑、そーなんだ?] 『あー!もう笑。俺ちょっとトイレ』 [はいよー] 逃げるように席を立った原ちゃんの背中を見送りながら、私は小さく息を吐いた。 残されたテラくんと私の2人。 テラくんとは原ちゃん経由で知り合ったけど、たまに2人きりになっちゃっても全然気まずくない。 テラくん優しいし、少し変なところもあっておもしろいから話しやすいんだよなぁ。 [寂しがり屋だなーよしくん笑] 「ほんとに笑。」 [まぁ、俺も人のこと言えないかな。今日よしくんが〇〇ちゃんと飲んでるって言うから仕事頑張って巻いてきたし] 「え?そうなの?笑。わざわざ?」 驚いて聞き返すと、テラくんは私の方を真っ直ぐに見た。 いつもより少しだけ、熱を持った視線。 [そーだよ?これ以上よしくんと〇〇ちゃん仲良くなられたら嫉妬するし] 「原ちゃんとっちゃってごめんね?笑」 [違うよ笑] え? [だから、男女の友情信じないって言ったじゃん。] [よしくんが気づかないなら、俺がもらっちゃってもいいでしょ?] テラくんの手が私の手に重なる。 離れたくない、でも離さなきゃいけない。 でも、絡み合う指から伝わる温度が、私の思考を白く塗りつぶしていく。 絡み合っている指が 心臓になっちゃったみたい 離れたくないな。あと少しだけ。 さっきよりも熱っぽいのは、火照っているのは目眩がするのは、テラくんのせいだ。 #timeleszで妄想 #原嘉孝で妄想 #寺西拓人で妄想 2026/01/31に公開28,600 回視聴 4.18%1,0101⚠️timeleszで妄想⚠️ 『男女の友情って信じる?』 テラくんと原ちゃんとのいつもの飲み会。 二人とこうして飲むのは、もう月一くらいの恒例行事になっている。 たまに原ちゃんから『今から飲まねー?』とか連絡が来ては、わざわざ鉛のような足をいつもの居酒屋まで運んでいる。 正直に言えば、私は男女の友情なんて存在しないと思っている。 だって、私は今、目の前でジョッキを煽っている原ちゃんのことが好きだから。 「うーん、どうかな笑」 私は曖昧に笑って、冷えたグラスの結露を指先でなぞった。 この関係性をずっと保っているのは、好きって言ったらいけない気がしてるから。 彼が話す価値観の数々から、今言ったら終わるなって、なんとなく、そんな気がしてるから。 [俺は信じないかなぁ] 『えー?俺らも〇〇と話してんじゃん。男女の友情なんて割とあんじゃね。人によると思うけど』 [ていうか、なに急にそんなこと言って。彼女でも出来たの?] 『いねぇわ!今は彼女とかいいっていうか、仕事優先っていうか。な?』 [はいはい笑。でた仕事。そう思いたいだけでしょ] 『ちげーし。俺は今は好きな友達と好きなように飲みたいの!』 [へぇー笑] 『なんだよその反応。〇〇もそう思うよな?』 原ちゃんが私に同意を求めるように視線を投げてくる。 「どうでもいいわ笑」 わざとそっけなく返したけど。胸の奥はちりちりと焼けるように痛かった。 どうでもよくなんてない。 でも、「思わないよ」なんて言えるはずがない。 『なんでだよー』 ほら。なんとなくそんな気がしたのは、きっと気のせいじゃない。 原ちゃんは、サバサバした「女友達」としての私を気に入っているんだ。 もし私がこの「友達」という仮面を剥がしてしまったら、きっとこの場所にはいられなくなる。 それだけは、何よりも怖かった。 [よしくん明日も早いんでしょ?もう解散にしよ。また今度] 『んー、そーすっかぁ。』 いつもこの帰る流れになった時間が1番胸の奥がキュッとなるような感覚がする。 『じゃーなーまた連絡するわー』 [じゃあね] 知りたいけど知りたくない。 また連絡してもいい? 次はいつ会えるの? 離れたくないな、もう少しだけ。 そんなこともなにも聞けずに、今日も楽しい時間が終わってしまった。 ______________________________________ 『今日あいてる?』 それから2週間後。 珍しく、一ヶ月も経たないうちに原ちゃんから連絡が来た。 いつもより早いスパンに、期待してしまう自分を必死で抑え込む。 たまにしかこない連絡、しかも毎回飲みの誘い。 なんだか少しだけ都合がいいななんて思ってしまった。 その誘いに乗ってしまう私も私だけどね笑 「あいてるよ。いつものとこ?」 『そ!じゃあ収録終わるの8時くらいだからそんくらいで』 「テラくんは何時来るの?」 『今日はテラは遅くまで収録』 え?2人きり? 最近はずっとテラくんも一緒だったから、不意打ちのような状況に指先が少し震える。 「あ、2人なんだ」 『なに?笑。俺だけじゃダメなのかよー!』 全然ダメじゃない。 最初の頃はなんなら、テラくんが来ることの方が不満だった時期もある。 全然ダメじゃないんだけど、テラくん来ないんだ。 ふーん。 「ダメなんだったら行かないでしょ笑。じゃあまた夜に」 『はいよーん』 ②へ #timeleszで妄想 #原嘉孝で妄想 #寺西拓人で妄想 2026/01/31に公開15,000 回視聴 4.46%5893⚠️timeleszで妄想⚠️ スライドすると読めます🍀*゜ 不快な方は飛ばしてください🙇♀️2026/01/18に公開6,558 回視聴 1.75%1031⚠️timeleszで妄想⚠️ 大阪に行くのに、こんなに楽しみになったことは無い。 高校に上がるまでは住んでたし、見慣れた風景に特にワクワクすることもない。 ましてや修学旅行なんて学校行事、面倒なだけやと思ってた。 やのに、〇〇が隣におるだけで、見慣れた車窓の景色までが全く別物に見えるんやから不思議なもんや。 カレンダーの修学旅行の日に印を付けたのは、人生で初めてやった。 運良く新幹線は隣の席。 グーだしてよかった。 そのままさりげなくガッツポーズをしたのは、バレてないはず。 「お隣よろしくねー」 『よろしく。』 「楽しみだね大阪!あ、でも篠塚くんは前住んでたんだもんね。道案内頼みます笑」 『ルート調べてきたやろ笑』 「でも実際行ったらわかんないじゃん??私、方向音痴だし笑」 『そーなん?笑。全部はわからんけど、まぁある程度は教えたるわ』 「頼りになるー!」 そんな何気ない一言で、心臓の鼓動が早くなるのがわかる。 悪気はせん。なんなら、ニヤけるのを必死で抑えてた。 窓際の席なのに外の景色を眺める気にもならなかった。 向く必要がないんやもん。 俺が一番見たい景色は、すぐ隣にあるんやから。 大阪城も道頓堀も、〇〇が話しかけてくれるから、違う世界に来たような、そんな感じがする。 大阪城とか、近すぎて興味ないと思っとったんやけどな。 興味津々な〇〇を見れたから来て良かったわ。 …あれ?俺こんなに、好きやったっけ。 2日目の朝。 ユニバ、好きやけど、今まで男友達としか来てなかったからカチューシャとかそんなんは二の次やった。 《せっかくだからカチューシャつけたい!》 周杜がセサミストリートでお揃いにしたいとかそんなことを言い出すもんやから、ショップに行った。 周杜と△△さんはいつも二人でおるけど楽しそうやな。 その隣で〇〇が眉間に皺を寄せて選んでる。 そんな悩むもんか?笑 「どれがいいかなぁ」 「あ、篠塚くんクッキーモンスターがいいじゃん!ちょっとかがんで?」 言われるがままにかがむと、頭にカチューシャがつけられた感覚がした。 壁の鏡を見ると、クッキーモンスターのカチューシャを被せられてる顔が自分でも見た事ないくらいニヤけてる俺。 きも、俺。 顔を慌てて戻して平然を装う。 …別に嬉しくないし。 『ええなこれ。』 〇〇はニコッと笑って、将生の方を向いた。 あ、終わりなんや俺は。 え、将生にもカチューシャつけるんか? 「将生くんはモッピーがいいんじゃない?笑。顔似てる笑」 [ほんと?笑。] 「絶対似合うよ」 〇〇は俺の予想に反して将生にカチューシャを手渡しただけだった。 なんか…俺だけ特別な気がして、また少しだけ顔がまたニヤけてしまった気がした。 ______________________________________ ホテルに戻って3人で部屋でゴロゴロしてた。 写真を見返しながら少しニヤけが抑えきれない。 …巻き髪可愛いかったな。 《あ、そーだ。暇だし、△△ちゃんたちの部屋行かない?》 [え?いや、さすがに女の子の部屋は…] 《いーじゃん!連絡してみる!》 [いや、でも…] 《いいって!行こいこ!》 [俺はいいって!] 《だーめ!俺一人じゃ嫌だもん。将生くんも行こ?大輝は?行くでしょ?》 『俺は、どっちでも』 [えぇ?!しのまで!!] 《はい決まりー行こ!》 将生は周杜に言われるがまま、というか、半ば強制的に連れていかれてた。 その後ろをただついて行くだけ。 いや、周杜が行きたいって言ったからやし、別に行きたいわけ違うし。 周杜がドアを開けると、パジャマ姿の〇〇が奥に見えた。 〇〇を見た瞬間、思考が停止しそうになった。 …かわいい。 いつもより少し幼く見えるその姿は、反則に近い可愛さやった。 《やっほ》 5人で今日の事とか明日の事を話しながら過ごした。 お菓子食ったり、周杜は自由というか、△△ちゃんに会いたかっただけやろこいつ笑。 〈あ、ちょっと飲み物買ってこようかな〉 《俺も行くー!》 〈じゃあちょっと行ってくるね〉 周杜と△△ちゃんが部屋から出ていって、3人になった。 気まずい訳じゃないけど、なんだか、夜に同じ部屋となると、会話が続かないというかいつもと違いすぎてまじでほんの少しだけやけど緊張する。 [あー笑、周杜たち行っちゃったね笑。俺も、ちょっと飲み物買いに行ってこようかな。] 「あ、じゃあ私も、行こうかな」 [いや!〇〇ちゃんなにがいい?買ってくるから。外寒いし、しのと居なよ。] 「?…ありがとう」 将生が部屋を出てから、数分。 数分間、二人きり。 さっきまであんなに騒がしかったのが嘘みたいに、部屋が静まり返る。 テレビの音さえ遠くに感じて、自分の心臓の音だけがうるさく響いた。 「…今日楽しかったね!大輝くんと回れて嬉しかった」 ?! 不意に投げかけられた言葉に、耳を疑った。 名字呼びやったはずが、急に下の名前。 しかも、あんなに自然に。 『あぁ、うん、楽しかったわ、俺も。…その下の名前…』 「…っあ、ごめん嫌だったよねやっぱり、急に下の名前とか笑」 〇〇が少し顔を赤くして視線を泳がせる。その仕草一つ一つに、俺の余裕は削り取られていく。 『いや、そうやなくて、嬉しい普通に。』 「ほんと!じゃあ…大輝くんって呼ぶね」 『……なんでもええよ。』 ぶっきらぼうに答えるのが精一杯やった。 「友達」という距離で満足していたはずやのに、一度踏み込まれると、もう元の場所には戻られへん。 独りきりじゃ抱えきれないほどの独占欲が、胸の奥で暴れ出す。 『俺さ…』 《ただいまー!》 一番伝えたい言葉が喉まで出かかったその時、最悪なタイミングでドアが開いた。 周杜の明るい声が、二人だけの空間を粉々に壊していく。 『お、おかえり。遅かったやん。』 《色々あってさー笑》 悔しい気持ちと、どこか逃げられたことに安堵する自分がいて、そんな自分が嫌になった。 そんな調子で3日目も4日目も、変わらない5人で計画通りに順調に回れた。 良かったような良くないような…。 帰りの新幹線。 また運命のグッパー。 《グッパーしよ!!》 俺はグー。 〇〇は…グー。 ほかの3人はパー。 ……俺、一生分の運をここで使い果たしたん? 2人席で、完全に二人きり。 通路を挟んだ向こうでは、将生が周杜に絡まれてぐったりしている。 「また隣だね笑。」 『そやな』 平静を装って座席に深く腰掛ける。 ニヤけを抑えようと必死に窓の外を見ていたら、いつの間にか隣から微かな寝息が聞こえてきた。 え?寝た?早くね? 隣を見ると、〇〇がこっくりこっくりと船を漕いでいた。 遊び疲れたんやろうな。 無防備な寝顔は、ユニバで笑い合っていた時とはまた違う、柔らかい表情をしていた。 ゆっくりと、彼女の頭が俺の肩に重なる。 その瞬間に全身の血流が激しくなった気がした。 肩に伝わる確かな重みと、かすかな髪の香りに、頭がくらくらする。 『…好きや』 寝ている彼女にしか聞こえない、消えそうなほどの声量で呟いた。 まぁ…〇〇にも聞こえんけど。 言いたいことは山ほどあるのに、今はただ、この時間が永遠に続いてくれればいいと思ってしまう。 学校に戻ったら、また「大輝くん」って呼んでくれるんかな。 それとも、この夢みたいな時間は、新幹線が東京に着くのと一緒に終わってしまうんやろうか。 俺はそっと、肩に預けられた頭が落ちないように、少しだけ自分の姿勢を正した。 次カレンダーに〇〇との予定を書き足せるのはいつになるんやろ。 #timeleszで妄想 #篠塚大輝で妄想 2026/01/16に公開646 回視聴 5.26%301⚠️timeleszで妄想⚠️ 大阪に行くのに、こんなに楽しみになったことは無い。 高校に上がるまでは住んでたし、見慣れた風景に特にワクワクすることもない。 ましてや修学旅行なんて学校行事、面倒なだけやと思ってた。 やのに、〇〇が隣におるだけで、見慣れた車窓の景色までが全く別物に見えるんやから不思議なもんや。 カレンダーの修学旅行の日に印を付けたのは、人生で初めてやった。 運良く新幹線は隣の席。 グーだしてよかった。 そのままさりげなくガッツポーズをしたのは、バレてないはず。 「お隣よろしくねー」 『よろしく。』 「楽しみだね大阪!あ、でも篠塚くんは前住んでたんだもんね。道案内頼みます笑」 『ルート調べてきたやろ笑』 「でも実際行ったらわかんないじゃん??私、方向音痴だし笑」 『そーなん?笑。全部はわからんけど、まぁある程度は教えたるわ』 「頼りになるー!」 そんな何気ない一言で、心臓の鼓動が早くなるのがわかる。 悪気はせん。なんなら、ニヤけるのを必死で抑えてた。 窓際の席なのに外の景色を眺める気にもならなかった。 向く必要がないんやもん。 俺が一番見たい景色は、すぐ隣にあるんやから。 大阪城も道頓堀も、〇〇が話しかけてくれるから、違う世界に来たような、そんな感じがする。 大阪城とか、近すぎて興味ないと思っとったんやけどな。 興味津々な〇〇を見れたから来て良かったわ。 …あれ?俺こんなに、好きやったっけ。 2日目の朝。 ユニバ、好きやけど、今まで男友達としか来てなかったからカチューシャとかそんなんは二の次やった。 《せっかくだからカチューシャつけたい!》 周杜がセサミストリートでお揃いにしたいとかそんなことを言い出すもんやから、ショップに行った。 周杜と△△さんはいつも二人でおるけど楽しそうやな。 その隣で〇〇が眉間に皺を寄せて選んでる。 そんな悩むもんか?笑 「どれがいいかなぁ」 「あ、篠塚くんクッキーモンスターがいいじゃん!ちょっとかがんで?」 言われるがままにかがむと、頭にカチューシャがつけられた感覚がした。 壁の鏡を見ると、クッキーモンスターのカチューシャを被せられてる顔が自分でも見た事ないくらいニヤけてる俺。 きも、俺。 顔を慌てて戻して平然を装う。 …別に嬉しくないし。 『ええなこれ。』 〇〇はニコッと笑って、将生の方を向いた。 あ、終わりなんや俺は。 え、将生にもカチューシャつけるんか? 「将生くんはモッピーがいいんじゃない?笑。顔似てる笑」 [ほんと?笑。] 「絶対似合うよ」 〇〇は俺の予想に反して将生にカチューシャを手渡しただけだった。 なんか…俺だけ特別な気がして、また少しだけ顔がまたニヤけてしまった気がした。 ______________________________________ ホテルに戻って3人で部屋でゴロゴロしてた。 写真を見返しながら少しニヤけが抑えきれない。 …巻き髪可愛いかったな。 《あ、そーだ。暇だし、△△ちゃんたちの部屋行かない?》 [え?いや、さすがに女の子の部屋は…] 《いーじゃん!連絡してみる!》 [いや、でも…] 《いいって!行こいこ!》 [俺はいいって!] 《だーめ!俺一人じゃ嫌だもん。将生くんも行こ?大輝は?行くでしょ?》 『俺は、どっちでも』 [えぇ?!しのまで!!] 《はい決まりー行こ!》 将生は周杜に言われるがまま、というか、半ば強制的に連れていかれてた。 その後ろをただついて行くだけ。 いや、周杜が行きたいって言ったからやし、別に行きたいわけ違うし。 周杜がドアを開けると、パジャマ姿の〇〇が奥に見えた。 〇〇を見た瞬間、思考が停止しそうになった。 …かわいい。 いつもより少し幼く見えるその姿は、反則に近い可愛さやった。 《やっほ》 5人で今日の事とか明日の事を話しながら過ごした。 お菓子食ったり、周杜は自由というか、△△ちゃんに会いたかっただけやろこいつ笑。 〈あ、ちょっと飲み物買ってこようかな〉 《俺も行くー!》 〈じゃあちょっと行ってくるね〉 周杜と△△ちゃんが部屋から出ていって、3人になった。 気まずい訳じゃないけど、なんだか、夜に同じ部屋となると、会話が続かないというかいつもと違いすぎてまじでほんの少しだけやけど緊張する。 [あー笑、周杜たち行っちゃったね笑。俺も、ちょっと飲み物買いに行ってこようかな。] 「あ、じゃあ私も、行こうかな」 [いや!〇〇ちゃんなにがいい?買ってくるから。外寒いし、しのと居なよ。] 「?…ありがとう」 将生が部屋を出てから、数分。 数分間、二人きり。 さっきまであんなに騒がしかったのが嘘みたいに、部屋が静まり返る。 テレビの音さえ遠くに感じて、自分の心臓の音だけがうるさく響いた。 「…今日楽しかったね!大輝くんと回れて嬉しかった」 ?! 不意に投げかけられた言葉に、耳を疑った。 名字呼びやったはずが、急に下の名前。 しかも、あんなに自然に。 『あぁ、うん、楽しかったわ、俺も。…その下の名前…』 「…っあ、ごめん嫌だったよねやっぱり、急に下の名前とか笑」 〇〇が少し顔を赤くして視線を泳がせる。その仕草一つ一つに、俺の余裕は削り取られていく。 『いや、そうやなくて、嬉しい普通に。』 「ほんと!じゃあ…大輝くんって呼ぶね」 『……なんでもええよ。』 ぶっきらぼうに答えるのが精一杯やった。 「友達」という距離で満足していたはずやのに、一度踏み込まれると、もう元の場所には戻られへん。 独りきりじゃ抱えきれないほどの独占欲が、胸の奥で暴れ出す。 『俺さ…』 《ただいまー!》 一番伝えたい言葉が喉まで出かかったその時、最悪なタイミングでドアが開いた。 周杜の明るい声が、二人だけの空間を粉々に壊していく。 『お、おかえり。遅かったやん。』 《色々あってさー笑》 悔しい気持ちと、どこか逃げられたことに安堵する自分がいて、そんな自分が嫌になった。 そんな調子で3日目も4日目も、変わらない5人で計画通りに順調に回れた。 良かったような良くないような…。 帰りの新幹線。 また運命のグッパー。 《グッパーしよ!!》 俺はグー。 〇〇は…グー。 ほかの3人はパー。 ……俺、一生分の運をここで使い果たしたん? 2人席で、完全に二人きり。 通路を挟んだ向こうでは、将生が周杜に絡まれてぐったりしている。 「また隣だね笑。」 『そやな』 平静を装って座席に深く腰掛ける。 ニヤけを抑えようと必死に窓の外を見ていたら、いつの間にか隣から微かな寝息が聞こえてきた。 え?寝た?早くね? 隣を見ると、〇〇がこっくりこっくりと船を漕いでいた。 遊び疲れたんやろうな。 無防備な寝顔は、ユニバで笑い合っていた時とはまた違う、柔らかい表情をしていた。 ゆっくりと、彼女の頭が俺の肩に重なる。 その瞬間に全身の血流が激しくなった気がした。 肩に伝わる確かな重みと、かすかな髪の香りに、頭がくらくらする。 『…好きや』 寝ている彼女にしか聞こえない、消えそうなほどの声量で呟いた。 まぁ…〇〇にも聞こえんけど。 言いたいことは山ほどあるのに、今はただ、この時間が永遠に続いてくれればいいと思ってしまう。 学校に戻ったら、また「大輝くん」って呼んでくれるんかな。 それとも、この夢みたいな時間は、新幹線が東京に着くのと一緒に終わってしまうんやろうか。 俺はそっと、肩に預けられた頭が落ちないように、少しだけ自分の姿勢を正した。 次カレンダーに〇〇との予定を書き足せるのはいつになるんやろ。 #timeleszで妄想 #篠塚大輝で妄想 2026/01/15に公開11,300 回視聴 4.0%3945⚠️timeleszで妄想⚠️ 時間を忘れて夜まで遊んで、暗い道を二人で帰る。 手を繋ぎながら赤信号を待ってる時間も、愛しい。 〇〇の家は坂道を登ったの先。 『星きれーだね。』 「ほんとだ」 まだ帰したくなくてその途中の小さな公園の芝生の上で寝っ転がったりした。 この時間に2人だからできる事。 「ねぇ汚いよ周杜笑。」 『大丈夫大丈夫』 「気にしないんだそういうのは笑。周杜らしいね」 『〇〇もやりなよ。綺麗だよ』 「私はいいわ笑」 そんなことをするのは起き上がった時に土をはらってくれるのが好きだからだったりした。 ______________________________________________ 東京の夕暮れ。 今日俺は、東京ドームに立つ。 憧れてた場所。ずっと追い求めてた場所。 そして、〇〇に1番見せたかった景色。 『timeleszの猪俣周杜でーす!』 この、あの時の星空みたいな忘れられないヒカリに包まれる瞬間。 たまらない。 輝く時間は瞬く間に過ぎて、ライブ後はいつも寂しさが残る。 でも、今日の寂しさは、いつもと違う。 客席をどれだけ探したって、家に帰ったって、〇〇は、いない。 どうしても、〇〇を忘れられないなぁ。 忘れられないのは受け入れられないのは 〇〇を思い出にできる程俺は強くはないから。 ______________________________________________ ライブが終わって、メンバーと解散したあとの静寂が耐えられなかった。 体は重いし、喉もガラガラ。 ドームはやっぱり緊張も激しいし、体は悲鳴を上げてるはずなのに、アドレナリンなのかな? 普通なら真っ直ぐ家に帰って泥のように眠るはずなのに、気がついたら俺の足は、勝手にいつものあの坂道を登っていた。 あの日からどうしても納得できない。 だから、勝手にじゃないかな。 ちゃんと意思はあるかも あの日は僕の目に映りこんだ〇〇がいつもよりちょっと寂しそうな気がした。 坂道を登った先の暗がり、星が綺麗に見える小さな公園。 2人でひとつの傘を差したり、ブランコに乗って星を眺めたり、公園の先の押しボタン式の信号機をいつも俺が走って押すくだり。 はしゃいでる〇〇の横で、楽しくて俺がそれ以上にはしゃいじゃうから、呆れられたりして。 そんなことをまたしたい。 俺、まだ全然諦められてないんだ。 思い出にするには、〇〇との時間は鮮やかすぎた。 公園を抜けると、〇〇の家が見えるんだ。 今更、迷う。 足が一瞬すくむけど、行けばまた2人に戻れる 気がしたんだ。 いや、今日は、2人に戻しに来たんだ。 公園を出ようと寝転がってた体を起こすと、奥の道に誰かが通った。 え、見られたかな、さすがに一人だと恥ずかしいっていうか、不審者にみえる? 「周杜…?」 『え、』 〇〇だ…。ずっと会いたかった。 「え?何してるの?ライブ終わりでしょ?」 目を丸くして驚く〇〇。そんな彼女を見て、つい照れ隠しでふざけたくなった。 『まぁそうなんだけど笑。ちょっとランニング?っていうか』 でも、〇〇の顔を真っ直ぐ見たら、嘘なんてつけなかった。 『嘘…。ほんとは会いに来た。だって会いたかったんだもん。』 戸惑う顔の〇〇の手を握った。 一度離してしまったら、もう二度と捕まえられない気がしたから。 逃げるな俺。 『ねぇ…俺東京ドーム立ったよ。夢だったとこ。俺の見る景色全部〇〇にも見せてあげたかったんだ。』 溢れ出しそうな想いを言葉に込める。すると、〇〇は少しだけ俯いて、消え入りそうな声で言った。 「ちゃんと、見たよ。」 『え?』 「行った。周杜がステージにいるのちゃんと見たかったから。」 「かっこよかった。輝いてたよ。おめでとう。」 顔を上げた〇〇は、泣きそうな、でも最高に綺麗な笑顔を見せてくれた。 久しぶりの〇〇の笑顔。 変わらない忘れられない俺のもう1つのヒカリ。 その言葉を聞いた瞬間、堪えていたものが決壊して視界が滲んで、涙が頬を伝う。 『…っ、ありがと。』 「泣かないで。ごめんね。」 『…泣くの飽きるまで離さないから。ずっと…離さないからぁ』 「だめだよ。」 『だめじゃない。〇〇と離れる方が俺がだめだもん!もう謝るのもだめ…。離れないでまた同じ景色見たいから。俺頑張るから。』 『あ、でも、俺はステージにいるから、〇〇もステージこないと、見られないか、』 もう必死すぎて、何言ってるかわかんなくなって、自分でも変なことを言ってる自覚はあった。 「…ふふっ笑。周杜らしいね。……私もまだ同じ景色みたいからライブ行っちゃったのかも。だから…わがまま言っていいかな。今更だけど。」 『え?ほんと?』 「……また、隣にいてもいい?」 『…ダメって言うとおもう?…言うわけないじゃん。』 『…ねぇ来てたなら早く言ってよー、見つけられる自信あったのにっ…!』 涙を拭いながらわざといつもみたいに振舞った。 涙は止まらないけど、さっきまでの涙とは違う味がした。 「ちゃんと見つけに来てくれたじゃん。ありがとう」 これは、〇〇と、俺の2人の物語。 また走って、押しボタン式の信号機を押した。 #timeleszで妄想 #猪俣周杜で妄想 2026/01/09に公開9,433 回視聴 3.5%2782⚠️timeleszで妄想⚠️ 高校の同窓会。 友人たちと再会を喜ぶ言葉を交わしながらも、私の視線は無意識に、一番賑やかな一角を探してた。 会えるかななんて、少しだけ期待してた人。 「……あ」 人混みの隙間から、彼が見えた。 原くん。 高校時代、教室の真ん中でいつも大声で笑って、休み時間になれば鏡の前で熱心に前髪をいじっていた、少し変で、でも誰よりも真っ直ぐだった彼。 今はもう、テレビで見ない日はないくらいの有名人。 少し、いや大分大人っぽくなった気もするけれど、あの笑い方は変わってない。 本当にいる……。 同窓会は最初は来るつもりはなかった。 だけど、彼が来るという噂を聞いて、期待半分、怖さ半分で参加した。 遠くから見守ることしかできなかったあの頃の自分に戻ったみたいで、手にしたカクテルを一口飲むと、甘酸っぱくて少しだけ苦い、懐かしい恋の味がした。 友達としばらくお酒飲んだりして、懐かしいねって昔話なんかして。 全てが懐かしくて、あの夏のこと少し思い出したりした。 原くんのバレー部の試合友達がマネージャーだったから見に行ったりしたなぁ。 すると、不意に背後から、一番聞きたかった声が響いた。 『おー! 〇〇じゃん。覚えてる?』 心臓が跳ねた。 ゆっくり振り返ると、そこにはあの頃と同じ、マリーゴールドのように明るい笑顔の彼が立っていた。 原くん…覚えてるに決まってる。 やっぱり何も変わってないなぁ笑 「覚えてるよ! 教室で一番騒いでた人、忘れるわけないじゃん笑」 『おーい笑! 騒いでるは余計だろ。一応今も、現役バリバリのアイドルだかんな?』 少しの会話をしただけ。 その一瞬で、十数年の月日が埋まっていくのがわかった。 久しぶりに話したら意外とノリが合うし、なんなら学生時代より話せてる気がした。 お互いあの頃とは少し変わって成長したからだろうな。 「原くんはすごいね。さすがtimelesz。みんな応援してるよ」 『そう言ってもらえるのが一番嬉しいわ』 ふっと見せた真剣な眼差し。 マリーゴールドみたいに眩しい笑顔の裏にある、彼の人間味溢れる部分がやっぱり好きだ。 『なあ。〇〇、あんま変わってねぇな。なんか安心したわ』 「え、そうかな? 私、もう結構大人だよ?」 『いや、その……一生懸命話聞く顔とかさ、変わってねぇよ。……今度、飯行かね?』 さらりと言われたその言葉に、息が止まりそうになった。 「え? いいの? 行きたい」 『おっしゃ、決まり! じゃあ連絡先交換しよ』 差し出されたスマートフォンの画面。 私のスマホに表示された「原嘉孝」という文字が、あの頃、勇気がなくて連絡先を聞き出せなかった切ない想いを、温かな期待で塗り替えていく。 ______________________________________ それから原くんとはよく遊びに行く仲になった。 でんぐり返しのような退屈な日々に原くんとご飯という楽しみができたのが嬉しかった。 大人になってから仲良くなることって漫画の中だけじゃなくてほんとにあるんだなぁ。 今日は風が強くて少し肌寒い。 待ち合わせた駅に早めに着いちゃった。 原くん今どこかな。 どうしようかなって思ったけど、早く会いたくてついつい電話をかけてしまった。 『もしもし、〇〇?』 「あ、原くん、今どこ? 私、もう駅着いちゃった」 『俺も! 今、改札出たとこ。すぐそっち行くわ』 電話が切れると、駅の改札の方から駆け足でこちらに向かってくる原くんが見えた。 『お待たせーっ、電車ちょうどだと思ったんだけど、〇〇もう着いてたなら、もうちょっと早く来ればよかったな。』 「そんな急がなくても良かったのに笑。勝手に待ってただけだから」 私が照れ隠しにそう言うと、原くんは「いやいや」と首を振って、不意に視線を合わせた。 『俺も、早く会いたかったからさ』 えっ、 その言葉が外の風みたいに心を揺さぶってくる。 でもその風は、顔の火照りを冷ましてはくれない。 『あー、今のナシ! 変なこと言ったわ、恥ず、今の忘れて!』 原くん急に顔を真っ赤にして、大きな手で自分の顔を覆った。 意外と繊細で気にしいな彼の素顔が垣間見える。そんなところが、たまらなく愛おしい。 『……行くか。飯、予約してあんだよ』 そう言って先を歩く原くんの耳が心做しか赤くなってる気がした。 あの頃の恋、やり直してもいいかな。 #timeleszで妄想 #原嘉孝で妄想 2026/01/06に公開17,000 回視聴 2.37%3600⚠️timeleszで妄想⚠️ …?どういう意味やこれ。 冷たい夜風が吹き抜ける12月。 大学の講義とダンスレッスンを終えて、重い足取りでレッスン室の前の廊下を歩いていた。 普段は控えめで、俺のスケジュールを気遣って「ゆっくりでいいよ」と言ってくれるような奴が、珍しく催促めいたことを言ってくる。 不思議に思いながらも、ふとカレンダーが頭をよぎった。 まあ、今日はクリスマスやしな。あいつなりに、なんかサプライズでも用意してくれてんのかな。 そう思うと、さっきまで鉛のように重かった足が、少しだけ軽くなった気がした。 帰り道、駅前のケーキ屋に寄り道する。 急ぐとは言ったけど、〇〇がサプライズとかしてくるんなら、こっちも何か用意したい。 ショーケースに並ぶ華やかなケーキを眺めて、彼女の喜ぶ顔を想像した。 〇〇なら、これがええやろな。 あいつの好きなイチゴがたっぷり乗ったホールケーキ。 それを大事に抱えて、俺は家路を急いだ。 カチャリ、と鍵を開けてドアを押し開ける。 部屋から漏れ出したぬるい空気が、冷え切った体をご褒美みたいに溶かしていく。 『ただいまー……』 玄関の扉を開け、靴を脱いでリビングへ向かう。 すると、パタパタという、聞き慣れた軽い足音が近づいてきた。 「あ、大輝! おかえりなさい!」 …は? 勢いよくリビングのドアが開いた瞬間、俺は言葉を失った。 持っていたケーキの箱を落としそうになるのを、必死でこらえる。 『……えっ』 目の前にいたのは、いつものスウェット姿の〇〇じゃない。 鮮やかな赤のベロア生地。白いファーの縁取り。 ……だけど、その面積が明らかに少なすぎる。 肩は丸出しで、胸元は大胆にカッティングされている。 さらには短すぎるスカートから、白くて細い脚が伸びていた。 『……っ』 これかぁ…。 …いや、可愛すぎるやろ。 ほんまに、なんなんこいつ…。 ドクン、と心臓が跳ねる音が耳元まで届きそうなくらいうるさい。 〇〇は俺の反応が読めないのか、少し恥ずかしそうに自分の腕をさすりながら、上目遣いで俺の顔を伺ってきた。 「あのね、今日クリスマスだし……その、びっくりさせたくて。……どう、かな?」 頬をイチゴみたいに真っ赤にして、一生懸命に感想を待っている姿。 いつもより露出が多いせいで、小さな体がさらに華奢に見える。 ……いや、これは反則やろ。というか、誰や、こんなもん売ったやつ。 「大輝……? 変、だった?」 不安そうに首を傾げる〇〇。 その拍子に、ふわりと彼女の甘い香りが鼻腔をくすぐった。 『……変じゃない。むしろ、逆』 俺はカバンを床に放り投げて、ケーキをそっと、テーブルの上に置いた。 『……それ、俺以外の男の前で絶対着んな』 「えっ……? うん、もちろん大輝にしか見せないけど……」 当たり前のことを言う彼女に、それ以上の言葉は必要なかった。 俺は一歩踏み出し、彼女の細い腰を強引に引き寄せた。 ギュッ、と抱きしめると、〇〇の驚いたような小さな吐息が漏れる。腕の中に収まる彼女の体温は驚くほど高くて、俺の心拍数もどんどん上がっていくのがわかった。 『…ってか、寒くないん? こんな格好して』 「ちょっとだけ……。でも、大輝が喜んでくれるならいいかなって」 そんな健気なことを、この至近距離で、この格好で言われたら、もう止まれるわけがない。 俺は彼女の細い肩に顔を埋め、深くその匂いを吸い込んだ。 『……かわい。ケーキ、後やな。』 耳元で低く呟いて、俺は彼女をさらに強く抱きしめ直した。 腕の中に伝わる〇〇の鼓動が、俺の心音と重なってどんどん速くなっていく。 普段は控えめな性格の〇〇が、俺のために一生懸命選んで、勇気を出して着てくれた。 そう思うと、愛おしさが爆発して、もうどうにかなりそうやった。 「……大輝?」 不思議そうに俺を見上げる〇〇の瞳は、潤んでいて、無防備。 そんな目で見んな。 これ以上、俺にどうしろって言うねん。 『……お前さ、自分がどんな格好しとるか分かっとる? 俺、一応男な』 わざと少し意地悪な言い方をしてみると、〇〇はさらに顔を赤くして「……分かってるよ」と、消え入りそうな声で呟いた。 その健気な反応に、俺の理性がプツンと切れた音がした。 俺は抱きしめていた腕を少し緩め、そのまま彼女の頬を両手で包み込んだ。 サンタ服の白いファーに縁取られた肌が、指先に熱く触れる。 「ケーキ、あんなに美味しそうなの買ってきてくれたのに……いいの?」 『あんなん後でええ。今は……お前の方が、何倍も美味しそうや』 自分で言っておきながら、めちゃくちゃ恥ずかしい。 でも、冗談でごまかす余裕なんて今の俺には一ミリもなかった。 そのまま、ゆっくりと顔を近づけて、彼女の柔らかな唇を塞いだ。 〇〇の体がビクッと跳ねて、細い指先が俺のシャツをぎゅっと掴む。 一度離れて見つめ合うと、〇〇の瞳はさらにとろんとしていて、熱を帯びていた。 『……寝れると思うなよ』 耳元でそう囁くと、〇〇は恥ずかしそうに、でも嬉しそうに俺の胸に顔を埋めた。 外は凍えるような寒さのはずなのに、この部屋の、この一角だけは、どんな暖房器具よりも熱く燃え上がっていた。 クリスマス本番は、まだ始まったばかり。 #timeleszで妄想 #篠塚大輝で妄想 2026/01/03に公開17,900 回視聴 4.17%61311⚠timeleszで妄想⚠️ 高校の同窓会。 友人たちと再会を喜ぶ言葉を交わしながらも、私の視線は無意識に、一番賑やかな一角を探してた。 会えるかななんて、少しだけ期待してた人。 「……あ」 人混みの隙間から、彼が見えた。 原くん。 高校時代、教室の真ん中でいつも大声で笑って、休み時間になれば鏡の前で熱心に前髪をいじっていた、少し変で、でも誰よりも真っ直ぐだった彼。 今はもう、テレビで見ない日はないくらいの有名人。 少し、いや大分大人っぽくなった気もするけれど、あの笑い方は変わってない。 本当にいる……。 同窓会は最初は来るつもりはなかった。 だけど、彼が来るという噂を聞いて、期待半分、怖さ半分で参加した。 遠くから見守ることしかできなかったあの頃の自分に戻ったみたいで、手にしたカクテルを一口飲むと、甘酸っぱくて少しだけ苦い、懐かしい恋の味がした。 友達としばらくお酒飲んだりして、懐かしいねって昔話なんかして。 全てが懐かしくて、あの夏のこと少し思い出したりした。 原くんのバレー部の試合友達がマネージャーだったから見に行ったりしたなぁ。 すると、不意に背後から、一番聞きたかった声が響いた。 『おー! 〇〇じゃん。覚えてる?』 心臓が跳ねた。 ゆっくり振り返ると、そこにはあの頃と同じ、マリーゴールドのように明るい笑顔の彼が立っていた。 原くん…覚えてるに決まってる。 やっぱり何も変わってないなぁ笑 「覚えてるよ! 教室で一番騒いでた人、忘れるわけないじゃん笑」 『おーい笑! 騒いでるは余計だろ。一応今も、現役バリバリのアイドルだかんな?』 少しの会話をしただけ。 その一瞬で、十数年の月日が埋まっていくのがわかった。 久しぶりに話したら意外とノリが合うし、なんなら学生時代より話せてる気がした。 お互いあの頃とは少し変わって成長したからだろうな。 「原くんはすごいね。さすがtimelesz。みんな応援してるよ」 『そう言ってもらえるのが一番嬉しいわ』 ふっと見せた真剣な眼差し。 マリーゴールドみたいに眩しい笑顔の裏にある、彼の人間味溢れる部分がやっぱり好きだ。 『なあ。〇〇、あんま変わってねぇな。なんか安心したわ』 「え、そうかな? 私、もう結構大人だよ?」 『いや、その……一生懸命話聞く顔とかさ、変わってねぇよ。……今度、飯行かね?』 さらりと言われたその言葉に、息が止まりそうになった。 「え? いいの? 行きたい」 『おっしゃ、決まり! じゃあ連絡先交換しよ』 差し出されたスマートフォンの画面。 私のスマホに表示された「原嘉孝」という文字が、あの頃、勇気がなくて連絡先を聞き出せなかった切ない想いを、温かな期待で塗り替えていく。 ______________________________________ それから原くんとはよく遊びに行く仲になった。 でんぐり返しのような退屈な日々に原くんとご飯という楽しみができたのが嬉しかった。 大人になってから仲良くなることって漫画の中だけじゃなくてほんとにあるんだなぁ。 今日は風が強くて少し肌寒い。 待ち合わせた駅に早めに着いちゃった。 原くん今どこかな。 どうしようかなって思ったけど、早く会いたくてついつい電話をかけてしまった。 『もしもし、〇〇?』 「あ、原くん、今どこ? 私、もう駅着いちゃった」 『俺も! 今、改札出たとこ。すぐそっち行くわ』 電話が切れると、駅の改札の方から駆け足でこちらに向かってくる原くんが見えた。 『お待たせーっ、電車ちょうどだと思ったんだけど、〇〇もう着いてたなら、もうちょっと早く来ればよかったな。』 「そんな急がなくても良かったのに笑。勝手に待ってただけだから」 私が照れ隠しにそう言うと、原くんは「いやいや」と首を振って、不意に視線を合わせた。 『俺も、早く会いたかったからさ』 えっ、 その言葉が外の風みたいに心を揺さぶってくる。 でもその風は、顔の火照りを冷ましてはくれない。 『あー、今のナシ! 変なこと言ったわ、恥ず、今の忘れて!』 原くん急に顔を真っ赤にして、大きな手で自分の顔を覆った。 意外と繊細で気にしいな彼の素顔が垣間見える。そんなところが、たまらなく愛おしい。 『……行くか。飯、予約してあんだよ』 そう言って先を歩く原くんの耳が心做しか赤くなってる気がした。 あの頃の恋、やり直してもいいかな。 #timeleszで妄想 #原嘉孝で妄想 @💛👶🏻たむしゅと👱🏻♀️🤍 様リクエスト2025/12/30に公開13,484 回視聴 2.89%3329告白② ⚠️timeleszで妄想⚠️ 2週間後、今日はついにその次のシーンの撮影。 台本は覚えられたし、次の仕事までは少し時間あるし、大丈夫。 そんなことをぼーっと考えながら、衣装合わせを終えた。 『〇〇ちゃん、ぼーっとしてる?』 衣装合わせを終えてスタジオの隅で台本を読み返していると、すぐ後ろから声がした。 「えっ! あぁ、ふ……菊池さん! びっくりしたぁ……」 あぶないっ…。 今、完全に「風磨くん」って言いそうになった。 彼は私の反応を見て、いたずらが成功した子供みたいにニヤッと笑う。 『ふっ笑。これ、食べる?』 差し出されたのは、都内の有名なケーキ屋さんの紙袋。 私の大好きなのチーズケーキなんだけどっ! 「えっ、これ、私大好きなんです!」 『おっ、マジで? 良かった。じゃあいっぱい食っていいよ。差し入れ』 「ありがとうございます! 嬉しい……」 撮影の合間、モニターの端っこで見学しながら、頂いたケーキを頬張る。 美味し〜っ! 『……すっげー幸せそうに食うじゃん笑』 隣に座った風磨くんが、肘をついて私の顔をまじまじと見つめていた。 「そ、そうですか? あんまり見ないでください、恥ずかしい笑」 『……かわい笑』 え? 今、なんて言った? 心臓の音が耳元まで跳ね上がる。 聞き間違いだって!! そう自分に言い聞かせても、顔の火照りが収まらない。 〈撮影開始しますー。△△さんと××さんスタンバイお願いします〉 あ、始まる。 やっぱり他の人の演技を見るのは勉強になる。 表情とか、仕草とか、役になりきってるところを研究して、技を盗む。 頬張りながら、真剣に眺めてると、また横から声が聞こえた。 『○○ちゃん撮影始まるとさ、食べてる時とは全然違う、すげぇ真剣な顔になるよね。ギャップえぐい』 「……皆さんの演技、一つも逃したくないんです。盗めるものは全部盗もうと思って」 『〇〇ちゃんは真面目だね。……そういう一生懸命な人、俺、結構好きだわ。俺も、〇〇ちゃんばっかり見てないで、ちゃんと勉強しよ笑』 「……っ、本当に、そうしてくださると助かりますっ」 さらっと、とんでもないことを言う。 めっちゃ見られてるから緊張するって思ってたから、ずっとそっち見てて欲しいな…。 撮影を眺める風磨くんは私が思ってたよりも何倍も真剣で、ちゃんと俳優の顔してた。 …すごいなぁ。 『…?笑。○○ちゃんも俺の事見てるじゃん笑』 「菊池さんも真剣な顔になったと思って笑」 『バカにしてる?笑』 「してないですよっ!笑」 あー、このドラマ一生撮影してたいな。 ______________________________________ 思ったよりも風磨くんとの撮影シーンは多かった。 しかも、私のシーンの次の撮影が風磨のシーンとかがあって、結構現場が被ることが多かったから、現場ではよく話すようになった。 『○○ちゃん。これ好き?』 風磨の手にあるのは、最近流行りのスイーツ店の商品。 私は甘いものには目がない。 こういう差し入れ食べちゃうんだよなぁ。 「え!それ好きです!」 『だと思って買ってきた。食べな』 「差し入れありがとうございます。なんか毎回菊池さんから貰っちゃってる気がする笑」 『今日は○○ちゃんの分だけ。○○ちゃんが食べてるの見るの好きなんだよね。』 さらっとこういうことを言えてしまうのは慣れてるからなのかな?! 誰にもでもやってるのかもしれないし、共演者を大事にする人なんだきっと。 きっとそう。 でも、もし、これが特別だったら…。 今まで勇気が出なくて、共演者の人とかご飯に誘ったこと無かったけど、ずっと心の中に閉まっておいた、いまだ未開封の勇気をここで使うことにした。 「あの……菊池さん。もし、もし良かったら……今度、ご飯行きませんか?」 喉から心臓が飛び出しそうだった。 断られたら、明日からどんな顔をして現場に行けばいいんだろう。 『飯? いーよ。じゃあ俺、店探しとくわ。いつがいい?』 「えっ?! い、いいんですか?!」 『そんな驚く?笑。俺、〇〇ちゃんとはもっとゆっくり話したいなーって思ってたし』 「だって、菊池さんってあんまり共演者の方と行かないイメージだったので……」 『じゃあ、行かなくていい?笑』 「それはダメです……っ」 『ふっ笑。じゃあ、次の撮影終わりな。予定空けとけよ?』 「……はい!」 ______________________________________ 都内、隠れ家のような和食屋さん。 個室の戸が閉まった瞬間、そこは二人だけの、静寂が支配する空間になった。 目の前には、テレビで何度も見た、あの綺麗な指先がある。 プライベートな空気感を纏った彼は、現場の時よりもさらに色気が増していて、直視するのが苦しい。 「……お店、すごく素敵ですね」 『でしょ? 〇〇ちゃん、絶対こういうの好きだと思って。……てか、何その緊張。今度の撮影の時、俺とキスシーン寸前まで行くの、どこの誰だっけ?笑』 「それは、お仕事ですからっ……!」 『ふーん。じゃあ今は仕事じゃないから、そんなに顔赤いんだ?』 少しだけ身を乗り出して、覗き込むように笑う風磨くん。 画面越しに見ていた、私の大好きな、少し意地悪な「菊池風磨」がそこにいる。 運ばれてきた料理を頬張る私を、風磨くん満足そうに眺めている。 『……あのさ、〇〇ちゃん。俺、ほかの共演者とは飯、行かないよ。先輩とか、昔からの連れくらい』 「えっ……じゃあ、なんで……?」 『わかんない? ……俺、〇〇ちゃんにめちゃくちゃ興味あるから。てか、シンプルに好き。』 「……へ?」 え?え?今なんて?は? 頭の中が真っ白になった。箸を持っていた手が止まり、思考が完全に停止する。 『〇〇ちゃんは? 興味ない男、ご飯に誘わないでしょ。……俺と、付き合ってよ』 嘘だ。ドッキリだ。 ドラマの番宣か何かの企画なんじゃないか。 でも、風磨くんの目は、冗談を言っている人のそれではない。 「……私、ずっと、菊池さんのこと見てたんです」 『あー、やっぱり? バレバレだったもんなぁ笑』 「違うんです! そういう意味じゃなくて……。私、本当は、菊池さんのファンだったんです。中学のときから、ずっと」 ついに、一番隠したかったことを口にした。 女優としてプロ失格だと思われるかもしれない。でも、この真っ直ぐな瞳に、嘘をついたまま答えることはできなかった。 「ずっと憧れで、ライブも行ってて、うちわも全部持ってて……! だから、今日みたいにご飯に行ってもらえるなんて、付き合ってって言われるなんて……夢にも思ってなくて……っ」 視界が滲んで、こらえていた涙が溢れそうになる。 彼にとって、私は数いる共演者の一人かもしれないけれど。 私にとって彼は、人生の半分以上を支えてくれた、たった一人の光だったから。 『……ははっ笑。最高じゃん、それ』 「笑わないでください……!」 『いや、笑うっしょ。だって俺、自分のこと好きなやつを、わざわざ口説こうとして必死にカッコつけてたわけでしょ? 超恥ずいわ笑』 風磨くんは少し恥ずかしそうに、前髪をかき上げた。 『いいよ。元オタクだろうがなんだろうが、関係ないわ。俺が今好きなのは、現場で必死に頑張ってて、飯を美味そうに食う、女優の〇〇ちゃんだから。』 風磨くんは私の顔を覗き込み、鼻先が触れそうな距離まで顔を近づけた。 『ファンとしての「好き」は、今日で卒業。……これからは、俺の彼女だから。隣にいてよ。』 「……っ、はい……!」 『ん、よろしい笑』 満足そうに笑った風磨くんの手が、私の手を、壊れ物を扱うみたいに優しく、でも力強く握りしめた。 #timeleszで妄想 #菊池風磨で妄想2025/12/19に公開34,395 回視聴 3.81%1,08910告白① ⚠️timeleszで妄想⚠️ 〈芸能界、興味ありませんか?〉 高校2年生の夏休み。 刺すような日差しが照りつける原宿の竹下通りで、男の人に声をかけられた。 それが、私の人生が大きく舵を切った瞬間だった。 自分が芸能界に入って、テレビの中でスポットライトを浴びる側になるなんて、1ミリも想像していなかった。 中学生の頃から私の世界は、菊池風磨という太陽を中心に回っていたから。 「風磨くん、今日もかっこいいなぁ……」なんて、自室でポスターを眺めながら妄想にふけるのが、私の唯一の、そして最高の癒やしだった。 自分では、鏡を見るたびに「どこにでもいる普通の顔だな」と思う。 20代になった今でも、事務所の人やファンの方が私のどこを評価してくれているのか、正直よく分かっていない。 けれど、一度足を踏み入れた場所で、中途半端なことはしたくなかった。 芽が出るまで、泥臭く、がむしゃらに、お芝居と向き合ってきたつもりだ。 中学時代、テストでいい点を取ることを条件にお母さんに泣きついて連れて行ってもらった、初めてのライブ。 高校生になって、バイト代を握りしめて買った歴代のうちわ。 お芝居に熱中して自分を失いそうになったとき、いつも支えてくれたのは彼の歌声だった。 でも。 そんな過去の思い出がすべて霞んでしまうくらい、信じられない瞬間が、今、訪れている。 目の前に、菊池風磨がいる。 防振双眼鏡越しではなく、肉眼で、手が届くような距離に。 現場に入ってきた瞬間から、彼だけが異質なほどのオーラを纏っていた。 場違いなほど美しい色の魂が、そこに存在しているかのような輝き。 彼が視界に入った瞬間、撮影前の緊張で止まらなかった嫌な汗が、スッと引いていくのが分かった。 『本日は、よろしくお願いします』 ど、どうしよう…。 ずっと夢見ていた。 もし、いつか、万が一にでも会えたらって。 やっと掴み取ったドラマのヒロイン役。 キャスト表のトップに彼の名前を見つけた日から、今日までどうやって過ごしてきたか記憶にない。 いざ対面してみると、用意していた挨拶も、気の利いた言葉も、全部どこかに飛んでいってしまった。 あぁ、やばい。 彼が、少し首を傾げて、あれ? この子、どうしたの?っていう顔をしてる。 「よっ……よろしくお願いしますっ!」 喉の奥がカラカラに乾いて、声が震えそうになるのを必死に抑える。 慌てて頭を下げると、頭上でふっと空気が緩む音がした。 『ん、笑。よろしく』 ただの挨拶。 仕事上の、社交辞令に過ぎない挨拶。 なのに、私の心臓は、ライブの爆音を浴びた時みたいに激しく脈打っている。 『緊張してます?笑』 少しだけ口角を上げて、茶化すように覗き込んでくる。 その、少し意地悪で、でも包み込むような優しさが混じった瞳。 「ガ、ガチガチにしてます笑。今回、周りの皆さんがすごい方ばかりなので……」 『そうっすよね。俺も最初、このメンツ見た時ビビりましたもん笑』 「菊池さんは、緊張しない派ですか?」 『俺? まぁ、もう大抵の事はいけます笑。バラエティで散々、無茶振りされて鍛えられたんで笑』 「ふふ、あれ、本当に面白くて大好きです」 咄嗟に出た言葉に、ハッとする。 いけない。 オタクだったことは、絶対に隠し通すと決めてる。 プロの現場に私情を持ち込むようなやつだと思われたくないし、仕事に影響が出るのは、何より彼に対して失礼だから。 『ありがとうございます。でも、もう今日は俳優・菊池風磨で行くんで笑』 「そうですね笑。頑張りましょ!」 『〇〇さんとの最初のシーン、次っすね。……スタンバイ、行きますか』 名前呼ばれた…。 大好きな、何度も口の中で転がしたあの声で、私の名前が。 これまでの苦労がすべて報われたような感じ。今ここで死んでもいいかも…。笑 〈菊池さん、〇〇さん、スタンバイお願いします!〉 スタッフの声がスタジオに響く。 深く息を吸い込み、意識を切り替えた。 どれだけ心臓がうるさくても、相手が誰であっても、演技だけは手を抜かない。 それが、表現者として彼と同じ土俵に立つための、最低限の礼儀だと思ったから。 ______________________________________ 〈カットー、お疲れ様でしたー〉 「お疲れ様でしたー」 次の台本を確認しながら楽屋へ向かう。 今日のシーン結構上手くいったかもな。 あ、風磨くん。 風磨くんが楽屋に歩いていこうとしてた。 一応、終わってからも挨拶した方がいいよね? いや、喋りたいとか…アピールとかじゃなくて…。 「菊池さんお疲れ様でした!今日凄いやりやすかったです。次のシーンもよろしくお願いします!」 『あ、お疲れ様です。○○さんすげぇ真剣でこっちもやりやすかったっす。じゃあまた次のシーンで』 そう微笑む風磨くんの笑顔が、私の心臓を高鳴らせて、止まらない。 破壊力…やば…。 プロ意識は高くいたいのに、次のシーンを撮影するのが、どんな撮影よりも楽しみになってしまっている。 ②へ #timeleszで妄想 #菊池風磨で妄想2025/12/19に公開68,904 回視聴 2.37%1,3964⚠️timeleszで妄想⚠️ 〇〇の「彼氏がいる」という言葉が嘘だと知った瞬間、俺の中で我慢していたものが溢れ出した気がした。 もう、かっこつけている場合じゃない。 仕事だとか、事務所だとか、自分の気持ちに嘘をつき続けるのは、もう限界だった。 いても立っても居られなくて、すぐに〇〇に電話をかけた。 プルルルル… 電話の音が響く間、出てくれないんじゃないかって、不安で不安でたまらなかった。 電話をかけながらも体は止まらなくて、上着を着ながら電話をかけ続けた。 「拓人…?どしたの?」 よかった……でてくれた。 〇〇の、少し心配そうな声に胸がぎゅっと握りしめられたような感覚がする。 『〇〇、もう一回だけ会いたい。お願い。どこでも会いに行くから』 声が震えた。 もう、冷静さなんて保てなかった。 「えぇ?だめだよ笑。目立っちゃうでしょ。写真とか撮られたらどうすんの。」 またそうやって。 〇〇も俺と同じ嘘つきだ。 俺を想って、優しさで、遠ざけようとしている。 もう俺は、自分を嘘をつくのを辞める。 『それでもいい。もう、嘘つくのやめる。俺の気持ち言いたい。やっぱり〇〇じゃないとダメなんだよ。』 「…おうちで待ってる。」 〇〇はそれだけ言って電話を切った。 その瞬間にはもう、荷物を掴んで、楽屋のドアを開けていた。 『ごめん原、ちょっと行ってくる。』 [おう、次の仕事まで時間あるし、ちゃんと言ってこいよ。マネージャーさんには言っとくわ] 『ありがと』 もう、嘘をつくのも、無理をするのも、かっこつけるのも、やめる。 俺にとって、仕事と同じくらい〇〇も大事な人なんだよ。 〇〇の家まで時を惜しむように足を早めた。 〇〇との時間を無くしたのは紛れもなく俺自身で、そんな時を1秒も早く取り戻さないといけないんだ。 ピーンポーン インターホンを押すと、出てきたのは、目を赤くして、キラキラした涙を浮かべた〇〇だった。 『…っは…』 息を吸う時間も惜しくて、すぐに〇〇を抱き寄せた。 久しぶりに感じる彼女の温もりに、全身の力が抜ける。 『ごめんっ、!今までごめんっ…ずっと嘘ついてた。俺は〇〇が好きっ…』 『まだ好き…今でもこんなに好きなのに…。勝手な理由でふってごめん。今更、自分勝手でごめん…。本当は…もっと早く言わなきゃ行けなかったのに。』 「拓人、落ち着いて。」 やっぱり魔法みたいなんだ。 〇〇にそう言われた瞬間、水面に一滴が落ちたみたいに、息が苦しくなくなった。 それはきっと、ずっとモヤモヤしてた心が晴れていくからだろうな。 『…っ…はぁっ…』 「私、ずっと忘れられなくて、ずっと苦しかったんだよ?」 彼女の震える声。俺が一方的に与えた苦しみ。 『ごめん…』 「でも、そのくらいまだ拓人が好き。苦しかった責任とってもらうから」 〇〇は抱きしめられたまま、少し顔を上げて、くしゃっと笑った。 またこのくしゃっとした笑顔が見れた。 『…っ、いくらでもとるよ。とらせてほしい。』 背中に回した腕に、思わず力を込める。 愛しくて、もう離したくなかった。 「拓人…ふふ、苦しいよ笑」 『ごめん笑』 「もうごめんっていうの終わり、ね?」 『わかった笑。ありがとう』 「うん笑、それでいいの。」 『こんなに急に家来て、彼氏さんに怒られちゃうかな?笑』 「ねぇ笑、知ってるくせに。」 そんな冗談を言いながら、〇〇の瞳から溢れる涙を拭った。 俺がヒーローになれるなら、やっぱりヒロインは〇〇だ。 『また俺と付き合ってくれる?』 #寺西拓人で妄想 #timeleszで妄想 2025/12/16に公開22,747 回視聴 3.38%6406⚠️timeleszで妄想⚠️ 舞台の上では「俳優の寺西拓人」でいなきゃならない。 あれから日々は目まぐるしく過ぎて、とにかく仕事に熱中した。 結果的には舞台のお仕事も沢山いただいて、ずっとやりたかったことをやらせてもらっている。 あの事を忘れるためにこんなに頑張ってる訳じゃない。 やりたかった事なんだから。 でも、心のどこかでは、きっともっと頑張れば、もっと時間が過ぎれば、〇〇を迎えに行けるんじゃないかって思ってる節もあるかもしれない。 そうすれば、事務所の人も何も言わないんじゃないかって。 あのくしゃっと笑う無邪気な笑顔は今でも忘れることはなくて、カメラロールからも心の中からも消せなくて。 その度に、今は仕事に集中する。これからは1人でも大丈夫だって自分に言い聞かせてた。 迎えに行けたら、〇〇はなんて言うかな。 今日の仕事は原と一緒の撮影だった。 いつも通りの風景だな笑 [テラさぁ、最近頑張りすぎじゃね?ちょっと休んだ方がいいんじゃねぇの?] 『大丈夫だって笑。』 [じゃあこの後のスケジュール言ってみ] 『えっと、舞台の稽古やって、ドラマの台本確認して、午後からは移動して。今日はそれだけ』 [ふーん。移動中なにすんの?] 『ドラマの台本の続きとミュージカルの振りの動画みて、あとは…』 [はい頑張りすぎー。やんなきゃいけないことあると思うけど、もう充分頑張ってんだから移動中くらい寝たら?] 『んー…まぁ、』 [今日は頑張るの禁止令な] 『えー笑。わかったよ』 とは言われても、やらなきゃいけないことが山ほどある。 もっと頑張らないと。 移動中でも寝てられない。 都内で舞台の稽古をして、空き時間にはドラマの台本の確認をしながら移動まで時間を潰した。 移動中も台本の確認と、振り入れ動画の確認。 明日のスケジュール確認して、ブログ書いて。 原に言われたこと全部破ってるな笑 マネージャーさんと別れて、帰りの電車に乗って、やっと一息。 はぁ、明日も頑張らないと。 改札を抜けて、いつも通り歩く。 あー、ここのパン屋さん内装新しくなったんだなぁ。 🎶~君が8なら僕は2になる〜 聞き覚えのある音楽。 〇〇が着信音にしてた曲だ。 思わず音が鳴る方に振り返ると、今度は見覚えのある姿があった。 『っ…〇〇っ?』 そう呟くと、スマホを見ていた〇〇が顔を上げた。 久しぶりに見るその姿に息が止まりそうになった。 髪の毛伸びたんだなとか、メイクの仕方少し変わってるかもなとか視界から感じられる、前と違う情報が多すぎて、視界が明日のスケジュールより忙しかった。 「拓人…」 『……久しぶり。元気だった?』 元彼のテンプレみたいな言葉しか出なかった。 聞きたいことは沢山あるのに、話したいことはあるのに、言葉が出なかったんだ。 「元気だよ。拓人は…ちょっと痩せた?大丈夫?顔色悪いよ。」 『大丈夫大丈夫。ちょっと移動で疲れただけだし。今は頑張り時だから笑』 「頑張ってるもんね、応援してるけど無理しないで。かっこつけなくてもいいんだよ。私の時くらいは。」 そう言われた途端、魔法みたいに心が軽くなった。 あぁ、いつからか、俺はかっこつけることが癖になってたのかな。 いつも、頑張んなきゃもっともっとって無意識に自分を追い詰めてたのかもしれない。 今だけは『〇〇の隣にいられる俺』に戻れるんだ。 舞台上の寺西拓人じゃなくて、かっこつけなくていい自然体でいられる。 『ありがとう』 「…じゃあね。頑張って。」 そう言って〇〇はくしゃっと笑った。 またその、くしゃっと笑う笑顔。 それが好きでたまらないんだよ。 その笑顔を見るだけで、胸がこう…ぎゅっとなるんだよ。 また胸がぎゅっとなって、引き止めずにはいられなかった。 『…ねぇ、待って。一つだけ聞いていい?』 「なに?」 『彼氏…できた?』 「…あー…彼氏ね…いるよ。」 そうだと思った。 そりゃ、〇〇もこんな別れ方した戻ってこない男を待っているほど馬鹿じゃない。 『そう…なんだ。そっか…。笑』 『じゃあ、また。』 〇〇が他の誰かといるって、分かっていても胸の奥が締め付けられて、また息ができなくなりそうだった。 『俺の事は忘れて、幸せになって』なんて。 そんなこと、前に言ったっけ。 そんな、かりそめの言葉の代わりに、本当は俺が迎えに行きたかった、本当は俺の隣にいて欲しかったって、素直な気持ちを伝えられたらまた何か違ったのかな。 『じゃあまた』なんていったのは俺なりの最大の強がりだった。 この先どれだけの時が過ぎ去っても、きっと俺の心の針は動かないまま止まったまま。 ______________________________________ [また無理しただろ。絶対俺の禁止令無視したな?!] 次の日の仕事はまた原も一緒だった。 気遣ってくれる人がいるのはありがたい事だけど、騒がしいな笑。 『ふっ笑、ごめんって』 [昨日より顔色悪いけど、てか目腫れてね?泣いた?] 『…泣いてない』 原が顔を覗き込んできた。 多分、いや確実にバレてる。 [またなんかあった?] 『…〇〇とまだ連絡とってる?』 [え?とってるけど] 『昨日〇〇とばったりあったんだよね。彼氏できたんだってさ。』 [は?あいつ彼氏いねぇよ?よく会ってる後輩はいるらしいけど、彼氏じゃないってこの前言ってたわ] 『え?』 また〇〇の優しい嘘だ。 俺をまた戻らせないようにそうしたんだろうな。 よく見る典型的な恋愛映画みたいに、二人は最後結ばれるみたいな、そんなのが現実になって欲しい。 ヒーローは俺で〇〇がヒロイン役になって欲しいんだ。 願いが叶うのなら、まだ間に合うなら。 もう一度、今度は俺も自分に嘘をつかないで、伝えたい。 止まっていた針が、また動き出した気がした。 ②へ #寺西拓人で妄想 #timeleszで妄想 @🍓🍀🫶 様リクエスト2025/12/13に公開23,880 回視聴 3.54%7106⚠️timeleszで妄想⚠️ はぁ…。私が何もしなくても太陽は登るし、また落ちる。 今日も私が何もしなくても太陽は登ったみたいだ。 そして、明るい日差しが差し込んだ部屋で目覚める。 洗面所まで行って、勝利の黄色い歯ブラシをみつめながら歯を磨く。 いつも勝利が使ってたそれが、今はただの置き物のようにそこにある。 部屋のどこを見ても勝利のものが目に入る。 あー、泊まりに来た時に置いていったやつか。返さないとな。 あぁそっか。 昨日のこと、全部夢じゃなかったんだ。 それを自覚した途端、仕事に行く気力も、何もかも抜けてしまった気がした。 今日はもう休んじゃおっかな。 「本日発熱のため、有給を使わせていただくことは可能でしょうか。急な連絡で申し訳ないです。」 そんなLINEを上司に送ってまた布団に入った。 枕カバーこの前洗濯したんだっけ? こんなに柔軟剤の匂い強かったっけな。 勝利と同じ匂いがして、最悪。 柔軟剤同じにしたのが仇となるとは。 勝利の残り香が、この空間にあまりにも色濃く残っている。 この匂いも記憶も全部夢ならいいのに。 ラインッ 1人でゴロゴロしてるうちに、スマホの通知音が鳴った。 あー、上司かな? スマホを見ると、「勝利」と表示されていた。 え?なんで? 直ぐに既読をつけたくなくて、トーク画面を長押しして内容を確認した。 『今日荷物取りに行っていい?』 あー…荷物か。 勝手な話だけど、あっちから連絡してきてくれて少しだけ、良かったなって思ってしまった。自分から連絡する勇気はなかったから。 一旦、放っておこ。 どうせ、今すぐ返信したところで、この重い空気が変わるわけでもない。 あーもうっ、記憶なくなんないかな。 勝利も、私も。 無くなれよー…。 そんなこと唱えても眠れずいつの間にか昼が過ぎてた。 明日、上司になんて言われるかな。怖いな。 勝利とも会わないといけないのかぁ。 こういう弱気な所も振られた原因かな。 1人でいるのに、勝利のことばっかり頭から離れず、まだ2人でいるみたいだな。笑 勝利にはお昼すぎにようやく返信した。 「いいよ。何時にくる?」 『仕事終わったら行く。7時くらいかな』 「わかった」 このやり取りにもため息しかでなかった。 ようやく重い体を起こし、鏡の前に立つ。 人と会う、ましてや勝利に会うのに、恥ずかしくない程度に、身なりを整える。 腫れた目は保冷剤で冷やして、もう泣かないように。 それから…勝利の荷物まとめないとな。 あんまり顔見てたら、きっと泣いちゃうから。 服は持って帰ってもらわないとな。 後、なんだろう。 消耗品は捨てればいいし、写真も要らないでしょ。 そう思って、見ないふりをして、写真を入れてたディズニーの缶に蓋をする。 意外と持ってくもの少ないのかも。 この服は、二人でお揃いのやつだっけ。 これも、勝利はいらないだろうな。 ピンポーン あれ?もう7時か。 ドアを開けると、見慣れた顔。 でも表情は見慣れたものじゃなくて、気まずそうな申し訳なさそうな顔。 昨日しか見たことない顔だった。 『ごめんね急に。』 「大丈夫だよ、荷物どれ持ってくの?一応少しまとめたけど。」 私の声は、自分が思っていたよりもずっと震えていなかった。 『ありがと。』 勝利が部屋に入り、まとめておいた彼の荷物を見始めた。 私は特に何もやることもなく、ただスマホを見つめた。 会話のないこの時間が、1番虚しい。 同じ空間にいるのに、もう前のような関係じゃない。 ここで過ごした二人の時間が、急速に色褪せて、薄いフィルムの向こうの出来事になっていくような気がした。 『これで、いいかな。後は捨てちゃっていいから』 「わかった。」 『…じゃあ、』 「うん。じゃあね」 これ以上、何も言葉は出てこなかった。 余計なことを言ってしまうのが怖くて、目を合わせることもできなかった。 勝利が出ていって、ドアが閉まる音がした。 その音が、まるで二人の関係を繋いでいた赤い糸が、音を立ててちぎれてしまうように聞こえた。 1人で玄関に立ち尽くして、ドアを見つめた。 何やってんだろ。 勝利がいなくなった途端、涙が止まらなかった。 勝利が、これからその好きな人と二人で過ごしていく時間。 手を繋ぐこと、キスをすること。 どうでもいいような会話。 些細な喧嘩。 そんなの全部、私以外の誰ともしてほしくない。 次の日もその次の日も、何度も開いたホーム画面に通知はなくて。 何を期待してんだ。 もう来るわけないのに。 あれで最後なのに。 通知のないホーム画面を眺めながら食べる昼ごはんは味がしない。 痩せれるかもなぁ笑。 悪い夢なら早く覚めて。 目を覚ませば、勝利が隣で、いつものように静かに寝てる。 そんな現実があってほしい。 #佐藤勝利で妄想 #timeleszで妄想 @ホチ🍎🫧 様リクエスト2025/12/07に公開20,352 回視聴 2.16%3843⚠️timeleszで妄想⚠️ 俺ってなんでこんなに運が悪いんだろう。 なかなか人生は思い通りにいかない。 グッパーでグーをだしたのは俺と周杜だけだった。 パーを出したのは△△ちゃんと、しのと、〇〇ちゃん。 まぁ、まぁ周杜の隣は楽しいけどっ! 新幹線で席に座ると、お互いなんで隣がお前なんだよ感が醸しでてた。 《隣、将生くんかぁ》 [なんで嫌そうなんだよ笑] 《えー、だって笑。△△ちゃんの隣が良かったなって》 俺だって、〇〇ちゃんの隣が良かったわっ。 なんなら、俺は〇〇ちゃんと隣じゃなかっただけじゃなくて、よりによって〇〇ちゃんがしのの隣だなんて。 あれから諦めようと自分に言い聞かせてた。 もう恋なんて、絵空事くらいに考えていた。 でも、そんな前提を崩すくらい今日の〇〇ちゃんのビジュは予想の斜め上すぎた。 可愛すぎるんだって! 修学旅行だから可愛くしてきたんだろうな。 朝、駅に歩いてくる姿が輝いて見えて、あれからずっと干からびてた心が瞬く間に潤っていくみたいなそんな感覚がした。 《ねぇ将生くん、大輝ってあの子好きなのかな。》 […んー、どうなんだろうね。] 《将生はどうなの?いつもあの子見てるけど》 [え?…いや別に…なんとも思ってないよ] 《そっかぁ》 周杜ニヤニヤしてるし。 わかって聞いてるでしょこいつ。 大阪に着くまで、後ろからしのと〇〇ちゃんの会話が聞こえてくるの以外は普通に楽しかった。 聞こえてくる会話が、時折俺の胸をチクチク刺す。 1日目は大阪城と、道頓堀。 5人で回ってると、奇数だからどうしても2人ずつになっちゃうことが多い。 周杜は△△ちゃんにべったりだし。 〇〇ちゃんはしのと一緒にいたいだろうなと思って、俺は少し後ろを歩いてた。 「将生くんっ、どした?もっとこっち来なよー!みんなで回らないと楽しくないじゃん??」 なんでこんなに優しいんだろ。 こういうとこが、好きだ。 この優しさが表面的だとしても、俺の気持ちがバレてて確信的にやったとしても、そんなのはどっちでもいい。 …いや、良くは無いだろ。本当は。 俺にだけ特別であってほしい。 ただ、この優しい言葉ひとつで、また期待してしまう自分がいる。 諦めたはずなのに、小さな光に縋り付いてしまう。 [うん、ありがと] 俺がそう答えると、〇〇ちゃんはにっこり笑って、またしのと並んで歩き始めた。 ああ、その笑顔は、しのに向けられているんだ。 そうだよな。わかってたことじゃん。 本音を言えば、これは全然良くない。 2日目の朝。 ユニバなんて遠いからこんな機会がないと学生には中々行けないから修学旅行で1番楽しみだった。 それも、〇〇ちゃんと来れるって言うのがたまらなく嬉しい。 やべー、テンションあがる。 朝食で、思わず最初に○○ちゃんを探してしまう。 いつもの制服姿とは違う、綺麗に髪を巻いた〇〇ちゃんの姿は、まるで映画のヒロインみたいに輝いて見えた。 えっ…〇〇ちゃん髪の毛綺麗に巻いてるし… 心の声が漏れそうになって、慌てて口を閉じる。 いつもと違う○○ちゃんに、また心を奪われるような気がした。 もう、○○ちゃんから目が離せない。 ______________________________________________ 『はい、じゃあ今から自由行動です。18時にはここ集合でよろしくお願いします』 寺西先生がそう言うと生徒たちはみんなちらばっていく。 《せっかくだからカチューシャつけたい!》 周杜がセサミストリートでお揃いにしたいって言うからまずはショップに行くことにした。 周杜と△△ちゃんは楽しそうにカチューシャを選んでた。 なんか、いいなぁ。 俺も〇〇ちゃんとあんな風にわいわい選びたい、なんて。 「どれがいいかなぁ」 「あ、篠塚くんクッキーモンスターがいいじゃん!ちょっとかがんで?」 しのがかがむと〇〇ちゃんは、しのの頭にカチューシャをつけた。 えっ。ずるい。 それはだって、いくらなんでもっ… 『ええなこれ。』 「将生くんはモッピーがいいんじゃない?笑。顔似てる笑」 [ほんと?笑。] 「絶対似合うよ」 〇〇ちゃんがカチューシャを俺に差し出してきた。 一瞬、期待した。俺の頭につけてくれるんじゃないか、って。 でも、○○ちゃんはただ差し出しただけ。 あ…俺にはつけてくれないよね。 まぁ、そうだよね。 こんな小さな差が、期待すればするだけ落胆も大きい。 [どう?似合う?] 「めっちゃ似合う!笑」 [ねぇ笑、半笑いじゃない?] 「笑ってないって笑」 うわぁ、こういう会話楽しー…。 たったこれだけのやり取りで、俺の心はまた満たされる。 呆れるほどに単純で本当に嫌になる。 「じゃあ私はエルモにしよっ」 エルモをつけた〇〇ちゃんとクッキーモンスターをつけたしの。 ペア感半端ないな…。 2人の姿は悔しいくらいにお似合いだった。 ______________________________________________ さっきから聞こえてくる悲鳴は、フライングダイナソーの方から。 …まじで怖そう。 絶叫苦手な訳じゃないけど…流石にこれは…。 《これやばっ。乗ろー!》 なんで周杜はそのテンションで乗ろうってなれるんだよ笑。 [ほんとに乗るの?] 『楽しそうやし、乗ろーや』 しのまで乗り気だし…。 ここで「怖い」なんて言ったら、かっこ悪い。特に〇〇ちゃんの前では、絶対に。 逆にチャンスじゃない? 乗り終わって○○ちゃんが怖がってたら、大丈夫?なんて声掛けて心配してあげられるんじゃない?そしたらかっこいいんじゃない? なんて。そんな妄想さえ今は愛しい。 ______________________________________________ [……やばかった…。] ほんとに空を飛んでるみたいで死ぬほど怖かった。 俺絶叫苦手じゃないはずだったのにな…。 最悪だ、めっちゃビビって、かっこ悪。 まぁ周杜もめっちゃビビってたけど。 しのはなんであんなにニコニコで乗れるんだよ。 「将生くん大丈夫?笑」 [なんとか…いやっ、全然大丈夫] 「ふふっ笑。無理しないでね。飲み物飲んだ方がいいよ」 結局心配される側か…。 こんなダサいやつにも、○○ちゃんはやっぱり優しい。 諦めたはずだったのに…どんどん君に落ちていく。 もう為す術もないくらいに。 少し優しくされたくらいでまた好きになってっちゃうなんて、単純すぎるだろ。 こんなはずじゃないのに、1人で浮かれて。 ○○ちゃんはしのの事が好きなんだよ。 そんなの、とうに知り尽くしてる。 でも、俺の脳は都合がいいみたいで、そんな事実も都合よく忘れていく。 「はぁ…楽しかった。また一緒に来れたらいいね」 ○○ちゃんの何気ないひと言が俺の胸をざわめかす。 そう言う○○ちゃんの目線はしのに向いてたから。 俺には、またなんてないだろうな。 それでもいいんだ。○○ちゃんが幸せなら。 そう思いたいけど、やっぱり、いや、良くない。 気付けばまた○○ちゃんのことばかり考えてしまう。 また動き出したこの想いは 俺程度じゃ止められやしない。 どうしようもないくらい、好きだ。 #橋本将生で妄想 #timeleszで妄想 2025/12/07に公開19,077 回視聴 3.65%6016⚠️timeleszで妄想⚠️ 2日目はユニバ。 この日が1番楽しみだった。 『はい、じゃあ今から自由行動です。18時にはここ集合でよろしくお願いします』 寺西先生がそう言い終えると、生徒たちが散らばっていく。 《せっかくだからカチューシャつけたい!》 〈どれつける??〉 《みんなでお揃いにしよーよ、あれなんだっけあれ、あの赤い人》 〈赤い人?笑、エルモ?〉 《そー!エルモ!》 ショップに行くとセサミストリートのカチューシャが並んでた。 なんかこの、黄色のキャラ周杜くんに似てるかも笑 〈周杜くんこれがいいじゃん笑〉 《えー?これ?じゃあこれにする!じゃあ△△ちゃんは…これ!》 周杜くんがビビットピンクのキャラクターのカチューシャを差し出してきた。 〈これ?笑。なんか髪の毛やばくないこの子笑。じゃあこれにするよ笑〉 《やったーお揃い!》 みんなでお揃いのカチューシャをして、いっぱい写真撮ったり、アトラクションに乗ったりした。 フライングダイナソーにのって橋本くんが死んだ顔してたのが面白かったな笑 ハリーポッターエリアに行くと、見覚えのある後ろ姿の2人がいた。 寺西先生と○○先生だ。 『おっ、周杜たちじゃん』 《寺西先生、なんか奢ってください!》 『えー笑、しょうがないな』 寺西先生にスイーツを奢ってもらって、一緒に写真を撮った。 寺西先生と、写真、撮れちゃった…。 嬉しくてたまらなくて、お気に入りに追加した。 『じゃまた18時にねー』 そう言って○○先生と2人で歩いていく姿が、なんだか、すごくお似合いで…胸が苦しくなった。 別に○○先生と付き合ってるわけじゃないと思うし…多分。 楽しそうにしてるのもきっと同僚だからだよ。 そう分かっているけど私がいかに子供なのか見せつけられたような気がした。 《△△ちゃん?どしたの?》 周杜くんの声にハッとした。 〈んーん、なんでもない。行こ!時間なくなっちゃうよ!〉 あっという間に18時は来た。 『はい、じゃあホテル戻ります!バス乗ってください』 ホテルでバイキングを食べて、お風呂に入って、部屋に戻った。 スマホを見ると1件の通知。 しゅーと:《いまから将生と大輝とお部屋いっていい?》 こういうのなんか修学旅行って感じでワクワクする。 〈○○ちゃんみんな部屋来るってさ〉 「えっ?!篠塚くん来るの?!ちょっと待って」 急いで準備してる○○ちゃんを横目に周杜くんに〈いいよ〉と返信した。 しばらくすると周杜くんたちが部屋に来た。 ドアを開けるとニコニコの周杜くんと後ろには真顔の篠塚くんと多分連れてこられたんだろうなって感じの橋本くんがいた。 《やっほ》 5人で今日の事とか明日の事を話しながら過ごした。 なんか、青春してるなって感じ笑 あ、昼間買った飲み物、あと少しでなくなるな。 〈あ、ちょっと飲み物買ってこようかな〉 《俺も行くー!》 〈じゃあちょっと行ってくるね〉 周杜くんと二人で自販機まで歩いた。 自販機の近くに行くと話し声が聞こえた。 もう消灯時間の後だから誰かいたらちょっとやばいかもな。 『いいじゃん誰もいないし、ちょっとだけ』 「はっ…これちょっとじゃないよねっ」 『ふふっ笑、ごめんって』 え…?寺西先生と〇〇先生の声…? 《ちょっとまってて、俺見てくるから》 周杜くんが曲がり角が少し覗いた。 「え?…猪俣くん?」 《…やばっ、何も見てないですから!》 「ちょっと待っ…」 《△△ちゃん行こっ!》 周杜くんに手を引かれて、遠くの廊下まで走った。 え、寺西先生と〇〇先生が、なんで? なんかほんとに仲良さそうに話してた…? あの2人はいつからあんなに甘い空気を出すようになったんだろう。 もしかして… 私いっつも寺西先生を見てたのに、何も見えてなかったみたい 寺西先生ばかり見てたせいで 視線の先に気付けないまま。 なんて愚かなんだろう私 《…△ちゃん…ねぇ△△ちゃん聞いてる?》 そんなことしか頭になくて、周杜くんに話しかけられてた事に気が付かなかった。 〈あ…ごめん、危なかったね〉 《…やっぱり寺西先生がいい?》 〈え?〉 周杜くんの目がまっすぐ私を見つめる。 まるで私の心を見透かしているみたい。 私の中の弱い虫は、今も私の中にいる。 今日はこんなに楽しかったのに、どうしてだろう。 私なんだか、どうしたんだろう。 涙が止まらない。 《寺西先生じゃなくてさ、俺じゃ、やだ?》 《俺の方が△△ちゃんのいいとこいっぱい言えるし、△△ちゃんのこと、好きだよ。》 《泣かないで、△△ちゃんが泣いたら俺も泣いちゃう》 周杜くんが私の頬を伝う涙を手で拭ってくれた。 〈やっぱり周杜くんは優しいね〉 でももう、涙は自分の手で拭くよ。 きっと寺西先生の目に映る 〇〇先生の匂いを 知ってしまったから、昨日までの世界には もう戻れない。 でも、戻らなくても、良いのかもしれない。 きっと私の目に映る寺西先生の笑顔はもう忘れられない。 でも、思い返せば、今日がこんなに楽しかったのは他でもない、周杜くんがいたから。 昨日までの世界にはもう、戻らない。 #寺西拓人で妄想 #猪俣周杜で妄想 #timeleszで妄想 2025/11/30に公開17,829 回視聴 3.08%4796⚠️timeleszで妄想⚠️ まだ外は薄暗くて、アラームもまだ鳴っていない。 何か月も前から楽しみにしてたせいかな。 いつもはアラームが何回鳴っても起きないくせに、今日はやけに早く目が覚めちゃった。 大阪と広島の修学旅行。 周杜くんが誘ってくれたおかげで、授業でどこに行くか班の5人で話したり、準備期間も楽しかった。 いざ出発の直前になると、この時間が終わって欲しくなくて、準備期間が一番楽しいのかもしれないなんて思ってしまう。 何より嬉しいのは寺西先生が引率に来てくれること。 今日は一日中一緒にいられる。 明日も明後日も。 もちろん修学旅行だから二人きりではないけど、学校の外で私服の寺西先生が見られる。 想像するだけで…やばい。 いつもこんなことばかり考えて、私キモイな笑。 荷物の最終チェックをして、少しでも可愛く見られたくて選んだ私服に着替え、メイクとヘアセットも済ませた。 駅の集合場所に行くと、先生たちがもう待っていた。 その中に、もちろん寺西先生もいた。 いつもとは違う、カジュアルな私服姿。 うわあ、イメージ通りの服だな。 見つめていると、ふいに先生と目が合ってしまった。 『△△、おはよう』 いつもの、穏やかで優しい大好きな声。 〈おはようございます〉 寺西先生の授業の時間は一瞬で過ぎ去る。 多分この修学旅行も朝の準備の時間を返して欲しいくらい、一瞬でお別れの時間が来るんだろうな。 そこへ、私の名前を呼ぶ元気な声がした。 《△△ちゃーん!おはよ!》 〈周杜くん、おはよう。元気だね笑〉 《楽しみすぎてさぁ、今日早く起きれた!》 〈私も笑〉 新幹線の席はグッパーで決めたから、周杜くんは橋本くんと〇〇先生の隣。 私はその後ろの席で篠塚くんと○○ちゃんの隣だった。 篠塚くんとはあんまり喋ったことないけど、○○ちゃんとは普通に仲がいいからここの席で良かったな。 何より、斜め前の席に寺西先生が座っているのが見えるのが嬉しかった。 《寺西先生は?彼女いないの?》 前から周杜くんの声が聞こえて、思わず息を飲んだ。 そんなこと聞いちゃう?? 聞きたくないけれど、ものすごい気になる。 もし「いるよ」なんて言われたらどうしよう。 『俺?笑。どーかなぁ?笑』 《それ、いるやつだ!》 『どーでしょうねー笑』 否定しないってことはいるってこと…? 嫌な考えがぐるぐると頭を回る。 まるで、私の中の弱い虫が心を食い荒らしてるみたいだった。 1日目は大阪城と道頓堀観光。 大阪城に着いてからは周杜くんのハイテンションに圧倒され、さっきの不安は忘れかけていた。 《大阪城すごくない?!みんな写真撮ろ!こっちきて!》 みんなと一緒に写真を撮って、敷地内を回った。 《△△ちゃん、写真撮ろ》 3人が前を歩いてる時、周杜くんが私の耳元で囁いた。 〈みんな呼ぶ?〉 《違う2人で撮りたいの》 〈2人?いいけど〉 《やった、じゃあもっとこっち寄って》 周杜くんに手を引かれて、顔が結構な距離まで近づいた。 手…掴まれてる…。 なんかちょっと距離、近いかも…? 不覚にもドキドキしてしまう自分がいた。 周杜くんはこういうの気にしない系なのかな。 その後は道頓堀で食べ歩きをして、ホテルに向かった。 部屋は、○○ちゃんと同じ部屋。 「△△ちゃんって周杜くんのこと好きなの?」 夜、ベットに入ると、○○ちゃんがニヤニヤしながら聞いてきた。 な、なんで周杜くん?? 〈え?周杜くんは友達だよ普通に笑、周杜くんもなんとも思ってないでしょ〉 「そうかなぁ笑」 〈○○ちゃんは篠塚くんでしょ?〉 ○○ちゃんはとてつもなく分かりやすい。 見る度にあー、篠塚くんのことが好きなんだろうなってわかるくらいに。 「えっ?!いやちがっ…くはないけどっ、」 〈やっぱり笑〉 夜中の恋バナも修学旅行の醍醐味。 これがあと3日。楽しくて仕方なかった。 ②へ #寺西拓人で妄想 #猪俣周杜で妄想 #timeleszで妄想 2025/11/30に公開20,822 回視聴 3.61%65321234...5>次へ×インフルエンサーコンテンツCSVダウンロードフォロワー総数、フォロワー増減数、エンゲージメント数、エンゲージメント率ダウンロード※ データには投稿ID, 投稿URL, 説明文, 再生数の他、LIKE数, コメント数, シェア数, 動画尺, 公開日が含まれます。 コンテンツをCSVでダウンロード